映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

ちはやふる 下の句

2016-05-03 05:58:46 | 新作映画

やっぱり可愛い

広瀬すずの振袖袴姿が見たくて、ちはやふる後編に行って参りました。何と、続編製作決定だとか?早くしないと少女期の美しさが消えてしまうので、大急ぎでお願いしますね。5年後にはとてつもない大人の美人女優になっているか、憑き物が落ちた様に平凡なモデル顔で落ち着くか、中途がないような気がします。
宮沢りえみたいな変化を望まないし、長澤まさみの地味な落としどころじゃ残念な気がいたします。行く先々では薬師丸ひろ子になれれば一番...あ~イヤイヤ、小百合さんになれれば最高ですね。ちょっと顔が派手過ぎますかね。

映画はちょっぴり物足らなかったかな。上の句の方が伸び伸び楽しめた気がします。ドラマですから、主人公三人の絆をメインに描かなければならない事は良くわかっていますけれど、わたくしが楽しみたかったのは5人のチームがかるた競技を通して成長してゆく姿にスポットを当てて欲しかったのです。メガネ君やクイーンはその良きライバルとしてオーラを放ってもらえれば良いわけで、特にメガネ君の描かれ方は原作通りだとすればあまり魅力が伝わりませんでした。原作ファンを裏切りたくない(怖くて裏切れない)心情は興行的な観点からすれば理解できますが、映画的な良いものにする為なら英断は必要じゃないかな。

上の句より面白くなっていた部分は、クイーンの登場ですかね。松岡茉優は上手ですね。あまちゃんの時から目立っていましたが、脇に置くと作品が締まるし、華もあるのでヒロインの影だけの存在で終わる事もありません。桐島の時のようなイヤミなギャルも出来れば、今作みたいにちょっと浮世離れなかるたクイーンも似合ってます。これから本当に楽しみな女優です。

続編作るならやっぱり二部作にする必要無かったと思うのです。二時間半で充分楽しめる映画になりましたよ。売上げ的な策である事は分かります。一本で30億の興行は無理でしょう。だからって、低いコストで儲け出そうとの考え方は映画に持ち込んで欲しくなかったです。


天つ風 雲の通ひ路 吹き閉じよ

をとめの姿 しばしとどめむ






藤の花咲く桂川

2016-05-01 22:09:40 | 釣り


橋を渡る音は結構うるさい



もう初夏のような太陽に渓流は煌めき、はるか高架線を東京へ急ぐ中央線が走る。

三月の釣行は雨と濁りに祟られて散々だったけれど、四月最後の桂川は藤の花房が気持ちよく膨らむ快晴。大月の鳥沢地区(上記写真)でほんの少しばかり竿を出したけれど、ウグタンと思われる小さなアタリが幾つかあっただけ。都留市田野倉地区にある結婚式場の上下流をのんびり釣ると、虹鱒と山女魚とウグタン合わせて7つの釣果。吉田うどんを食べてから川茂堰堤上流を探ったけれど、尺サイズの美しい虹鱒が一つ獲れただけ。


まだ少し早いかな