ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

花粉回避

2009-04-11 15:18:03 | つぶやき
昨日、今日と未だ4月上旬だというのになぜか暑い。
まるで初夏のようである。

昨日は朝から大阪へ。行きは三重県と奈良県を経由して
帰りは京都、滋賀、岐阜県経由で戻ってきた。
車窓から見える桜の風景は春そのものなのに、外に出ると
日差しも強く、梅雨明けを思わせる気候である。

やはり温暖化なのかな?

しかし、週末は最高の行楽日和となりそうである。
高速道路も1000円だし…

お休みの方々が何ともうらやましいが、こちらは週明けの
火曜日からバリに行く予定である。

思えばバリは8年ぶりだ。しかし、日本がこんなに暖かくなっては
南国へ行くありがたみがないではないか。
円高もひと段落してしまったし…

そういえば、今朝の朝日の朝刊に「テンペイ」の記事が出ていた。
テンペイとは、インドネシアの納豆とも言える大豆からなる食べ物
である。納豆といっても日本のようにネバネバ糸を引くものではなく、
発酵させてから揚げて食べるのである。一見、朝マックに出てくる
ポテトのようなビジュアルで、納豆がダメな人も案外食べやすいかも
しれない。

納豆同様、栄養は満点である。

インドネシアもバリやジャワ島の都市や観光地を離れ、普通の町に
なると当然だが、普通の食堂しかなくなり、メニューを知らないせいも
あっていつもご飯と玉子焼きとテンペイと炒め物とサラダが一皿に載った
定食のようなものばかり食べていた記憶がある。

私のインドネシア食と言えばこれだけである。あとはサテくらいか?
ナシゴレンやミーゴレンは量が少なく、貧乏旅行では不経済なのだ。
数回、スマトラ島のバタン料理だったか、座るとどんどん皿に載った
料理が出てきて、食べた分だけ料金を払うという食堂へ行ったが、
これなどは、一体どうやって食べた分だけを案分しているのか、
さっぱりわからなかった。

食は旅の楽しみと言う人が多いが、私などはほとんど何でも
良いのである。要は食への感心が低いのだ。

今回、一番うれしいのは何と言っても、花粉から逃げられること。
これに尽きるのである。









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負け犬の遠吠え

2009-04-09 18:04:32 | 時事(海外)
日本同様、先行き不透明な経済状況の韓国では、数年に渡り
続いていた投資や貯蓄ブームがひと段落し、海外旅行で貯金を
使い切ってしまうなど、若者を中心とした大胆な消費傾向が
復活しつつあるそうだ。

ここ6カ月間、20代の海外旅行客数は急速に増加しており、
ウォン安にもかかわらず、不景気や就職難などで、ストレス発散
の場を海外に求める人が増えたことにあるという。

ソウル市内のある20代会社員は、「約25万円ほどの予算で
イタリア旅行に出かける予定」と話す。昨年400万円を投資信託につぎ
込むも、元本割れ。「若いうちは外で遊ぶのが合理的」と悟ったという。

また別の会社員(29)は、自身を「将来に希望を持てない世代」
と表現する。朝から晩まで死ぬほど勉強し、大学で学ぶも、就職難で
挫折。「およそ150万円にも満たない年収で、どんなに貯金しても金持ち
にはなれない」と考え、今を楽しむことにしたそうだ。

ラテン的な素晴しい考えである。彼らはきっと実りある人生を送れるに
違いない。

誰が教えるのか、金持ちになる=幸せになる、という、もはや自然発生的
価値観がどこの国にも存在するが、この価値観から開放された時に、
人間は楽に生きられるようになるような気がする。

私など、勉強もろくにしないばかりか、まともに就職すらせず長いこと
遊び呆けていた。30を過ぎて、1度真面目に就職活動をした時に、現実を
思い知らされたものである。散々遊んでおいて当然の話しなのだが、
それでも自身の不遇であろう将来を想定して、いじけたものである。

今でも時々、タイムマシーンがあったら20代前半まで戻り、公務員試験
でも受け、呑気に役所勤めでもしていたらどんなに楽だろう…などと
考える時がある。

しかし、もし20代前半に戻ることができても、おそらくは同じような
人生を繰り返しているような気もしている。

もし人生において勝ち負けがあるとすれば、それは一生懸命働いて
お金持ちになった者が勝ちではなくて、できるだけ多くの時間を遊びに
費やし楽しんだ者の勝ちではないのかと思うのである。

しかし世間では、こういうのを負け犬の遠吠え、と言うのかもしれない。

















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花より団子

2009-04-08 14:25:58 | 生活
ここ数年、なかなか花見にも行く機会がなかった
のだが、つい先日、夜桜を見に行く機会に恵まれた。

場所は、JR名古屋駅から割と近いオフィス街の中にある
神社なのだが、そこだけが、なんだか別世界のような雰囲気で
ピンク色の行灯に映し出される桜の花がほんとうにきれいで
あった。

また、神社構内にはたくさんの出店が出ており、帰宅途中の
サラリーマンで大賑わいで、まさに花より団子であった。

花見や祭りの風景は、なんとも懐かしい気持ちにさせてくれる。
特に裏寂れた神社やお寺のお祭りは、私の世代でも昭和を思い
出させてくれるものである。

子供の頃は、お祭りや花見は大きな楽しみのひとつだったが、
今の子供たちはどうなのだろう?

物に恵まれ、豊かになればなるほど、心が貧しくなるような
気がしてならない。









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思い込み

2009-04-06 17:39:32 | 時事(海外)
「両親からもらった体を傷つけてはいけない…」という親孝行的な
考えから、髪を切るのをやめた中国、四川省に住む彭さん。

最後に髪を切ったのは、今から約60年前の20歳の頃になるそうだ。

現在の長さはおよそ2,7メートル、重さ約4キロほど。

彼は毎日、髪を大きな袋に入れ、担いで持ち上げて歩いているそうだ。

そして時々、黒々とした末端を指さし「このへんは若かったころの髪だな」
と思い出に浸っているそうである。

存命であればおそらく親は、迷惑していると思うが、仮に亡くなって
いたとしても、あの世で嘆いているに違いない。

思い込みと言うのは、恐ろしいものである。














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北の営業マン

2009-04-05 18:10:49 | 時事(海外)
ついに発射された、北朝鮮による自称、人工衛星。

一部では日本の東北地方上空を超え、太平洋に落下した
などと報道されているが、別のところではあれがミサイル
なのか人工衛星だったのか、米国による解析待ちとの
報道もあり、果たして一体どうなのだろう?

しかしである。普通で考えれば、あれが人工衛星などでは
ないのである。これまでに人工衛星を打ち上げた国は、
世界でも10ヶ国と二つの企業しかないそうである。
仮に本物であれば何らかの通信手段を持っているはずで、
無いのなら、単なる粗大ゴミでしかないのだ。

いずれ真相はわかるが、国民の大半が飢えているのに
このようなところには、惜しみなく莫大なお金を掛ける
神経は、さすがに将軍様ならではである。
最近、病気でメタボ腹が引っ込み、棚牡丹的にダイエットに
成功した将軍様は、健康意識に目覚め暴飲暴食をあらためた、
との情報もある。これまでの贅沢三昧の食費が浮き、財政に
余裕ができたのかもしれない。

世界中のほとんどの国からまともに相手にされなくなった、
北朝鮮は時々、寂しくなると皆が、あっと驚くことをやるのだ。

周囲を脅かし、見返りを得る。無視されるのも嫌だし、干渉される
のも嫌。ほどよくお金なり、資源なりを恵んでくれて、後はほっと
いてくれるのが良いのである。

今回はおそらく新政権となった米国の出方を探る意味合いも
あるのだろうが、基本的には開国できないので、どうしたら
国際社会から何かを恵んでもらえるかを、日夜ひたすら考えている
のが北の役人たちなのだ。

ある意味、二束三文のものを売る、インチキ会社の営業マンと
似ている。

辞めるに辞めれない、非常に気の毒な人たちでもある。



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カップヌードル

2009-04-04 17:51:43 | 時事(国内)
37年もの歴史がある日清のカップヌードルに入っている肉が
この度変更されることになり、一部のファンから残念がる声が
上がっているそうである。あの一風変わったミンチ味が楽しみ
だったというのである。

実は、私もあのケミカルっぽく体に悪そうなあのお肉が、案外
好きだったので無くなってしまうのは、なんとも残念な気がしている。

日清食品では、「チャーシューにしておいしくしました」
と説明するが、意外な反応に困惑しているという。

ちなみに、新しいタイプは4月20日から全国で一斉に発売するとのこと。

これで食べ納めかと思うと、20日までの間に2回は買ってしまいそうな
気もする…。箱買いしておく、という手もあるか…。

まぁ、どうでも良い話である。



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14歳からの社会学

2009-04-03 18:01:37 | 
近頃、何かと忙しい。これが実利の伴う仕事であれば
うれしいのだが、そうではないのが悲しいところである。
こういうのを本当の「貧乏暇なし」というのかもしれない。

そのような最中、妻が買ってきた本を拝借して読んだ。

その名は、「14歳からの社会学」

著作は、宮台真司という大学教授である。

おそらくタイトル通り、ティーンエイジャー向けに書かれた
ものだと思うのだが、大人が読んでもこれが充分おもしろい。
実際、10代が読んで理解出来るのか、と疑問ですらある。
しかし、今の10代は私たちが10代だった頃とは、随分違う
のだろうし、また、個人的に言えば、自身の10代は単なる
アホガキだったので、そう思うだけなのかもしれないが…。

内容は、これからを生きる若者に、現実の大人社会を教え
伝えるというもの。きれいごとや理想ではなく、社会通念上
正しいと言われていることも、教育者の立場で否定し、
どうあるべきか、道筋を示してくれている。

簡単にいうと、楽に生きられる術を教えてくれる、という
意味合いも含んでいる。

数年前、村上龍が「13歳のハローワーク」という本を出したが、
ある意味、あの本の対極にある内容といっても良い。

興味のない人には、大変つまらない本であろう。当然か?

案外、アホな大人にはお薦めである。









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