「帰宅した私に見つけられたのは運が悪かったと思ってくれ」、そう思いながら処理した。それは車から降り、玄関へ向かうとき、エアコン室外機と壁のわずかな隙間に1匹の蜂が入っていった。のぞいて見ると室外機の裏側に巣があり、巣の周りで何匹かがじっとしているが何蜂かは分からない。ここで大きくなってくれては困る。
スプレー式殺虫剤、火箸を持ち出す。「すまんのう」と断りながら殺虫剤をかなり噴射する。止まっていた7、8匹が飛び立つがすぐに地面に落ちた。見ると巣立ち間もないのか見た目で幼稚さが分かるアシナガバチの子どもだった。うまく飛べなかったのかもしれない。巣は簡単に取り除く。
取り除いた巣は小さく直径が5㌢ほど、ここで生まれた蜂がこの巣を大きくし次の世代に繋ぐそうだ。巣にはもうすぐ誕生する姿が数匹、まだ、それには少し早そうなさなぎも数匹いる。巣だった跡が7,8個、閉じたママが2個、合わせて20匹くらい生まれる巣だったようだ。これまでに取り除いた巣では最も小さかった。
以前、2階の換気扇の排気口に巣を作っていた。見上げるとかなりのおおきな巣で大きな蜂が飛び回っている。高く足場もなく手が出ない。2階まで噴射できる蜂用のスプレーを購入し蜂を駆除し、プラ竹を繋ぎ突き落とした。まだ蜂に刺されたことは無いが、ひどい時には血清を打つという。だから、蜂に近づく時は必ずスプレーを持つようにしている。
(今日の575) 殺生は無慈悲な行為とは思う