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就活生のスピーチ◆英国王のスピーチ◆共感で伝わるメッセージ!

2011-03-01 12:27:52 | 日記
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昨日、アカデミー賞受賞のニュースが入ってきた
映画「英国王のスピーチ」からインスパイアです。

就活生は面接訓練のイメージと
重ね合わせてもいいかと思うよ。



映画はまだ見ていないので、映画の題材となった
英国王ジョージ6世の話です。


◆イギリス国民の共感


元イギリスBBC日本語部長のトレバー・レゲット(1914-2000)の本から

※※※
ジョージ6世はひどいどもりであったから、放送は苦難であった。そのころは、録音は音盤に記録されるのであり、時には八分程度の短い演説の間に四秒も五秒もの空白を生じた。その間、国王は次の言葉を口に出そうとして必死に闘っていた(「編集」をすることは可能であったが、BBCはけっして編集しなかった)。


全国民は耳を傾けていた。そして、いつしか、われわれも国王と一緒になって懸命に努力しているような気になった。


国王が話し方の矯正訓練をうけていることは、われわれも知っていたが、何年かの間に本当によくなった。


国王がうまくなるにつれて、われわれには古くからの友人のように思われ、国民はお互いに「すばらしかったね。今度のはほとんど途切れなかった!」と言い合った。
※※※
「紳士道と武士道」サイマル出版会1973年


当時のイギリス国民が、ジョージ6世のメッセージからどんな印象をうけたかがわかるかと思います。


流暢な言葉でメッセージを与えたのではなく
「国王が自分自身のハンデを乗り越えようとしている姿勢」
にイギリス国民の共感が広まったようです。


◆国王の苦悩は吃音だけではない


ジョージ6世は自分が国王になりたくなかった。
ところが兄のエドワード8世が
「人妻との結婚のため」退位してしまったのです。

※※※
王といえども法は曲げられない。時の首相ボールドウィンは、涙を浮かべて最後に言った。

「これは、私からの願いであり、また内閣からの願いでもあります。われわれの国王として是非おとどまりください」

国王の答えはこうだった

「王位にあるかどうかに関係なく、私はウォリス・シンプソンと結婚するつもりだよ。ミスター・ボールドウィン」

1936年12月10日、エドワード8世はついに退位宣言書に署名をした。
※※※
林勝太郎「英国流おしゃれ作法」朝日文庫2000年から


自分の兄が退位したために、弟としてイギリス国王にならざるおえなかった。
「吃音も王位継承も、原因は自分で選んだものではないのだ」
そう思う苦悩が、二重に国王を陰鬱にしたのかもしれません。


◆就職先は「大英帝国国家元首」


だれでも書けそうな、ありきたりのブログテーマで
「英国王のスピーチの努力を就活生も面接で見習おう」
ということは書きません。


おお、期待させてごめんなさい。



就活生が英国王のスピーチから
境遇を重ね合わせるとしたら


ジョージ6世は「就職先」として
自分の希望がかなわずに

就職タイミングが悪く
「大英帝国国家元首」を
内定先にせざるおえなかったということだよ。

大英帝国の国民すべてに
自分の隠しておきたいコンプレックスを
さらけださなければいけなかったんだ。



希望に沿わない内定先、会社の仕事が
自分のプライドを傷つけるようなものだ。


その時にどうしたらいいか?


実際に映画を見て
感じたことから
考えてみてもいいよね。
答えはまかせます。各自で考えよう。


☆☆就活アドバイス☆☆


自分の希望した会社に
すんなり
内定できるとは限らない。


第一希望ではない会社にしか入れなかった場合

そこでどうやって乗り越えるかという
考え方のヒントが
「英国王のスピーチ」に隠されていると思うよ。


就活中の空いた時間に
映画を見てみるのオススメです。


ではまた。

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