むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

ビルマの竪琴(竹山道雄)新潮文庫

2009年05月31日 | 読書

終戦間もないころに書かれた戦争文学。
著者の竹山道雄氏は、東大教授として、数多くの著作を残しているが、小説の形式をとっているのは「ビルマの竪琴」のみである。
それだけに、感慨深い1冊である。

ビルマ人の生き方。日本人の生き方。人の幸せとは何か。大いに考えさせられる一冊である。
学者らしく、考え方が偏ることなく、客観的に綴られていて、すがすがしい印象を与えられた。
コメント
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