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参議院選挙が終わった。衆議院の解散がない限りこれから3年間は欠員補充以外の国政選挙は無い。なお安倍元総理の死去に伴う補欠選挙は10月23日が予定の日となる。同選挙区は次回衆院選から区割り変更となり素人予想では難しい人選になるだろう。
選挙結果は某局アナウンサーの「自民党が大勝しました」と喜びを含んだ声と顔でトップニュースを読み始めた。公正を旨とする放送姿勢を忘れてはいないだろうが、よほど嬉しかったのだろうと思わせた。当選した議員の声を聞いていると誰もが話の内容は作家であり、しゃべりは役者のように上手い。
選挙政策に有権者は何を期待するか、各種の世論調査で知る限り経済対策がトップだったと思う。物価値上がり、貧富差の拡大、G7でもドンケツの賃上げ、光熱費の大幅な値上げ等など具体的に示されている。選挙結果を受けて政治の専門家は改憲に注目している。有権者の希望ではそれを望む人は1割に達していない。手を付ける政策は専門家の声でなく、庶民の声をまず実現して欲しい。
当選者の声は国民のために働くということは皆さん共通している。そんなことを思いながら裏通りを歩く。3カ月前に通った時にはポストもあり門の周りは綺麗だった。今日はポストは外され背丈ほどの雑草が門を隠そうとしているなど2軒の空き家をみた。国会議員の仕事の範囲外かもしれないが、政治の力で小さなところにも目の届く仕組みと支援を考えて欲しいなあ、泣き出しそうな雲を見上げながら思った。
(今日の575) 生活が良くなりゃ支持はすぐ上がる