
改めて運転免許証を見つめた。取得は1966(昭和41)年4月、それから今日まで、お陰様で反則切符も罰金も素通りで「優良」運転免許で更新を続けてきた。年齢的には遅い取得だが、職場の皆が「免許を取得しろ」と交替勤務割を、午前中の運転受講が叶うよう配慮してもらったおかげで取得できた。今思えば感謝しかない。
昨秋の更新検査で運転条件等に「眼鏡等」が付いた。運転中はメガネ直用しないと違反になる。視力低下は認識していた。眼科医で定期的な検査を受けており、白内障の手術が必要な段階になったら手術を言われていた。その手術を5月、2回に分けて受けた。術後、視力が良くなったかな、という印象を持つようになった。
術後、運転条件の眼鏡を使うと視界が悪くなるので避けていた。今日、眼科医で検査後に、運転条件解除の手続きを勧められ、さっそく警察署へ出向いた。視力検査後に書類2枚に署名などして手続きは完了。待つこと数分、免許証裏に今日付けで「眼鏡等限定解除」が入力され、眼鏡なしで運転出来ることになった。
高齢者の事故増加などで車の安全性は向上してきた。一方で運連する側の過失から来る事故も多く、免許証返納が呼びかけられ、そうする人も多い。返納後にそれまで記憶にない身体的精神的な不安が増したと知人は話す。返納後の家族や地域、さらには行政のフォローが欠かせないが、地方では車は欠かせない生活環境が多い。次回更新時に私の環境はどうなっているだろう。
(今日の575) 眼鏡なし視界広がり気分良し