ロンドンからのアイスランド航空は深夜0時前に首都のレイキャビークに着いた。
アイスランド航空はLCCではないけれど機内食なし、飲み物のみ無料。けれど子供には機内食が出るという奇妙なシステムで運行していた。
着くとレンタカー会社の方が待っていてくれて、そのまま近くのオフィスへ向かう。
本来なら翌朝、市内で借りるべきなのだが、何分、アイスランドは全てが高い。空港からレイキャビークへの市内へもバスで1時間の距離で一人4000円もする。ならば日付が変るタイミングで借りた方が効率がいいし安上がりだと思った。初めての国での深夜のドライブは避けたいところだが、そこは全土が田舎のアイスランド、車の数も少ないので、まぁ、慣れない左ハンドル右側通行でもなんとかなった。GPSナビも借り、1時間ほどで宿に到着。
宿はキッチン付のエコノミー宿。自炊の為にあえてそうした。食料も米などを持参して外食は滞在中2度のみ。あとはぜーんぶ自炊、結局、これが大正解。アイスランドの食事はハンバーガーなどのファーストフードを除くと、結構、油を使うものが多く、ちょっと胃がもたれるので、このほうが良かった。ちなみにスーパ-で卵12個入りが900円、ハムが6枚入りで600円、ポテトチップスも一袋600円、惣菜類も少ないし、こっちの人は一体、何を食べているのだろうと、当然、野菜も果物も激高だった。ハンバーガーも一つ1000円、フィッシュ&チップスで2000円。安かったのがヨーグルトとアイスクリームだけ。お水は水道水でも充分。
そうそう世界で一番物価の高い都市は、スイスのチューリッヒ、パリ、オスロ、ストックホルムなどの北欧がきて、ロンドン、モスクワ、そしてなぜかアフリカのアンゴラの首都ルワンダなどがいつも上位に位置づけされている。そこにはアイスランドは入っていないが、間違いなくモスクワやロンドンより高いと感じる。日本の3倍は絶対する。もっとも旅行者が接する部分と居住者が接する部分では若干、異なるとは思うけれど、それでもアイスランドは私がこれまで旅行した国では1~2番に高かった。
移動はレンタカーだったので公共の乗り物はわからないが、そもそも地方に行く長距離バスの類はない。あるのは市内の循環バスくらいで、しかも本数は劇的に少ない。間欠泉や氷河を観ようと思えば、観光バスツアーに参加する以外にはないので、ともかくここでは車が必要だと思った。
首都のレイキャビークは高層ビルの類は皆無。こじんまりとしていて、中心地は歩いて回れる。土産屋があったりレストランやパブ、教会などもここに集中している。一応、キレイでメルヘンチックな建物が並び、ヨーロッパの田舎を思わせるような街だが、ここがアイスランドで一番大きな街とすれば、あとは察して知るべしという感じ。市内には車の駐車スペースが数多く確保されており、どこでも気楽に止められるのが良かった。
やはり人口密度の低さ故かな…。
郊外にはショッピングセンターも一応ある。欧米のブランド品の店もあるし、大型スーパーも中に入っていた。日本のイオンをもう少し高級にした感じだが、人は少なかった。
モノは一応、なんでも揃うのだろうけれど…。
ちょうど北欧の地方都市、いやニュージーランドの地方都市のような感じだろうか…。
この時期の気温は0℃~5℃くらい。風が吹くと途端に寒くなるが、そうでなければ想定していた以上に暖かく感じた。娘と2人で毎朝6時に起きて散歩していたが、寒すぎることはなく普通に歩けた。宿の中は半袖で良いほどだし、アイスランド出国日以外は天気にも恵まれた。日没が遅く夜9時ころまで明るかった。日の出は6時前だったか。
近年はアメリカ人の観光客が増えているらしいと何かに書いてあったが、アジア人は本当に少なかった。韓国人と中国人がごくわずかで日本人は2家族に会った。
つづく…。
アイスランド航空はLCCではないけれど機内食なし、飲み物のみ無料。けれど子供には機内食が出るという奇妙なシステムで運行していた。
着くとレンタカー会社の方が待っていてくれて、そのまま近くのオフィスへ向かう。
本来なら翌朝、市内で借りるべきなのだが、何分、アイスランドは全てが高い。空港からレイキャビークへの市内へもバスで1時間の距離で一人4000円もする。ならば日付が変るタイミングで借りた方が効率がいいし安上がりだと思った。初めての国での深夜のドライブは避けたいところだが、そこは全土が田舎のアイスランド、車の数も少ないので、まぁ、慣れない左ハンドル右側通行でもなんとかなった。GPSナビも借り、1時間ほどで宿に到着。
宿はキッチン付のエコノミー宿。自炊の為にあえてそうした。食料も米などを持参して外食は滞在中2度のみ。あとはぜーんぶ自炊、結局、これが大正解。アイスランドの食事はハンバーガーなどのファーストフードを除くと、結構、油を使うものが多く、ちょっと胃がもたれるので、このほうが良かった。ちなみにスーパ-で卵12個入りが900円、ハムが6枚入りで600円、ポテトチップスも一袋600円、惣菜類も少ないし、こっちの人は一体、何を食べているのだろうと、当然、野菜も果物も激高だった。ハンバーガーも一つ1000円、フィッシュ&チップスで2000円。安かったのがヨーグルトとアイスクリームだけ。お水は水道水でも充分。
そうそう世界で一番物価の高い都市は、スイスのチューリッヒ、パリ、オスロ、ストックホルムなどの北欧がきて、ロンドン、モスクワ、そしてなぜかアフリカのアンゴラの首都ルワンダなどがいつも上位に位置づけされている。そこにはアイスランドは入っていないが、間違いなくモスクワやロンドンより高いと感じる。日本の3倍は絶対する。もっとも旅行者が接する部分と居住者が接する部分では若干、異なるとは思うけれど、それでもアイスランドは私がこれまで旅行した国では1~2番に高かった。
移動はレンタカーだったので公共の乗り物はわからないが、そもそも地方に行く長距離バスの類はない。あるのは市内の循環バスくらいで、しかも本数は劇的に少ない。間欠泉や氷河を観ようと思えば、観光バスツアーに参加する以外にはないので、ともかくここでは車が必要だと思った。
首都のレイキャビークは高層ビルの類は皆無。こじんまりとしていて、中心地は歩いて回れる。土産屋があったりレストランやパブ、教会などもここに集中している。一応、キレイでメルヘンチックな建物が並び、ヨーロッパの田舎を思わせるような街だが、ここがアイスランドで一番大きな街とすれば、あとは察して知るべしという感じ。市内には車の駐車スペースが数多く確保されており、どこでも気楽に止められるのが良かった。
やはり人口密度の低さ故かな…。
郊外にはショッピングセンターも一応ある。欧米のブランド品の店もあるし、大型スーパーも中に入っていた。日本のイオンをもう少し高級にした感じだが、人は少なかった。
モノは一応、なんでも揃うのだろうけれど…。
ちょうど北欧の地方都市、いやニュージーランドの地方都市のような感じだろうか…。
この時期の気温は0℃~5℃くらい。風が吹くと途端に寒くなるが、そうでなければ想定していた以上に暖かく感じた。娘と2人で毎朝6時に起きて散歩していたが、寒すぎることはなく普通に歩けた。宿の中は半袖で良いほどだし、アイスランド出国日以外は天気にも恵まれた。日没が遅く夜9時ころまで明るかった。日の出は6時前だったか。
近年はアメリカ人の観光客が増えているらしいと何かに書いてあったが、アジア人は本当に少なかった。韓国人と中国人がごくわずかで日本人は2家族に会った。
つづく…。