「きょうは、気象記念日。1875(明治8)年のこの日、東京・赤坂に東京気象台が設立され、気象と地震の観測がスタートした。1942(昭和17)年、気象庁が記念日と制定し、1884(明治17)年のこの日から、天気予報が始まった」というメールが届いた。
中国地方は梅雨入りしたというが山口県はまだだ。山口県は九州北部が梅雨入りしないとそうならないことになっている。大方の人が梅雨入りしたと思っている。夕方の予報では山口県の梅雨入りは今週末という。気象記念日を境にそんなくくり方はやめたらどうだろう。
「山口県東部の天気予報は広島県西部の予報がよく当たる」、と祖父はラジオの予報を聞いて話していた。その昔、広島県の予報は東部・西部の2区分だった。広島県西部に隣接する山口県東部の県境近くの町では頷けること。広島の今は南部・北部に変わっている。
祖父はラジオの予報と経験から積み重ねた風と雲の動で祖父なりの予報を下していた。「今日は傘を持って行け」と登校する時声をかけてくれた。確率はかなり良かった記憶がある。我が家にTVが入ったころに祖父は逝っていた。今は衛星より高いところから地球の異常気象を憂いてるかもしれない。
(写真:梅雨の風情には欠かせないカタツムリ)