映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

お魚釣りも日焼け止を塗らないと

2024-05-25 17:35:00 | 釣り

辛い思いをして蒼竜峡を抜け、そのまま上流に向かう
2週間前にも来た時は04の糸が何度か飛ばされたので、06糸硬調の竿を活かせると思った
それでも釣れるのはおチビちゃんばかり

汗がダラダラ流れるのでTシャツで十分
脱水症にならないよう水分こまめにとって腕まで冷たい水に浸す

夕方は落合から川茂堰堤近くまでのマイナーコースで遊ぶ
ここも魚が少ない





大物の実績があるこの淵も沈黙したままだ

終点近くのザラ瀬で尺超えの綺麗な虹鱒が獲れたから、まあいいか

二日で20時間以上の魚釣りで体はガクガク


囲碁侍の碁盤斬り

2024-05-25 16:17:00 | 新作映画
囲碁侍の敵討ち
簡単に言えばそんな物語

山田洋次監督が藤沢周平の原作を映画化した「武士の一分」も普段大人しい下級武士が復讐のために鬼と化すお話だった。去年観た「せかいのおきく」の貧乏長屋に住む浪人父娘とも設定は似ているなと気がつく

時代劇も結局は現代に通じる共感部分がないと観客は納得してはくれないので、荒唐無稽なチャンバラ映画は影を潜めてしまったけれど、黒澤明が絶頂期の頃に作った痛快娯楽的なエンターテイメントをみせてくれないものか

まあ誰でもそれなりに楽しめて勧善懲悪めでたしめでたしの映画だったので文句はないけど、白石監督の毒気が感じられなくて物足りなさが残る。清原果耶ちゃんの着物姿は似合っているけど、優等生が計算通りの演技をしました的な予定調和。草彅剛は髭を生やして凄味のある姿より、つるりとした薄味に本来の良さが出ると思う

囲碁が全く分からないので、石を置く瞬間の醍醐味とかがあるんだろうけど、囲碁勝負の時間が多くて少々退屈してしまった



新・蒼竜峡編

2024-05-25 09:05:00 | 釣り

冒頭、蛇嫌いな人には申し訳ないけど、結構大きな蛇がとぐろ巻いていたので一枚
詳しくはないけど、子供のころ縞蛇と言ってた。青大将と同じくらい頻繁に見かける蛇だったけど最近見たこと無かったな。水辺に蛇は珍しくはないので不用意に噛み付かれたりしないよう気をつけよう

さて、二日目は田原滝上流の蒼竜峡に入渓
記録を見ると3年前に入渓したのが最後のようだ
田原滝直上の取水堰堤下の落込みで七寸位の山女魚が三尾釣れる。最後に釣れたのは口と頭大きな姿から雄山女魚だろうか、秋には間違いなく尺を超え厳つい顔になるだろう
今日も爆釣になりそうな予感



富士急行の鉄橋を潜る頃一番電車が十日市場の駅に到着する
金曜日だから出勤や通学のためこの電車に乗るのだろう。のんびり魚釣りしている自分が何だか優越感



細く深い流れの中に餌を沈めるけどアタリはない
水深はあるけど透明度が高く底まで見えるので、魚が走れば分かるのだけど
いつもなら序盤から投餌毎にアタリがあることも珍しくはないのでちょっと肩透かし

かつて赤かった小橋も今は色褪せてる


3年前には左岸の岸を遡上出来たのにブッシュが深くなった
いったん小橋まで上がり右岸に渡り崩れた橋桁を下降する。太いロープが付いているけど山岳登山のようだ





ブッシュを抜ければ谷が開け、魚が居着くポイントになる
筈だったのに、相変わらずまるでアタリがない
しつこく深みまで餌を流すのに気配さえないのはどうしたことか



そうこうしているうちに核心部が始まる
極度に両岸が圧縮されたゴルジュは何度目になっても緊張する
激流部は兎も角、水深のあるトロ場は魚にとっても居心地は良いだろうに相変わらず魚信は無いまま





漸くひとつ目の核心部が終わり谷が広くなる所も必ず魚が溜まっていたのに、ここも無反応



またすぐに第2核心部の始まり
ここから鹿留川合流までは竿を出す場所はない

お魚天国だった蒼竜峡でひとつもアタリさえないとは・・・
団地の只中につながる道を左岸に上がり見切りをつける

蒼竜峡の終点になる大渕に竿を出してみたがやっぱり釣れる気がしない


結論として、
今現在の蒼竜峡には苦労をしてまで入渓する価値はないということ
出水等で状況が変わるのを待つしかないか





暑さとの戦い始まる桂川

2024-05-25 09:00:00 | 釣り
 
週休3日の身の上ながら、新入社員の営業研修が行われたため2週間出勤していたので木曜日金曜日は代休
天気もいいのでテント泊兼ねてまた桂川参戦

平日こそと思い激戦区の城南橋から入渓する
橋の下は放流の重点ポイントだからやっぱり魚が溜まっている



ここまでに瀬に散らばった魚が頻繁に餌を追うので5時間くらいを要した
小さいながらも元気な山女魚と虹鱒が半々くらいで楽しい釣行






普門寺下の入渓点には数人の釣り人
平日でもこの川では貸切にはならない





普門寺バケは砂礫で埋まってしまい数年が経つ
足場がいいから釣り人も多いのだろう。ピタリとあたりが止まる




結局、そこから上流もアタリは遠のき、柄杓流川合流が近づく辺りで大型の虹鱒が現れるまで辛抱の釣りとなった
漁協員の老齢化による問題だと推測されるが、車で寄りつけられるポイントには魚が多いけど足場が悪かったり徒歩で川まで行かねばならない場所は放流量が減っている
故に魚の居着き場所がアンバランスになった。大水が出ると変化すると信じよう

柄杓流川合流前の大渕


前はここも重点的に放流がなされ、大物が必ず竿をしならせてくれた
今日もアタリはひとつない