日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

実のなる木

2011年06月15日 | 生活・ニュース
           

サクランボの産地といえば山形県が浮かぶ。同じ東北福島県は全国で3指に入るというという。6月から7月中旬までが収穫時期というから、いまがチャンスということになる。山形県へ出向していた同僚が「実の色の鮮やかで艶のあるもの、次の芽を摘まないように実だけ」と、そのもぎ方を教えてくれたけど、土産はなかった。

その産地のひとつ福島県産は、原発事故による風評被害で苦戦している。安全のキャンペーンを積極的に展開する生産者をルポしていたが、生産者の苦悩はすぐには取りはらえないようだ。収穫前に突然降りかかった風評という姿の見えない被害原因、1日もはやい解消を願いたい。

あちこちでビワの実が熟している。摘果されないのか、もぶれつくようになっている。路面で転げたり潰されたりしているそれも多い。昔は実の個々に新聞紙などで手作りした袋が掛けられていた。たまに見かける袋の色は申し合わせたように黄色だ。

ビワも柿も最近は収穫されることが少なくなり、野鳥の餌になっている。収穫しなくてもいい、それが出来ない、と訳はいろいろあるだろう。口くせの子どものころと比べれば「何ということを」、そんな感じがする。

我が家には食する実のなる木は1本もない。ただ千両の赤と黄、クロガネモチの赤い実がなる。これは小鳥の餌。昨年は千両の実がつくとすぐに彼らの餌になった。山野に餌の少なかったことを教えさせられた。千両の花がつき始めた。今年はどんな具合になるだろう。

(写真:梅雨に濡れている黄金色のビワ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする