フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

キリギリスの讃美歌

2017-05-17 08:11:05 | Weblog

版画家の大場冨生さんの詩に「キリギリスの讃美歌」というのがあっていいなこの世界と思ったから書き留めておいた。正確なものじゃないけど…と思うけど書きます。

キリギリスの讃美歌 (大場冨生)                                                                                                          まっすぐな道なのに私の行くへがわからない                    ただ風に後押しされて歩いている                           もう一つ見えない道を探し歩く                          あの誰が為に輝いている                             小さな星をたよりに

版画も「さすらい人」のイメージで種田山頭火の句を載せていた。「ゆうべいそがしく燃えている火のなつかしく」その英訳を下にBusily at night Firewood burns Making me feel nostalgicとね。版画はCypress糸杉が燃える火のように描かれたものだった「さすらい」は男の永遠のテーマなのかな。

コメント
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