夏場の節電やエコが求められて長い、何年になるだろう。今年は福島第一原発事故にからみ、これまで以上の強いキャンペーンが行われている。善良な一市民として取り組めるものはないかと考えるが、年金生活では高価な電気製品を買い替えるわけにはいかない。
そんなとき電気量販店の広告で見つけたのは積立ポイントでも買えそうな「冷蔵庫カーテン」。出かけたついでに立ち寄った。偶然かもしれないが思いのほかたくさんの人が品定め中。だれの思いも同じか。サイズは我が家のそれに同じ。ポイントで支払った。知人は嫁いだ娘用も買ったという。
「扉の開閉時に冷気を逃がしません」「庫内の温度上昇を防いで電気代節約」というのがこの製品の売り言葉。夏場、冷蔵庫の扉を開けると、中の冷気を引き出すことはよく知っている。その冷気の気持ちよさもこれまたよく知っている。
使用方法どおり少し細工し取り付けた、いや張り付けた。扉を開けたとき庫内の冷気を引き出しは少し押さえられたかな、そんな感じはする。本当の効果のほどは電気料金が教えてくれるまでは定かではない。
梅雨も明けないのに最高気温が39度を超え、これまでの記録を更新したという。節電とエコ、どこまで達成できるのだろうか。震災被災者のことを思うとこれまで以上の気配りをした越夏をしようと思う。
(写真:冷蔵庫カーテンの取り付け説明)