フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

初盆

2014-08-03 08:31:34 | Weblog
死者が戻ってくるという「お盆」。今年はケイコフの初めての「お盆」。今日お寺さんが来てやってもらうからと連絡があったが台風の影響で大雨だから行けない。よりによってこんな日に・・・と思うけど前から予定してたことだし言っても仕方がないか。「普段からの行いが悪いからだよ」「どっちが?」もちろん「死んだ姉が」とブツブツ。姉のことは日常茶飯事にあーだこーだと言ってるから毎日がお盆でお盆が特別なことでもないから別に坊さんの読経を聞きたいわけでもないから今日じゃなくてもいいんだオレは。宗教行事には関心がないけど仏教神道合わせての文化行事だからと思うと小さな子たちには見せといたほうがいいのかな。「日本人はねこうやって死者と向き合ってきたんだ」とか人を慈しむ心をこうやって育んできたんだとか伝えなければならないことが人の死には沢山ある。こうやって命の大切さを肌で感じて子供は育っていくんだ。このこと案外見過ごされているんじゃないかな。社会でも教育と彼らが称している場でも。僕らは肌で感じることが当たり前で育ったから別に取り立てて「命は大切」なんて言われなくてもそんなこと骨身に沁みてるのにな。今日は我が家でケイコフのために線香上げよう・
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