このところ中学の同級生の話題が多い。「ヤマモトっておったろう?」「ウン、知っちゅう」「同じクラスやったろう」「あのちょっと色っぽい女の子やったね」「どこがえ」「あんた好きやったが?」とたわいもない話で始まって「どうしたが?」「死んだかえ」というのが定番。「死んでないわアホ」というのがこれも定番。「今、亭主の介護やと」親の介護がすんだら今度は亭主の介護かえ。人は介護をするために生まれてきたのか介護をされるために生まれてきたのか僕らが若いころは介護という言葉すら身近にはなかったのに。みんな自分で死ぬまで生きていたと思っているが若かる我は見て観ざりきだったのかな。目を閉じると中学の時の自分がいて斜め前の席にヤマモトがいてプラセンタなんか必要のない顔で白い夏の制服で振り向いて笑っていた。みんな幸せを絵に描いたように。あの頃が幸せだったんだろうか。大人として生きてない時期だから何とも言えないが何も考えない幸せって確かにあった。ちょうど夏の昼下がりに戸を開け放って昼寝してるような無防備な幸せが。どうしてこのままでは人はいけないんでしょうね。と疑問。坊主頭の夏の思い出。白い夏服と木漏れ日教室、黒板そして若かる我と若かる友。
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