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インターンシップの夏◆PDCAサイクル◆読売新聞『就活ON!』から

2011-07-12 10:03:32 | 日記

(PJ社の看板広告から~夏をイメージ)
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毎週火曜日は読売新聞『就活ON!』連載からインスパイア。

『インターンシップとPDCAサイクル』についていきます。


◆覚えよう「PDCAサイクル」


※※※
もうすぐ夏休み。

企業を知るには、インターンシップ(就業体験)が最適です。
今からでも応募のチャンスは十分にあります。


どんな取り組みをするにしても、参加しただけで満足してはいけません。
リクナビの岡崎仁美さんは、品質管理などに用いられる、
「PDCAサイクル」を意識して行動することを勧めています。


簡単に言うと、計画を立て、それにそって行動し、
結果を点検・評価し、その後の改善につなげるーということです。

※※※
読売新聞『就活ON!』2011.7.12から



PDCAサイクルは
学生の社会人基礎力や学士力、就業力を伸ばすための教育方法として
すでに大学教育の中にも取り入れられてます。


P:Plan
D:Do
C:Check
A:Action


それぞれの頭文字でPDCAと言ってます。




◆Checkする自己理解からスタート


品質管理や企業の目標管理ならばPから始めてもいいんですが

就活生向きにアレンジすると
Cからスタートする、いわばCAPDのほうが
わかりやすいと思うんだ。



私だけの考えではなく、いろいろな方面の
キャリア教育プログラムで提言されています。


自己理解としてのCheckからスタートさせるほうが
サイクルを回しやすいということです。


いきなり「目標を立てなさい」といっても難しいんだ。
まずは自分を理解する「気づき」が大切なように思う。



◆自分の中のインターンシップを充実させよう


インターンシップについて興味があるならば
もう意識としては就活に前向きなんだろう。


なぜ興味があるのかを簡単にCheckしておこう。
ちょっと掘り下げて考えてみよう。


自己理解をまとめておくと
計画(Plan)も立てやすくなると思うよ。



そしてインターンシップという名称はあくまで
会社で体験する場合の一般名称だと思えばいいんだ。


大切なのは「就業体験」なのだから
ボランティア活動や学内イベントの実行担当でも
「就業体験」という意識で臨むことが

「自分のインターンシップなのだ」という
自己理解でいいんだ。


◆小島貴子先生のメッセージ

※※※

Q:夏休みのインターンシップを探さなければと必死です。
(大学3年男子の母)



(インターンシップ)募集に落ちて就職活動に気持ちが向かなくなる学生も例年いますが、インターンシップ以外でも、働く喜びや苦しさを知ることは十分できます。

大切な夏休みに何をするべきか。焦らず、じっくり考えてみるように応援してください。

※※※
(2011.7.12「就活ON!」から)


※キャリアアドバイスで有名な
東洋大学准教授の小島貴子先生は
たびたびの個人的な敬意の形容詞ですが
「国民的アニメのネコ型ロボット初代声優に近似値」であります。

※先生のツイッターフォローもさせていただいております。



大学3年生の貴重な夏休みを、有意義にね★
ではまた。

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採用担当者が理解できる人数は300名?◆1:300の就活生◆

2011-07-11 13:49:32 | 日記
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20116.27ブログで紹介したFacebook採用枠の話をもう一回

※※

マーケティングPR企業のトレンダーズは、女性の口コミと、巧みなメディアミックスで業績を伸ばしてきた。

本業のプロモーション活動でソーシャルメディアの力を活用する同社も2012年度新卒採用に「フェイスブック枠」を設けた。

「フェイスブック上で200名以上の友達がいる学生」は、本人が、希望すれば、会社説明会や書類選考、一次面接をスキップできるのが特徴だ。

※※
メディアボーイ「Facebook就活・転職マニュアル2011-2012最新版」2011.7から

tarebon注)
2011.6.27現在 同社フェイスブック枠2012年度の応募は締切終了。


この話を紹介してから

・なぜ200名以上なのか?
・その人数の根拠は何?

というのが気になっていました。





別の本を読んで気がついたことがあるので
そこから紹介しよう。


◆人事担当者が理解できるMAXは300人


※※※

私の経験でいえば、担当する社員の顔を知り、かつある程度の行動予測ができるのは、最大でも300名程度である。

これくらいの人数を越えると、人間同士が対面して情報交換できる範囲を超えてしまうということである。

※※※
楠木新「人事部は見ている」日経プレミアシリーズ 2011.6新刊から


著者の楠木さんは大手企業の人事担当をしてきた経験から
人事担当者が認識できる社員の人数は300名程度と書いています。


複数の企業人事担当者にもインタビューをした結果も踏まえて
自分の経験値と人数に差が無かったということです。



◆300人の常連がいれば商売繁盛


店舗経営について書かれた本にも
「固定の常連客が300人以上いれば、商売は軌道に乗る」
という内容があるので

300人という人数と
顧客開拓・人間関係構築には共通項があると見ていいかもしれない。



「フェイスブック採用枠」に話を戻すと
本当にフェイスブックで200名友達がいるのなら

その友達の全員については

企業の人事担当者並みに認識できていてもおかしくはない
ということなのだろうね。



◆300名の中の1人の就活生になろう。


大手企業・人気企業になると
ものすごいエントリーがあり

採用担当者はその中から絞り込むことになるよね。
採用担当者の立場で考えてみよう。


300名程度のエントリーシートならば
1人の採用担当者の理解の範囲内に収まるようだ。

エントリーシートの内容について
〝きちんと見てもらっている〟可能性がある。



応募者が300名を越えるなら
エントリーシートがじっくり読まれる前に
一定の基準でふるい落とされることも考えられるよね。


◆一定ラインは常識ライン


ここで気をつけていこう。

書類不備や誤字・脱字・空欄があるもの。
字数制限に満たない、あるいは超過しているもの。


一定の決められた条件からはずれたものは
〝機械的に、ふるい落とされる〟



応募先が求めている一定ラインは
その会社の常識ライン。



★★
相手が認識できる300名の中の
1人になることが
まずポイントになるのだとしたら


こころがけることはたくさんあるよね。
ものごとはなんでも締め切りを守ろう。

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特に理系の就活生へ◆魔女の九九◆計算外に飛び込む勇気で!

2011-07-09 10:16:56 | 日記
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昨日たまたまテレビで放送していた
「魔女の宅急便」(1989年)を見て


仕事での自立というテーマが魔女でも就活生でも
重なりあう部分があるよね


★特に理系の就活生へ★


専門性に縛られて、それを生かす進路が見つからず
悩む場合のヒントについて前回ブログで書いてみたけど


理系の技術は現代の魔法なのだとしたら
それを操る魔女たち(理系の就活生ということ)には
ぜひとも覚えてほしい数式があるんだ。


「魔女の九九」

それをこれから話そう。

★★★
以下、2010.3.4「tarebon就活ポインター」からダイジェストで要約します
★★★


※※※※

◆1+1=2の世界から


一人でこなせる仕事がある場合
二人いたら、
1+1=2人分の仕事ができるはず。

これが普通の考え方だと思います。
計算上の世界では当てはまります。


ところが現実に当てはめると

一人でこなせる仕事があって
二人いたら
1+1=0ということもあるんです。


◆1+1=0の現象


人間心理の傾向性というのがあって


2人で仕事やるなら
きつい仕事は相手に任せてしまえ


お互いがこうやって相手を頼り始めたら
結局一人分の仕事が仕上がらないこともありえます。
というか実際によくある話です


これが、世の中計算通りにはいかないという根拠にもなります。


人の想いや自由意志には定量化が向きません。


◆魔女の九九


ゲーテ「ファウスト」から
【魔女の九九】

汝、会得せよ。

一を十となせ、
二を去るにまかせよ、
三をただちにつくれ、
しからば汝は富まん。
・・
(手塚富雄訳)


悪魔メフィストフェレスが
ファウストに教えた魔女の計算式です



計算の世界では
1+1=2
人間の世界では
1+1=0もあり2以上もあります。

魔女の世界では
この世の計算は
「むちゃくちゃ無意味」であるらしい。



◆世の中のチャンスは平等

しからば汝は富まん。

計算できない世界にこそチャンスはある。



そのチャンスは
「魔女の九九」から与えられるものだとしたら

人間の善悪にはまったく関係なく
〝計算上〟は平等にめぐってきます。



◆他人と出会うことで成り立つ「魔女の九九」


世の中の現実は「魔女の九九」で成り立っているのかもしれない。

今まで学んできた計算式で答えは出せない
まったく別次元の計算式のある世界なのだ。



この「魔女の九九」には
もうひとつの真実があるように思う。


可能性という数式なんだ
1+1=無限大∞


仕事でも生活でも、
まったく他人との係わり合いなくして成り立ちません。


そうなるとどれだけ他人との縁や出会いから
1+1=無限大∞
を引き出せるかを信じたほうがいいかと思います。


他人との出会い、接触のなかからでしか
無限大の可能性というものは生まれないようです。


※※※※

魔女の世界に飛び出そう。
「魔女の九九」1+1が無限大の世界へ。


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ではよい週末を!
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理系の就活生へ◆適性にこだわらず、多様な価値観で◆東大生の悩み

2011-07-08 16:05:34 | 日記
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前回更新で私立大学職員のことを書きました。

そこで今度は
国立大学のトップ・東京大学の職員の学生支援について
紹介しながら「理系の進路相談」について考えていこう。


興味深い新刊が出てます。


「東大理学部発 学生相談・学生支援の新しいかたち」
大学コミュニティで支える学生生活

東京大学大学院理学系研究科・理学部 監修
東京大学大学院理学系研究科・理学部学生支援室/下山晴彦 編著

岩崎学術出版2011.4


◆理系の進路サポートは


※※※

職業選択の際に、理系学生特有の生真面目さで、適性や条件にこだわりすぎると思われるときには、人生における偶然性に身を任せてみるおおらかな姿勢、自分のやりがいだけではなく自分が貢献しうることに目をむけてみること、チャレンジ精神など、別の価値観を提示してみることもあります。

※※※
(前掲書より)


理系の学生の場合、大学院に進学する研究者志向の学生が多く
「自分の専門性」ということが就活のネックになる場合があります。


自分の専門性を生かす進路選択が難しい場合

それまでの人生がすべて否定されたような
極度の挫折感に襲われてしまうことがあります。


★★★

理系の進路は計算で成り立っていると思う。

それで計算ができるものには安心できるが
計算ができないものについては
「いたずらに」不安が広がるようです。


「いたずらに」というのは

計算が成り立たない世界というのが
社会の現実でもあるのだから。


計算できないことを不安に思うのは
計算できる世界を当たり前だと認識していることにある。

★★★


理系の学生は研究やレポートで
自分の時間を持つことが少ないと思いますが

できる限り多様な価値観を受け入れ
多様な進路について興味・関心を持つことで

考え方に柔軟性を持たせてみよう。



キャリアセンターや学生相談室を通じた
大人の人たちとの接点を増やすことが
社会性を身につけ、多様な価値観を身につける
ポイントになってくると思うよ。





東京大学理学部の学生サポートについて
もうすこし見ていこう。


◆「応援されている実感」を与えるもの

※※※

支援室相談員や理科系教員が大事にしているのは、進路選択や就職活動を実質的に成功させるためのハウツー的なサポートではありません。


苦難に遭遇してもまた乗り越えていけるよう、応援されているという心強さを実感できるよう、学生を下支えすること、エンパワーすることで力になりたいと考えています。

※※※
(前掲書より)


大学生の相談は、「就活の悩み」が「学生生活の悩み」だったり「家庭環境の悩み」だったり複雑に絡み合うことが多いものでしょう。


同じ大学の中で、学生の微妙なニュアンスを感じとって対応できるのが
キャリアセンターの担当者でもあります。



身近な相談窓口を使ってみよう
ではまたね。

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私大職員を理解しよう◆読売新聞『大学の実力』から◆就活の「共感力」

2011-07-07 10:27:40 | 日記
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読売新聞が実施した「大学の実力  教育力向上の取り組み」調査の最新結果が公表されてます。(前回ブログ更新も参照ください☆)

私大職員の新卒採用に応募中の就活生は、特に注目してほしい。
ということで書きます。



もちろん一般の就活生も、大学職員のことを知っておくと
なにかと参考になるかと思うんだ。


相手の仕事・立場を認識する就活生の「共感力」を高めよう。




◆大学の職員数もチェックを


※※※

個々の大学の職員数に注目を。教員一人当たりの学生数をチェックするように、職員でも見てほしい。職員は、学生の人間的な成長に影響を及ぼすキーパーソンだからだ。


大学経営が厳しくなっている中で、常勤職員を減らす傾向が広がっている。

どこの部署の職員を減らしているか、常勤・非常勤のバランスはどうか、などに大学の姿勢が表れている。気になった大学には、実態をぜひ問い合わせてほしい。


※※※
読売新聞2011.7.7記事「大学の実力」から
横田利久氏(大学行政管理学会前会長)


大学に限らず、学校に勤務する人は「教職員」と呼ばれます。

そして学校に勤務する人は、特に学部事務の場合
「たとえ実際に教壇に立たない事務職員」でも
外部からは「先生」と呼ばれることがあります。


独特な立場であることを認識しておこう。


読売新聞のイラストにはこんなセリフもあったよ。

※※※

「職員数は大切?」

「もっちろん。就職支援の中核は職員さんだよ。教育の充実も担っているんだ!」

※※※



◆私学助成金による人件費の補助



国公立大学の職員の場合は「公務員」というイメージがしやすいと思う。
ところが
私立大学の職員の場合には※「プチ公務員」ということも覚えておこう。


「プチ公務員」は私の独自のネーミングです。



私立大学には国から
「人件費の半額補助」を目標にした私学助成金が交付されてます。

つまり私立大学職員の給与には(割合は大学によって異なります)
〝公務員の血〟も確実に流れているということになります。



私立大学の収入のメインは「学生の収める学費」なので
(帰属収入といいます)
教職員の給与も全部そこから出ているイメージがありますが

私学助成金の交付を受けている以上、やはり私大職員は
「プチ公務員」なのだという理解がベストのように感じます。



◆常勤と非常勤


私大の場合、一般的に常勤職員は
「専任事務職員」=「専任職員」という言い方をされます。


就活生に馴染みのある大学のキャリアセンターには
専任職員のほかに、外部の嘱託や非常勤の人もいます。


キャリアセンター専任の場合、学内で関係する教学部門
(教務・入試・学生・学部事務など)との調整があるので
なかなか多忙です。


就職支援というものは、あくまで支援なので
専任職員の仕事は大学事務全体とのバランスによって成り立ちます。



◆インターンシップでも大切な「共感力」


こういうことを知っておくと
前のブログで書いたように、相手の立場に配慮する「共感」も身につきやすい。



大学職員の仕事内容・立場を知り

相手への「共感」を持ちながら
自分の相談を持ちかけてみよう。


そうすると不思議なことに
相談される側にも「共感」が伝わって
親身な対応をしてくれるものだよ。



★相手の仕事内容・立場を知り、そこに共感できる力★


キャリアセンターを使うとき、相談をするときに
発揮してみよう。


「自分の相談事を、相手にうまく受け止めてもらえる工夫」こそ
コミュニケーション能力のポイントだと思うよ。

その基本は、相手を理解して「共感」すること。
つまり相手をよく知ろうとする観察力・理解力なんだよね。



「自分の相談事」というのは仕事でも同じだよね。
自分の仕事について相手に協力してもらう時も同じ。
だから仕事ではコミュニケーション能力が必要になる。



知識も必要、だから学ぶことだよね。





2011年7月7日
多くの就活生が、内定かないますよう。

七夕の願い事によせて。
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