社会福祉法人ビタ・フェリーチェの主催で、「パソコン交流会 年賀状を作ろう」という講座が岩国YMCA国際医療福祉専門学校のパソコン教室で開かれた。
これは障がいをお持ちの方と健常者がパソコンを通じて交流するという内容で、2回目の開催になる。この交流会の講師として所属するパソコンの会が前回に続いて参加した。
今回は「年の瀬も近いということで年賀状を作成してみよう」という主催者の呼びかけに満席の応募者が集われた。手話や要約筆記のボランティアの方も加わり年賀状作りはスタート。
子どもさんからお年寄りよりの方まで、講師の説明に合わせ思い思いの図柄や文面をしたためる。図柄の選択やその配置など、何度か繰り返しながらイメージした年賀状2種類を完成させる。
主催者の準備された年賀はがきに印刷、画面が形ちになると2回目の嬉しそうな顔に笑みが浮ぶ。そんな顔を見ると手伝えてよかった、交流会に参加してよかったと嬉しさをもらっことに感謝する。
健常者主体の社会環境の中で、社会的弱者になりかねない人たちを支援される努力に感謝しながら、障がいをお持ちの皆さんの真摯な挑戦への姿勢を教えられ、襟を正す、その言葉を思い出した。
「作品は後に一般からの投票による人気投票を実施します」、チラシにこう書かれている。頑張った皆さんの感想をいつか聞きたい。
(写真:交流会受付横の案内)