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今週は東北・関東大震災の影響を考慮した内容にしております。
多くの企業が震災後にどんな動きをしていくか
就活生も知っておこう。
◆復興にむけて
阪神大震災のあと、当時私が勤務していた住宅設備機器メーカーでは
『仮設住宅用のユニットバス』を大量生産することになりました。
通常の商品原価を下回る価格で生産して
工場をフル稼働させていた記憶があります。
家電・飲料・食品・住宅など、主にメーカー中心になると思いますが
企業は全力をあげて被災地支援や復興に向けた動きに入ると思います。
まずは必要物資の生産ですね。
リアルな今はまず電気・水道・ガス業界によるインフラの復旧。
そして必要物資の生産と物流の確保が続きます。
金融業界ならば、そうした企業への金融支援を行います。
(もちろん被災者への個人対応も)
業界というのが、それぞれどのように結びついて
日本経済を支えているのかということがわかってきます。
◆就活の勉強が役に立つ瞬間
すでに業界研究・企業研究をしている皆さんならば
自分の応募企業が震災復興でどんな役割を果たすようになるか
ということが、今ははっきり理解できると思うんです。
就活で取り組んだ業界研究が役に立つ瞬間です。
自分がもし応募企業に採用されたとしてみよう。
その企業がこれから果たす震災復興のポジションを理解して
自分は新入社員という立場で、これから
どれだけ復興支援の役に立てるだろうか。
もし質問されたら
『何らの自分の考え』を示せるようにしてほしいです。
◆復興から景気回復へ
就活生は、とにかく目の前の就職活動に集中してみよう。
そして応募した企業に内定・就職したとして
その企業がこれからの震災復興でどんな役割を果たすのだろう?
その企業で働くことで、自分はどれだけの役に立てるだろう?
そう。いち早くそこで役に立とう!自分を役立たせていこう!
こう考えて就活に取り組むことも、募金やボランティアにまさる
就活生のやるべきことなのだろうと感じています。
今回の災害の復興にはかなりの時間がかかると予想されます。
多くの企業が復興に関わるとして、その最前線の働きには
ほかならぬ皆さんの世代が、一番必要で求められているんだ。
◆あなたは他者から必要とされ、求められている存在なのだ。
阪神大震災の時、日本中からボランティアが神戸に集まりました。
その中に
『自分が被災者から必要とされている存在である』
ことを認識した人たちの多くが感じたことは
『自分は勝手に死ぬわけにはいかない』
ということだったといわれています。
多くの命が震災で奪われ、その中で被災者救助・支援で
必要とされている自分がいるのなら
自分が勝手な悩みで、自殺して死ぬわけにはいくまい。
多くの亡くなられた人たちの分も、生きねばならない。
これは今、就活生にとって目の前のやるべきことを
乗り越えるヒントでもあります。
就活の失敗から絶望しないために。
就活生のあなたには、何としてもこの震災を復興させ、
日本を元に戻す責任と使命があるのだ。
そのための就職内定ということも、ちょっと考えてみよう。
※参照
就職に失敗して自殺する学生もいます。
それは震災で亡くなられた人たちが一番悲しむ。
生きる価値はあるんだ。あなたは必要とされているから。
※※※
3月3日、警察庁が2010年中の自殺統計を発表した。
「就職失敗」が原因・動機のひとつと判断された自殺者の数。前年より2割多い424人に上り、そのうち大学生の自殺者数が46人と前年の2倍に増えていたのだ。
※※※
週刊プレイボーイ2011.3.28号
「大学生はこんなに追い込まれてる!急増する「就活自殺」の実態!」から
人は誰でも、誰かから、必ず必要とされている存在なのだよ。
生きろ!
ではまた。
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