エヴァ その先にあるもの

　劇場版：序は最悪のパターンで、所謂TVダイジェストでしかありませんでしたから、今回の：破にはまるで期待はありませんでした。大奥様も愚息（高校2年生）もエヴァオタクなものですから、オタクにありがちな好きなものはどんな凡作でもOK!ののりで褒めちぎりますので、ここは冷静な目で評価を下そうと今日溜まっているポイントを使い鑑賞して参りました。

　もう、原作（TV版）とはまるで違うものになってました。キャラクターや設定、環境などは勿論踏襲しておりますが、描かれている世界観はかなり膨張しておりまして、一人称の閉じられた孤独感との闘いから人類のつながりまでずいぶん飛躍しているようです。
　わたくしとしては、原作と離れていく事を是と捉えたいと思います。またあの閉鎖的マスターベーションを見せられるのはウンザリですし、新キャラクターの投入はこのドラマの閉塞感を打ち破る事にもなりましたから。次回作で本当の喝采を得ることが出来るように、期待しすぎないようお待ちしております。