安全保障関連法案の成立に躍起の安倍内閣。リスク関連の話を除けよう避けようとそています。中谷防衛大臣だったか「自衛隊のリスクの増大はない」なんて時代錯誤な「大本営発表」をして「またあのホラ吹きが」と地元高知では失笑を買っている。あれはもともと馬鹿だからと高知では心ある人は歯牙にもかけておりませんがなんの根拠もないのに大言壮語するのは土佐人気質でありますからお許しを。さて、自衛隊員のリスク、戦時下においては「前も後ろも」関係なく戦争ですから命の危険はついて回ります。このことを議論しないで何の国会かと思うのでありますけど。「僕たちは後ろでちょっとしたお手伝いをしてるだけですから戦争は前でお願いします」って子供の喧嘩じゃあるまいしこんなこと通るわけがない。戦争は敵と味方。白と黒がはっきりしてるもんだからそんなところへ灰色がのこのこと出かけていって白には白っぽい灰色です。黒には黒っぽい灰色です。とでも言うのだろうか。そんな発想だから「自衛隊員のリスクはない」とか「増大しない」とかいえるのかな。「自衛隊員のリスクはある」と言ってるじゃないかとか「自衛隊のリスクより国民のリスクを回避せねば」とかそんな子供じみたレベルで国防を語っていいものだろうか一国の首相が。確かに中国は歴史に学ばない国だから南シナ海で戦争も辞さない勢いで領海搾取を続けている。このまま行けば、アメリカとの小競り合いは起こりえるだろう。その際、日本攻撃も視野に入れてくるだろう。そのための国防をどうするのか安全保障という枠組みをどう機能させるのか、そのために何をすべきか、戦わずして勝つ方策はあるのかとかこういうことを議論すべきじゃないのか。リスク管理ってそういうものじゃないのかな。自衛隊員が死ぬとか死なないとかじゃなくて死なせないためにどうするかでしょう。中国が脅してくるから脅し返す。それで均衡が保たれるというのはナンカ古い陣取り合戦をしてるみたいだね。中国人が足元にも及ばない新しい技術を開発して世界に貢献できるという路線に進んだほうがよっぽど国防になるとオレは思うんだけどね。世界で一番いいのは「平和ボケ」なんだから。「そうだ中国を平和ボケ国家にしよう」ってキャンペーン、どうだろうか。
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