


こんにちは。
京都大学の入試問題の事件から考えよう。
就活でもそうだ。カンニングはダメだ!
MSN産経ニュース2011.3.2から
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京都大などの入試問題が試験時間中にインターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で、警視庁と京都府警が、投稿に関与したのは東京の男子高校生2人とほぼ特定したことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
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★3.3追記★
このニュースはミスリードであることが判明。実際は京都大学を受験した仙台在住の予備校生が犯行をしたということです。
◆『入口と出口』はつながる。
たとえば入試という入口と、卒業という出口。
就職内定という入口と転職・退職という出口。
今回は入口の事件ですが、当然出口にも関係してきます。
過去の記録は良くも悪くも出口にも引き継がれる。
今回は犯行者にとって消すことのできない罰の記録です。
入口と出口がつながることの大切さを就活生も認識しよう。
不正なものは必ず発覚するものだ。
◆入口から出口まで一生涯、企業の存在価値は『善』なのだ
きょうは特に解説せずに紹介したい文章があるんだ。
さらっつと読んで考えてみて欲しいんだ。
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学者は真理追求に精進し、芸術家は美の追求に一生をかける。真と美をである。
事業家や、事業にたずさわるものは、では何を求めているか。利か?
生産性をあげ利潤を上げるべく決断する。それはよい。だが何のために生産性を上げ、利潤を上げるのか、といわれたとき何と答えるか?
良い品をつくって、良い品を売るのは、善事である。それが企業の存在価値だ。
その基本にしっかり立ったうえで、競争社会の落伍者にならぬように、策も略も立てるのだ。そういう根本を把握したうえでの決断こそビジネスとして最高の決断である。
アブラハム・リンカーンはいみじくも喝破している。
「人は短い期間、すべての人をだますことはできるだろう。また長い期間、一部の人をごまかすことも可能だろう。しかし生涯の全期間にわたってすべての人をごまかすことができない」
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邑井操「決断の法則」知的生き方文庫1984年から
★★★就活のヒント★★★
企業活動の根本原則は変わらない。
会社とは利益を追求するところ。
でも、その利益は何のためか?
就活で、ちょっと考えてみよう。
社会人も、だ。
今人気のP.ドラッカーが
一番尊敬したという
日本の実業家渋沢栄一サンの言葉だ
「論語とそろばんは両立する」
経済活動に道徳は必要なのだよ。
不正行為はかならず露呈するのだ。
入社の入口でこの言葉を知っていたら
出口まで続く人生キャリアでは絶対に
間違いは、ない!
~めずらしく断定的に表現しよう!
ではまた。
