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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

安倍潰し!必死の沖縄メディア

2013-07-13 07:40:53 | 県知事選

 

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 沖縄の新聞が偏向している等といえば、昨今のネットの普及で「何をいまさら」と笑い飛ばされるのがオチだ。

参院選を前に、沖縄2紙が「反安倍政権」にフル回転の印象操作記事を書くのは想定内だが、公共の電波を使用し総務省の管理下にあるテレビが、あからさまな偏向報道をしてはならないはず。

テレ朝系QABテレビの「反安倍政権」の印象操作は極めて巧妙である。

QABテレビ 2013年7月11日 19時28分

2013参院選 有権者100人に聞きました

参院選も選挙戦まっただ中、有権者は何を求めて1票を投じようと思っているのか。QAB恒例の沖縄本島縦断取材「あなたの声を聞かせてください」。注目の争点、教育、経済、アメリカ軍基地、憲法について、100人にマイクを向けました。

大矢記者「今朝の穏やかな海は、嵐の前の静けさのようです。沖縄、そして日本の未来を大きく左右する参院選。焦点となる、経済福祉、経済雇用、アメリカ軍基地、そして憲法について、県民のみなさんはどう感じているのでしょうか。ここ沖縄本島最北端から『あなたの声を聞かせてください!』スタートします!」

【辺戸岬】「やっぱり商売していますので、経済。僕たちみたいな工芸品も落ち込んでる」「憲法9条も問題だったりとか、そういうの気になっています」「戦争体験しました。また戦争はしないように、あってくださいって、政治家に言いたいです」

【東村】「世の中、不景気なんで、もっと景気よくなってほしい」「米軍基地反対!」「私は憲法だ」「9条があるから、これまで60何年間、まがいなりにも平和でいられたということで、これをなぜ返る必要があるのか疑問を感じる」

【名護市】「経済。食べていくのがやっと」「名護は結構結婚が早いんで、みんなちゃんとした定職に就きたい。就職が決まって、安定すれば、家庭も安定して、子どもとかも増えるかな」「孫なんかの教育が遅れているじゃないかな。私もいま5人いますけど、そういうところに力を入れるべきじゃないか」「子育てにも基地はいらない。平和が第一だから、お金があっても戦争が来たら何もならない」「地元の人は辺野古に移すの絶対反対していますから、そのまま絶対に貫いてほしい

【沖縄市】「生活が出来ないさーね。仕事もないし。60歳も過ぎたらもう仕事が探しにくくて、困っているの」「軍の兵隊さんとかは街に出なくなって来ちゃったし」「若い人たちの働ける場所、将来の夢を持てる場所を作れるような政策」

【宜野湾市】「やかましいさね、飛行機は。根っこが動かんと。もうアメリカ行って、大統領に『こっちに住んでごらん』っていわないと」「憲法がちょっと気になるねって思った。(Qどうしてですか?)なんかいろんな戦争とかね、また巻き込まれるような感じがして」「お母さんが働かないとやっていけないという現状があるので、そういうお母さんたちいっぱいいるんじゃないかと思って」「認可の方に行きたいと言っているんですよね、娘は。(Q厳しいですか?)厳しいです」「就活があるので、よくなってほしいと思って」「沖縄は他の県に比べて雇用とかが少ないと思うので、そこをちょっと重視したほうがいいかな」

【糸満市】「経済だな。生活がよくなるようにさ。(Q農家はいま生活は楽?)いま全然楽ではない」「アベノミクスとか言っているけど、あまり思ったような景気はないんじゃないかなと思って」「こどもがいるので、保育園とかそういう施設がもっと増えたりとかいいな」「あのひめゆり学徒の方々が職場にいましたので、その方々がいま危ないよって。前の教育に戻ってきているような気がしますって、とても危機感感じていらっしゃるのね。やっぱり憲法です、いまのところは。これ絶対変えてほしくないですね」

【那覇市】「簡単に言えば全世界の人といい(ビジネス)関係持ったなら、いいつながりになるんじゃないかと思います。あんまり政治を混ぜないで、民間の視点でみて。それが一番いいんじゃないかな」「いまの憲法と改正の憲法案見たんですよ、比較して。それまでそんなに関心なかったんですけど、鳥肌立ちました。どの政治家に入れても無駄とかね、誰がやっても一緒よとおっしゃるけど、違うんじゃないかな」

大矢記者「参院選、あなたの声を聞かせてください。今回は県内の有権者100人話を聞きました。ごらんのように、福祉や教育、経済や雇用の問題に、若い世代が関心をもっていることがわかりました」

県内各地では、選挙戦の舌戦が繰り広げられています。選挙で約束したことを実現できる候補者か見極める力も有権者には、求められています。

 
先ず注目してほしいのは、このアンケートは支持候補、支持政党のアンケートではなく、「参院選の争点は何か」というアンケートであること。
 
沖縄メディアの報道から受ける印象は「沖縄県民は年中基地問題で怒りに震えている」という印象だが、アンケートの結果は県民が関心がある争点は①経済・雇用、②教育・福祉、③米軍基地、④憲法という順である。
 
QABテレビにはお気の毒だが、米軍基地にはそれほど関心がないことがわかる。
 
だが、何気ないアンケートの中に「安倍内閣を支持したら戦争が起きる」といった印象のコメントを盛り込んで、見事に「反安倍」の番組を作っている。
 
最近の人は番組の顔色を読んで、「カットされない」コメントをするようになっていると聞く。
 
折角、「アベノミクス支援」のコメントをしても放映されなきゃ、何にもならない。
 
最近筆者の知人Tさんが、RBCテレビのインタビューで普天間移設を問われ「辺野古が現実的」と持論を展開したら全てカットされたとぼやいていた。
 
               ☆

黒田総裁「経済に前向きな循環の動き」

7月11日 17時4分
黒田総裁「経済に前向きな循環の動き」
 

日銀の黒田総裁は、金融政策決定会合のあとの記者会見で、2年半ぶりに「回復」という表現を使って景気判断を上方修正したことについて、企業が設備投資を増やすなど経済に前向きな循環の動きが出始めているためだと説明しました。

この中で黒田総裁は、景気判断を「回復」という表現で上方修正した理由について「企業部門において所得から支出へという前向きの循環メカニズムが次第に働き始めている」と述べ、設備投資などで前向きな動きが出ているためだと説明しました。
そのうえで「先行した為替や株など金融市場だけでなく、実体経済も緩やかに回復しつつあることがはっきりしており、日銀が想定した方向で経済が動いている」と強調しました。
その一方、賃金が増えず景気回復を実感できないという指摘があることについて、黒田総裁は「有効求人倍率や失業率は明らかに改善している。賃金がすぐに上がるのは難しいかもしれないが、ボーナスなどの報酬や所得自体は着実に伸びていく」と述べ、景気の回復は次第に実感を伴ったものになるという認識を示しました。
また、中国経済が減速し先行きに懸念が出ていることについては「内需を中心に安定して成長すると見ていて、実体経済に大きな不確実性があるとは思わないが、シャドーバンキングの問題などに十分注視する必要がある」と述べ、銀行を介さずに行われている資金の取り引きが中国の金融システムなどに与える影響について懸念を示しました。

                       ☆

安倍内閣が登場し、年末・年始の休暇を挟んでまだ半年余りである事を考えれば、アベノミクスが一応の成果を上げ始めていることに異論を唱えるものは少ない。

勿論長年続いた不景気から好景気に転換するのは、テレビのチャンネルを切り替えるように、一気にできるものではない。 

沖縄タイムスの昨日の社説によると、アベノミクスは、まるで国民を苦しめる政策であるかのような印象だ。

社説[アベノミクス]格差なき成長を論じよ 2013年7月12日 09時49

>有効求人倍率が改善したとはいえ正社員の求人比率は上がらず、失業率は横ばいのままだ。

>毎月勤労統計調査で、基本給など所定内給与は5月まで12カ月連続で減少が続く。

>円安で輸入原材料価格が上がり、小麦粉や食用油など身近な食料品の値上げが相次いでいる。

>電気料金の引き上げも招いた。

>これでは大多数の庶民にとり、政策の恩恵を受けるどころか、逆に家計は厳しさを増しているのではないか。

>アベノミクスは大都市や大企業重視の印象が強い。

で、沖縄タイムスは一体どのような経済政策をすれば良し、とするのか。

対案なき批判は、バカでもできる。

バカ丸出しの沖縄タイムスの安倍批判に説得力はない。

>政策の効果が、都市部や大企業、富裕層にとどまらず、既に疲弊している地方や中小企業まで波及し、暮らし向きが良くなったと国民が実感できるようにならなければアベノミクスが成功したと評価することはできない。

繰り返すが、安倍内閣は成立後半年余しか経っていない。 

この短期間で「都市部や大企業、富裕層にとどまらず、既に疲弊している地方や中小企業まで波及し、暮らし向きが良くなったと国民が実感できる」状況にするのは、魔術でも使わなければ不可能である。

沖縄タイムスが、そんな魔術を知っているなら是非ご披露願いたいものである。

                ☆

沖縄タイムスは昨日の選挙特集「選択の視点」で安倍内閣の「外交的失敗」を、日米首脳会談で、会談の時間が中国側の方が長かったことを理由に、「日本の存在感が薄れてきた」だとか「日本は蚊帳の外におかれた」などと、いまだに繰り返している。

「安倍政権は、『強固な日米関係』を強調している。 だが、肝心の米国の視線は日本を飛び越え、中国に向いているように移る。」

何とかして日米の間に楔を打ちたい気持ちが見え見えだが、まともに反論するのも疲れるので過去記事を引用してこれに代える。

 

 ■ オスプレイ、海自護衛艦に初の着艦 日米共同訓練
< 今回の日米の共同訓練をめぐっては中国側がアメリカ側に中止を要請しましたが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、としています。(15日11:17)>

                    ☆

この離島奪還の日米共同訓練が尖閣侵略を目論む中国を意識したものであることは自明のことだが、中国側がアメリカ側に訓練中止を要請したが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、として拒否している。

日米首脳会談で、会談の時間が中国側のほうが長かったことを理由に、「日本の存在感が薄れてきた」だとか「日本は蚊帳の外におかれた」などと、沖縄紙は印象操作記事を書きまくった。 ⇒日本は蚊帳の外?米中首脳会議で

琉球新報は、会談直後の6月10日の社説でこう述べている。

2月に訪米した安倍晋三首相とオバマ大統領との会談は2時間余だったが、米国は今回、習主席を破格の厚遇で迎え、会談は約8時間に及んだ。
 米軍基地問題をめぐり、日本政府は沖縄の民意などお構いなしに米国の施策を受け入れてきた。主権国家の影が薄い日本は、軽く扱われているのではないか。>(2013年6月10日  琉球新報・社説

 

 一方の琉球新報は「護憲」のためには恥じも外聞もかなぐり捨てたかのように、三日連続の社説で「9条の意味をかみしめる」らしい。

かみしめ過ぎて、歯が欠けないように気をつけてほしい。

7月12日 琉球新報
社説:憲法(中)参院選 9条の意味 かみしめたい 

戦争の放棄、戦力の不保持を掲げる9条は、近隣諸国への侵略を含め国内外の戦闘でおびただしい数の市民が犠牲となった反省から生まれた。安倍晋三首相をはじめ、すべての政治家は、この歴史的事実と真摯(しんし)に向き合わなければならない。
 
自民党の改憲草案は、現行憲法9条2項の戦力不保持と交戦権否定のくだりを削除し「自衛権の発動を妨げない」と記述し、「国防軍」を保持するとしている。かつて吉田茂首相は国会で、戦争の多くは「自衛の名において戦われた」と指摘し、現行憲法は「自衛の名においても(戦争を)放棄している」と説明した。9条があったので日本は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争に参加せず、犠牲者を出さず、他国の人の命を奪うこともなかった。しかし国防軍創設は、自衛という名の下に戦争ができる国になることを意味し、9条の精神を骨抜きにしてしまう。
 
自民党改憲草案の解説資料として作成した「Q&A」は「自衛権には集団的自衛権が含まれる」と明記している。集団的自衛権を行使すれば、米国が一方的に始めた戦争に日本が引きずり込まれてしまう。集団的自衛権は抑止力にならず、日本人がテロの標的になる可能性が高まる。同盟国を守ることは当然の義務だというが、国家の第一の役割は自国民の命と財産を守ることであることを忘れてはならない。
 
草案9条の2は「公の秩序」維持のためにも、国防軍が出動すると定める。すると政府が「公の秩序」を害すると判断すれば、市民運動を鎮圧することもあり得る。沖縄戦の教訓から導き出されたように、軍隊は国家を守る組織であり、決して住民を守らないことを指摘しておきたい。 
国防軍は規律を維持するために市民法とは別の軍法を持つ。機密保持を目的に、国民の知る権利が狭められる恐れもある。戦争や内乱など有事には緊急事態を宣言して内閣に権限を集中させると定めるから、人権保障の制限も可能だ。権力を縛るという憲法本来の役割を失い、国民主権を否定しかねない内容だ。参院選は9条がどうあるべきかを問う選挙でもある。日本の平和のために、その規定の意味を深く吟味し、かみしめたい。

7月11日 琉球新報
社説 参院選・憲法(上)96条改正は変則的だ

安倍晋三首相は1月の衆院本会議で「まずは(憲法)96条改正に取り組む」と明言した。だが今、議論は沈静化した感がある。しかし選挙後再び浮上するであろう。各党は改正の是非を堂々と争点に掲げ、正面から論じるべきだ。
 
96条は憲法改正の手続きを定める。衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成、国民投票で過半数の賛成という2段階の手続きが必要と規定する。これに対し、自民党の憲法草案は「衆参両院の総議員の過半数、国民投票の有効投票の過半数」へと改めるよう求める。日本維新の会も手続き緩和を求めている。過半数で改正できる他の法律と異なり、憲法は改正手続きが厳格だから「硬性憲法」と呼ばれる。「軟性」はイスラエルやタイなど4カ国にすぎず、世界の圧倒的大多数が硬性憲法である。
 
自民党は「世界的に見ても改正しにくい憲法だ」と主張するが、疑問だ。例えば米国は上下両院の3分の2以上の賛成と、4分の3以上の州議会の承認を必要とする。確かに米国は第二次大戦後6回改正したが、いずれもこの厳格な手続きを経た上で実施したものだ。つまり、それほど広範な国民の支持を得て改正しているのだ。憲法の改正要件を緩和した例は世界中で一つもない。改正したければその中身を堂々と掲げ、広範な支持を得て改正するのが筋であろう。それだけの支持を得るのが難しいから、手続きの方を先に改正しようとするのは、小林節慶応大教授の言葉を借りれば「裏口入学のようなやり方」だ。小林氏は、岸信介元首相が会長だった自民党の自主憲法制定国民会議にも参加していた改憲論者である。
 
そもそも憲法がなぜ「硬性」か。民主主義国で権力を握るのは国民の多数派だが、多数派も過ちを犯すことがあるからだ。多数意思の暴走の怖さは、ナチスが選挙を経て権力を握った歴史が示している。今も、例えば米軍普天間飛行場に関し、沖縄県民の意思を圧殺し、沖縄だけに移設先を限定しようというのが国民の多数派である点を見れば、多数決の怖さが分かる。少数派を圧殺しかねない多数決の怖さ、暴走しがちな人間の弱さに着目し、権力を縛るのが憲法の役割であり、憲法が硬性であるゆえんだ。それが立憲主義であり、近代の英知、到達点である。その重みをみしめるべきだ。

 

【ままけ】

【動画」2点

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中国工作員の巣窟!沖縄県議会は

2013-07-12 07:34:04 | ★原稿

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本日開催予定の講演会です。

 

『田母神俊夫先生 講演会』


日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)

連絡先 090-8305-4896

20130712田母神俊雄講演会

                 ☆

沖縄が沖縄戦ネタで、日本にゆすりたかりを繰り返すのは韓国が慰安婦問題などで日本をゆするのと同じだ。

沖縄県民としては真に不本意ではあるが、全面否定できないのが残念である。

韓国との「ゆすりの連帯」を示すのが、沖縄メディアの報道姿勢だ。

この手のゆすりネタを狂喜乱舞するように一面トップで報じる沖縄タイムスは、やはり発狂新聞の名に相応しい。

  

 

強制労働で新日鉄住金に賠償命令 韓国初、ソウル高裁

 


 新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、判決を前に拳を掲げる原告の呂運沢さん(右から2人目)と支援者たち=10日、ソウル高裁前(共同)

 

 【ソウル共同】朝鮮半島の植民地時代に日本の製鉄所で強制労働させられたとして、韓国人4人が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、ソウル高裁は10日、同社に請求通り計4億ウォン(約3500万円)の支払いを命じる原告勝訴の判決を言い渡した。

 戦後補償問題で韓国の裁判所が日本企業に賠償を命じたのは初。韓国では同様の5件の訴訟に加え、新たに日本企業を提訴する動きがあり、高裁判断は他の訴訟にも大きく影響する見通しだ。

 新日鉄住金は「日韓請求権協定を否定する不当判決」とコメント、速やかに韓国の最高裁に上告する方針を示した

                                         ☆

記事では特に説明もつけず、被告側のコメントとして「日韓請求権協定を否定する不当判決」とだけ掲載しているが、法治国家であればこのコメントが全てである。

日韓基本条約の請求権に関する協定で、「個別の請求権に関する問題は完全かつ最終的に解決されたと確認する」「相手国家に対する個別請求権は放棄する」と述べられている。

国際的にはこの問題は終わっているのだ。

今頃になって個別の賠償請求をすることは、国家間で結ばれた条約を反故にする行為である。

到底まともな近代国家のすべき行為ではない。

もっとも韓国を近代的法治国家と認めた場合の話だが・・・。

 
韓国は、盧武鉉政権時に、日本統治時代に親日だった人が築いた財産を没収できるという、近代法における法の不遡及を無視し財産権を侵害する法律を作った前歴がある。

 

この程度の国を近代国家と認めること自体に無理があるようだ。

 

とはいっても被告の新日鉄住金は、降りかかる火の粉は払わなければならない。

当然上告すべきだが、韓国は政府も政府なら司法も司法だ。

韓国最高裁のこれまでの判断からいうと、上告は棄却の公算が大きいという。

賠償命令が確定すれば、日本企業の韓国での保有資産が差し押さえられる恐れもあるともいう。

そうなるとこの問題を一企業の問題として看過すべきではない。

そうなる前に日本政府は外交問題として取り上げ、韓国が公権力を行使しないよう強く働きかけるべきである。

                  ☆

 

オスプレイ追加に抗議決議、県議会全会一致2013年7月11日 12時23分 
 
 県議会(喜納昌春議長)は11日、6月定例会最終本会議で、米軍普天間飛行場へのオスプレイ追加配備と嘉手納基地へのF22戦闘機の暫定配備延長に抗議する決議案と意見書案を採択した。国の防音補助対象に認可外保育園を含めるよう求める意見書案も可決した。いずれも全会一致。米軍基地関係特別委、文教厚生委のメンバーが近く上京し、関係省庁に直接申し入れる。

 

 抗議決議について、議案提出者代表の新垣清涼氏(県民ネット)は「県民の怒りと不安、墜落への恐怖は払拭ふっしょくされておらず、県民の声を無視し続ける両政府の対応は、言語道断で到底容認できるものではない」と批判した。

 

                   ☆

オスプレイは安全で離島防衛の抑止力として威力を発揮する、と防衛白書で述べられている。

オスプレイの沖縄配備は国防案件であるにもかかわらず、「全会一位」でオスプレイの追加配備に反対の決議をする沖縄県議会。

国の専管事項に対する越権行為ではないのか。

今時オスプレイを「危険な欠陥機」などと反対するのは沖縄ぐらいのもの。

県会議員ともあろう者が、情弱の老害活動家並みの貧弱な「オスプレイ情報」を根拠に、国の防衛施策に反旗を翻すのは越権行為を通り越して、尖閣侵略を目論む中国に対するラブコールと撮られても仕方がない。

沖縄県議の面々は、中国が尖閣侵略を目論んでから、自衛隊機の対中国機緊急発進が多くなっているのに気がついてはいるのだろうか。

対中国機緊急発進は依然高水準 4~6月2013年7月10日 19時17分
さらに中国は尖閣侵略に海軍の出動も視野に入れ始めている。 

中国の海洋監視船、海軍とも連携 尖閣周辺海域で

 【北京共同】中国共産党機関紙、人民日報(電子版)によると、中国海軍軍事学術研究所のケイ広海研究員(大佐)は11日、沖縄県・尖閣諸島の周辺海域での海洋監視船によるパトロールについて「監視船が活動中、海軍は遠くないところで停泊し、監視船に危険が発生した場合、速やかに駆け付ける」と述べ、両者が密に連携を取っていることを明らかにした。

 尖閣をめぐる日中の対立については「日本が領有権問題を認めていない」として、解決の道筋は見えてないと指摘。さらに、仮に日本が「問題」を認めたとしても「歴史認識問題」に関わるため「抜本的解決は困難」との見方を示した。2013/07/11 17:35   【共同通信

 中国:尖閣対応強化 国家海洋局を改編

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 【北京・石原聖】中国政府が海洋監視活動の強化などを目的に関連部局を再編し、監視船を統合運用する「中国海警局」を新設したことが10日分かった。警察にあたる公安省の指導を受けると規定。警察権が付与されたことから、日本の海上保安庁に相当する海上警察組織が発足したことになる。3月の全国人民代表大会(全人代)で中国海警局の設置は決まっていた。 続きを読む

                  ☆

中国の動きに対応し、尖閣諸島などの離島防衛に「海兵隊」構想も浮上しているくらいだ。

そうなるとオスプレイの沖縄配備はなおさら不可欠な国防施策の要件となる。

政府・自民:尖閣受け「海兵隊」構想浮上-離島防衛で日米共同訓練も

 

  7月11日(ブルームバーグ):6月後半に米カリフォルニア州で実施された米軍と自衛隊などによる離島奪還訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦」。陸、海、空の3自衛隊から約1000人が参加したが、東アジア情勢が緊迫化すればこうしたスキルがいつか実際の離島防衛に必要になる可能性も否定できない。

「島しょ防衛を念頭に緊急事態における初動対処、事態の推移に応じた迅速な増援、海洋からの強襲着上陸による離島奪回等を可能とするため、自衛隊に『海兵隊的機能』を付与する」-。自民党国防部会と安全保障調査会が5月末にまとめた提言は、政府が年内に策定する新たな「防衛計画の大綱」で尖閣諸島などの離島防衛を充実強化するよう求めた。

               ☆

尖閣近海では中国の侵略行為が目に余る状況。

このような緊急事態に、沖縄県議会は中国への抗議決議は知らぬ顔。

それどころか、尖閣防衛の切り札であるオスプレイの沖縄配備に反対決議をする県議会。

沖縄県議会は平和ボケの集団!

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集団自決者も準軍属に、貶められた旧日本兵(4)

2013-07-11 11:59:11 | ★パンドラの箱訴訟

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【連載】貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (4)

遺族会幹部証言/集団自決者も準軍属

 沖縄県遺族連合会のある役員は、同会が内部向けに発行した記念誌を提供してくれ
た。

 同誌に掲載されている座談会では、援護法の申請・適用に従事した遺族会幹部の苦労話がつづられている。その中で戦没者の処遇に関する発言のみを抜粋、引用する。ある幹部は語る。

 <就職十日目に「厚生省から係官が来るから座間味と渡嘉敷の集団自決を調べて来なさい」と言われて慶良間に行きました。援護法が出来たばかりで勉強もしていなかったので驚きながら、すぐ船で座間味に行き二泊して村役所で集団自決の話を聞き、船を用意してもらい渡嘉敷に渡り、渡嘉敷に二泊して集団自決の状況を聞き取り、事務所に戻ってレポートを提出しました。「大変な仕事を仰せつかったなあ」と思いましたが、のちに集団自決も戦闘協力で「準軍属扱い」処遇につながったのでいいことをした、と今ではおもいます。
 これが私の遺族会での初仕事です。>

 一人でも多くの県民に援護法を適用させるよう努力をしたことが証言で分かる。

 <戦没学徒の身分確定は、「十七歳以上は軍人」という規定があって四、五年生は十七歳以上で軍人なのですが「十七歳以下は軍属、女子は軍属」つまり一番戦死者が多い通信隊は二、三年生で十七歳未満で、肩章をつけていたのに軍属なんです。

 これには納得がいかず昭和三十年に「沖縄戦戦没学徒援護会」を作ってそこを中心に陳情や街頭での署名運動を展開しました。

 一万名の署名が集り、日本遺族会事務局長だった徳永正利先生が来沖された時にこれをお預けして、本土に持ち帰られ、国会で激論されて五年位かかって「男子学徒の戦没者は年齢を問わず全員陸軍上等兵にする」「女子は軍属とする」と身分が確定されました。>

 17歳以下の学徒は誇りを持って日本軍と一緒に戦ったのであるから、「軍人」「軍属」として扱われるべきだとする遺族会の主張が認められた。戦後盛んに言われたように、沖縄県民、その中でも、学徒隊は「被害者」でも「哀れな乙女」でもないのである。

 また、軍人軍属の戦死を証明する「死亡公報」も重要な事務処理のひとつだった。
遺族の申し出を元に、戦没日時、場所、死亡時の状況、発見者を添えることが必要とされていた。

 <「沖縄戦で亡くなった軍人・軍属の死没処理」がありました。

 沖縄戦で戦没した沖縄本籍の軍人・軍属の数は約二万五千名なんですが、昭和二十九年の時点で死没処理された戦死公報の受領者は六千八百名。まだ約一万八千名が戸籍上は生きていて、「援護金の請求が出来ない遺族」が大勢いました。それで「戦死公報をとる」ため各市町村を回り、学徒は「現認書」(現認書類)、軍人・軍属は「申立書」を、遺族から聞いて代筆して書きあげました。>

(「沖縄戦の真実」取材班

                  ☆

              ☆

 

【おまけ】富村順一氏の独白

       

将校と自決した慰安婦

 実は私は約五年間、大阪の高島屋の前で路上生活をしながら沖縄戦を訴えてました。梅沢隊長は何十回も私の所へ来て下さいました。

 一番悲しいのは、慰安婦から従軍看護婦になった女性のことです。一人の将校が重傷を負い、慰安婦だった朝鮮人女性が野戦看護婦となり、看病に当たった。重傷の将校は意識が朦朧としたのか、「お母さん、お母さん」と叫ぶので、その看護婦は自分の乳房を将校の口に含ませたようです。すると二、三分は唸り声も治まるが、また繰り返す。その野戦看護婦はそばに居た衛生兵達に「外へ出て下さい。わたしがお伴します」と云って、自分の乳房を将校に含ませた儘、手榴弾を爆破させ、自爆したということです。この朝鮮人慰安婦は当時朝鮮は日本だったので、日本の皇民化教育を受け、日本の女性として誇りを以て、負傷した将校と共に自決したのだと思います。

沖縄人の見た沖縄戦② -座間味に咲けよ桜と木槿-      

 昭和史研究会会報130号 沖縄人の見た沖縄戦 ② 富村順一

 

 オモニーが語る木槿さん

 話は違いますが、私が高島屋の前の軒下で五年以上、雨の日も風の日も路上生活していた頃、月に二、三回私の所にホルモン焼きやキムチの漬物を持ってくるお婆ちゃんがいました。時々私が訴える話をじっと聞いていましたが、ある日のこと「実は座間味島に木槿の木を植えたい」という話がありました。「何故あなたは座間味島に木槿の木を植えたいのですか」と訊いたところ、「一年足らずであったが座間味に居りました。金木槿という友達が座間味島で戦死をしました。実は私は木槿さんと一緒にお仕事をしていました」と話されたのです。木槿と同じ釜山の出身で、座間味島に来たようです。金木槿さんとは隣近所で、朝鮮人に騙されて日本に来てくれと云われ、慰安婦にさせられたと云うことです。「木槿の家もよく知ってますが、名前と同じような木槿の木を彼女のお父さんが庭に植えていて、毎年その花は咲いてます。私はその木槿の花を見るのが辛くて、また日本にやって来ました。」

 余り詳しくは語りませんでしたが、座間味島で日本兵と共に自決した金木槿さんの友であり、戦場の慰安婦でもあり、また看護婦でもあった女性でした。

 朝鮮人に騙され慰安婦に 

 その女は釜山の中学校を卒業してます。木槿さんは大正生まれで、日本人として生まれて日本人として学校に行ったそうです。そうして朝鮮の病院で見習い看護婦をやっていたのですが、同じ朝鮮人に、日本に病院の仕事があるからと騙されて日本に連れて来られたのです。強制連行されたのではありません。これはそのオモニーの話です。

 そのオモニーは奥さんを亡くした韓国人の後妻になってホルモン焼き屋をしていたんです。難波にお店があったようで、一週間に一遍来てくれました。そして私が梅沢さんと相談して書いた座間味の看板を見て話しかけてきたのです。私はあんな達筆の看板は書けない。私が頼んで梅沢さんが公園で書いたんです。

 私が高島屋の正面玄関の前でそんなことが出来たのは、野村秋介さんのお蔭でもあるんです。野村秋介さんが山口組の南一家のヘンジャンテさんに頼んでくれたんです。東京でも野村秋介さんが、やくざ者に妨害されないように紹介状を書いてくれ、木刀まで貰いました。

 桜と木槿を座間味の島に

 私はその女性と約束したことがあります。いずれ一緒に力を合わせてあの座間味の島に木槿だけではなくて、日本の桜も植えようではないか。一緒に自決した軍人は桜に譬え、木槿は韓国の花であるから、二つ一緒に並べて植えれば、天国の二人も喜ぶのではないか、というような話をしたこともあります。 だがそれから私は高島屋の前に出られなくなって、その小母さんと会うことが出来なくなりましたが、たしか大阪の生野区にいらっしゃるという風に話してました。

 もし自決した慰安婦が日本人であったならば、大和撫子として誉め称えられたと思う。

 今度の裁判(集団自決冤罪訴訟―中村)は元部隊長を支援するだけではありません。元部隊長の無実を明らかにすることで教科書を正しく直すことも私の目的の一つです。

 また仮え朝鮮人慰安婦であっても、戦場で従軍看護婦となり、負傷した日本軍人のお供をして自決したとなれば、放っておいてはいけません。日本人として日本の教育を受け、少くとも大和魂があったからこそ、自決したと私は思ってます。私は大和魂には余り賛成しませんが、彼女はそう信じて日本軍人のお供をした訳ですから、私は日本政府だけでなく国民もその慰安婦に感謝すべきだと思います。

 自決した沖縄出身の大城明さんにとっては六十年経ってもまだ戦争は終っていなかった訳です。その自決に追い込んだのは『沖縄タイムス』、沖教組、関係者が捏造した本が原因です。これでは大城明君も報われない。また野戦看護婦として自決した金木槿さんも浮ばれない。いま私は、いずれ体が回復すればあの座間味島に木槿の木と桜の木を植えたいのが願望です。そのことについて協力して下さるという方々もいらっしゃいます。私は一日も早くそれが実現出来るようにいま努力しています。彼女は日本の教育を受け、私の想像では大和撫子の魂をもって自決し、お供したと思います。(完)

              ★

 沖縄タイムスなど沖縄メディアが担ぐ神輿にに乗った富村順一氏。

沖縄タイムス御用達の識者でいる限りは、沖縄メディアに文章を書いたり、講演活動などで、それなりの生活が出来たはず。

だが、富村氏が独特の動物的嗅覚で「集団自決の真相」を知ってしまってからは、それまでの生活は一変、極貧生活になる。 

富村氏の経済的基盤を支えていたサヨク勢力との付き合いを一切断ったからだ。

そしてサヨク活動家の暴力で、車椅子生活を余儀なくされても「大江・岩波集団自決訴訟」では不自由な体をおして原告応援に駆けつけた。

「人間、死ぬ前には嘘はつかない」という話しは、どうやら本当のようだ。

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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コメント (4)

黙れ!ヤクザ国家、GJの防衛白書

2013-07-11 07:22:47 | ★パンドラの箱訴訟

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【告知】

本日も午後2時~3時の間に2回目の更新をして、世界日報「連載」の『貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実』を紹介します。

                   ★

わが国の防衛白書の発表に中国が「脅威」などといちゃもんをつけた。

暴力と恫喝で隣国の南シナ海、東シナ海の侵略を狙うヤクザ国家に、「脅威」などと言われる筋合いはない。

「SHUT UP]のひと言で済む。

防衛白書の要旨

 9日の閣議に報告された2013年版防衛白書の要旨は次の通り。
 【第1部 わが国を取り巻く安全保障環境】
 〔概観〕北朝鮮によるミサイル発射や核実験を含む挑発行為、中国による領海侵入・領空侵犯など、一層厳しさを増している。冷戦後も領土問題や(朝鮮半島の)統一問題が残され、わが国固有の領土である北方領土や竹島の問題が未解決のまま存在。米軍のプレゼンスは依然として非常に重要だ。
 〔米国〕安保戦略の重点をアジア太平洋地域に置く方針を打ち出しているが、国防歳出の強制削減の影響が注目される。
 〔北朝鮮〕核実験はわが国の安全に対する重大な脅威、北東アジアおよび国際社会の平和と安定を著しく害するもので、断じて容認できない。弾道ミサイル開発は新たな段階に入ったと考えられ、能力向上と移転・拡散の観点から広く国際社会にとって差し迫った問題だ。
 〔中国〕周辺国との利害対立問題で、力による現状変更の試みを含む高圧的とも指摘される対応を示している。軍事力の急速な近代化は地域・国際社会の懸念事項で、透明性を高めていくことが望まれる。わが国周辺で領海侵入や領空侵犯、不測の事態を招きかねない危険な行動を伴うものが見られ、極めて遺憾。射撃管制用レーダーの使用を否定するなど事実に反する説明を行っている。国際的規範の共有・順守が求められる。
 〔ロシア〕わが国への近接飛行などに活発化の傾向が見られる。
 〔サイバー空間〕多くの外国軍隊が攻撃能力を開発中とされる。政府機関や軍隊へのサイバー攻撃が多発しており、中国、ロシア、北朝鮮の関与が指摘されている。
 【第2部 わが国の防衛政策と日米安保体制】
 〔防衛大綱見直し〕弾道ミサイルの脅威に対する実効的な抑止・対処能力や、輸送力・機動力を含む島しょ防衛能力などを精力的に検討中。
 〔防衛費〕減少を続けていた防衛関係費を実質11年ぶりに増額。
 〔オスプレイ〕優れた性能を有し、沖縄配備で在日米軍全体の抑止力が強化され、地域の平和と安定に大きく寄与する。
 〔日米防衛協力の指針見直し〕防衛省内に研究チームを設置、日米審議官級を含むさまざまなレベルで議論を進めている。
 【第3部 わが国の防衛に関する施策】
 〔周辺海空域の安全確保〕接続水域を潜航する潜水艦を確認。中国機への緊急発進回数が初めてロシア機を上回った。
 〔島しょ防衛〕万一島しょを占領された場合は航空機や艦艇による射撃で敵を制圧後、陸自部隊を着上陸させるなど奪回作戦を行う。
 〔弾道ミサイル対応〕北朝鮮はミサイル発射示唆を含む挑発的行動を繰り返し実施。防衛省・自衛隊はいかなる事態にも国民の生命・財産を守るべく万全の態勢をとっている。
 〔在外邦人輸送〕輸送手段への車両追加などを内容とする自衛隊法改正案を国会に提出した。(2013/07/09-09:44

                                    ☆

仮想敵国。

ロシアに代わって中国が、わが国の最大の仮想敵国であることは論を待たない。

尖閣諸島の奪取を目論み、領海侵入などの挑発行動をやめない最近の中国の状況を見れば中国が仮想敵国であることは明白だ。

白書は中国の挑発行為を「不測の事態を招きかねない危険な行動」と強く批判した。 これまでの中国に遠慮した表現とは大きな違いであり、GJである。 白書の公表も一種の外交メッセージであり、自衛隊に「海兵隊的機能」を持たせる意義に言及したことは離島防衛の大きな抑止力になる。与那国島に沿岸監視部隊を配備することも抑止力の第一歩である。。

最近の日米合同の離島奪還訓練を含め、南西諸島防衛の強化を通じて、日本は自らの抑止力を高めなければならない。

>〔オスプレイ〕優れた性能を有し、沖縄配備で在日米軍全体の抑止力が強化され、地域の平和と安定に大きく寄与する。

防衛白書に「地域の平和と安定に大きく寄与する」と明記されていることはオスプレイが「危険な欠陥機」ではないことの証明であり、軍用輸送機としてはこれ以上の「安全性の担保」はない。

10日の沖縄タイムスは振り上げた拳を下ろすわけにはいかないのか、一応の批判をしているが、ことここに至っては、何の説得力もなく、批判すればするほど空しくなってくる。

社説 [防衛白書] いつまで続く過重負担

米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場への配備については1節2ページをあて、配備の意義や安全性を強調している。

 白書はオスプレイの機能がいかに優れているかを数字で示し、抑止力向上につながることを強調する。だがここには訓練にさらされる地元住民の視点はない。

 安全性について「十分に確認された」とするが、日米で合意した約束事さえ守られていないのが現状だ。県が運用ルール違反を国に指摘、調査を求めた。これに対し、日米から非公式に「ルール違反はない」との回答が寄せられている。合意には「運用上必要な場合を除き」などの文言があり、運用上必要であれば違反にはあたらない、というのが米軍側の解釈だ。
 追加配備にも言及しているが、仲井真弘多知事らは白書が公表された9日、国に見直しを求めている。

 

国防案件は国の専管事項であり、オスプレイの沖縄配備もその一環である。

そんな中、仲井真県知事の発言は、何処までが本音なのか理解に苦しむ。

 知事、オスプレイ追加配備見直し要請

 2013年7月9日 09時52分

 <【東京】仲井真弘多知事は8日、外務省に岸田文雄外相を訪ね、米軍普天間飛行場への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの追加配備について、中止を含めた見直しや配置分散、運用ルールの順守など6項目を要請した。岸田氏は「配備への厳しい声、不安の声をわれわれはしっかり認識しなければいけない。要請をしっかり受け止め、具体的な回答を返せるように努力したい」と応じた。>

県知事も岸田外相も沖縄2紙の顔色を窺うようなパフォーマンス発言は、うんざりだ。

いい加減にしてほしい。

岸田外相は、こう発言すべきだ。

「オスプレイの沖縄配備は、日米安保に基づく輸送機の機種更新に過ぎない」

「オスプレイの沖縄配備は国防案件なので、国の専管事項である」

沖縄タイムスが祖国と仰ぐ中国が早速いちゃもんをつけてきた。

 

中国外務省「悪意もち脅威あおってる」 防衛白書に反発

「悪意をもち教委をあおっている」のはどっちだ!(怒)

毎年無制限に軍事費を増やし続けるヤクザ国家に対しては、

「黙れ!」

「お前にだけは言われたくない!」

のひと言で充分だろう。

 

そして「脅威」とはこういう事を言う。  

中国、尖閣近くの東シナ海で実弾射撃訓練

 

           

            ★

沖縄2紙が決して報じることのない「南の島から来た特攻隊」の話しを、八重山日報が報じている。

20137月10日

特攻31人を刻銘へ 沖縄戦で石垣から出撃 伊舍堂中佐顕彰碑

 

 伊舍堂用久中佐と隊員の顕彰碑建立期成会の三木巌会長は9日、八重山日報の取材に対し、沖縄戦で石垣島から出撃した特攻隊員31人すべての名前を顕彰碑に刻銘する考えを明らかにした。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

 ■7月9日

 

石垣から31人が特攻 伊舍堂中佐ら皮切りに

 
 知覧特攻平和会館が発行している陸軍特攻隊員の名簿(伊舍堂用八氏所蔵)。出撃順になっており、一番最初に伊舍堂中佐の名がある。用八氏が蛍光ペンでラインを引いている。
 知覧特攻平和会館が発行している陸軍特攻隊員の名簿(伊舍堂用八氏所蔵)。出撃順になっており、一番最初に伊舍堂中佐の名がある。用八氏が蛍光ペンでラインを引いている。

 石垣島では、沖縄戦末期、陸軍の特攻(特別攻撃)第1号として白保飛行場を飛び立ち、米艦隊に体当たりした伊舍堂用久中佐(当時24)の顕彰碑建立が進む。特攻隊員の遺品などを展示している鹿児島県知覧特攻平和会館発行の特攻隊員名簿によると、石垣島からは伊舍堂中佐を皮切りに、31人の特攻隊員が出撃したことが分かっている。

 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

 

■7月8日

 

「国境の危機」とは⑥ 仲新城 誠

 伊舍堂中佐の業績
 ところで現在、石垣島では終戦記念日の8月15日に特攻隊の顕彰碑が建立されます。戦後68年、このタイミングで特攻隊の顕彰碑が建立されるのは、全国でも石垣島しかないでしょう。
 顕彰される特攻隊員は伊舍堂用久中佐という人で、石垣島出身です。1945年3月26日、沖縄戦の特攻(特別攻撃)第一号として石垣島を飛び立ち、彼が指揮する飛行隊など計10機とともに慶良間諸島沖で米軍空母に体当たり攻撃を敢行しました。中佐は当時24歳でした。

 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

 
 【おまけ】2
 

 

沖縄戦で民間人が日本兵に親切にされたとか、日本軍から沢山食糧を貰っていたなどの証言は多数ある。
 
だが、これは決して沖縄メディアで報じられることはない。

たとえ取材されても改竄され、新聞どころか公的刊行物に沖縄戦史として「日本兵の悪行」が掲載されている例もある。

次は元教員の上原義雄先生の「やさしい日本兵」の証言です

7分40秒から 

沖縄戦当時、食糧を沢山日本軍から貰った事を思い出し、言葉に詰まる元教員の上原義雄氏。仕方なく撮影を中断して撮り直しています。

【動画】 1/4【沖縄の真実】労組と日教組[桜H22/8/7]

戦後、既に68年も経過している。

そろそろ、捏造された「残虐非道な日本軍」の神話とも決別する時期に来ている。

 

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コメント (1)

連載3、「軍命自決」記述を手引き

2013-07-10 12:29:52 | ★パンドラの箱訴訟

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■7月10日付世界日報記事

【連載】貶められた旧日本兵 「援護法」に隠された沖縄戦の真実(3)
戦闘参加者概況表/「軍命自決」記述を手引き

 当時、援護法の申請に関わった関係者の証言によると、当初は厳しかった申請書の受理条件が、関係者の熱心な折衝の結果徐々に緩和され、ついには「裏の手引書」とも言える冊子「戦闘参加者概況表」によって、一般住民に対する援護法の適用が容易になった。 この冊子は、昭和32年7月頃、琉球政府が作成したとみられる門外不出の援護法適用申請の記載マニュアル。20項目を示した「沖縄戦の戦闘参加者処理要項」の発表に合わせて発行された。取材陣が入手したものは、昭和55年に沖縄県が再版したもの。沖縄県公文書館に保管され、表紙にはカク秘の印が押されている。
 「概況表」は、「沖縄戦の戦闘参加者処理要項」に該当する20項目について、地域と場所、そしてサンプル文が書かれており、援護法適用を申請する際に実際にマニュアルとして使用されたものだ。

<⑥「食糧供出」 概況 戦闘開始後においても軍は食糧、馬糧の供出を要請していたため、各市町村長は区長に割当て、区長は壕長(の避難壕毎に指名された区長の分身者)に命じ砲爆撃、機銃掃射の危険を冒して食糧を収集(芋掘り、野菜取り、豚、牛、山羊の集荷等)して軍の戦力維持に協力した。>。対象期間は昭和20年4月上旬と指定、対象地域(協力市町村)は、「西原、浦添以南の地域各市町村、北部は本部、今帰仁、羽地、国頭、大宜味」となっている。

 <⑧「壕の提供」 部隊の配備変更による壕の不足或は前線から後退した部隊のため、或は患者収容所等を新設又は拡張するため、或は作戦上の必要から部隊の壕を交換するため艦砲砲爆撃又は機銃掃射、火焔放射、ガソリンによる焼払いに晒されて死亡した者が相当多かった。>。この項目の期間と地域について、北部は昭和20年中旬から終戦まで、中部は同年4月初旬から終戦まで、南部は同年5月下旬から終戦と指定している。

 そして、日本軍のイメージを決定的に悪いものに仕立てたのが集団自決をめぐる記述だ。なお、この部分は、渡嘉敷村がホームページ「慶良間諸島の沖縄戦」で引用している。

 <⑮「集団自決」 狭小なる沖縄周辺において、米軍が上陸直前又は上陸直後に警備隊長は日頃の計画に基づいて島民を一箇所に集合を命じ「住民は男、女老若を問わず軍と行動を共に行動し、いやしくも敵に降伏することなく各自所持する手榴弾を以って対抗出来る処までは対抗し癒々と言うときにはいさぎよく死花を咲かせ」と自決命令を下したために住民はその命をそのまま信じ集団自決をなしたるものである。尚沖縄本島内においては個々に米軍に抵抗した後、手榴弾で自決したものもある。>。「集団自決の地域」は座間味村、渡嘉敷村、伊江村に限定し、日付はそれぞれ昭和20年3月26日、同年3月28日、同年4月21日と定めている。

 この記述により「集団自決」した者は乳幼児までも「戦闘協力者」と認定する根拠となった。当時の厚生省が琉球政府による戦闘協力者の拡大解釈を黙認したため、後世の大きな悲劇を生んでいく。「集団自決」「壕の提供」「食糧提供」の事実は後に、左翼学者やマスコミによって「軍の自決命令」「食糧強奪」「壕からの追い出し」という言葉に変わり、極悪な日本軍のイメージを作り上げていったのである。

(「沖縄戦の真実」取材班)

                                    ☆

 

■富村順一氏の独白(2)

座間味との出会い

 私が座間味島に行ったのは
座間味戦記を書くことが目的ではありませんでした。

1960, 70年頃、私は東京の練馬区にいました。
当時私は、愛犬を連れて毎日、朝早く練馬の駅の前を散歩してましたが、
駅の前に『世界日報』という新聞が箱に入れられ、
「三十円を入れて、自由にお取り下さい」と張り紙がありました。
幼い時から余り良い人生を送ってないので、三十円の金を入れずに毎
日のようにその新聞を読んでいました。

ある日のこと、沖縄出身の宮平という牧師のことが記事になりました。
その牧師がインドネシアに於いてインドネシア解放、独立のために
日本軍から武器を譲り受け解放戦線に渡し、
その先頭に立ってインドネシア軍と共に戦ったという記事でした。

 私はそのような素晴らしい沖縄人がいたかと思い、連載されたその記事を
読み、いつかそのことを本に書いてみたいと思い、座間味島に行きました。

 役場に行き宮平牧師を捜したところ、親戚の宮平さんという方で島一番の
お年寄りの家を訪ねて行きました。
私が宮平牧師のことを話すと、そのお爺さんは「あゝ、あの中野無線〔注〕か。
あいつがインドネシアで日本軍から武器を引き取り、
解放軍と共に戦ったことはよく知ってる。
中野無線のことだからオランダ軍のこともよく知ってる。
だから彼は解放軍の一指揮官として戦った。

そのインドネシアのことよりは、この座間味戦記を書いてくれ」
と話しながら、お爺ちゃんは押入れから四冊の本を取り出してきました。

『鉄の暴風』『家の光』『沖縄県史』、沖縄県教職員組合が書いた『沖縄戦の真相』。
この四冊の本をテーブルの上に置き、手拳を振り上げて本を叩き、
「この四冊の本は嘘なんだ。
梅沢隊長が自決命令を出したというのはまるっきり嘘、
自決は我々村の有志が決めたものなんだ。
このようなことを書かれたのでは、お国のために日本の勝利を願い自決して
いった校長や村長郵便局長の魂が浮かばれない。

何とか真実を公表できないものか。
座間味戦記が小中高校の副読本になって嘘の教育をさせられてきた。
それが大きな問題だ。
君に頼みたいことがある。
賢い人が出来なくても、余り賢くない人が出来るものがある。
君は学校へも行ってない。が、失うものもない。
何でも云うことを云ってきた。書いてきた。
是非真実の座間味戦記を書いて欲しい。
そうでなければ死んだ人は浮かばれない。

梅沢隊長は慰安婦と爆死したとどの本にも載っているが、爆死した
梅沢隊長を見た人はいない。場合によっては生きているかも分からない。
ここに復員名簿がある。これをお前にやるから、これをもって暇のあるときには
訪ねて行き、島の戦記を聞いて欲しい」と頼まれました。
そうして封筒に足代として十万円ほどの金を入れて私に下さいました。

 あの宮平のお爺さんの、怒っているのか悲しんでいるのか判断のつかぬ
顔を見た時に、もしかしたら自決命令はなく、捏造された戦記ではないかと
考え、東京に帰ってから、暇な時には、復員軍人の名簿を頼りに
約30人の復員軍人の家を訪ね歩きました。

〔註〕中野無線・・・中野学校のこと。同校は「陸軍通信研究所」の
門札を掲げていた。宮平牧師が中野学校出身なのでこう呼んだ。(中村)



『梅沢隊長は健在だ』

 その中の一人、埼玉県大宮の関根清さんという衛生兵に出会うことが
出来ました。
関根さんは「家には妻や子もいるし、ここではそんな悲しい話は出来ない。
外で話そうじゃないか」と仰有ったので大宮の駅の前のお寿司屋さんに
入りました。お寿司が出ても席ねさんは二、三分、うつむいた儘
何も話そうとはしませんでした。溜め息をつきながら、

「実は富村さん、自決命令はなかったのだ。
梅沢隊長は自決命令を出して朝鮮人慰安婦と爆死したと沖縄戦記には
書いてあるが、梅沢さんはお元気である。自決命令は出てない」
と云ってまた溜息をつきながら、

「実は自決に関係しているのはこの私なんだ。
村の村長や校長先生、郵便局長、女を交じえた四、五人で梅沢隊長に
自決する手榴弾を下さいとお願いに行ったのだが、梅沢隊長に断られ、
そのため、よく部隊に出入りしていた女性がある衛生兵に顔なじみがいて、
その衛生兵に頼んだところ、当時島にいた従軍慰安婦が米軍上陸前に
梅沢隊長の命令によって、野戦看護婦になったようです。
その野戦看護婦が自決用として持っていたと思われる手榴弾を衛生兵が
取り上げて、宮城初枝さんに渡したということです。
その衛生兵が私です。
もしそのことが世間様に知られると、私の妻や子がどのような悲しい思いを
するかと思えば公表も出来ない」と云って涙を浮かべてました。

〔註〕宮城初枝や梅沢裕元隊長の手記によれば、隊長を訪ねた村の代表は
村役場助役兼兵事主任兼防衛隊長・宮里盛秀、同収入役・宮平正次郎、
国民学校校長・玉城政助、村役場吏員・宮平忠達、女子青年団長・
宮平(のち宮城)初枝の五人。
盛秀が隊長に要求したのは宮城初枝によれば弾薬。
梅沢元隊長によれば爆雷で殺して欲しい。
それが駄目なら手榴弾か小銃弾を頂きたいということであった。(中村)


宮城初枝さんの驚き

 梅沢隊長は生きていると聞かされた私は、
「では手榴弾を関根さんが渡したことは公表しないから、
梅沢さんの家を教えてくれ」
とお願いしても、
「すぐには出来ない。梅沢さんに断ってから教える」
と約束しました。

何日か後に電話で梅沢さんの住所を教えてくれました。
私は梅沢隊長に連絡し、関根さんと共に大阪に行き、食事をしながら
様々なことを話し合いました。

 死んだ筈の梅沢さんが生きていることを先ず最初に伝えるべき人は、
座間味島で是非正しい戦記を伝えて欲しいと私に頼んだ宮平のお爺ちゃん
であると思い、座間味島にお爺ちゃんを訪ね、梅沢隊長のお元気なことを
話したところ、お爺さんは「その話を一番知りたがってる人がいる。
一寸待ってくれ」と立って行かれ、宮城初枝さんを連れて来ました。

 宮城初枝さんは入って来るなり
「富村さん、梅沢隊長は本当にお元気ですか。それは本当ですか」
と云うので「間違いありません」と話したところ、
しゃがみ込んで泣いてました。

 「富村さん。私一人で勝手に文章を書いて『家の光』に投稿した訳では
ありません。
村の有志の方々に頼まれて仕方なく私は(隊長が自決を命じたと)書いたのです。
本当に梅沢隊長には申し訳ない。済みませんです。
今度会ったら、私がお詫びしていたとお伝えして下さい。そして島に来て下さい」
と話してました。

 このように謝る女性に話す言葉もなく、翌日、母の住む宜野湾市に
帰ったところ、宮城初枝さんの娘さんの晴美さんが、沖縄でたった一つの
月刊誌『青い海』の編集長をしていました。
お母さんから電話があったそうで、「梅沢さん、本当に生きていますか」
と私に訊くので「生きています」といったところ、確かめたいから
住所を教えてくれというので、私は晴美さんに梅沢さんの住所を教えました。

 この話がどのように伝ったのか、三日後に『沖縄県史』の編集長島力
(しまつよし)さんがまた私の家に来て、
「富村、梅沢さんは本当に生きているのか」と訊くので
「生きてます」と答えた。

 「もし梅沢さんが健在であれば確認したいし、自決命令も出てないとなれば、
『沖縄県史』も直さなければいけない。是非梅沢さんの住所を教えて欲しい」
という風に話がありましたので、私は『沖縄県史』の編集長である島力さんに
梅沢さんの住所を教えたので、梅沢さんと連絡が取れ、『沖縄県史』に
梅沢さんの手記が載るようになりました。


嘘の平和運動と訣別

 その何ヶ月か後、沖縄でアジアの平和集会という集会があり、
それを新聞で知って参加いたしました。
主催者は、中村先生も御存知の渡嘉敷島出身の方です。
大江訴訟の沖縄出張裁判で証人に立たれた金城重明さんです。
沖縄キリスト教短大の学長をなさって、現在は那覇の聖教会の牧師を
なさっている方です。
その方々が平和集会を主催したのです。
私も参加して、手を挙げて座間味戦記の話をいたしました。
そこには教職員組合、社会党、共産党といった錚々たるメンバーがいて、
多くの新聞記者もいました。

 私が沖縄タイムスの『鉄の暴風』や他の沖縄戦記の捏造した部分を
声張り上げて訴えたところ、ある知人に呼ばれました。
「お前みたいに本当のことを云っていたら平和運動は出来ない。
平和のためには多少の嘘は云ってもいいんじゃないか」
と云ったので私は「嘘を云って平和運動するなら、あんたなんかと共に
行動する必要はない。あんた達と平和運動するより犬をパートナーに一
人でいいから全国行脚をして沖縄の真実を訴える」と大衆の面前で叫び、
二匹のシェパードを連れてフェリーで沖縄を出発し、
鹿児島に着き、そこから歩いて全国を一周いたしました。

 私が沖縄戦記を訴える以前は、殆どの知人友人は左翼関係でした。
座間味戦記を捏造だと訴えはじめてからは、今までの仲間であった
運動家達は全部私の前から遠ざかり、私は一人孤立することになりました。

つづく

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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コメント (2)

歴史認識新たな潮流、韓国で

2013-07-09 07:01:09 | ★パンドラの箱訴訟

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【告知】

本日も『世界日報【連載】貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実』の紹介のため、午後2時~3時の間に2回目の更新をいたします。

                ☆ 

韓国「保守派教科書」左派は警戒 歴史認識新たな潮流

【鼓動】
韓国、歴史認識の対立激化!勢いづく保守派に、左派「歴史観の破壊許さない」

2013.07.07


ソウルのプレスセンターで6月24日、抗議の声を上げる保守系の研究者たち。韓国の民主党など革新・進歩陣営が学問の自由を弾圧・妨害し、歴史を歪曲していると訴えた【拡大】
 
ソウルのプレスセンターで6月24日、抗議の声を上げる保守系の研究者たち。韓国の民主党など革新・進歩陣営が学問の自由を弾圧・妨害し、歴史を歪曲していると訴えた

 韓国で現代史の歴史認識をめぐる対立が激化している親北朝鮮の左派系学者の影響を受けてきた学校教科書が多いなかで、こうした風潮にとらわれず新たな観点から歴史を見つめ直そうと試みる出版社も現れた。休戦協定から60年の節目を迎え、朝鮮戦争や韓国の民主化過程などをめぐる歴史観の対立も再燃。北朝鮮に対する見解の相違も対立の一因として影を落としている。(ソウル 加藤達也、写真も)

 ■焚書坑儒の現代版

 ソウル中心部にあるプレスセンターの一室で6月24日、韓国の著名な保守系学者やジャーナリストらが所属する団体の声明発表があった。

 学者らは、「歴史歪曲と学問弾圧を心配する知識人の集い」のメンバー。読み上げた声明には、「学問と思想の自由を弾圧する民主党(左派系野党、旧民主統合党)を糾弾する」という激しい題名が付けられ、声明の賛同者には研究者やジャーナリストら400人以上が名を連ねた。

 反発のきっかけは韓国の出版社、教学社の高校教科書「韓国現代史」をめぐり、韓国の民主党議員が保守系の執筆者らに「特別監査」を行ったことだった。

 保守派は、監査が「真実の追究、研究への意欲を萎縮させる目的で実施されたもので、事実上の思想調査にあたり、学問の自由を圧迫するものだ」と批判。声明発表に参加した1人は、秦の始皇帝が書物を焼き捨てて批判的な学者を埋めて殺害した「焚書坑儒」の現代版だ、と声を荒らげて民主党を批判した。

 ■多面的記述目指す

 関係者によると、教学社版では日本統治時代について、これまでのように「過酷な植民地政策と、支配への果敢な抵抗」を前面に押し出した歴史認識を排し、当時を生きた大多数の韓国人の実際の暮らしや努力、成果なども多面的に盛り込んだものになっているという。

 また、日本支配から脱した後の現代史についても、“(李承晩、朴正煕両元大統領による)独裁と対決した反独裁勢力による民主化闘争史”など、政治史中心の記述に変更が加えられ、経済や文化の発展や国際化、国民生活の変化などにも光を当てる。多様で幅広い視点からみた記述が大幅に増加するという。

 保守派を中心とする歴史認識の見直しの動きは、左派系学者の影響が強い教育現場の現状に対する「歴史学」への憂慮がある。2011年から高校の教育現場で使用されている韓国史の教科書をめぐっても、保守陣営やメディアは「親北朝鮮的な記述だ」として具体的に問題点を指摘してきた。

 教学社の教科書の記述内容が最終確定するのは8月で、それまでは全貌はうかがい知れない。「韓国自身の歴史に関する認識を立て直す」と勢いづく保守派に、左派勢力は「歴史観の破壊は許さない」と危機感を募らせているのだ。

歴史研究の民主化

 韓国では、朝鮮半島における民族的に正統な政権は北朝鮮だとする勢力がいまなお優勢だ。教育関係者によると、この勢力は中学、高校の教師の間に深く根ざしており、「ただでさえ左派的な教科書の内容を踏み越え、生徒に『朝鮮戦争の発端は米帝国主義に追従した南(韓国)政権の北朝鮮への侵略にある』などと、平気で発言する」という。

 近現代史の事実や現象は、「抗日」や「独裁への抵抗・民主化」をからめて半ば「押しつけられてきたのだ」と、元ジャーナリストの大学教授はいう。

 半面、歴史教科書をめぐる対立がここにきて激化した背景には、民族や外交、社会の動向など歴史研究が多様化し、研究成果の公表と合わせて“民主化”が進んだことが挙げられる。

 「経済や社会の発展史の観点に照らすと、従来の抗日や独裁打破にこだわった歴史認識では説明がつかない矛盾点が多くあり、客観的な事実を通じた科学的な真実の解明という歴史本来の役割を果たし得ないという現実に突き当たった」と、歴史学界の関係者は指摘している。

 ■修正続く歴代政権

 現在の韓国で歴史認識の対立が激しさを増している理由は、もう1つある。それは、保守系与党セヌリ党の朴槿恵現大統領が、朴正煕元大統領の娘だという点だ。

 現大統領の実父をめぐっては、「韓国の近代化に大きく貢献した」という前向きな評価と、「情報機関を駆使して独裁体制を敷き、民主化の動きを弾圧した」とする否定的な評価がある。

 近代化の過程では日本との国交正常化を実現したが、これをめぐっても日韓基本条約を結び、日韓請求権協定によって日本からの資金を導入して社会基盤と産業力の基礎を整え、現在の韓国の繁栄の礎を築いた-と評価する保守派に対し、左派は「開発独裁」や「親日」、さらには「植民地によって失われた個人財産を日本に請求する機会を放棄した国賊」といった言葉を使って批判することがある。

 盧武鉉(ノムヒョン)、李明博(イミョンバク)両政権など歴代の政権は、日本の統治時代を含む現代史について、発足当初は「未来志向」と言いながら、末期には「過去史の見直し(清算)」と称して「修正」する事態を繰り返してきた。

 左派は現在、朴元大統領のマイナスの歴史評価を、その娘である朴槿恵大統領の正当性を否定する論調に転用、政権運営上も看過できない問題となっている。

    ◇

 教学社の教科書問題昨年、国の検定を通過した韓国の出版社、教学社の高校教科書「韓国現代史」をめぐる問題。韓国メディアによると、執筆陣の中で保守派の代表格とされる政府系研究機関「韓国学中央研究院」の鄭永順氏らを対象に、民主党議員が研究に関わる出張費や研究結果などの提出を要求する「特別監査」を実施した。一部の左派系メディアは監査を大きく伝えたのに対し、保守勢力は強く反発している。この教科書の記述内容は8月に確定する見通し。

                 ☆

> 学者らは、「歴史歪曲と学問弾圧を心配する知識人の集い」のメンバー。読み上げた声明には、「学問と思想の自由を弾圧する民主党(左派系野党、旧民主統合党)を糾弾する」という激しい題名が付けられ、声明の賛同者には研究者やジャーナリストら400人以上が名を連ねた。

現代史の歴史認識では韓国の学者と連帯し反日歴史観を示す沖縄の知識人は、在野にありながら「歴史歪曲」を行っていることは周知のとおり。

>近現代史の事実や現象は、「抗日」や「独裁への抵抗・民主化」をからめて半ば「押しつけられてきたのだ」と、元ジャーナリストの大学教授はいう。

韓国の学者が言う「抗日」は沖縄では「反日サヨク歴史観」となり、その象徴が「残虐非道な日本軍」という言われなき誹謗中傷である。

【追記】

沖縄の「識者」の中にも最近「歴史を歪曲した」とか「恥を感じる」などと、これまで行ってきた歴史歪曲を活字媒体で「懺悔する」者もでてきた。 来るべき「審判の日」に備えてのアリバイのつもりなのか。(歴史歪曲者の「懺悔の書」については、世界日報の連載終了後詳述する予定である。)

 ■涼太さんのコメント

「隠された沖縄戦記」を書いた富村順一さんを襲撃した青年が、後に援護法の真実を知り、富村さんに謝罪し自殺したのがつい最近の平成17年です。
このことは長きに渡って左翼の嘘捏造が、沖縄の人達を蝕んでいたことが分ります。特に多感で感受性の強い青少年ほど影響を受けやすい。
そして今なお残るヤマトンチューへの反感もその様な土壌の上に生まれたのだと思います。
これから出てくる青少年に真実を教える。
狼魔人様、上原正稔さんの活動もその意味でも意義があります。
集団自決裁判が始まったのも、確か平成17年。
ここ10年でも県民の意識は相当変わってきたと思います。 

       ★

 富村順一氏は沖縄タイムス御用達の「識者」として沖縄メディアのご機嫌取りの駄文を書いておれば、それなりの優雅な晩年を過ごせたはずだが、沖縄メディアが捏造した沖縄戦史に気がつき、これまでの安逸なお抱え知識人の座を捨て、「大江・岩波集団自決」の原告側応援団を買って出るが、晩年は経済的にも恵まれず人知れず亡くなったと聞く。

沖縄の識者で沖縄メディアなどの「異論を許さぬ全体主義」に逆らったら、経済的、社会的に極めて不利な状況に陥るという例を富村順一氏は自ら示してくれたことになる。

以下は富村順一氏についての過去エントリーの再掲である。

八重山教科書訴訟、続・タイムスを恫喝した男2012-06-28 より「抜粋」

コメント欄から富村順一氏の死を知った。

未確認ではあるが、80歳を超える高齢と左翼の襲撃により被った身体的ハンディ、それに独り身でいながら不規則な食生活を考えると「富村氏死亡」のニュースがネット上を駆け巡ってもおかしくは無い。

昨日のエントリーで「富村順一氏こそいま、沖縄タイムスがもっとも発言してほしくない人物」と書いたが、コメント欄では「沖縄タイムスにとっては早く死んでほしい人でしょうね「という声もあった。

まさか恫喝を受けた当事者の新川明氏が夜な夜な富村氏のわら人形に五寸釘を打ち付けていたとも思えないが・・・。

ご冥福をお祈りいたします。

以下は昨日の続編で、続沖縄タイムスを恐喝した男!究極の「転向者」富村順一に一部加筆してあります。

 
■究極の逆転向者ー富村順一■

前回、極左作家富村順一氏の恐喝に屈して『鉄の暴風』の記事を人目を避けるように削除した沖縄タイムスは、その歴史に致命的汚点を残した、と書いた。

口止め料として50万円を脅し取った上、タイムスの「穏便に」という願いを踏みにじって自著で「削除記事」を暴露し大儲けをした富村順一氏について今回も触れる。

大阪西成区に在住の元極左活動家、富村順一氏は、「集団自決裁判」には不自由な車椅子の体を押して大阪地裁まで来て、梅澤・赤松両元隊長の無実を訴え、大江に謝罪を求める文書を配布した。

左翼に襲われ車椅子生活に!

それまでの極左的発言から、ドラマチックな「転向」をし、原告側応援団の仲間入りした富村氏は、それまでの作家として、あるいは沖縄の「文化人」としての安逸な生活を失ってしまった。 

富村氏が「転向」の代償として受けたのは社会的経済的マイナスの他に、「裏切り者」として左翼集団による肉体的暴力だった。その結果現在車椅子生活を強いられている。

富村氏は、左翼集団の暴力により、手にも損傷を受け、原稿を書くことさえママならない状態であるという。

■富村氏が極左作家になった経緯■

富村順一氏は1930年5月3日、沖縄県国頭郡本部に生をうけるが、生来の反抗心から学校でトラブルを起こし小学校二年で放校となる。

15歳で終戦を迎えるが、戦後は窃盗、暴力行為と刑務所の出入獄を繰り返し、1955年保釈中にクリ舟で米軍統治下の沖縄を脱出し、奄美徳之島経由で島伝いに鹿児島に上陸する。

以後全国を放浪するがその間も犯罪を繰り返し、各地の刑務所の出入獄をくり返す。

1970年7月8日、「70年安保騒動」に刺激をうけ、「東京タワー占拠事件」を引き起こす。 

その日、富村氏は牛刀二丁を手に、たまたま東京タワー見学中の米人宣教師を人質にとり、タワー特別展望台を占拠して、次のように叫んだ。

「日本人よ、君たちは沖縄のことは口をだすな」

「天皇は第二次世界大戦で300万人を犠牲にした責任をとれ」

「沖縄の女性みたいに、正田美智子も売春婦になり、沖縄人民のためにつくせ」

結局、逮捕、起訴され、懲役3年の実刑を受けるが、公判中その過激な言動に共鳴した左翼弁護士の支援団体が結成され、獄中で弁護団と交した手紙が『わんがうまりあ沖縄」(富村順一著 拓植書房 1972年)として出版されることになる。

出版日が沖縄返還の日の直前という話題性と、特異な犯罪を起こした沖縄出身者という好奇の目もあったが、そのたどたどしい日本語の文体をそのまま校正なしに出版したことが読者の興味をそそり、この手の本には珍しく重版を続けベストセラーの仲間入りをする。

ちなみに同書の前書きには「富村公判対策委員会 富村順一手記編集委員会」の名で次のような解説が付いている。

○原文中、ら行とだ行の置き換えが、たとえば「やられる」が「やだでる」のように用いられています。これを17頁~35頁までの間のみ、ルビをつけ例としました。 それ以降は原文のままにしておきました。

○原文の漢字の誤用はカタカナに書きかえました。しかし、これはすべてではなく、誤解をまねくものを主にし、本人の原文中、カタカナで記されているものとの区別はつけません。

○送りガナはあえて統一しませんでした。

○原文中、促音がないものが大部ありますが、それも原文のままです。

○原文中、「   」の部分を傍点をつけ、「    」をはずしました。

支援弁護団と出版社の描いた「小学校もろくに出てない虐げられた沖縄人が書いた日本に対する抗議の書」、といったイメージは見事成功した。

同書の成功以後極左集団の支持を受け、次々とサヨクが狂喜するような過激なテーマの出版を続け、沖縄に戻っても沖縄タイムスを始めとする左翼メディアや左翼文化人にちやほやされ、講演会や執筆活動に追われるようになり、すっかり沖縄左翼のヒーロー的存在になる。

富村氏の著作を拾ってみても沖縄の左翼文化人が喜ぶような過激なそのタイトルが並んでいる。

『沖縄にとって天皇制とは何か』沖縄タイムス社 編。 沖縄タイムス社。 1976。 タイムス選書 

『沖縄戦語り歩き 愚童の破天荒旅日記』 富村 順一 編著。 柘植書房。 1995。

『沖縄戦に散った愛 天皇の押し花になった子供たち』 富村 順一 著。 JCA出版。 1982。

『隠された沖縄戦記』 富村 順一 著。 JCA出版。 1979。

『韓国の被爆者』 富村順一 著。 JCA出版。 1980。

『皇軍とアイヌ兵 沖縄戦に消えたアイヌ兵の生涯』 富村 順一 著。 JCA出版。 1981。

『最敬礼拒否の足跡 戦犯天皇を裁く』 富村 順一 著。 破防法研究会。 1974。

『十字架と天皇。 富村 順一 著』 たいまつ社。 1977。 (たいまつ新書18)。

『富村順一氏意見陳述集 「東京タワー事件」』 富村 順一 著。 富村公判対策委員会。 1971。

『もう一つのひめゆり部隊 -戦後沖縄の売春婦-』 富村 順一 著。 JCA出版。 1982。

『琉球慰安婦 天皇制下の闇の性』 富村 順一 著。 JCA。 1977。

『わんがうまりあ沖縄 富村順一獄中手記』 富村 順一 著。 柘植書房。 1972。

                   ◇

富村順一氏の人となり知るための参考に、本人を良く知ると思われる人物のネット記事を次に紹介する。

ニホンの夏を駆け抜けた三人との出会い(転載)

毎年この時期になるとなぜか三人の人間のことをおもいだす。ひとりは沖縄人であり、ひとりは日本人であり、そしてもうひとりは韓国人だ。ふたりはすでに故人となられ、もうひとりは消息が掴めない。▼最初に出会ったのは沖縄生まれの富村順一というヤクザものだった。二十代初めのころのことだ。どのような経緯から知り合うことになったか判然としないのだが、当時さかんにおこなわれていた新左翼系の集会の場ではなかったか。ごつい身体に野獣のような精気をみなぎらせ真っ黒に日焼けした四角い顔で手刷りのパンフをひとり頒布していた。パンフには『死後も差別される朝鮮人』というおだやかならざる表題が付いていた。好奇心から手にとってみた、そこには沖縄の離島のひとつで第二次大戦末期に日本軍によって島の住民多数が虐殺された事件のことが記されていた。そのなかには乳児までが日本軍によって斬り殺された在日朝鮮人一家・具仲会さんの名前があり、彼が訴えていたのは、そのことだった。「オレは沖縄人だが、在日朝鮮人は日本人に差別され沖縄人にも差別されている、住民虐殺のあったその島でも朝鮮人故に同じ虐殺遺族の人たちからも避けられてしまって居るんだ、二重三重の差別の実態をオレは告発したい」と富村はわたしに熱っぽく語りかけた。そうしたことからわたしも彼の運動に協力することになったのだった。▼沖縄出身のフリーライターの友人が居て彼もまた富村の主張に共鳴し参加した。やがて運動はひろがって、虐殺の地に無念の想いのままに死んでいった被害者たちの石碑を建てることになった。それはけして「慰霊の碑」ではない、むしろ死んでいった人びとの恨みを刻んだものであるべきだということになり、『痛恨之碑』と名付けることになった。

                   *

 
嘗て「東京タワ-事件」というのがあった。1970年7月8日の『朝日新聞』に「8日午前11時半ごろ、東京芝公園の東京タワ-特別展望台(地上250メト-ル)のエレベ-タ-前で、男が刃物を持ち『韓国人と20歳以下の者はおろしてやるが、日本人と、アメリカ人はおろさない』とわめいていると愛宕署に連絡があった。20人ほどいた客をエレベ-タ-で降ろしはじめたとき、男は新潟市の日本ル-テル教会宣教師ヒンズ・ダビテさん(39)のところへ男がかけより、ダビテさんの首に刃渡り20センチの包丁をつきつけた。愛宕署員が『刃物を捨てろ』と説得する一方で、さらに応援がかけつけ、約15分後にすきをみてとびかかり、警棒で包丁をたたき落とし、脅迫、銃刀法違反で逮捕した。調べに対し男は沖縄・本部東区富村順一(40)」と報じられていた。
1972年発行の富村順一公判資料『怨念は永遠に』によれば、事件当日の富村はシャツに「日本人よ君たちは沖縄のことに口を出すな」「天皇は第二次大戦で200万人を犠牲にした責任をとれ」と書いていたという。また、意見陳述では『天皇の娘である島津貴子や皇太子の妻美智子も皇后も、天皇や皇太子の前で米軍に強姦させてみたい」と述べたという。
 
私はこの資料を『青い海』大阪編集室で見た。編集長の津野さんから色々来と話を聞かされたが私には関心がなかった。あんなことで世の中が変わるのか、というのが正直な感想であった。大阪でも沖縄でも敬愛する先輩たちが富村裁判の応援に名前を連ねていた。
1974年発行の沖縄婦人連絡会議なるビラには「富村の女性解放への敵対を糾弾する、
また、白老出身のアイヌ・ウタリは「どうか我らウタリよ、この富村順一なるシャモ(蛆虫)にだまされないでください」などと富村への批判が続出した。

私は、1989年ごろ、大阪ナンバ高島屋前で富村順一を見かけるようになった。このとき貰った名刺には『新日本文学会/富村愚童」とあった。駅のタバコ自動販売機でピ-スを買ってあげると色々と話(「新川明の弱みをにぎっている」など)をしてくれたが、詳細は省く。数日後、富村は自分の本の宣伝をしながら、自分が載っているいる新聞記事(新聞名不詳)コピ-をくれた。新聞記事の題は「さがし続けた夏」で「富村順一、沖縄出身。62歳。かつて、新左翼から「反権力」の象徴にまつり上げられたことがある若いころは、ならず者だった。胸に骸骨、背中に竜の入れ墨がある。『骸骨の順』と呼ばれた。(略)
【おまけ】
沖縄タイムス・コラムに掲載された富村順一氏に関する記事。
1973年は沖縄返還の翌年である。
 

1973年6月22日http://www4.ocn.ne.jp/~toguchi/tomimura.html

  沖縄タイムス  唐獅子

  意識した熱狂を

 

わたしでないわたしが走り出し、ブレーキがきかなくなり、意味のわからないことを口走り、行動をとり始める。いま思うと、子どものころからその傾向があったが、政治運動に参加するようになってから、とみに顕著になった。

60年安保闘争のころ、学生大会や政治集会においてもそうであったし、市議会議員に立候補したのも、その後の諸々の闘争においても<いけない、いけない>とブレーキをかけても、暴走するのが常であった。 そんな自分に気付き、壁に<衆人みな酔い、われひとり醒めたり>と<闘いの中にあり、闘いの外に立つ>を貼ったが、結果はやはり狂気じみたものであった。

マックス・ヴェーバーが「職業としての政治」で述べている<政治状況への冷徹な厳しい認識><いかなるものにも挫折しない堅い意志>を持つ職業政治家(革命家)というものに、わたしは、羨望しつつも冷徹で透徹した頭脳による醒めた判断と行為、<白鳥の声など聞こえない(庄司薫)><狼なんかこわくない>といいきれるそのさまに、どうにもやりきれない嫌悪感と劣等感を抱く。

ところで、沖縄の政治(革命)家は、どうであろうか。憤死した謝花昇、「ズル顕」こと宮本顕治にまんまとやられた徳田球一、東京タワー占拠事件の富村順一、二宮尊徳像破壊の大城俊雄、皇居突入の沖青委、国会正門激突死の上原安隆、国会への爆竹投下の沖青同。彼らに共通した沖縄的なものがありはしないか。政治外の日常生活においても、衝動・唐突、大胆・狂気としか思えぬ行動をある日突然行う傾向を沖縄の民は多く持っているのではないだろうか。ロシア革命での作家ゴリキーの悲鳴に似た心やさしいひよわさ、私小説風にいえば、破滅型としかいいようのない傾向を沖縄の民は宿命的に持っているのではないだろうか。お人好し丸出しで痛々しい屋良朝苗知事、背伸びしながらシドロモドロな演説をする国場幸昌議員、両氏の演説の中に自分自身の類型を発見しない沖縄の民は少なくないだろう。

先日、石川県金沢市で富村順一氏から渡された小論文の題名が『浮んだ舟は走る』。わたしは中野重治の『歌のわかれ』を思い浮かべながら、「こんな歌をうたってはいけませんよ」といったが、富村氏の言動に自分自身の多くを見た嫌悪感がいわせたものだった。

さて、沖縄の民は、冷徹な立ち振る舞いなど出来ないのだから、貧乏くじ引き引き意識しながら、熱狂であろうではないか。

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 【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!

来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。

私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)

連絡先 090-8305-4896

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)

2013-07-08 14:19:36 | ★改定版集団自決


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何と、連載第一回は一面トップの掲載です!

 ■7月8日(月)世界日報掲載記事

【連載】貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)
「残虐な日本軍」は濡れ衣/遺族が長い沈黙破る


 毎年、6月23日の「慰霊の日」前後には、沖縄メディアが一斉に特集を組み、沖縄
戦の「記憶の継承」という名目で反軍感情をあおる。
 読者が目にするのは、日本兵に「壕を追い出された」、「食糧を強奪された」、
「自決を命令された」など、旧日本軍の悪行を糾弾する記事のオンパレードだ。旧日
本軍を糾弾するだけでなく、戦後、米軍基地が置かれている状況に対して政府への不
満をむき出しにする。

 果たして日本軍は悪行の数々を重ねていたのだろうか。また、何ゆえ沖縄メディア
はこれほど執拗に日本軍の糾弾に狂奔するのか。

 沖縄戦の真実に迫ろうとすると、「援護法」という大きな壁に突き当たる。援護法
とは、正式には昭和26年(1951年)に成立、翌年4月に公布された「戦傷病者戦
没者遺族等援護法」である。援護法の目的について、第1条にはこう書かれている。

 「軍人・軍属及び準軍属の公務上の負傷若しくは疾病又は死亡に関し、国家補償の
精神に基づき、軍人軍属等であった者又はこれらの者の遺族を援護する目的としてい
る」

 ここで言う「準軍属」とは、旧国家総動員法による徴用者や戦闘参加者、義勇隊、
特別未帰還者などを指す。すなわち、軍などから要請を受けて戦闘などに協力した者
である。

 援護法は昭和28年4月、「南島諸島に現住する者に対し、戦傷者戦没者遺族等援護
法を適用する場合の取扱について」と題する通知により、沖縄在住者に適用された。
沖縄県福祉・援護課によると、援護法により救済された戦没者等は、軍人・軍属が2
万5千人、一般県民(戦闘協力者)5万5千人で沖縄県民の全戦没者の7割近くに及
ぶ。

 昭和34年には、一般住民も「戦闘参加者」として援護法が適用拡大された。本来、
軍人・軍属・準軍属にしか適用できないものだが、日本軍の「命令」「要請」があっ
たと申請すれば沖縄の民間人も給付が受けられるようになった。

 当時の厚生省と県や市町村、遺族らとの共同作業に基づく寛大な措置が「残虐非道
の日本軍」という神話を生む素地になった。沖縄メディアが機会あるごとにあおる
「日本軍の悪行」の記事・報道を忸怩(じくじ)たる思いで眺めながらも、これまで
口を固く閉ざす人々がいた。援護法の成立から申請業務に関わり、誰よりもその「民
間人への適用」のために強いられた矛盾を承知している遺族会のメンバーだ。

 戦後すでに68年が経過している。遺族会にも援護法成立当時の事情を知る人が少な
くなってきた。沖縄県及び各市町村が発行する戦史には、沖縄防衛のために命をささ
げた日本軍の将兵を悪鬼のごとく罵倒する言葉が並ぶ。沖縄県平和祈念資料館(糸満
市)の展示も例外ではない。

 「沖縄戦を捏造されたまま放置してはいけない」「あの世で英霊たちに会っても申
し訳が立たない」

 このたび、遺族会の幹部が、長い沈黙を破って、援護法関連の資料を提供してくれ
た。その中で、援護法を一般住民の遺族に適用させるため、歴史を歪曲してしまった
ことが、県が作成した極秘文書により明らかになった。

 メディアが喧伝する「残虐非道な日本軍」の象徴が、慶良間島の集団自決だ。「住
民を軍命で集団自決に追いやった」とされる梅澤裕、赤松嘉次両隊長は極悪人として
糾弾されている。

 沖縄メディア、沖縄教職員組合(沖教組)、自治労などの反日左翼勢力が、援護法
のからくりを利用した。「軍命に従い犠牲となった人」を対象とする援護法は、「残
虐な日本軍」のイメージを捏造しようとする左翼勢力には都合のよいものだったから


 援護法の拡大適用は、無慈悲で残酷な日本兵像を作り上げた。これが、沖縄の現在
にいたるまでの反日感情や自虐史観を形成する一因となっている。援護法の仕組みを
明らかにすることにより、濡れ衣を着せられた日本軍将兵の名誉を回復させたいとい
うのが遺族の願いである。

(「沖縄戦の真実」取材班)

 

                    ☆

 

沖縄の地元紙には数多くの沖縄戦の生き証人が登場する。 ほとんどの証言は客観性に乏しく、明らかな嘘とわかるものも多々ある。 壕に避難していた幼子に、途中から入ってきた日本兵が毒おにぎりを食わそうとしたので、家族共々壕を逃げ出し命拾いしたと言う証言が派手に掲載された。 実際に琉球新報に掲載された記事だが、食糧不足に悩む当時はおにぎりは滅多に口にすることのないご馳走。 その大事なおにぎりに毒を塗って少年の殺害を謀るより、銃剣で脅して壕から追い出したほうが容易であることは誰にでもわかること。

その幼子の兄が当時の仲里利信沖縄県議会議長のであることが話題になった。

証言者が嘘をついたか、さもなければ当時の厳しい食料事情を知らない若い記者が、聞き取りの際歪曲・捏造したことくらい読者は容易に想像がつく。 これに関して証言者の仲里氏は以後沈黙を押し通し何も語っていない。

今年の6月12日付琉球新報の次のコラムでも、その類のいい加減な証言が、あたかも真実であるかのように語られている。

 自然壕の暗闇の中、赤ん坊が次々に泣き出した。「黙らせろ」。敵に居場所を知られるのを恐れた日本兵が怒鳴った次の瞬間、銃声が響いた。7歳ほどの少女が前へ崩れ落ちた ▼糸満市の仲松庸全さんが沖縄戦で目撃した日本兵による少女銃殺の場面だ。「軍隊は住民を守らない。それどころか住民を殺害したり、死に追いやったりした」。体験から得た最大の教訓という(コラム「金口木舌」より) > 

証言者の名前を記すと全てが真実のように受取られがちだが、 上記コラムの事例が嘘である証拠は、米兵の目を恐れる日本兵が赤ん坊の泣き声は気にするが、銃声が米兵の耳に入るのを気にしていない。 これなどは戦争体験者の証言ではよくでてくる矛盾である。

壕に潜んでいた母親が、赤ん坊の泣き声が気になり、湿ったオムツを赤ん坊の口に当てて窒息させたと言う悲惨な話は今でも密かに語られている。 それが新聞などで証言となって公開されると、そこに「残虐非道な日本兵」が介在し、「日本兵によって殺された」という話に変化していく。 わが子を自分の手にかけた贖罪意識のある母親としては、せめて「残虐非道な日本兵に殺された」とでも証言しなければやりきれなかったのだろう。

この場合日本兵の名前が特定されていないからまだ救いがある。

だが、「座間味島の戦隊長、渡嘉敷島の戦隊長」などと名前を特定されたのが、慶良間島集団自決の神話であり、悲劇である。

そして名前を特定した理由が、当時の厚生省役人の漏らした「軍命があったなら集団自決の遺族も援護法の適用が可能」というひと言だという。

以後「軍命による集団自決」が、集団自決のあった座間味村役場の公式見解になった。

 集団自決の遺族に援護法の適用するための「拡大解釈」という厚生省の善意。 

それが、仇となって2人の軍人に「集団自決を命じた極悪人」という汚名を着せることになる。

 歴史の皮肉である。

 

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 【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!

来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。

私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

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中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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中国の亡霊「シャドーバンキング」

2013-07-08 07:28:45 | ★パンドラの箱訴訟

 

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中国 「シャドーバンキング」で調査へ
 
7月7日 21時24分
中国 「シャドーバンキング」で調査へ
 
 

中国で、銀行が「シャドーバンキング」と呼ばれる取引で集めた資金の一部が、将来回収できるかどうか不透明なプロジェクトに投資され、銀行の不良債権問題につながりかねないと指摘されている問題で、中国の金融当局はこうした資金の流れの実態を詳しく調べることにしています。

中国では、銀行が金融商品を販売して集めた資金が地方政府傘下の投資会社を通じて不動産や地域開発など長期間の投資に充てられる「シャドーバンキング」と呼ばれる取引が年々拡大しており、その資金の額は日本円で15兆円近くに上っています。
しかし、多くの銀行はこうした取引を財務諸表には計上しておらず、個別の銀行がどれだけの資金を集めて、どのプロジェクトに投資しているのかは、当局も把握していません。
さらに、プロジェクトの中には採算がとれるかどうか不透明なものも多く、将来回収できず、銀行の不良債権問題につながりかねないという指摘も出ており、金融当局は、こうした資金の流れの実態を詳しく調べることにしています。これについて中国財政省の朱光耀次官は5日、記者会見で「金融機関の健全性を慎重に監督してこそ、金融業界のリスクを抑えることができる」と述べ、各銀行に対し、貸し出しや投資のリスクを慎重に見極めるよう指導を強めて、金融システムの安定を維持していく考えを示しています。

              ★

 
米中首脳会談で、米中2大超大国で世界を仕切ろうと提案した習近平は、オバマに断られすっかり中華帝国の面目を失った。
 
アベノミクスによる円高のボディブローが効いてきた韓国は、「慰安婦問題」などの歴史問題で、日本へ振り上げた拳を下ろすことができず、「日韓スワップ協定」延長でで日本に泣きつくこともできなかった。 結局協定は「破局」に向かった。 
領土問題(尖閣、竹島)と歴史問題(南京大虐殺と慰安婦)では、中国と連帯できると考えた韓国は、急遽中国に接近した。
 
中国自身も「円高」で苦しめられているのは韓国と同じ。 韓国に抱きつかれたら溺れかかっている者におぼれた者が抱きつくようなもの。
 
韓国を溺れさせた日本を中国が批判した。
 
「日韓スワップ協定の破局は日本のせいだ」
 
「厄介者を押し付けるな」と。
 
 
 
迷惑顔の中国の気持ちはよくわかる。
 
中国には不動産バブルや最近になってシャドーバンキング問題も浮上してきた。
 
昨夜観たTBSテレビドラマ「半沢直樹」では顧客の粉飾決算を見抜けなかったメガバンクがドラマの舞台だったが、中国の場合は、国家ぐるみで粉飾決算をする国。
 
NHK報道では「陰の銀行」の取引額は15兆円などと控え目に報道しているが、464兆円という報道もアル。

中国 「影の銀行」取引464兆円 金融危機招く恐れ

自分に火がついて火消しに大童の中国に、「悪女の深情け」の韓国が、「援助して~」とすり寄ってもも「困るのことよ」と困惑する中国の今日この頃である。

ちなみに筆者は一年前から日韓スワップ協定に破棄を主張していた。

日韓通貨スワップ拡充は韓国側の要望、

                 ☆

7月29日に高裁判決が下りる「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の原告勝訴にエールを意味で、世界日報が本日より15日まで8回連載で「」を掲載する。(世界日報購読希望者は:070ー5484ー4617迄お問い合わせ下さい。)

なお当日記は本日8日より7月15日まで、朝午前八時前後と、午後三時前後の一日二回のエントリーの予定している。

午後のエントリーで「貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実」を紹介の予定。

 掲載予定は次のとおり

■7月8日(月)

貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)
「残虐な日本軍」の神話/遺族が長い沈黙破る
 

■7月9日(火)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (2)
軍協力を20分類/一般住民も「戦闘参加者」に認定

■7月10日(水)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (3)
「戦闘参加者概況表」で援護法解釈拡大/軍命による自決を手引き

■7月11日(木)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (4)
遺族連合会が座談会で証言/準軍属処遇「いいことをした」

■7月12日(金)◎貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (5)
0歳児にも援護法を適応/援護金で「家を建てた

■7月13日(土)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (6)
座間味村援護係が「詫び状」/「隊長命令」申請を謝罪

 ■7月14日(日)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (7)
金武村の「田中軍曹」/石原名誉教授、法廷で「軍命は虚偽」と証言

■7月15日(月)
沖縄戦の真実 (8)
エピローグ

            ★

アクセスに奇妙な現象が起きている。

一昨日昨日と当日記のアクセス数は、妄言!ひめゆり学徒は日本軍の「性奴隷」だ...が一位にランクされていることだ。

このエントリーは昨年の3月3日で、既に一年四ヶ月を経過している。

過去記事にアクセスが集まる場合もあるが、二日続けて過去記事が第一位にランクされるのは初めての経験だ。

「ひめゆり学徒は日本軍の性奴隷だった」などとデタラメを流している男は高嶋琉球大学名誉教授だが、この男の弟分が玉津石垣市教育委員長に提携拒否をされた山口剛史琉球大学准教授である。 こんな連中に子どもの教育を委ねてよいはずはない。 玉津教育長、頑張れ!

                        ★

「大田少将の電文にある沖縄県民の姿は、決して逃げまどう「被害者」ではなく、男女を問はず、戦士であり勇士であった。屈辱の生よりも栄光の死を選んだ人々であった。さらに状況に決してへこたれる人々ではなく、困難な状況の中で、「黙々として雨中を移動する」人々であった。」

西村信悟講演会のエキスを沖縄対策本部さんより、引用させてもらいました。

沖縄対策本部■【イベント報告】7・1西村眞悟沖縄講演会「誇りを持て!沖縄県民は英雄の子孫だ!

人は、死を覚悟したとき真実を言う。
 自決前の大田実海軍少将の決別電こそ、沖縄戦の実相を伝えている。戦場における軍司令官の決別電は、敵の状況と部下の奮戦の状況を述べるべきであるが、大田少将は、敢えてそれをせず、冒頭次の通り述べる。

「沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告せらるべきも、県には通信力なく、三十二軍司令部また通信の余力なしと認めらるるに付き、本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども、現状を看過するに忍びず、之に代わって緊急御通知申し上ぐ」

 そして鉄の暴風と言われるすさまじい敵の攻撃の中での沖縄県民の姿を語り、最後に、
「糧食六月一杯を支えるのみなりという、
 沖縄県民斯く戦へり、県民に対して後世特別の御高配を賜らんことを」
 と結ぶ。
 この大田少将の電文にある沖縄県民の姿は、決して逃げまどう「被害者」ではなく、男女を問はず、戦士であり勇士であった。屈辱の生よりも栄光の死を選んだ人々であった。さらに状況に決してへこたれる人々ではなく、困難な状況の中で、「黙々として雨中を移動する」人々であった。

 私は、この大田少将の決別電を演壇で朗読し、
 そして、この沖縄県民の姿は、我々が目の当たりに見た世界に感銘を与えた二年前の東日本大震災における被災した東北の人々の「黙々として秩序と思いやりを失わず苦難に耐える姿」と同じだと述べた。
 六十八年前の沖縄と二年前の東北は、ともに巨大な苦難に襲われたが、その中で、同じ日本人の血に根ざす姿が顕れていたのだ。

 世界の諸民族を支えるものは、苦難に耐えた先祖の叙事詩である。例えば、現在のイスラエルは、二千年前に数万のローマ軍と戦い、マサダの砦で玉砕した千名のユダヤ人を心の支えとしている。
 同様に、六十八年前の沖縄県民の戦いの姿は、日本の誇りであり日本民族を支える偉大な力を宿している。

 この我ら日本民族の力の源泉である沖縄が、今再び既に戦場になっている。
 それは、自虐史観と中国共産党の仕掛けるプロパガンダの戦場である。そして、中国共産党は、この宣伝戦で勝利して沖縄を呑み込もうとしている。

 のっぴきならない事態が今沖縄で進行しているのだ。
 沖縄が敵に呑み込まれれば、六十八年前と同様に全日本が屈服するのである。
 その意味で、沖縄は日本の一地方ではなく、全日本そのものである。沖縄は日本であり、日本は沖縄である。

 沖縄を守り抜くには、即ち、全日本を守り抜くには、今、この戦場で勝たねばならない。

 
 つまり、自虐史観を払拭し、誇りある民族の叙事詩である沖縄戦と大東亜戦争の大義を取り戻さねばならない。
 そして、これをなす事によって、強い日本が生まれる。

                ★

 

■カンパ協力のお願い■
琉球新報の言論封殺に戦いを挑んでいる上原正稔さんの訴訟へのカンパ協力は支援団体の三善会へお願いしております。
------------------------------------------
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【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
------------------------------------------
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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戦後生まれた神話、「残虐非道な日本軍」

2013-07-07 08:29:23 | ★パンドラの箱訴訟

   ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)
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参院選一色の今朝の沖縄タイムス。

一面トップは

糸数氏先行 安里氏猛追

無党派層の支持に差

本紙・朝日新聞情勢調査 4割態度未定

社会面トップも参院選関連記事だが省略し、目立たない二面の与那国町長選についての見出しを紹介する。

外間氏が出馬表明

与那国町長選 保守系一本化

任期満了に伴う町長選は、8月11日に行われる予定。 既に反対派が立候補を表明しているが、現職の外間守吉(63)氏が三期目を目指し立候補を表明した。

一時は与那国防衛協会側が候補者を立て、保守票の共食いが懸念されていたがいたが、立候補表明の席には与那国防衛協会も同席し、保守系候補者の一本化に成功したもよう。 これで沖縄メディアが目論んだ保守系支持層の分断という野望は潰え去った。 めでたしめでたしである。

                 ☆

            ★

 

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 【おまけ】

大田実海軍司令官の電文に関する過去エントリーを抜粋・再掲する。

            ☆

 

今月の14日の沖縄タイムスは、戦地現場である海軍壕で自決した大田実司令官と戦没将兵4000人の慰霊式典を報じた。

太田実少将が豊見城の海軍壕で自決したのは1945年(昭和20年)6月13日。

毎年この日には遺族が集まって何故か密やかに慰霊祭が行われる。

現場の司令官や将兵の慰霊祭と言う理由で地元新聞の取り扱いは他の戦没者慰霊祭に比べて扱いが小さい。

沖縄戦で戦没した朝鮮人の慰霊碑でさえ建立して大々的に報じるのに。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/6344846c2b9598aab
7c7271321c54283

しかも大田司令官が命を賭して東京の「会議室」に現場・沖縄の惨状、住民の命がけの協力を打電し、「県民斯く戦えり。 今後のご高配を」と結んだ事には新聞は一言も触れていない。

県民が戦争に協力したのは平和運動にはそぐわない」というのが地元メディアの大田司令官への冷遇の原因らしい。

平和学習として沖縄の戦跡を修学旅行に取り上げる学校が増えているが、沖縄戦の現場の報告を血を吐く思いで東京の会議室に報告して自決した大田司令官の終焉の地「海軍壕跡」は平和学習コースからは何故か外されている。

沖縄の戦後復興についても気にしながら自決した大田実司令官について沖縄のメディアは冷めたい。

沖縄タイムス 2006年6月14日(水) 
 
旧海軍司令部壕慰霊祭

 沖縄戦で、旧海軍司令部壕やその周辺壕などで亡くなった旧日本海軍関係者や現地招集された住民など四千余のみ霊を慰める「旧海軍司令部壕慰霊祭」(主催・沖縄観光コンベンションビューロー)が十三日、豊見城市の旧海軍司令部壕公園で開かれ、県内外から参列した約九十人の遺族らは献花や焼香をし、冥福を祈った。
 同ビューローの仲吉朝信会長は「尊い命や文化遺産が失われた悲しみは癒えない。戦争体験を風化させず、平和な沖縄を次世代へ引き継ぎたい」と述べた。

 夫が大田實司令官の四男だという大田昌子さん(59)は「国のためといえ、家族を残して先立たなければならなかった義父の気持ちを考えるとやりきれない」と話した。
 


                   ◇

太田実海軍少将が万感の思いで東京の海軍次官宛てに打電した、遺言ともとれる長文の電文を下記に紹介する。

注:読みやすさを考え,原文漢字カタカナ混じり文を平仮名に直し,句読点を付加した。 これを筆者が更に読みやすく書き直した。

◆海軍沖縄特別根拠地隊司令官
大田実少将(自決後中将に昇進)海軍次官宛電文

昭和20年6月6日付け

「沖縄県民かく戦えり!」

「県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを!」

沖縄県民の実情に関して、報告は本来県知事より報告すべき事だが、県には既に通信力はなく、第三十二軍指令部(牛島中将の最高司令部)も通信余力がない。

県知事の依頼を受けたわけではないが、沖縄の現状を見過ごすに忍びないので、私大田司令官が知事に代わってご緊急に報告する。

敵が沖縄に攻撃開始以来、陸海軍とも防衛戦闘に精一杯で、県民を顧みる余裕は殆どなかった。

しかし、私の知る限り県民は青壮年の全てを防衛召集に捧げた。

残りの老幼婦女子は、相次ぐ砲爆撃で家屋と全財産を焼き出され、軍の作戦の邪魔にならない小防空壕に避難、しかも爆撃、風雨に晒される窮乏生活にあまんじた。

しかも若い婦人は率先して軍に協力し、看護婦、炊事婦はもとより、砲弾運び、斬り込み隊をを申し出る者すらあった。

所詮、敵が来たら老人子供は殺され、婦女子は拉致され毒牙にかかってしまうと、親子生き別れになり娘を軍営門に捨てる親もいる。

看護婦に至っては、軍移動に際し、衛生兵は既に出発した後なのに、身寄りのない重傷者を助けて、その行動は真面目で一時の感情で動いているとは思われない。

更に軍の作戦大転換があり遠隔の住民地区が指定されると、輸送力がないのにもかかわらず、夜間、雨の中を自給自足しながら移動するものもいた。

要するに、陸海軍が沖縄に進駐して以来、県民は終始一貫して物資節約を強要され、ご奉公の心を抱き、遂に勝利する事無く、戦闘末期には沖縄島は形状が変わるほど砲撃され草木の一本に至るまで焦土と化した。

食料は六月一杯を支えるだけしかないという。

沖縄県民はこのように戦った。

沖縄県民に対して後世になっても特別の配慮をお願いする。

打電を終え、大田実海軍少将はその一週間後、現場で自決する。

享年54歳。

なお現場の大田司令官が打電した相手、「会議室」の海軍次官・多田武雄(将官議員)は終戦の8年後、62歳で没している。

沖縄戦の現場で県民と共に戦い、県民の蒙った惨状を見かねて戦後の県民の行く末までも心配して「会議室」に報告後自決した大田実少将。

この大田少将に対する県民の態度は冷たい。 これも地元メディアの影響か。

戦後、日本軍批判の先鋒を担いだ「鉄の暴風」と言う言葉の原型は大田少将の「沖縄島は形状が変わるほど砲撃され草木の一本に至るまで焦土と化した」と言う電文に伺い見れる。

「鉄の暴風」で沖縄島の地形を変える程の焦土作戦を行こない無差別に住民を殺戮したのは米軍なのに、何故か戦後この言葉は日本軍人を糾弾するキーワードと化す。

県民は「鉄の暴風」の下手人の米兵の顔を直接見ていない。

米軍は沖縄住を日本人から分断する占領方針から沖縄住民には「優しく」対応するようにしていた。

沖縄住民は、やっと命が助かりほっとした時に、「優しく」年寄りや子供に手を差し伸べる米兵の顔だけを見ている。

自分達は安全な戦艦の中にいて、そこから艦砲射撃という「鉄の暴風」を吹き荒れさして住民を無差別殺戮した米兵のもう一つの顔を見ていない。

一方、自分達を守れず、食料補給もままならず、痩せこけて、圧倒的物量の米軍の前に醜態も晒しただろう敗残兵としての日本兵の顔を沖縄住民は現場で見ていた。

そしていつしか「鉄の暴風」を実行した米軍ではなく、そういう状況に沖縄住民を陥れた日本軍こそ敵だったと言う理屈に一気に飛躍する。

食べ物をくれた米軍は解放軍、「鉄の暴風」を防止できなかった日本軍は敵軍、という理不尽な論理だ。

その結果が、復帰後続く「物呉ゆしどぅ我御主」、「命どぅ宝」の伝説である。

県民と共に戦い、県民の行く末を案じつつ現場に散った大田司令官と海軍将兵の霊に、

合掌。

                   ◇

大田実少将の魂の叫び「県民かく戦えり。 」の電報・原文を煩雑を承知で下記に記録する。。(不明な箇所は□で表わしている。)

沖縄戦関係資料室http://www.okinawa-sen.or.jp/050707/index.html

 沖縄県民斯く戦えり

発 沖縄根拠地隊司令官
宛 海軍次官

 左の電文を次官に御通報方取り計らいを得たし

 沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告せらるべきも、県には既に通信力なく、32軍司令部また通信の余力なしと認めらるるに付き、本職、県知事の依頼を受けたるに非ざれども、現状を看過するに忍びず、これに代わって緊急御通知申し上げる。

 沖縄島に敵攻略を開始以来、陸海軍方面、防衛戦闘に専念し、県民に関しては殆ど顧みるに暇(いとま)なかりき。

 然れども、本職の知れる範囲に於いては、県民は青壮年の全部を防衛召集に捧げ、残る老幼婦女子のみが、相次ぐ砲爆撃に家屋と財産の全部を焼却せられ、僅(わず)かに身を以って軍の作戦に差し支えなき場所の小防空壕に避難、尚、砲爆撃下□□□風雨に曝されつつ、乏しき生活に甘んじありたり。

 しかも若き婦人は、率先軍に身を捧げ、看護婦烹炊(ほうすい)婦はもとより、砲弾運び、挺身斬り込み隊すら申し出る者あり。

 所詮、敵来たりなば、老人子供は殺されるべく、婦女子は後方に運び去られて毒牙に供せらるべしとて、親子生き別れ、娘を軍衛門に捨つる親あり。

 看護婦に至りては、軍移動に際し、衛生兵既に出発し、身寄り無き重傷者を助けて□□、真面目にして、一時の感情に駆られたるものとは思われず。

 さらに、軍に於いて作戦の大転換あるや、自給自足、夜の中に遥かに遠隔地方の住民地区を指定せられ、輸送力皆無の者、黙々として雨中を移動するあり。

 これを要するに、陸海軍沖縄に進駐以来、終始一貫、勤労奉仕、物資節約を強要せられつつ(一部はとかくの悪評なきにしもあらざるも)ひたすら日本人としての御奉公の護を胸に抱きつつ、遂に□□□□与え□ことなくして、本戦闘の末期と沖縄島は実情形□□□□□□

 一木一草焦土と化せん。糧食6月一杯を支うるのみなりという。沖縄県民斯く戦えり。県民に対し、後世特別の御高配を賜らんことを。

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 【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!

来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。

私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)

連絡先 090-8305-4896

【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!    来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。  またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。    私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。    日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演    場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール    会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)    前回、沖縄から真実を報道するラジオ番組「わんぬうむい」の継続と、FCP(フェンスクリーンプロジェクト)及び、HCP(ハートクリーンプロジェクト)の活動へのご支援を多くの方々からお寄せいただきました。  この場を借りて、心から感謝を申し上げます。  ご寄付をされた方のなかで、私たちの活動のシンボルであるマーク入りうちわをご希望の方は、ぜひ私宛にメッセージをお願い致します。  感謝の気持ちを込めて郵送させていただきます。    沖縄はいま、灼熱の日差しが降り注ぐ盛夏となっており、活動の際に多くの飲料と氷、その他の機材が必要となっております。  平和を騙るおかしなヘイワ運動の異常さから、多くの沖縄県民を覚醒させ、この美しい島を守るためにも、今後とも皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。    支援先    ※ゆうちょ銀行から  記号 17020 番号 10416511  氏名 ワンヌウムイキキン    ※ゆうちょ銀行以外から  銀行名 ゆうちょ銀行  店名 七O八(ナナゼロハチ)  店番 7O8  貯金種目 普通預金  口座番号 1041651  名義人 ワンヌウムイキキン    連絡先 090-8305-4896

 

 

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歪曲された沖縄戦の歴史を取り戻す!

2013-07-06 11:19:44 | ★パンドラの箱訴訟

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沖縄2紙に掲載される沖縄戦関連の記事を見るたび、疑問に思うことがある。

「二度と戦争を繰り返さないため、沖縄戦の実相を記録に留める」との謳い文句は立派だが、読者がそこで目にするものは、徒(いたずらに)に日本軍への憎悪をかき立てるような、「日本軍の悪行」を」糾弾する記事ばかりである。

これらの記事を連日読まされた読者にとっては、沖縄戦とは「沖縄住民を虐殺するため沖縄に来た日本軍から米軍が沖縄を解放した戦争」などと錯覚するくらいの酷い記事のオンパレードである。

だが、実際はどうだったのか。

日本軍は連日沖縄メディアが糾弾するほど「残虐非道な日本軍」だったのか。

いやいや、そうではない。

少なくとも、沖縄メディアに「残虐非道な日本軍」が登場するのは、祖国復帰以後である。

サヨク学者や援護金を受給したプロ市民の中には「援護法のカラクリ」という言葉を常用し、国が歴史を捏造し県民の口封じのため「わずかな金と、靖国の『英霊』に祀られという美名で、沖縄戦の実態が隠蔽される。」(「靖国合祀訴訟」の原告金城実氏)などと主張する者がいる。

果たして援護金は「わずかな金」だったのか。

沖縄戦の歴史を歪曲した真犯人は反日サヨクではなかったのか。

援護法の研究者を自認する石原昌家沖国大名誉教授は「産業らしい産業がない(復帰前の)沖縄で大きな収入になったのは、軍用地料と援護金だ」と証言している。

自身も援護金申請の手助けをしたという石原氏によれば援護金は、「ここ何十年からは、年間一律でおよそ196万円(1人頭で)」受給しているという。

「慶良間(諸島)で家族のうち四人が集団自決をした場合は、196万円かける四人で、800万近く」になるという。

金城実氏の言う「わずかな金」どころか、膨大な金が、「援護金の拡大解釈」により「本来は適用されない」はずの沖縄の民間人に支給されてきたことになる。

だが、沖縄戦にからむ援護法の実態を検証すればするほど援護法のカラクリを利用して沖縄戦の歴史の捏造を企てたのは、これら反日サヨク陣営であることがわかってくる。

反日左翼陣営が付け込んだ援護法のカラクリとは、援護金申請に際し、国(厚生省)が示した沖縄に対する「善意」であった。

本来なら軍人・軍属にしか適用の出来ないはずの援護法を沖縄戦で戦没・戦傷した民間人に適用しようとする国の善意は、「沖縄の民間人は軍人並に、軍人以上に戦った」という「口実」が書類記入上不可欠であった。

勿論、申請する側の遺族側にも「軍人に負けないほど立派に戦った」という自負と誇りがあった。

彼らは、昨今反日サヨクが喧伝する「残虐非道な日本軍」などとは微塵も考えていなかった。

では、沖縄県民に対する国の「善意」は何処から出て来たのか。

先日、西村眞悟講演会に参加したとき、一番印象に残ったのは、「沖縄戦の(歪曲された)歴史を取り戻す」という言葉だった。

そして沖縄戦の実相を解明する第一級資料は大田実海軍中将が残した長い電文だという。

通常軍人が報告電文を書くときは、できるだけ簡潔にしかも内容は軍事に限られる。 だが自決を決意した大田中将は、「本来は県知事の仕事」と断りながらも、止むにやまれぬ沖縄県民の奮戦に対する気持ちを伝えるべく「沖縄県民斯ク戦ヘリ県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と、最後を結んだ。

大田中将の遺志は国の援護法の「県民への大甘適用」という「善意」となって、国(厚生省)へと受け継がれた。

筆者は大田中将の遺志が、いきなり厚生省に直接引き継がれたのではなく、2人の人物を経由して引き継がれたと考える。 

これについては後で詳述する予定である。

さて、援護金申請書に「軍命による」あるいは「隊長命令による」と記入した援護金受給のための方便に着目したのが、本土復帰後の沖縄と本土との分断を目論む反日サヨク勢力である。

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来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
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私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

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【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!    来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。  またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。    私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。    日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演    場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール    会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)    前回、沖縄から真実を報道するラジオ番組「わんぬうむい」の継続と、FCP(フェンスクリーンプロジェクト)及び、HCP(ハートクリーンプロジェクト)の活動へのご支援を多くの方々からお寄せいただきました。  この場を借りて、心から感謝を申し上げます。  ご寄付をされた方のなかで、私たちの活動のシンボルであるマーク入りうちわをご希望の方は、ぜひ私宛にメッセージをお願い致します。  感謝の気持ちを込めて郵送させていただきます。    沖縄はいま、灼熱の日差しが降り注ぐ盛夏となっており、活動の際に多くの飲料と氷、その他の機材が必要となっております。  平和を騙るおかしなヘイワ運動の異常さから、多くの沖縄県民を覚醒させ、この美しい島を守るためにも、今後とも皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。    支援先    ※ゆうちょ銀行から  記号 17020 番号 10416511  氏名 ワンヌウムイキキン    ※ゆうちょ銀行以外から  銀行名 ゆうちょ銀行  店名 七O八(ナナゼロハチ)  店番 7O8  貯金種目 普通預金  口座番号 1041651  名義人 ワンヌウムイキキン    連絡先 090-8305-4896

 

 

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日オスプレイ投入!参加米防災訓練 大地震想定、

2013-07-06 07:23:05 | ★原稿

今秋にも日米防災訓練 大地震想定、オスプレイも参加

2013.7.5 19:36
沖縄米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機MV22オスプレイ=沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場(鈴木健児撮影)

沖縄米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機MV22オスプレイ=沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場(鈴木健児撮影)

 小野寺五典防衛相は5日、在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍司令官のグラック海兵隊中将と防衛省で会談し、南海トラフ巨大地震や首都直下地震を想定した日米合同の防災実動訓練を、今秋にも実施したいとの考えを伝えた。実現すれば、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの参加も見込まれる。

 小野寺氏は会談で「(東日本大震災で米軍が行った)トモダチ作戦をもう一度、強固なものにしたい。自衛隊は水陸両用部隊の訓練をしているが、離島防衛だけでなく災害救助にも大きな役割を果たす」と述べた。グラック氏は「今後とも緊密な協力関係をつくりたい」と応じた。

 防衛省は昨年12月、災害対策基本法などに基づき、災害発生時に自衛隊が取るべき措置を定めた「防災業務計画」を改定。在日米軍との連携を初めて明記し、協力強化を図っている。

 在日米軍はトモダチ作戦で最大時に人員約1万6千人を展開、空港復旧や救援活動で大きな役割を果たした。昨年9月に南海トラフ地震を想定して静岡空港で実施された防災訓練にも自衛隊などとともに参加した。

                         ☆

米海兵隊と自衛隊の合同演習にオスプレイが投入されたことは何度かあったが、日米合同の防災実動訓練海兵隊に初めてオスプレイを投入するという。

海兵隊の責任者によると、3・11大震災に海兵隊が「トモダチ作戦」を展開した際、従来型CH-46ヘリが現地に到着するのに焼く1日半かかったという。 理由は速度もさることながら、CH-46型ヘリでは現地に着くまで途中3回ほどの給油が必要だったことが緊急発動のネックだったという。

その点、空中給油が可能なオスプレイだったら3~4時間程度で到着できたとのこと。

オスプレイは離島奪還にも威力を発揮するが、地震国日本にとって災害時の緊急救助のときこそその威力を存分に発揮できるのではないか。

オスプレイが「危険な欠陥機」などと叫ぶのは、もはや野嵩ゲートの情弱・老害活動家たちの寝言だけだと思っていたら、・・・。

またぞろあの男が「オスプレイ反対」を叫びだした。

あの自称「オスプレイに正拳突き男」・佐喜真宜野湾市長のことだ。

今朝の沖縄タイムス2面の「日米防災訓練にオスプレイ投入 巨大地震想定 今週にも」という大見出しに対抗するように二面にはこんな見出しが。

追配備見直し要請へ

オスプレイ宜野湾市が意向

市役所に押しかけた「市民大会」実行委員会のメンバーである「市老人クラブ連合会」「市婦人連合会」など情弱・市民団体のプレッシャーに負けたのか、佐喜真市長はこのようにコメントしている。

「配備見直しが出来なかったのは遺憾、今回の12機配備をどうとらえるか。 みなさんの意見を確認して対応したい」

情弱の市民団体には正しい情報を提供するのも市長の役目。 それを「みなさんの意見を確認して対応したい」などと寝言を言って市長の座が務まるなら市長は要らない。

佐喜真市長、一時は翁長雄志那覇市長の操り人形の印象をやっと脱皮したと思われたのだが、[情弱・市民団体の意見を確認して対応」するとは、やはり「本物のバカ」は脱皮できなかったのだろうか。

 

■参院選沖縄地区立候補者について

普天間移設について沖縄2紙に媚を売る自民党県連が、自民党本部反旗を翻し、「県外」を主張する安里候補を支援することに嫌気がさして、「棄権する」と書いた。

その後、棄権について考えてみた。

棄権は政治に全く無関心な人の棄権と、何らかの意思表示の棄権との区別がつかない。

筆者の棄権は後者の棄権であり、保守を標榜しながら国の防衛政策に真っ向から異論を唱える翁長那覇市長への批判の表明のつもりだ。

だとしたら一応投票所に足を運び、その上で「白票」(無記名)投票すれば、棄権よりはまだ批判の意思が伝わりやすい。

消去法で言えば他にも「辺野古移設」を明言している金城候補がいるが、枯れに投じたら本来の金城候補の支持者との区別がつきにくい。

まぁ、自民党県連への批判を表すウルトラ級の作戦もあるが、これは言わぬが花。

とにかく、棄権だけは止そうと思う今日この頃である。

 

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コメント (8)

参院選、「辺野古」か「県外」か

2013-07-05 08:02:13 | 県知事選

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)
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参院選で事実上の一騎打ちといわれる革新系の糸数候補と保守系の安里候補が、普天間移設では、「県外」で一致し、有権者としてはわかりにくい選挙となった。

だがよく考えてほしい。

普天間基地の移設は国防・安全保障に関わる問題である。

言うまでもなく国防に関わる問題は国の専管事項である。

では国の姿勢はどうなっているか。

辺野古移設で日米両政府は合意している。

元々「米軍基地撤廃」を叫ぶ糸数候補が「県外」を主張するのは野党候補としては当然といえる。

だが、与党自民党の推薦を受ける安里候補が、国の専権事項に逆らって「県外」を主張するのは誰が考えても納得できるものではない。

与那国への陸自配備問題でも国防という国の専管事項で、賛否を島の住民に問うのは酷だ、として外間町長が「国の防衛は国が考えればよい」などと発言し、国賊扱いを受けた。 そして、マスコミの仕掛けた罠に陥り、「自衛隊配備」が危うく頓挫するとこであった。

「迷惑料」などと表現に不備はあったが、外間町長は最終的には「(国の専管は)最終的には国が強制執行でもすればよい」と言ったのが誤って報道された。

「自衛隊配備」、「米軍基地移設」と規模は違ってはいるが、いずれも国防に関連するという点では同じである。

安里候補は、仮に当選したら、今後も国の防衛政策に反対していくつもりなのか。

さらに来年早々行われる名護市長選挙では、「辺野古移設」を掲げる候補者が見込まれているが、その場合安里氏は稲嶺市長を支援するつもりなのか。

仲井真県知事の本音が知りたいものである。

保革とも「基地は県外」を主張 公約ねじれで知事にフリーハンド

2013.6.29

沖縄米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機MV22オスプレイ=沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場(鈴木健児撮影)

沖縄米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機MV22オスプレイ=沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場(鈴木健児撮影)

 沖縄戦終結から68年を迎えた23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で開かれた追悼式。照りつける日差しの下、自民党新人の安里政晃、現職で社民、共産、生活の各党が推す糸数慶子の両氏は、ともに黙とうして戦没者の冥福を祈った。

 「米軍基地の集中がいまなお沖縄県の大きな負担となっております。沖縄の負担を少しでも軽くするよう、全力を尽くします」

 安倍晋三首相の誓いの言葉に耳を傾けた2人は保革に分かれているが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先を「県外」と公約していることでは同じだ。負担軽減を願っていても、名護市辺野古への県内移設を追求する首相と温度差があることは間違いない。

 「県内」か「県外」か-。地元メディアから何度も同じ質問を受ける安里氏が、複雑な胸の内を明かしたことがあった。

 「安全保障を国民が等しく負担するよう、公約で掲げたように『県外』を訴えたい。ただ、一つ言いたいのは、県民が求めているのは普天間の危険性の早期除去、固定化の阻止だ。県内か県外かが目的ではない」

 安里氏は18日、浦添市での討論会でこう語った。だが、政権与党として県内と県外の違いは重大だ。

 自民党の石破茂幹事長は25日の記者会見で、沖縄県連が地域版公約に県外移設を明記する意向であることを「党本部と完全に真逆なものは認められない」とけん制した。自民党の参院選公約は、政府の方針通りに「辺野古への移設を推進」と明記しており、整合性が取れなくなるからだ。

 これに対し、県連の照屋守之幹事長は「批判は免れないが、県外移設は県民への約束であり、いきなり翻えせない。『県内』では選挙は戦えない」と話す。県連は、民主党の鳩山由紀夫政権の迷走で火がついた県民感情に押され、仲井真弘多知事と「県外」にかじを切った。「大義名分もなく県内へ回帰できない」(県連関係者)というわけだ。それでも、照屋氏は「党本部との信頼関係は保てている」と強調する。党本部は沖縄選挙区を参院選の重点地区と位置付け、25日には石破氏が安里氏の応援のため沖縄入り。公示日も駆け付け、てこ入れを図る。

 「首相が発表した骨太方針にも『沖縄は日本の牽引役』との言葉が入った。沖縄のチャンスを広げるため頑張らないといけない」

 安里氏は22日、浦添市の選対支部の事務所開きでこう訴えた。基地問題よりも経済振興を前面に打ち出し、仲井真氏や財界の支援を得ているが、自民党にとっては全国の1人区で数少ない追う立場の選挙戦だ。

 「革新のエース」として高い知名度を誇る糸数氏にとり、自民党県連が辺野古移設を明確にしないことで戦いにくい選挙となった。県外主張を「糸数氏をはじめ革新の運動の成果」(糸数氏の選対幹部)とみているだけに、自民党の「公約ねじれ」を表立って突くわけにはいかない。

 安倍政権が3月、辺野古移設に向けた埋め立て申請を提出したのを受け、仲井真氏は年末にも埋め立てを認めるか決断する見通しだ。ある自民県連関係者は「勝負は今じゃなく年末だ」と話し、こう続けた。

 「今、県内か県外かという選挙をやって負けたら、県外が直近の民意として知事を縛ってしまう。われわれは知事にフリーハンドで判断してほしいんだ」

 沖縄では、仲井真氏による埋め立ての可否の判断、来年1月の名護市長選と政治日程が控える。自民党にとって党本部と県連の「ねじれ」は、移設問題を最大の争点にしないための“暗黙の戦略”ともいえそうで、今回の参院選はまだ通過点でしかない。(千葉倫之)

                                    ☆

 名護市長選挙の「辺野古容認派」の候補者として、島袋吉和前名護市長のほか2人の立候補予定者が取りざたされている。

三人ともお互いに遠慮しあっているようにも見えるが、選挙には知名度が大きな勝利の要素を占める。

偏向メディアによるマスコミ露出度は抜群の稲嶺玄市長に知名度で対抗できるのは島袋前市長を措いて外には見当たらない。

【動画】H24.8.8「辺野古移設と北部振興」前名護市長 島袋吉和

島袋前市長のことを「利益誘導型」などと批判するむ向きもあるが、元々地域の首長は、市域の繁栄のために「利益誘導」をするのは当然のことである。

特に現在のシャッター街と化した名護市に利益誘導で市の繁栄を目指すのは名護市民なら誰もが考えること。

本音では【「利益誘導」⇒「名護市の繁栄」⇒「辺野古移設」】と考えていても、大きな声で主張すると「唇が寒い」名護市の現状を「辺野古移設派」の宮城・名護市議が語っている。

「利益誘導型」とは、現実直視の実務派に対しては反対勢力が行なうレッテル張りである。

「受け入れ」の声どこへ 辺野古区民、思い複雑

 

 米軍普天間飛

インタビューに答え、条件付きで普天間飛行場の移設受け入れを訴える辺野古区民の宮城・名護市議(6月28日、辺野古交流プラザ)
インタビューに答え、条件付きで普天間飛行場の移設受け入れを訴える辺野古区民の宮城・名護市議(6月28日、辺野古交流プラザ)

普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題をめぐり、参院選沖縄選挙区で主要政党の公認、推薦を受けた2人はそろって同飛行場の県内移設を認めない方針を示しており、基地問題は事実上、争点になっていない。政府が移設先に予定している名護市辺野古では受け入れに積極的な住民も多く、参院選に向ける視線は複雑だ。尖閣諸島問題を含む沖縄の安全保障のあり方が問われているが、論議が深まらないまま4日の公示を迎える。

 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

宮城市議のコメントを同記事から抜粋引用する。

地域振興策を条件に移設受け入れを主張している辺野古区民で名護市議の宮城安秀さんは「普天間の危険性を除去し、国防に協力するためなら、(受け入れも)いいのではないかというのが現在の心境だ」と話す。 しかし、「受け入れ」の民意を発信できないもどかしさを感じている。 「辺野古移設はマスコミにふたをされている。(辺野古移設に)テント村の人たちにも辺野古区民はほとんどいない・イデオロギーの強い本土の人が「地元住民だと言って反対している」と批判する。参院選で、基地問題の論議が盛り上がっていない現状について「じお民党本部と党県連の公約が」ねじれているが、それを解消できるのは仲井真県知事しかいない。(知事が方向転換すれば)知事を支える人たちの考えも変わってくるだろう」と参院選後に期待感を示す。

 

で、肝心の県知事は、県議会6月例会の、自身の態度が県外移設を唱えるだけで後は政府任せだ、との批判に対し「こう答弁している。

ただ防衛については自治体でできる部分とある範囲を超えると、そこから先は優れて国の分野であると私は思っている (首相「辺野古が党公約」 党首討論で見解

のらりくらりと発言がわかりにくい県知事ではあるが、沖縄2紙に言葉尻を捉えられ外間与那国町長の二の舞を演じないように気をつけると、こんな発言になるのだろう。

だが、わかりやすく言い換えると次のようになるのでは・・・?。

普天間移設は優れて国防問題であるから、最終的に国が判断する。 自治体の長たる県知事は、辺野古埋め立て申請などの書類に違法性が無ければ粛々と認可する」

 「知事選のときは民主党が政府与党だったので、『県外を(政府に)要請する』となったが、その民主党政府も今はない。」

「行政府の長として、国防案件には政府の方針に従がう。」
   

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コメント (1)

沖縄タイムスの大嘘社説[オスプレイ追加配備]不相応な重荷 押し付け

2013-07-04 06:28:08 | ★原稿

 ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)
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 元巨人のエースで高校時代は怪物の異名をとった江川卓氏は、怪物には不似合いな飛行機恐怖症で、国内移動の際どんなに時間を要しても鉄道を乗り継いで行ったという。

元プロ野球選手の牛島和彦も飛行機恐怖症で知られている。現役時代、解説者時代、そして横浜ベイスターズの監督時代も、時には始発の新幹線や夜行列車を使うなどして極力飛行機を避け、陸路で移動している。

引力に逆らって鉄の塊が大空を飛行するわけだから、飛行機に恐怖を感じるのも分からんわけではない。

飛行機に限らず人間の作った乗り物に絶対的安全性の担保などあり得ないからである。

個人的に飛行機の利用を拒否するのも自由だが、飛行機の利用者に対し、反対運動を起したり抗議運動で飛行機支持者に嫌がらせをするのは、自由の限度を逸脱しており、犯罪として刑事責任さえ問われかねない。

普天間飛行場の野嵩ゲート前で、徒党を組んで乱暴狼藉を働いている「オスプレイ反対」の老害活動家たちのことだ。

そして彼らに嘘の情報を垂れ流している発狂新聞も犯罪者といえる。

昨日の沖縄タイムス社説の大嘘は」これ。

社説[オスプレイ追加配備]不相応な重荷 押し付け

<既存の12機と合わせると、住宅密集地のど真ん中にある普天間飛行場に計24機が配備されることになる。「負担軽減」とも「危険性除去」とも相いれない機能強化策だ。

このくだりを読むとオスプレイをさらに12機配備することは従来よりヘリ配備を増強して、「基地負担」を増やし、危険性を増長させるような錯覚に陥ってしまう。

だが、これは沖縄タイムスお得意の真っ赤な嘘である。

先ず事実関係を述べよう。

オスプレイの沖縄配備は、耐用期限の過ぎた旧型ヘリー46の代替機として配備する通常の機種更新の一環である。

どんな機種も古くなれば機種更新があるのは当然で、特にオスプレイだけが目新しいわけではない。

普天間基地のCH-46型ヘリ隊は二つの班に分かれており、一班は12機のヘリで編成されている。

従がって従来普天間基地には2班編成の合計24機のCH-48ヘリが配備されていた。

それをオスプレイに機種更新する際、12機ずつ配備しており、次の12機配備は旧型ヘリと同数を補填するに過ぎない。 現在CHー46は一機だけが運行中というので、追加12機の沖縄配備は緊急を有することになる。

沖縄タイムスは最近では「危険な欠陥機オスプレイ」などと報道するのはさすがに控えているが、上記社説のように「無制限なオスプレイの沖縄配備」といった印象操作の社説で読者を欺こうとしている。

沖縄タイムスの嘘記事を許せないと思う方、

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                            ☆

【おまけ】 

 7月1日、浦添市で行われた「西村眞吾講演会」に参加した。

西村氏は開口一番、「沖縄ではよく知りませんが、私の地元の大阪では朝鮮人売春婦がウヨウヨいる」と発言し、万雷の拍手を受けた。

さらに言葉を次いで「(橋下の)援護射撃のつもりで事実を述べたら首にした。 維新もお終いだ!」

ここでも拍手喝采だったのは言うまでもない。

西村慎悟氏ご自身が「慎悟の時事通信」で「沖縄報告」をされているので以下に引用する。

             ★

中山恭子先生のこと、そして沖縄報告
 六月三十日は、堺の泉ヶ丘センタービルで私と参議院議員の中山恭子先生の国政報告集会をさせていただき、
大勢の同志、仲間そして熱い思いの皆様のご参加を頂いた。
 まことにありがとうございます。
 
 国政報告は、何故必要であったのか。
 それは、国家の将来のために、
 参議院議員である中山恭子先生が、
どうしても必要であるということを、参加者に得心し確信していただくためであった。

 中山恭子先生は、大蔵省出身の財政と経済のエキスパートであり、官界における女性パイオニアである。
 しかし単に優秀な官僚であるというだけではない。

 十二年前、
 中央アジアでイスラム過激派に監禁され人質となった日本人鉱山技術者四名を含む七名の救出のために、
過激派の本拠に乗り込んで銃を突きつけられるなかで頭目と直接交渉し、ついに七人を救出した
 駐ウズベキスタン特命全権大使は中山恭子先生であった。
 
 その時の外務省の訓電は、キルギス政府に全ての交渉を委ねよ、であったが、中山大使は、その訓電通りすれば、人質の命は危ないと判断し、命をかけて身に寸鉄を帯びず自ら虎の穴に乗り込んだのだ。
 
 私は中山先生に質問した。
「キルギス政府に交渉を委ねよという外務省の訓電に従っておれば人質はどうなりましたか」
 答え。「殺されてました」
 さらに私の旭川の同志が中山先生に質問した。
「イスラム過激派との直接交渉が失敗したら先生はどうなったのですか」
 答え。「私も殺されてました」

 

 十年前の十月、
 北朝鮮に拉致されて長年抑留されていた五名の被害者が帰国した。五人を平壌に迎えに行ったのが中山先生であった。
 その時、驚くべきことに外務省は、帰国できた五人を一週間から十日後には、北朝鮮に送り返すという約束をしていた。
 我々拉致議連幹部は、外務省の五人を送り返すという方針に反対だと言った。外務省幹部は唇を振るわせて「国家間の約束だから送り返さねばなりません」と我々に言った。
 その時、政府側から優しい声で一人の女性が言った。
「我が国は、国家として帰国した五人を北朝鮮に返さない。これでいいですね。」
 振り向けば、これを言ったのが中山恭子先生だった。
 そして、彼女は言うだけではなく、たった一人で頑として国民を守るという信念を貫き通し、五人は送り返されずに祖国に留まることができたのだ。
 この時の情景を私は忘れ得ない。
 
 五人が日本に今も住んでいるのは、政府側に中山恭子先生がいたからだ。
 仮に、中山先生の頑張りがなければ、五人は北朝鮮に送り返され、「主席様のもとに戻れて幸せです」という日本向けの記者会見をさせられ、五人だけではなく他の数百名にのぼる全拉致被害者とともに永遠に祖国に戻れなかったであろう。

 

 現在、我が国を取り巻く内外の情勢はきわめて厳しく、祖国を愛する心ある日本国民は、「強い日本」を構築しなければ、領土も国民も国家も守ることができないと認識し、それを実践する政治の建設を求めている。
 
 我々は、この祖国の歴史的要請に応える人材を、選出しなければならない。
 従って私は、参加の同志と共に、中山恭子先生を堺に来ていただいて国政報告をさせていただいた。
 重ねて、参加者各位に感謝し、より一層のご支援をお願い申し上げます。

 

 翌七月一日、私は沖縄に行き、講演すると同時に中山恭子先生のお願いをした。
 七月一日の午後、普天間基地にてオスプレイが離陸するところを見学した。そして、浦添市のホールで、
「誇りを持て!沖縄県民は英雄の子孫だ!」
 という演題で講演させていただいた。

 

 講演会は、国歌斉唱と仲村俊子沖縄初代防衛協会婦人部長の開会のあいさつで始まった。

 

 人は、死を覚悟したとき真実を言う。
 自決前の大田実海軍少将の決別電こそ、沖縄戦の実相を伝えている。戦場における軍司令官の決別電は、敵の状況と部下の奮戦の状況を述べるべきであるが、大田少将は、敢えてそれをせず、冒頭次の通り述べる。

 

「沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告せらるべきも、県には通信力なく、三十二軍司令部また通信の余力なしと認めらるるに付き、本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども、現状を看過するに忍びず、之に代わって緊急御通知申し上ぐ」

 

 そして鉄の暴風と言われるすさまじい敵の攻撃の中での沖縄県民の姿を語り、最後に、
「糧食六月一杯を支えるのみなりという、
 沖縄県民斯く戦へり、県民に対して後世特別の御高配を賜らんことを」
 と結ぶ。
 この大田少将の電文にある沖縄県民の姿は、決して逃げまどう「被害者」ではなく、男女を問はず、戦士であり勇士であった。屈辱の生よりも栄光の死を選んだ人々であった。さらに状況に決してへこたれる人々ではなく、困難な状況の中で、「黙々として雨中を移動する」人々であった。

 

 私は、この大田少将の決別電を演壇で朗読し、
 そして、この沖縄県民の姿は、我々が目の当たりに見た世界に感銘を与えた二年前の東日本大震災における被災した東北の人々の「黙々として秩序と思いやりを失わず苦難に耐える姿」と同じだと述べた。
 六十八年前の沖縄と二年前の東北は、ともに巨大な苦難に襲われたが、その中で、同じ日本人の血に根ざす姿が顕れていたのだ。

 

 世界の諸民族を支えるものは、苦難に耐えた先祖の叙事詩である。例えば、現在のイスラエルは、二千年前に数万のローマ軍と戦い、マサダの砦で玉砕した千名のユダヤ人を心の支えとしている。
 同様に、六十八年前の沖縄県民の戦いの姿は、日本の誇りであり日本民族を支える偉大な力を宿している。

 

 この我ら日本民族の力の源泉である沖縄が、今再び既に戦場になっている。
 それは、自虐史観と中国共産党の仕掛けるプロパガンダの戦場である。そして、中国共産党は、この宣伝戦で勝利して沖縄を呑み込もうとしている。

 

 のっぴきならない事態が今沖縄で進行しているのだ。
 沖縄が敵に呑み込まれれば、六十八年前と同様に全日本が屈服するのである。
 その意味で、沖縄は日本の一地方ではなく、全日本そのものである。沖縄は日本であり、日本は沖縄である。

 

 沖縄を守り抜くには、即ち、全日本を守り抜くには、
今、この戦場で勝たねばならない。
 つまり、自虐史観を払拭し、誇りある民族の叙事詩である沖縄戦と大東亜戦争の大義を取り戻さねばならない。
 そして、これをなす事によって、強い日本が生まれる。
 このことを為せる者は、党派ではない。
 河野洋平官房長官談話も村山富市総理大臣談話も、ともに自民党が与党の時に発せられている。
 従って、今こそ、人物を選ばねばならない。
 志ある人物を主体にした政界の再編期が来ているからだ。
 私は、このことを知っていただくために、
 中山恭子先生の経歴を書いたパンフレットを会場の参加者に配っていただき、中山恭子先生の「人物」をご紹介させていただいた。

 

 以上が、六月三十日から本日七月二日までのご報告である。
 諸兄姉、私の切に言わんとすることをお酌み取りいただき、
 私と共に国家の運命を背負う思いで、
 中山恭子先生に、圧倒的な国民の支持が集まることが、
 対外的に我が国の大きな抑止力になること、
 同時に、
 我が国政界の真の再編を実現させることになると、確信して、
 御奮闘いただかんことを!


 
 【おまけ】2

読者の情報メールの紹介です。

        ★

最近、FM21を良く聞きます。懐メロや沖縄民謡を流してくれるので母の為もありますが、私の方が楽しんでいます。今日偶然電源を入れた所プロじゃない口調。後ろの流れる音楽に何やら心惹かれるものがあり、耳を傾けると何と自衛隊の番組でした。「沖縄の電波で自衛隊」と一人興奮してしまいました。知っている人は知っているのでしょうね。
「第5航空群」で検索するとホームページが出てきます。以下引用致します。

 

ギャラリー
~~~FM放送開始~~~
平成25年5月22日(水)から沖縄県に所在す
る3自衛隊1機関合同によるFM放送が開始さ
れました。
放送は、
陸上自衛隊 第15旅団
海上自衛隊 第5航空群
航空自衛隊 那覇基地
沖縄地本協力本部
が「SDFアワー」として部隊、イベント等の紹介を
おこなっています。
放送日は、毎週水曜日16:00~16:50
  (FM21、ちゅらハートFMもとぶ、FMレキオ)
       毎週木曜日15:00~15:50
       (FMレキオ 再放送)       です。
放送順序は、第15旅団と5空群が5月22日に空
自那覇基地と沖縄地本が5月29日に実施しました。
以後は、同じペアで隔週毎に担当していく予定です。
海上自衛隊第5航空群のメインパーソナリティーは
第5航空群司令!
ゲストには、現場で活躍する隊員をラインナップ!
「是非とも聞いてみたい!」けど「電波が入らない!」といった方は、放送時間にFM21のホームページを確認下さい。ライブネット放送されています。
「でもそもそも、その時間仕事ある!聞けない!」といった方は下記のアドレスに過去の放送がアップされています。
なお、第1回目のアドレスについては、http://www.stickam.jp/video/181992736

 第2回目のアドレスについては、http://www.stickam.jp/video/182010343

となっています。
アドレスバーにコピーしてお楽しみ下さい。
参考:FM21 76.8MHz
 ちゅらハートFMもとぶ 79.2MHz
 FMレキオ 80.6MHz
以上引用終わり

 

その番組で仕入れた嬉しいお知らせ

7/6(土)海上自衛隊第5航空群創立記念行事「音楽の夕べ」があります。場所:那覇市民会館 時間→18:30開場 19:00開演 出演:海上自衛隊佐世保音楽隊 ゲスト:昭和薬科大付属高校(天皇皇后両陛下奉迎イベントで「祝典行進曲」を演奏していました)、中学校吹奏楽部
入場無料ですが整理券が必要です。整理券配布所→TSUTAYA各店、たから楽器、たからレコード、戸田書店豊見城店、道の駅いとまん、とよさき道の駅。

 

「音楽の夕べ」と番組に関するご意見、ご質問は以下の通り

 

〒901-0193
那覇市当間252
海上自衛隊第5航空群広報室まで。

 

電話:098-857-1191(内線5230)
FAX:同上(内線5239)

 

メールは「第5航空群」ホームページ参照。

 

●7/7(日)ふれあいコンサート→うるま市
7/20(土)サマーフェスタ→ホワイトビーチにて。朝9時~
問い合わせは
098-987-2342(内線214)
メールはホームページ「沖縄基地隊」参照

 

この日の放送は不発弾処理とP3Cについてのお話でした。不発弾は、県によると2300発位残っているらしいです。P3Cって、デカいんですね。何となく小さい情報収集専用機と思っていました。勉強になるので毎週録音しようと思っています。

 

●海上自衛隊第5航空群サイトより
①平成25年度「隊内生活体験」のご案内
申込用紙
   申込用紙は2種類あります。
   2種類とも、記入・捺印のうえ7月9日必着で郵送して下さい。
②(^◇^)┛こんなのもあります。
★海上自衛隊のカレーレシピ★

 

●航空自衛隊那覇基地 JASDF NAHA AIR BASEより

①青少年防衛講座受講者募集案内
那覇基地では中高生を対象に防衛講座を実施します。詳細は、下の「募集案内」(PDFファイル)を確認してください。 応募締め切りは、平成25年7月23日(火)17:00とさせていただきます。また、応募多数の場合は、先着順とさせていただきます。
『募集案内』
お問い合わせ 電話:(098)857-1191(内線3291)
住所:〒901-0194 沖縄県那覇市字当間301 航空自衛隊那覇基地渉外室広報係

 

②基地見学のご案内那覇基地では一般の皆様に広く自衛隊の活動について、ご理解を頂けるように基地見学を実施しています。
一般的な見学内容と申し込み方法についてご紹介しています。 1団体2名以上で研修(見学)申請書及び名簿が必要となりますので、研修希望日の2週間前までに電話等にてご確認ください。
● 午前の部
期日:毎週月・水・金(祝祭日を除く)
時間:10:00~12:00(基準)
● 午後の部
期日:毎週月・水・金(祝祭日を除く)
時間:13:30~15:30(基準)
体験喫食について(午前の部のみ)
那覇基地の隊員食堂において、有料の食事申し込みが可能です。ただし午前の部の見学者のみとさせていただきます。
食事は、当日の部隊の都合上、喫食できない場合もございます。申し込みに関する詳しいことは電話にてご確認ください。お問い合わせ 電話:(098)857-1191(内線3291)
メール:
住所:〒901-0194 沖縄県那覇市字当間301 航空自衛隊那覇基地渉外室広報係
→金曜日は矢張りカレー?食べたい(^◇^)┛

 

③平成25年度 イベントスケジュール
日程 種類 実施場所 行事名

 

☆25.7.19(金) 盆踊り・音楽イベント 那覇基地グランド サマーフェスタ2013
※海上自衛隊第5航空群サイトより補足情報→日 時:平成25年7月19日(金)18:00~21:00
雨天中止
場 所:航空自衛隊那覇基地内グランド
開門時間:17:20出演者:第15音楽隊、南西航空音楽隊、レキオ・ツースターズ、ゲスト:きいやま商店、エルさん
駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
お問合せ:航空自衛隊那覇基地広報83wg-adm001@inet.asdf.mod.go.jp
098-857-1191(内線3291)
☆25.10.12(土) 南西航空音楽隊演奏会 豊見城中央公民館 ファミリー・コンサート
☆25.12.15(日) 航空祭 那覇基地 エアーフェスタ2013
☆26.3頃 音楽イベント 宜野湾コンベンションセンター 定期演奏会

 

④職場体験学習
那覇基地では、小中学生を対象に職場体験を行っています。細部は、基地渉外室広報係にお問い合わせください。
お問い合わせ 電話:(098)857-1191(内線3291)
メール:83wg-adm001@inet.asdf.mod.go.jp
住所:〒901-0194 沖縄県那覇市字当間301 航空自衛隊那覇基地渉外室広報係


   

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コメント (5)

慰安婦問題で橋下氏が陳謝

2013-07-03 06:34:17 | 従軍慰安婦

 

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

 

日本維新の共同代表橋下徹氏がついに謝罪した。

一方の石原慎太郎共同代表は都議選の前から、「みんなに迷惑をかけて、本当に申し訳なかった」と、謝罪すべきだと橋下氏に直接伝えていた。


これに対し、橋下共同代表は、ツイッターで行う考えを示していた。

元慰安婦には早々と謝罪していながら、迷惑をかけた維新の会に謝罪するのは遅すぎた。

橋下氏に援護射撃をした西村眞悟衆院議員の離党願いを蹴って、除名処分にした整合性も不明なままだ。

全て私の責任…橋下氏、両院議員総会で陳謝

 日本維新の会・橋下共同代表は2日、党所属の国会議員に対し、自身のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言などで党の支持率が低下している事について直接、陳謝した。

 「今回、私の態度、振る舞いによって、日本維新の会、大変な苦境に立たされています。これも全て私の代表としての責任だと感じています。こういう状況の下で参議院選挙に突入し、皆さんに多大な負担をかける事を大変申し訳なく思っています」-両院議員総会で橋下共同代表は、党の支持率が低下している事などについて陳謝する一方、「反対を押し切ってでもやらなければいけない改革をできるのは、日本維新の会だ」などと強調した。

 また、平沼代表代行は参議院選挙の目標議席について「10人以上を目指す」と述べた。(07/02 23:55)

                             ☆

橋下大阪市長が火をつけた慰安婦問題は、6月の時点で橋下氏が元慰安婦に謝罪した瞬間、筆者は橋下氏の敗北だと考えた。

あの朝日新聞でさえ使用しなくなった「従軍慰安婦」という造語が、いまやほとんどのマスコミで普通に使用されるようになった。

このこと一つを取り上げても、橋下氏の戦略を欠いた戦いは完敗といわざるを得ない。

 

橋下氏の完敗を認識したエントリーを四面楚歌の橋下氏、訪米に暗雲…広がる反発・訪問先なし?より抜粋、引用する。

           ☆

ついに橋下氏が謝罪してしまった。

「風俗の勧め」の謝罪はともかく、元慰安婦にまで謝罪表明では、これまでの騒動は一体なんだったのだ。

元も子もないではないか。

筆者は、橋下氏の発言が微妙に変化していくことに危ぐを感じていたが、変化の原因は橋下氏の発言から垣間見れる「東京裁判史観」にあった。

戦後教育の自虐史観の洗礼を受けた橋下氏は「東京裁判史観」を払拭できないまま、外国特派員協会で外国人記者団と対決するという過ちを犯してしまった。

発言に影響力のある政治家の歴史認識は国家観の土台であり、国家観の欠落した政治家が公共の場で歴史認識を語ると今回のような騒動を引き起こすことになる。

「慰安婦」に謝罪を表明してしまったのでは、橋下氏の「(慰安婦問題で)日本だけが不当に非難されるのはおかしい」という正論との整合性を欠くことになる。

橋下氏の発言で最も整合性に欠ける部分を次に挙げるが、AとBでは到底同じ人間の発言とは思えない。

A-「国家の意思として組織的に拉致、人身売買をしたことを裏付ける証拠はなく、この事実を認めていないのが日本の立場だ」

B-第二次世界大戦前から大戦中にかけて、日本兵が「慰安婦」を利用したことは、女性の尊厳と人権を蹂躙する、決して許されないものであることはいうまでもありません。かつての日本兵が利用した慰安婦には、韓国・朝鮮の方々のみならず、多くの日本人も含まれていました。慰安婦の方々が被った苦痛、そして深く傷つけられた慰安婦の方々のお気持ちは、筆舌につくしがたいものであることを私は認識しております。日本は過去の過ちを真摯に反省し、慰安婦の方々には誠実な謝罪とお詫びを行うとともに、未来においてこのような悲劇を二度と繰り返さない決意をしなければなりません

慰安婦が国家的拉致でもなく人身売買でもないのなら、「戦地売春婦」であり商行為の一種であることを認めている。

ならば、橋下氏は何故元売春婦に謝罪とお詫びをするのか、整合性に欠けるではないか。

この手の問題で女性団体や反日マスコミを敵に廻すことはある程度やむ得ぬことだとしても、言葉の壁を伴う海外メディアを敵に廻すようなことになれば収拾がつかなくなる。

>米メディアは「橋下氏がsex slaves(性奴隷)を容認した」などと報じ、米国務省報道官が「言語道断で侮辱的だ」と不快感を示した

これに関しては朝日新聞の意識的歪曲報道が指摘されているが、一旦海外メディアに橋下非難の火の手が上がってしまったら、いくら正論を述べても鎮火は至難の業。

戦略も立てないまま「炎上殺法」で慰安婦問題という敵に喧嘩を売ったツケは、日本維新の会だけでなく日本国民が負うことにもなりかねない。

後先考えずメラノーマの切除を試みたが、手術と同時に全身に転移し狼狽する医師の姿が、脳裏を過った。>

                ☆

慰安婦問題もさることながら、石原共同代表が「(橋下とは)国家観が違う」と指摘したのは、橋下氏が、先の大戦を「侵略戦争」と認識する歴史観を有していることである。

2人の代表のこの歴史観の相違は政党の指導者の姿勢としてはあまりにも大き過ぎる。

日本維新の会に自民党と社民党が混在しているに等しい。

2人の代表の意見の相違は、憲法廃止か改正かの議論より絶望的である。

参院選を目前にし、一致団結してこの難局を乗り切るつもりらしいが、国民にはわかり難い。

少なくとも参院選後は国民に解かり易く説明し、「東京裁判史観」の是認派と否認派に分かれて、橋下代表と石原代表は別の道を歩むべきである。

   

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コメント (1)

極左准教授を排除せよ!

2013-07-02 07:42:32 | 県知事選

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

本日の沖縄タイムスの社会面のトップはこの見出し。

資料館入館者が低迷

<県平和祈念>学校など団体利用減

<ひめゆり>観光客の再訪に苦戦

両館に危機

戦争資料館とは名ばかりで、専ら「残虐非道の日本軍」を糾弾するのが目的のような両館に入館者が減ったことは慶賀すべきこと。

沖縄防衛のため散華した自分の父や祖父。

それが悪し様に罵られている資料館など一度見たら二度と見たくない。 これは当然のことである。

何しろ修学旅行で南部戦跡を訪れた東京の高校生が、「平和ガイドの説明が退屈」と述べた情報が伝わるや、沖縄中が抗議のため大発狂し、その高校の校長、教頭が謝罪のため急遽来沖し、関係者に謝罪行脚をした地域だ。 

怖くて資料館など訪問したくないだろう。

その「平和ガイド」として日本軍のことを罵倒し、有名になった勢いで国会議員になったのが今回の参院選の有力候補の糸数慶子氏だ。 

そういえば柳の下のドジョウを狙ったのか、今回はもう1人、平和ガイドあがりのおばさんが立候補している。 

沖縄では、「反戦平和」を叫んで日本軍のことを罵倒しさえすれば出世できる。

今回参院選沖縄区の立候補者四人のうち、二人も「平和ガイド」出身者という現実である。

ところが、本土復帰前の戦跡ガイドは、現在の「平和ガイド」とは似て非なるものだった。

講和発効後の‘69年前後より、本土復帰が現実のもとして見えてきたために、その頃沖縄に潜入してきた日教組ら反日左翼勢力は、復帰後に配備される自衛隊を排除するための工作の必要性を感じた。

その手段としてとして歴史を改竄し、「残虐非道な日本軍」の神話を作る必要に駆られた。 

自衛隊は「残虐非道な日本軍」の末裔。 これが彼らの論理だ。

現在「平和教育」の一環とされる戦跡巡りで平和ガイドと称する人たちは、「残虐非道な日本軍により沖縄県民は戦争に追いやられた」などと日本軍への憎悪を煽る説明をしている。

ところが‘77年までの沖縄の戦跡ガイドには、沖縄県民は軍民協力し立派に戦ったと説明されている。

近年、「慰霊の日」前後に沖縄二紙の紙面を飾る「残虐非道な日本軍」の記事は、本土復帰後反日サヨク勢力により「捏造された神話である。

            ★

勝負は既についているにも関わらず、玉津石垣市教育長への怒り、憎悪がいまださめやらぬ「発狂3紙」。

その一翼を担う八重山毎日が、あたかも玉津教育長が謝罪したかのような印象操作記事を掲載した。

<{琉大提携問題」玉津教育長が謝罪>

Yae2013_05292 

6月29日の八重山毎日

 玉津教育庁が謝罪したのは持論の「准教授除外要求」を謝罪したのではなく、石垣市教育委員会の内部のコミュニケーション不足で「お騒がせしたこと」を謝罪したのである。

「准教授除外要求」の経緯は下記記事を参照。

准教授除外を要求 石垣市教委、琉大との協定業務

2013年4月25日 

 琉球大学教育学部と教育活動支援の協定を締結している石垣市教育委員会の玉津博克教育長が、同大教育学部に対し「市教委との信頼を損ねる活動を行う関係者を協定事業の業務から外していただきたい」と要求し、事実上、八重山教科書問題をめぐり新聞紙上などで自身の見解を示してきた山口剛史准教授を外すよう求めていたことが24日、琉球新報の取材で分かった。玉津教育長らが17日、井上講四教育学部長を訪ね、趣旨を伝える文書を手渡した。
 関係者によると、2012年3月以降、同市教委は山口准教授を同協定事業から外すよう、琉大関係者に求めていたという。
 琉大教育学部は24日に教授会を開き対応を協議。石垣市教委に(1)協定通り成果を上げている(2)同市教委が指摘するような人物はいない―と回答することを確認した。5月末までに、井上学部長が市教委を訪ね、玉津教育長に手渡す。
 同市教委と同学部は10年に協定を締結。教員の資質や授業の向上を図るための取り組みを展開している。
 玉津教育長は、琉球新報の取材に対し「ノーコメント」と答えた。(仲宗根祐希)

           ☆

琉球大学と提携し、大学の先生の講義が受けられるなら誰も異議を唱えるものはいない。

>山口剛史准教授を外すよう求めていたことが

だが、大学の先生というより、「極左活動家」というのが相応しい山口剛史氏を、先生の中に入れるとなると、この人物の正体を知るものなら「除外要求」も当然で、玉津教育長の意見は教育の責任者として当然である。

 

山口氏については思いつくだけでも「八重山教科書問題」でのイデオロギーで歪んだ発言や、大江・岩波集団自決の被告支援団の事務局長を務めたり、その歪んだ政治活動は枚挙に暇がないほどだ。

この男の極左活動を列挙したら一冊の本ができるくらいだ。

こんな人物に、まだ判断力もおぼつかない中高生の教育を委ねることは、「ゲバ学生」に子どもの教育を委ねるに等しい。

玉津石垣市教育長には、八重山教育問題で示した粘り腰で「山口准教授の拒否」を貫き通してほしい。

 

【おまけ】

以下引用は、山口准教授について触れたエントリーからの抜粋です。

沖縄2紙や慶田盛教育長が狂った発言をしても平気なのは、連日沖縄メディアに登場する大学教授の名を借りた左翼活動家の面々が垂れ流すデタラメな発言を、「識者の意見」として奉っているからである。

 

 

 

琉球大学教育学部 山口剛史准教授「実際には多くの体験者や沖縄戦研究の成果からすると強制集団死、いわゆる集団自決の問題は軍の軍命であるとか軍の存在というものが、多くの方が死に至る、大きな要因になっている≫(QABテレビより)

 

沖縄紙の紙面では「識者」としておなじみの山口と言う人物、「集団自決訴訟」では被告側応援団体の事務局長を務める左翼活動家であり、沖縄メディアで「識者」面(づら)する資格等ない。

 

この手の活動家の発言には、次の一言で充分だろう。

 ウソも休み休み言え! 

ヒットラー以上の独裁者・慶田盛教育長、 「子に触れさせぬ」!より抜粋)

 

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筆者も寄稿しました。

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重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠

ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

 琉球独立論の空虚

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