みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

北アルプス穂高へ

2005年08月07日 | 
北アルプスは穂高連峰へ山旅に行ってきた。
天候、体調に恵まれて、充実の山行(さんこう)となった。

今回辿った道のりは、上高地から梓川を遡り、横尾~涸沢(からさわ)~穂高と、北アルプスの定番ルートだったのだけど、改めてその良さを実感。

 ・心地よい梓川沿いの林道
 ・涸沢の大雪渓(but、今回、雪渓のカキ氷はパス・・・)
 ・スリル満点の岩稜歩き
 ・色とりどりのお花畑
 ・360度の大展望

上高地から穂高を極めるのは山の醍醐味がぎっしり詰まったお薦めコースですね。
穂高連峰は日本アルプスの中でも別格の存在。1回だけ山に行くとしたら、断然、富士山よりも穂高だと思う。

<みちのり>
8/5(金)上高地5:20~横尾8:15~涸沢11:30~北穂高岳(3106m)15:00
8/6(土)北穂高岳6:00~涸沢岳(3110m)8:20~穂高岳山荘9:20~(白出沢経由)新穂高温泉16:00

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今回の山行、個人的には、体力への自信がもてたことが最大の収穫だろうか。
ここ数年、体の故障(膝痛、腰痛)に悩まされて、本格的な夏山からは遠ざかっていたのだけど、日頃のちょっとした体力作り(といっても、週2回、3Kmくらい走ったり、腹筋)でも、山を楽しめる!ということは、なかなかの発見でした。
(もっとも、2日間、山道を10時間近く歩いたダメージは相当のようで、たいへんな筋肉痛・・・)

あと、岩場(北穂高岳~涸沢岳間)がとても怖くて・・・。ひょっとして墜ちるんじゃないかと、難所を通過する2時間の間ハラハラドキドキしっぱなし。今回この難所を通るのは3回目だけど、一番怖かった。
やっぱり年を取って、運動神経が鈍ってるのかな? それとも度胸が失われてしまったのか?

一つ間違ったら、確実に命が無い瀬戸際を、「よし、行こう!」とやり過ごして行くのは、なかなかに痛快ではあるけれど、正直、しばらくは遠慮したいですね。
穂高の岩場は、いろんな危険が封印されてゆく幸せな日本の中で、正真正銘、命懸けを体験できるほとんど唯一の場所じゃないかな?
とにかく無事に帰ってこられてよかった・・・。
コメント
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