映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

釣りの神様

2007-09-17 06:36:47 | 釣り
 お元気にしてますか?

この九月は三連休が二週続きますので、行楽にアウトドアをとお考えの方も沢山いらっしゃることでしょう。暑さ寒さもの理に倣へば、まだまだ暑くても仕方ありませんが、お山で見る空の色や雲のたなびきはやはり秋めいておりますし、川面に散る葉の流れ行く様は止めようもありません。
あと半月で渓流釣りのシーズンが終わり、ジングルベルが街に流れ出し、恐ろしいほどの速さで今年の幕が下りるのです。ああ、また年をひとつ重ねてしまうのだな。と、人生の折り返し地点をすでに過ぎたわたくしは、ため息にもならないため息をついてしまうのです。

さて、先週予告したとおり、台風9号の去った桂川に行って参りました。
一言で言うならば、「次週に期待」。と言うことです。場所によっては500mm近い雨が降ったので、近年の台風による降雨量としては最大規模であったようです。隊長(しばらく登場してませんでしたからお忘れの方も)の計画は、普段水量の少ない川茂堰堤下流での作戦指示でした。ところが、堰堤からの放水と支流の増水による流れ込みが思いのほか多くて、少々危険な状態でありましたので、上流の柄杓流川合流から田原滝までを楽しみました。いつもこの位水があれば良いのにと思う程の適量でありましたが、お魚はそれ程適量とはいえませんでした。
午後は川茂で遊ぶ筈でしたが、わたくし、それでなくてもこのところ、根性も根気も減少し輪をかけて体力的な減退が止められず、早々と温泉に浸かってしまいました。

そんな怠惰な釣りをしているわたくしを、釣りの神様がお許しになる筈もございません。
テントで気持ち良く寝ていると、夜半に音を立てて大粒の雨粒が襲い、車に撤収するまでお許しには頂けませんでした。翌日の釣りも散々で、隊長と竿一振り分しか離れていないのに、お魚は隊長の餌にしか喰い付きません。
釣りの神様は、完璧にわたくしに罰をお与えたになられたのです。
悔い改めますので、来週は今までどおりの自愛に満ちたご加護を。