フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

いつものことだけど

2017-05-13 07:21:42 | Weblog

朝起きて口を漱いでからトイレに行って小用を足し新聞受けから新聞を取って来て湯を沸かす。珈琲を淹れてウルーの朝飯を構えてからスズメやハトにエサをやり珈琲を飲みながら新聞を読む。いつものことだけど昨日描いた自分の絵を見て描き加えたり減らしたりと修正を加える。朝飯前の僕の日課。上手くいったりいかなかったり、その日によって違うけど毎日似たり寄ったり。今日はいま高知県立美術館で開かれている片岡鶴太郎の還暦紅という美術展で来高していた鶴太郎のインタビューが新聞に載ってた。「人生も端折ったらダメ。絵で学んだことですね」と締めくくっていた。一つ一つ丁寧に描くんだってね。絵具を溶くときも。みんな同じなんだ描く人はと可笑しくなった。年取ってから絵を始めた人に共通してるんでしょうかね「絵と対話」するって。これも自分と同じで フムフムと頷いていた。最近は油絵が多いんだってね。いろいろな表現が油絵は可能だからね。「僕は絵に行きついて詩情を描いている」という鶴太郎の言葉もフムフムだね。初めから絵を志して美大出てという絵描きさんはまた別の思考なんだろうけど年取ってからひょんなことで絵を描き始めた僕らはやはり「雑草」の発想なんでしょうね。だから僕は雑草を描く。庭に出てきた雑草をつぎつぎと。いつものことだけどとブツブツ。

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