日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ミニ門松

2008年12月19日 | 生活・ニュース
               

恒例になったミニ門松つくりに参加した。竹細工講師の説明を聞く。聞きながら準備してある孟宗竹のどれを狙うか眺めている。電動工具やノコなど利用します、かいが(怪我)しないようにで笑い。

吟味して大きめの竹の一節を選ぶ。新聞で作った型紙に合わせ中央部分を楕円状に切り抜く。これが難題、慣れた人の知恵をかり切り落とす。半分ほど完成した気分。

小さな青竹3本を角度を合わせ斜めに切る。「節をうまく使って切り落とし、それを束ねると『笑顔』になるように」講師は見本を示される。笑う門には福来る、縁起のいい竹の切口、何とか形になった。

松竹梅に南天や葉牡丹、小さな飾りなどを加えて完成。30個ほどのミニ門松、並べて記念撮影、実に壮観、拍手が起こる。

持ち帰ったそれの孟宗竹を教わった方法で艶出しする。眠っていた竹がその色を取り戻し生き返ったようで、見栄えがよくなった。

錦帯橋周辺のホテルや割烹などには玄関の両側に立派な門松が立てられ師走らしくなった。冬の日ざしを受けたそれを眺めていると穏やかな師走に感じられ、世の不景気は別の世界のように思える。

それでも1年の締めくくり、手作りのミニ門松を玄関におくと大晦日までの用事が一気に思い出され気ぜわしく感じる。玄関の外へ置く大型の門松つくりに誘われている。2、3日すれば出来上がる。初めての体験を楽しみにしている。

(写真:ミニ門松と手作りの来年の干支)
コメント (4)
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