「早朝の坐禅会」に参加して20年になります。
1炷40分座ることには慣れていますが、心の中まで、
修行できているのかわかりません、
過日も参禅仲間の「女性3名が永平寺本山、得度」とか。
驚きました、私から見れば早い、驚きです。
「私の坐禅会」は、仲間がいらして、惰性ではありませんが、
その時間しっかり老師の話を聞き、理解して楽しむ時間になっています。
今から顧りみますと
20年前とは、若かった・・・。
ここ数年、老師と仲間の両事情でしょう、
1月と2月は、休むことになっています。
さて、「初座り」と自分の部屋で座布団を4つにおり、
座りましたがわずか10分、
一人では坐禅になりません。
部屋には、暮れの大掃除で「設えも変えて」みました。
遠いご先祖に日本画家がいらして(大正時代、「山内直枝」さん)
その色紙額、
そして山田老師のお書きくださった「恁麼の七事」額、
坐禅となると勢い目に留まり読み返すことになります。
この教え、曹洞宗開祖、道元禅師様の基本的教え、
「とにかく坐禅せよ」。
その具体的方法が
「恁麼の七事」なのです。ちなみに「恁麼(いんも)」は仏様の事。
平成26年とありますのですでに5年間も私の部屋にあるものです。
味のある内容と文字、大切に残しています。