以下は過去記事の再掲です。
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四年前の破廉恥ペンギン市長の婦女暴行疑惑のサルベージ記事を掲載することに、当初あまり気が進まなかった。
だが、今でも破廉恥ペンギンの無実を信じて、コメント欄を荒らす狂信的ペンギン教徒が存在することを知り、俄然気が変わってきた。
しばらくは、ランキングを気にせずサルベージ作業を実行する。(それでも、より多くの人に見てもらうためプチッ!はお忘れのないように)⇒
以下は4年前の石垣市長選(2010年2月28日)の投票日前日(27日)のエントリーです。
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2010-02-27 09:32:59| 資料保管庫
■全体主義の島、沖縄■
沖縄は全体主義の島、言論封殺の島だといわれて久しい。
沖縄二紙やそれに寄生する左翼知識人が構成する論壇は言論封殺の刑場である。 例えば「反戦平和」といったいわゆる左翼論調に少しでも逆らうと論者がおれば、マスコミの総攻撃を受けるか村八分にされ黙殺の洗礼を浴びることになる。
政治家も例外ではない。
「安全保障や国防を議論しよう」といっただけで「危険な元市議とレッテルを張られた人物がいる。
明日(引用者注;2010年2月28日)投票の石垣市長選に立候補した中山候補のことだが、これについては後述する。
一昨年の「十一万人集会」の時、仲井真県知事は集会への出席を請われ、「政治集会に県知事が出席するのはいかがなものか」として、当初は出席を拒否していた。
だが、度重なるマスコミの出席強要にしぶしぶ出席したことは周知のことであるが、沖縄二紙に「裏切り者」としてバッシングを受けたらたまらんとでも思ったのだろう。
最近の普天間移設にしても、県知事は「辺野古移設」に関して、「県外がベストだがベターもやむ得ない」として辺野古容認であった。
ところが最近ではマスコミのプレッシャーに押されて「県外は民意」によろめき始めたようだ。 今年は再選を狙う知事としてはマスコミは敵に回したくないのだ。
■言論封殺の島、石垣市■
明日市長選が行われる石垣市は、沖縄本島以上に全体主義で言論封殺の島である。 何しろ4期16年の長期政権を誇り、さらには5期を狙う大浜市長が島の隅々まで独裁権力の網の目を張っているからだ。
前にも書いたが、大浜市長は今回の立候補の弁でも「平和」を何度もくり返し、自衛隊を「殺人装置」と侮辱したり、休養のため寄港した同盟国アメリカの艦船の乗務員を「九条の会」等市民活動家の先頭に立って阻止したりする極左政治家である。
特に外交特権を持つ同盟国アメリカの外交官であるメア総領事に対する数時間に渡る乱暴狼藉は外交問題に発展してもおかしくない国辱である。
2009年4月3日
激しい睨み合いがおよそ5時間続きました。アメリカ軍の掃海艦2隻が3日に石垣港に入港し、港のゲートでは市街地に入ろうとする艦長の乗る車の...続きを見る
一地域の首長である大浜市長が反米活動家の先頭に立って米国の外交官に暴行を働くくらいだから、石垣市における市長の専横ぶりは推してて知るべしである。
その一方大浜市長は、中国の潜水艦が石垣近海で領海侵犯をしても抗議の一言も発しない。 これでは石垣市長はまるで中国の手先か工作員といわれても仕方がない。
■石垣島の平和は中国の自治区になることか■
さて、大浜市長が考える平和とは自衛隊も米軍も全て追い出して、尖閣諸島に迫った中国の脅威に対して丸腰で臨めというのだから言葉を失う。 これではまるで中国の自治区としての平和ではないか。
今回の対立候補の中山氏が講演会で挨拶した文言をねつ造し、「危険人物」と決め付けるデマ文書を配布していると書いたが、以下の文言はその時の挨拶である。 どの部分が危険なのか。
私達の郷土沖縄は戦争を経験した過去から、えてして安全保障や国防、軍事の議論を意識してを避ける傾向があります。 しかし日本が存在し続ける限り国防、安全保障の議論は決して避けて通ることのできない問題です。日本本土や沖縄本島以上に最近では先島(石垣市を含む)が (国防に関しては)話題の中心になりつつあります。そろそろ私たちも表に出て安全保障、国防のことを議論する時期がきていると思います。 皆さんがこれまでのサイレントマジョリティを脱却して地域でオピニオンリーダーとして国防、安全保障の問題をしっかり議論し、石垣市民、沖縄県民そして日本国民が堂々と議論できる世の中になればよいと思います。
上記発言の動画⇒ 2010年 石垣市長選
説明するまでもなく中山候補が述べているのは安全保障 、国防の問題を「議論しよう」ということにつきる。
「議論しよう」と呼びかけただけで「危険人物扱い」とは、言論封殺ではないか。
これを石垣市民が認めるはずはない。
■中山陣営が大浜陣営を告発!■
このデマ文書に関し中山候補は公開討論で謝罪と訂正を要求したが大浜候補はこれを無視している。 ネットの普及した昨今、いくら大浜氏が無視しても中山氏の挨拶はネット上でノーカットで全国に流されている。
この様な卑劣な行為を石垣市民が看過するとは思わないが、中山候補側は、2月19日付けで大浜候補の後援会を名誉毀損と公職選挙法違反で八重山署に告発したという。
告発を受けた八重山署には既にsさんの大浜市長による「婦女暴行」にたいする被害届けが出されているので、八重山署の刑事もさぞかし大忙しのことと思う。
「婦女暴行疑惑」については、大浜市長から那覇地検に刑事告訴しているというので、地検の検事が立件に至るには八重山署の協力が必要である。
大浜候補は八重山署を挟んであるときは告訴人になったり被告人になったりでこれもまた大忙し。
片手で降りかかる火の粉を払いながら、片手で相手を攻撃する立場の大浜氏には同情を申し上げたい。
■公明党が大浜候補に決別した理由■
これまで大浜市長が長期政権を維持出来たのは、大浜市長のきめ細かな地域政策というより、「反戦平和」といったそのイデオロギーと「反米、屈中」の左翼活動に沖縄二紙が共鳴し、支援した他に「自公vs民主、社民、共産」といった全国的な対立構図だったからではない。
公明党が強力に大浜候補を支援したため自民党が支援する候補者は孤立し、多勢に無勢の弱い支援体制であったため敗北が続いたのであった。
ところが、今回の選挙では公明党が、大浜市長に不信感を持ち対立候補支持に鞍替えした。 その理由は「婦女暴行疑惑」に対する市長の説明の曖昧さだという。
当日記の読者なら承知のとおり、市長は「事実無根」といいながら「詳細は法廷で」と説明責任を逃避している。
■刑事告訴はアリバイ作りか■
民事提訴ならともかく、刑事告訴は立件、起訴される確率はきわめて低い。 それは最近の小沢氏に対する市民団体の刑事告発が不起訴に終わった例でも充分理解できるところである。
起訴されなければ、当然裁判にもならないわけだから、大浜市長の言う「説明は法廷で」といっても、現実には法廷で説明する機会さえ逃避したことになる。
検察が刑事告訴の受理を渋る理由は、刑事裁判の検察の勝訴率が限りなく100%に近い90数%(99.98%?)であるため、この勝訴率を維持するために、よっぽどの証拠がない限り起訴はしないからだという。
その伝でいくと大浜市長の「刑事告訴」は、那覇地検による「告訴取り下げ勧告」も想定した一種のアリバイ作りではないかとの推測も成立する。
選挙が終わって、刑事告訴の経過を問われたらこ答えるのも想定済みだ。
「約束通り刑事告訴で身の潔白を証明しようとしたが不起訴になった。 精一杯やったが仕方がない」と。
「不起訴」或いは「告訴不受理」を残念がって見せ、説明責任をあいまいにする魂胆とも解釈できる。
■50万円の意味は今でも説明できる■
いずれにせよ、火のないところに煙は立たぬで。
市長が元女性職員と何の関係もない赤の他人のはずはない。
大浜市長は、支払済みの50万円の意味を、法廷とは別個に石垣市民に説明するのが公人たる市長としての最低限の責務である。
八重山毎日新聞 2009年12月10日
公明2氏、説明責任を要求 市長のブログ問題
選挙戦への懸念表明
太陽光発電システム来夏から補助金
石垣市議会(入嵩西整議長)の12月定例会一般質問3日目の9日は、平良秀之、宮良操、大石行英の3氏が当局の見解をただした。大浜長照市長の暴行未遂疑惑を書き込んだブログ問題をめぐり、これまで市長を支えてきた公明石垣の平良、大石両氏がそろって言及、真相が明らかにされないまま市長選に突入することへの懸念を表明したが、大浜市長は司直の手に委ねる考えを重ねて示した。
平良氏は「ブログ問題が話題の中心となり、建設的な議論がないまま市長選が行われれば、これほど市民にとって不幸なことはない」、大石氏は「信頼のきずなが失われる時、いかなる事業も成功することは困難」と前置きした上で「大浜市政を支えてきた責任と責務と信頼から、出馬を本気で考えるなら市民に対する説明責任を自らの声で果たしてもらいたい」と要求した。
大浜市長は「医者の良心に誓ってもできることではない」と疑惑を否定した上で具体的な説明については「市長選を控えているので、いくら公人として説明しても、政争に巻き込まれる。弁護士から発言を控えるよう言われている。そういう環境でなければいくらでも説明できる」と釈明、「法の場で真相を明らかにし、信頼を回復したい。来週あたりにでも告訴できる。受理されたら記者会見したい」と答弁した。(略)
八重山毎日新聞 2009年12月17日
公明2氏、市長に決別宣言 多選自粛で賛成討論
石垣の大石行英、平良秀之両氏は16日の自治基本条例審査特別委員会で、石垣亨氏が提出した多選自粛を追加する修正案に賛成した。「絶対的権力は絶対的に腐敗する」。大石氏は賛成討論で格言を引用しながら多選自粛論を展開、大浜長照市長への実質的な“決別宣言”を行った。
公明石垣は4期16年の大浜市政を支えてきた与党の一員だが、先の衆院選では自民党石垣支部と今後の各種選挙でも信頼関係のもと選挙協力を約束した経緯がある。市長選では大浜市長、野党側が押す中山義隆氏の双方に懸念材料があるとして距離を置いており、対応が注目されていた。
大石氏は賛成討論で「多選自粛は清潔、公平、公正の政治理念を実現する歴史的、画期的な第1歩」と修正案を強く支持。委員会終了後も「修正案はとっぴではない。多くの市民が多選には疑問を持っている。多選自粛は公明党の理念でもある。石垣亨氏の探求心に敬意を表す」と語った。
来年の市長選の関連については「市長選を左右する条例ではない」と否定してみせたが、市長選を意識していることは明らかだった。賛成討論を自ら申し出、発言用のメモを準備するなど重大な決意をもって大浜市長に出馬自粛を促す内容だった。
◇
【追記】
読者のyaegaki姫さんのコメントを貼り付けます。
2010-02-26 16:39:31すみませんが 石垣市長選が28日なので
石垣のメルアド出しています
メール応援お願いします↓です
http://politiceconomy.blog28.fc2.com/?no=282
勿論沖縄と周辺の島々への関心が高いのは婦女暴行ではなくて日本の安全保障です。沖縄の左翼もとても辛い存在です 日本を良くしたいぎりぎりの心境でみんなが注目していることを忘れないで下さい 日本中の目だけではなくて私のような外国からも心配しているわけです
石垣の皆さん、今の市長はいけません
あなたたちのためにならないです
日本のためにならないです
中国が離島を狙っているのは明らかなんです
こんな市長でいいわけがありません
【おまけ】
市長選の注目点は「ブログ告発事件」だと書いたが、自衛隊に対する両候補の姿勢も興味を引く対立軸である。
大浜候補は沖縄タイムス記事で「争点は」と問われ、
「憲法を守る市長か、そうでないか」と答えているが、憲法で認められた自衛隊を「殺人装置」と罵倒し、それを議会で追及され「自衛隊は合憲である」としぶしぶ認めさせられている。 しかも議会での合憲発言を踏みにじるような「自衛隊反対」の言動をその後も示しているのは明らかなダブルスタンダードである。
その時の議会での質問者が奇しくも今回の対立候補の中山議員(当時)である。
読者よりの情報ですが、大浜候補はウソをねつ造し中山候補を貶めるビラを撒いて泥仕合に持ち込む魂胆のようである。
学生のサークル活動みたいなノリで政治活動されてもねえ。
元SEALDsの奴らの言ってることって何一つ心に響かない、安全な場所から騒いだり石を投げたりするだけで、国の間違いを正すとか自分達の意思を貫くとか、そういう覚悟が全く感じられないんだよね。
元々覚悟も根性も無く、共産党譲りの屁理屈こね回し、無能で自分の考えを持たないふわっふわなアホ学生を煽動するぐらいしかできないんだよねコイツら。
いつまでも現実逃避してないで就職活動でもしたら?公安の監視対象だからまともな企業には就職できないんだったかなw
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