版画家の大場冨生さんの詩に「キリギリスの讃美歌」というのがあっていいなこの世界と思ったから書き留めておいた。正確なものじゃないけど…と思うけど書きます。
キリギリスの讃美歌 (大場冨生) まっすぐな道なのに私の行くへがわからない ただ風に後押しされて歩いている もう一つ見えない道を探し歩く あの誰が為に輝いている 小さな星をたよりに
版画も「さすらい人」のイメージで種田山頭火の句を載せていた。「ゆうべいそがしく燃えている火のなつかしく」その英訳を下にBusily at night Firewood burns Making me feel nostalgicとね。版画はCypress糸杉が燃える火のように描かれたものだった「さすらい」は男の永遠のテーマなのかな。