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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

岩国の「へぇ~」

2011年06月20日 | 地域
           

ボランティアやNPOなど非営利で公益性のある、自発的で主体的な市民による活動のサポート組織として「いわくに市民活動支援センター」があり、その事務所は岩国中央公民館にある。

そこでは情報誌「ささえ」を年6回発行している。登録団体の紹介、イベントや助成金などの情報が活動団体から重宝にされている。その中に7、8年くらいまえから「岩国の へぇ~」という連載があった。それは「そういうことかいね」と岩国通にしてくれるホットする読み物だった。編集者は隠れた人気コーナーと自賛していた。

先日、センタースタッフが、筆で書き込んだり、切りそろえたりと普段とは違う仕事に精を出している。聞くと自慢のコーナー「岩国の へぇ~」を冊子にしているという。編集もイラストも表紙も製本もスタッフ、これぞ手作りという。

冊子は昔あった「通い帳」風の仕上げで懐かしい。その中には、岩国検定の影響からこのブログに自我流でアップしたと同じ項目もいくつかある。そのひとつ「箸でハエをはさんだのは、岩国出身の剣客 宇野金太郎」の話し。桂小五郎にマイッタを言わせた試合も同じように載っている。「へぇ~ この冊子 なかなかやるわい」と評価する。

方言かそうでないか知らないが「へぇ~ そうですか」「へぇ~ さようですか」と話しかけられたり教えられたりしたときに答える。これを読むと「へえ~ 岩国にはそげんなことがあったん」と故郷へ思いを通わせる1冊になるだろう。続編を期待したい。

(写真:冊子「岩国の へぇ~」)
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101年目の父の日

2011年06月19日 | 生活・ニュース


最初の父の日の祝典は1910年6月19日に行われた。一人の少女が母の死後、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。心からの父への感謝がその日になった。その時、母の日はすでに始まっていた。

「母の日があるからついでに父の日ができた」「売上を狙って商人が考えついた日」など付けたしのような日に思われがちだが、その起こりは心から父に感謝をあらわす日だった。そして今日の花はバラ。牧師へお願いした少女が墓前に白いバラを供えたからという。

父の日のプレゼントで今年大きく売り上げを下げたのはネクタイ。地方に住んでいても、現役のころはそれなりにネクタイも必要だった。が、年金生活になると洋服ダンスの中でその位置を動くことはほとんどない。

ことし売れるのがエコがつくもの。そのひとつにステテコが脚光を浴びている。ステテコ、特に夏場には汗でへばりつくズボンとの仲立ちをし、さわやか感を感じる重宝な下着だ。年中お世話になっている。改めて売れると聞いて「昔からエコ生活をしていたんだ」とちょっと鼻高に。ステテコを年より臭いと笑ったていた人たち、着心地を聞かせてください。

(写真:息子夫婦から届いた日本酒の詰め合わせ)
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無駄か余裕か

2011年06月18日 | 生活・ニュース
           

「ブログ開設から1733日」という日数がなんとなく目に入った。日頃は全く気にしない内容だ。指を折ってみてあと3カ月あまりで6年目に入るのだ、と納得。写真はいくらかと画像ホルダを開くと、日数より100枚多くアップしている。

写真は原則1日1枚にしている。その差の写真の多いのは「これをいつか書こうと」先行アップしているから。アップはしたが季節が外れて没にしたり、いい写真と思いながらもそれに似合う文が書けなくてお蔵入り、準備はしたが毎日訪問するブログへ先に載ったので遠慮したとか、その訳は色々。

ホルダから消された写真も多い。載せない写真をアップして無駄な気もするが、そうしておくと、「今日は何かないかな」という悩みが薄らぐ。余裕を持っているといえば少々オーバーになるがネタ切れを防げる。ああしてこうしてこうだった、と思い出すという脳トレになる。

たまには、撮った写真のあれもこれも載せたい気持ちになることがある。1日写真1枚の原則は出来るだけ曲げないで走りたい。こんなことが「お前の」「あんたの」ブログは硬すぎるといわれる所以だろうか。歯の浮くようなことを書くとしたら到底続かないから、いまのままいくしかないだろう。

(写真:ブログ用にアップした写真ホルダの1部)
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リーダーの面構え

2011年06月17日 | 自然 季節
                      

昨年、採種した種から育てている朝顔、日に日にツルの数が増えぐんぐんと伸びていく。合わせて葉も茂り始め、育ち具合がよくわかる。時期的に雨にもたっぷりと恵まれ水やりの手間もいらない。長年やっている我流の植え方育て方で特別な工夫などしていない。

ネットに巻き付きそこねた1本のツルに手を貸した。その先端を手にした時、日に照らされた短いが真っ白い産毛に気付いた。綺麗だから撮っておこうとレンズ向けた。

レンズ越しにアップして見えたその先端の「獰猛なつら」に驚いた。それは思いもしなかった顔つきだった。考えてみれば無理もない、そうなのだ、と納得した。獰猛(どうもう)とは「性質が荒く乱暴であること。または、そのさま」と辞書にある。

これから秋までの長い期間、1日も休まず花を咲かせ、猛暑を乗り切らなければならない生き物の覚悟、成長のリーダとして伸びていくツルの先端にそれを感じた。外見は優しそうだが、そこだけ見ると万難を排して引っ張っていく、受け継いできた芯に秘めた力を感じる。

朝顔は特別なことをしなくても、毎朝咲いてくれる。そして楽しませてくれる。難しい花のように消毒もいらない。そんなことから育てやすいと思っている。本当は立派なリーダーが先頭で引っ張っているのだ、と見直した。世論調査に見る内閣不支持の1番の理由は「リーダーシップが足りない」という。朝顔から学ぶことが在るかも知れない。

(写真:根性丸出しで伸びていく朝顔の先端)
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友に聞く畑作りの心

2011年06月16日 | エッセイサロン
2011年06月16日 中国新聞「広場」掲載 

 運動不足解消にと、少し速足で畑が続く川沿いの道を歩いていた。「よ―い」と声がして麦わら帽子をかぶった人が手招きしている。野菜作りが趣味の同級生だ。

 自慢の畑を説明してくれる。10 種類以上の野菜が色濃く育っている。 見慣れた野菜に交じって、初めて目にするものもある。それぞれの野菜作りで工夫したことや思い入れを開く。

 時にはせっかく育てているものを抜いたり、もぎ取ったりしながら、その育ち具合を具体的に話してくれる。

 そんな畑の隅に、苗を植えた小さなポットがたくさんある。収穫を終えた後の畑に植える苗を育てているという。畑は休む間がないのだと知る。

 その畑はよく肥えた黒い土で、押さえるとふわっとして作物に優しそうだ。土は生きていると感した。

 これまで、この畑で育った野菜を何度も届けてもらっているが、畑を見るのは初めてだ。ひと回りしたところで、みずみずしい葉物などを2袋に詰め、持たせてくれた。

 妻は思わぬ収穫を喜ぶ。作る人の野菜への思いやりを知った。いい梅雨の晴れ間だった。
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実のなる木

2011年06月15日 | 生活・ニュース
           

サクランボの産地といえば山形県が浮かぶ。同じ東北福島県は全国で3指に入るというという。6月から7月中旬までが収穫時期というから、いまがチャンスということになる。山形県へ出向していた同僚が「実の色の鮮やかで艶のあるもの、次の芽を摘まないように実だけ」と、そのもぎ方を教えてくれたけど、土産はなかった。

その産地のひとつ福島県産は、原発事故による風評被害で苦戦している。安全のキャンペーンを積極的に展開する生産者をルポしていたが、生産者の苦悩はすぐには取りはらえないようだ。収穫前に突然降りかかった風評という姿の見えない被害原因、1日もはやい解消を願いたい。

あちこちでビワの実が熟している。摘果されないのか、もぶれつくようになっている。路面で転げたり潰されたりしているそれも多い。昔は実の個々に新聞紙などで手作りした袋が掛けられていた。たまに見かける袋の色は申し合わせたように黄色だ。

ビワも柿も最近は収穫されることが少なくなり、野鳥の餌になっている。収穫しなくてもいい、それが出来ない、と訳はいろいろあるだろう。口くせの子どものころと比べれば「何ということを」、そんな感じがする。

我が家には食する実のなる木は1本もない。ただ千両の赤と黄、クロガネモチの赤い実がなる。これは小鳥の餌。昨年は千両の実がつくとすぐに彼らの餌になった。山野に餌の少なかったことを教えさせられた。千両の花がつき始めた。今年はどんな具合になるだろう。

(写真:梅雨に濡れている黄金色のビワ)
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モミジバフウ

2011年06月14日 | 自然 季節
           

見なれない実だが落ちている。中心の丸い塊からにょきと何かの触手に似た突起が出ている。いや生えているようにも見える。緑色でビー玉くらいの大きさ。見上げるとカエデのような葉を茂らせた大きな木から落ちたことが分かる。

そばの立て札が「モミジバフウ。モミジ形の葉は秋に美しく紅葉し、成長が速いので街路樹に植えられます。モミジと違い葉は互生します(マンサク科)」と教えてくれる。日本には大正時代に渡来したという。

そういえば紅葉していたようだと思い出す。古い写真フォルダーを開いてみたが見つからない。撮っていないのだろう。写真のぶら下がっているのは果実と説明がある。紅葉が終わって葉が散った後もぶら下がっているそうだ。何かの縁ができた、今年は観察しながら紅葉シーズンには1枚残しておこう。

歩く時、目線は前方だけでなく上にも下にも周囲へも配ると、知らなかったものに気付くことが多い。という言い聞かせはいくども気付きながらそれが続いていない。年のせいにしてはいけないが、足元に気をつけながら、せいぜいきょろきょろしてみよう。変人や不審者と間違えられない程度に。
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ドクダミの繁るころ

2011年06月13日 | 生活・ニュース
           

道ばたなどに白い花を咲かせたドクダミ草が姿を見せ始めた。あの独特の悪臭は顔をしかめさせ、避けて通り過ぎる人もある。あまり好まれない道べの花のようだ。それでも利用の仕方はいろいろある。

園庭に育ったドクダミを使って「お母さんの化粧水を作る」園児らの生き生きした顔が写った。ドクダミと清酒を使った簡単な方法だった。1週間ほどおけば美肌間違いない化粧水になるとか、ご存知の方は試してください。

ソムリエの田崎真也さん、田崎さんは日本やフランス料理は勿論、キャンプや釣りが好きで野草や魚の意外な調理もされるという。中でもどくだみの葉が肉料理にあうと言われる。あれば使われるそうで、特に天ぷらにすると臭いも緩和され、よいハーブになると話されている。食材にすることを初めて知った。

自分流には薬草という思いしかなかった。祖母は採ったどくだみうを綺麗に水洗いし陰干しにする。それを家庭薬とし1年間使う。そんなことを投稿して掲載されたことがある。その投稿を知らい間に詩的にアレンジして自分のブログに載せらた人がいて驚いたことを思い出した。転載と断ってはあったように思うが。

「ドクダミは日陰や湿っている所、人間社会では出世の機会に恵まれないような場所に群生する不思議な植物だ。しかし、薬効とい素晴らしいDNAは途切れることなく伝えてきた」の部分は共感をいただいたまとめになっていたようだった、と思い出す。

子どもの頃、山裾に清水が滲み出て湿原のようなちょっとした広場があった。その時期になるとそこは敷き詰めたようにドクダミの白い花が咲いていた。山遊びでは何度もそこを駆け抜けた。そこはいまも白い花が見られるのだろうか。

(写真:咲き始めたドクダミの花)
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一葉との旅

2011年06月12日 | エッセイサロン
2011年06月12日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 落ち葉に覆われた道が続く。大型車が舞い上げた一葉が私の車のフロントに。ちょっとおどけたようにあいさつ。そのままくっついた。先導するようでもあり、旅を楽しんでいるようでもある。目で会話しながらしばらく一緒。急なカーブで別の風に乗り換え、私との旅を終えた。

 隠居し落ち葉となったあの一葉。この小さな旅で何かを見つけたのだろうか。風を楽しんだかな。いや、何か役目があって飛び乗ったのだろうか。仲間と離れた新天地でどう過ごすのかと興味が続く。定年から10年。多彩な仲間と出かける私と同じに自由を楽しんだのか。
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さよならスペースシャトル

2011年06月11日 | 生活・ニュース
           

「バッターボックスにやっと立った。ホームランは要らないからチームワークで一塁ずつ進んでホームに戻ってきてね」。これは宇宙飛行士・古川 聡さんが、ロシアの宇宙船ソユーズから国際宇宙ステーションに移った時の奥さんからのメッセージ。宇宙飛行士として12年余の訓練、それを見守っていた人の長かった道のりを感じることばだ。

これからの宇宙ステーションへの飛行はロシアのソユーズだけになる。アメリカの「ディスカバリー」は今年3月に、「エデンバー」は同じく6月に任務を終えた。エデンバーとステーションとがドッキングした初のツーショットが先日公開された。いい写真だった。

そして最後の飛行は「アトランティス」、7月の飛行で任務を終える。スペースシャトルとして135回目の飛行になる。この有人宇宙飛行船は1981年から30年間の歴史に幕がありる。

空の彼方へ興味を持ったのは、少年雑誌に載った小松崎 茂の絵だった。空の彼方の暗闇に白く輝く基地、そんな空想画が今も脳裏の片隅に残っている。もう60年以上も前になろうか。宇宙ステーションの古川さんは「帰って来たウルトラマン」が今の姿に導いたという。動機は似ている。が、彼は思いを成し遂げ、いま宇宙にいる。

地球人は太陽系の各惑星へ、さらにほかの恒星へ、宇宙の彼方へと探索を続ける。地球人類と同じ生物、地球誕生の秘密を探るため飽くことなく研究が続く。その果ては、宇宙ステーションから写される青い地球がいつまでも青いままで眺められるような研究であって欲しい。

(写真:緑の世界で甲羅干ししている異星人)
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