やっぱり後半1時間は泣きっぱなしでした
すずめちゃんの強く愛する気持ちが、ドキドキしながら伝わってきます
愛することはこんなにもカッコ良いんだと、若い人を中心に伝播してほしいな
前作の感想でも書きましが、愛する貴方のためだけで良いんですよね。この世に起こる厄災を回避するために戦う必要なんて無いんです。そんなのはアベンジャーズに任せておきましょう
わたくしたちに必要なのは、一番大切な誰かを何かを思いやることなんですよね
結果、愛は地球を救う
不満はありますよ
すずめちゃんはいつ草太さんをあんなに好きになったんでしょう?後10分尺を伸ばしても良いからそこの所はもう少し丁寧に描くべきでした。猫を追いかけるわずかなカットを減らしても良いから決定的な挿話を挟めなかったのは残念です
あの坂道で出逢う刹那に惹かれる想いが描写できていたのなら、もっともっとラストのお帰りなさいはわたくしを震わせていたでしょう
でもね、そんな些細な不満も充分凌駕するほどの満足感でいっぱいです
寂寥感とか喪失感とかの余韻ある作風はかなり鳴りを潜めてしまいましたが、反比例して多幸感溢れる作家に変化してますね。新海誠監督作品をこれからもちゃんと観ていきます