


こんにちは。
今月は企業も大学も業務が慌しい時期なので、就活生(大学3年生)が不安定な心理状態に置かれることが多いです。
そういう不安定な就活生の心の隙間に忍び寄る「詐欺」も多いのが社会の現実なので注意しよう。
◆外見のチェックポイント(抑止力)
昨日(6日)の私のツイッター投稿が多少RT(リツイート)されてますので、もう少し説明しておきます。
2011.3.6tarebonnツイッター投稿から
※※
街で就活生をたくさん見かけます。就活生を対象に声をかけてくる詐欺も多いから、就活スーツで街を歩くときは、首から簡単なネックストラップ下げておけばどこかの社員証のように見えて抑止力になるよ。ちょっとしたヒントだよ!
※※
これは実体験で書いているのです。
私自身が営業で人を見るチェックポイントでもありますが。そのほかに転職スカウトを担当する人材紹介会社のベテラン営業やモデル事務所のスカウトマンなど、いろいろな人から話を聞いてまとめたものです。
就活生は
・リクルートスーツ
・白いシャツ
・鞄と靴が黒
これが外見の特徴だから「自動車運転の初心者マーク」になってます。
それをチェックしている連中も世の中にはいます。
◆就活生と新入社員との違い
社員になると、社章を付けたり社員証を下げたりしています。
それが外見の身分証明だ。
同じリクルートスーツを着ていても
就活生と新入社員のアイテムはここが違う。
だからアイデアとして
ネックストラップをぶら下げてみよう。
ストラップの下は学生証でいいんだ。
↓
就活生を狙う街のキャッチセールスや詐欺の人たちは
就活生かどうかを「一瞬の外見判断」で探るから
どこかの新入社員か?
という「誤認」をしてくれます。
たとえばこれが外見の抑止力ということです。
↑
◆抑止力の必要性
「就活生は狙われているのだ」ということを
しっかり認識しておこう。
不安心理が多い人は、不安解消につながる話を
つい聞いてしまうものです。
聞くだけならいいのですが
その先に待っているのが
「だからこそ●●万円で!」
という購入話につながるのが詐欺の常套句だよ。
◆助け船は出そう。だから勇気と知恵を出せ。
この時期のオフィス街の喫茶店で
よく見る光景の一つに
就活生一人に
怪しい社会人が二人がかりで
何かの購入を勧めているシーンをよく見ます。
明らかに話が怪しそうな場合には思い出そう。
一人に対し二人がかりで、喫茶店などで強引に
断りずらい状況をつくって契約を勧めるような場合は
営業や販売に関するコンプライアンス違反でもありうる。
(特定商取引法、その他)
「法律違反の勧誘なら、問答無用で断れ」
相手の商品の内容や仕組みに反論せずに
「強引な勧誘という客観的な事実で断れ」
それが対処法だ。
◆地方から東京に来る就活生に
自分の身は自分で守ろう。
就活中に街で、きょろきょろしないこと。
ただ前のみを見る。
移動するときは、たとえば
「首からストラップ下げるだけで」危険は半減する。
もしトラブルに遭いそうになって
どうにもならなくなったら
かまわず大声を出そう。
周囲はその状況を一斉に察知してくれる。
都会は人が多いから、
逆にその人の多さで危険も回避できることがある。
☆☆☆☆現実の波☆☆☆
社会に出るということは試練かもしれない。
逃げるよりは、知恵と勇気で立ち向かおう。

では今週もがんばって。