エイリアンと言う言葉は高校生のわたくしにとって、何となく凶々しく響きザラっとした嫌な感覚を残しました
あれは多分高校三年生の夏だったと思います。大学受験のため、幾人かのクラスメイトが夏休みに予備校に通っていて、帰りしなに観たエイリアンがどんなに面白しろかったかを吹聴してました
あの当時、スターウォーズに始まった宇宙SF物が沢山作られていて、その中にある粗悪品の一部だと当初鼻にもかけませんでしたのに
あれから何本作られたのが詳しく知りません。シリーズ4までは間違いなく観てますけど、どんどん密室ホラーの緊迫感が失せてしまい、直近の作品をプライムビデオで鑑賞したら退屈で途中寝てしまいました
今回それでも久しぶりに映画館に行ってみる気になったのは、最初のテイストに戻ったとの情報があったらです
観てから一月以上経ってしまい、薄れてしまった感想を書くのも忍びないのですが、確かに密室ホラーを再現した映画になってました
唯それだけ
結局、近づける事はできてもエイリアンを超える事はできなかったのです
改めてリドリー・スコットの才気を知ることになりました