tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

福井新聞1面「越山若水」カニ談義。

2020年01月12日 | 季節の便り(北陸、福井)

この日「越山若水」の筆者、

広尾勝子さんの語りをもとにして書かれている。

ブランドカニとしての「越前カニ」は、

いろいろこの時期の話題でもあります、

この中に「開高どんぶり」についての記載あり、

有名人のこうした記事は、商品価値を上げる手段というか、

どなたもが関心を持つのでしょう。

福井の越前カニのブランド力」には、

作家 開高健氏の影響が大きいと記しています。

氏の小説「孔雀の舌」の中にあるらしい。

 

私は新潮文庫「開口一番」

 

「北陸の味覚、王者の贅(おごの)」

の小品の中で「この宿と越前カニ」のことが書かれていることを

知っています。

その本の内容にはないのですが、以前宿のご主人から直接聞いたことがあります。

氏が滞在中、毎日の越前カニ(雄、ズワイガニ)を食していたのでしたが、

本当においしいと、宿の主人に言わない」、

困った宿主は、「メスのセイコガニ」を

ばらして「すべての肉や卵を乗せたどんぶり」を出した。

そしたらこんなにおいしい「カニのどんぶり」があるとはと大絶賛。

毎日、1度はこれが食卓に上がったとのエピソートがある。

 

それ以来、この宿(越前海岸旅こばせ旅館)の名物として

開高丼」が今でもある。

 

私も2度これのためにこの宿へ行ったことがあります、

3年前が2度目となり当時1人前3500円

ランチとしては少し高いと思っていましたが、

それはおいしい、

食した後にはどなたにもおすすめしたい

味の「どんぶり」です。

「開高丼」おいしい。

この絵は宿のprから借用

また、私は開高健氏の小説は好きです、何かとエロっぽい引用も多く、

また市は世界の「魚釣り」に堪能、

今は歳をいかれ「ウィンドウ・フィッシャ」であると記されている(存命の時)、

今の私も、かっては釣り好き、毎日曜朝の「釣り番組」はかかさず録画しててみています、

私も今では「ウィンドウ・フイッシャ」です。

 

又、開高氏のご両親は福井県丸岡の出身、当地にもご縁の作家です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする