タイトルは釣です。
農家や農業関係者と飲み会とか茶飲み話とかで出てくる本音を、資料や事例を交えながら解説した印象です。
農業関係者にとっては、それほど、目新しいことは書かれていませんが、ここまで検証すれば、書籍としても成立するということでしょう。
また、農業に縁遠い人にとっては、目新しいことだらけかもしれません。
できるたけ客観的に書こうとしている姿勢はみえるものの、著者自身が農家からなのか、どうしても農家側からの視点になってしまうのがおしいところでした。消費者に寄り添って考える視点があるともっと広がりが生まれるでしょう。