
ボランティアやNPOなど非営利で公益性のある、自発的で主体的な市民による活動のサポート組織として「いわくに市民活動支援センター」があり、その事務所は岩国中央公民館にある。
そこでは情報誌「ささえ」を年6回発行している。登録団体の紹介、イベントや助成金などの情報が活動団体から重宝にされている。その中に7、8年くらいまえから「岩国の へぇ~」という連載があった。それは「そういうことかいね」と岩国通にしてくれるホットする読み物だった。編集者は隠れた人気コーナーと自賛していた。
先日、センタースタッフが、筆で書き込んだり、切りそろえたりと普段とは違う仕事に精を出している。聞くと自慢のコーナー「岩国の へぇ~」を冊子にしているという。編集もイラストも表紙も製本もスタッフ、これぞ手作りという。
冊子は昔あった「通い帳」風の仕上げで懐かしい。その中には、岩国検定の影響からこのブログに自我流でアップしたと同じ項目もいくつかある。そのひとつ「箸でハエをはさんだのは、岩国出身の剣客 宇野金太郎」の話し。桂小五郎にマイッタを言わせた試合も同じように載っている。「へぇ~ この冊子 なかなかやるわい」と評価する。
方言かそうでないか知らないが「へぇ~ そうですか」「へぇ~ さようですか」と話しかけられたり教えられたりしたときに答える。これを読むと「へえ~ 岩国にはそげんなことがあったん」と故郷へ思いを通わせる1冊になるだろう。続編を期待したい。
(写真:冊子「岩国の へぇ~」)