ずっと、"AKB以外を1回…生で観てみたい ! "と思っていた。そして、できれば、それは、"SUPER☆GiRLSがいいな"と…。
タイミングが合ったので、観てきましたよ~ SUPER☆GiRLS。行ってきましたよ~ ABCホール。
SUPER☆GiRLS…の理由。それは、印象が、1番良かったから。
いつも夕食時に観ている…その日の録画『ヒルナンデス』。(AKB以外だけど) 結構、アイドルも出てくんのよね~この番組。ま、3人…とか、フルメンバーではなかったりするんだけどさ。
2時間の生放送(にお付き合い) + 告知。その生放送中…レギュラー出演者との絡みのことだ。ガツガツでもなし、オドオドでもなし、ちょうどいい塩梅の「参加」の仕方をしてたのが、そう、SUPER☆GiRLSだった。ず~っと、爽やかな歯車でね…。
ああいう団体ゲスト(の立場)って、必要以上に遠慮があったりした時、番組自体の勢いが落ちるんだよね。また、多人数ゲストとしての配慮の無さ…引くんだよね。"わかってないな~"って思うチーム…結構ある。
とにかく、SUPER☆GiRLSの子の参加の仕方が、これ、印象良かったんだ。
例えば、
オープニングで、3人…"SUPER☆GiRLSです!" いや、その日のもう1人のゲスト、お笑い芸人・椿鬼奴と4人で合わせて、あのポーズをやった時、もうこれは、一瞬のことなんだけど、鬼奴の右手の角度がキマるまで、モニターで確認? 0.3秒? もうちょい上!
とにかく、3人…待ってあげたんだよね。1枚の写真になるまでね。そら、本番直前に、セット裏で、4人…やってたことなんだろうね。
あれ、いつもだったら、右手を サッ! わりと早めに下ろすでしょ。でも、あの時は、違った。
"この子ら…優しいなぁ~"って、思ったよ。
そんなこんなで、「超絶☆歌劇団」。
ぶっちゃけ、知識ゼロ。名前なんて、1人も知らない状態で、レッツゴー!
舞台は、休憩なしの3部構成。
1. 妄想GiRLS
2. 回想GiRLS
(トークコーナー)
3. 学園祭
もう少し詳しく、感想も交えて言うと…
1. 妄想GiRLS
転校生の八坂沙織は、クラスみんなの人気者。友達いっぱい! "さおりぃ~ノート見せてぇ~"→"もーしょうがないなー"…。とにかく、沙織の周りは、いつも友達の笑顔だらけだった。
・・・というのは、すべて、この子の「妄想」。現実は、一人ぼっちの沙織。
1つのキッカケ? そして、自分を変えたい沙織の気持ちが動き始めた。
さて、「妄想」に逃げてばかりだった 彼女に幸せは訪れるのか?みたいなストーリー。
なんか、初期の頃の「アメリカングラフティー」テイスト?
準主役の田中美麗の約5分間(?)の1人喋りが素晴らしかった。抑揚も強弱も舞台全体も全部使って、6~7ページ分の長ゼリフでしょ? あれ 。
内容的には、こっぱずかしくなるような女子校世界の話なんだけど、"これ、エンターテイメントとして、成立してる"と思った。別に、"「アイドル」どうこう…"とか、関係ない。いい出来。
2. 回想GiRLS
修学旅行先で、恒例の枕投げ。最後の思い出…全力でふざけたいチームと、"明日、早いのよ!寝るよ!"…なんか、言動が 先生みたいなリーダーの女の子。そして、ひたすら、寝てる子。
"30分だけ…話しよっ!" …それで、手を打った。でも、"いざ…って、話すことないじゃ~ん、いつも話してるし…"。ふと、誰かが言った。
"あれ? 私たち…いつから、こんな仲良くなったんだっけ?"
さあ、そのキッカケ探しの旅が始まった。でも、あーでもない、こーでもない。"あの時は~?"→違う…。なかなか、その答えに辿り着けない同部屋の女の子たち。
あれぇ?もしかしたら、そんなキッカケなんて、なかったんじゃ?
その時、最も意外な人物によって、その答えズバリが、明かされる。
この「回想GiRLS」は、その"私たち探し"のてんやわんや具合が、魅力の舞台となっていた。
テンポのいい会話とキャラクター設定が、実に細かいトコロまで出来ており、同じパターンの繰り返しなのに、それを あまり感じさせなかった。脚本がいい。
演者もそれにこたえてた。
3. 学園祭(MC…2人/コメンテーター?…5,6人)
(1) パントマイム(志村理佳)
カベ, エスカレーター, 動かないトランク 等々…8~10種類のものに挑戦してた。
"アイドルにしては"…なんか、もう、そういうレベルではなく、「ショーとして見せられる入り口」ぐらいには立ってると思った。
2. マライヤ・キャリーの曲 *タイトル忘れた(溝手るか)
英語の発音には、気を配っていたみたい。ただ、マライヤ・キャリー独特のあの節回しの方に意識が いき過ぎていて、全体としては、"まあ、頑張ったんじゃない?"程度。下手ではない。
あと、この子、たっぱもあるので、この時、着てた…赤のドレス、スゴく似合うんだけど、これ、トップバッターの志村理佳も 赤 + 黒のタキシードなんだよね。赤→赤 は、さすがに インパクト 弱~いわ。打ち合わせしときな。甘い。
3. 朗読(宮崎理奈)
この子って、こういう時、基本的には、お笑い担当らしいんだけど、僕が観た…この回は、そこを裏切って、ガラリと変えてきた。つまり、真面目に朗読。テーマは、"私は、母に…周りの人に、「ありがとう」を言えてるだろうか?"
1ケ所だけ、間違えたけど、そんなの全然気にならない。素晴らしかったな…静かな表現力。後半にさしかかった辺りで、会場、かなり多く、鼻をすする人が…。でも、それだけの出来だった。
僕、昔、テレ朝アナウンサーの朗読舞台「voice」っていうのを 3度ほど、観に行ったことあるけど、この日の彼女(の内容)は、遜色ない…というか、とにかく、ケ月? アナウンス, 発声, 声の届き方…ちゃんと、まずは…の基本からやっていると感じた。
ちなみに、僕の中では、この子が、MVP。で、ハイタッチ会の時、…そのことを本人に伝えた…ら、あんなに嬉しそうな顔…褒めがいあるわ。
あ、そうそう、歓喜の拍手の中、2人のMCの間に入ってのちょいトークの時、そのMC…1人の子が、彼女に向かって、
"えー…と、何目的ですか?"
"間"といい、言葉のチョイス & 短さといい、前回までのギャップの紹介具合といい…"上手いな~"って。
笑いが起きた。
4. 『最初から今まで』*「冬のソナタ」テーマ(渡邉ひかる)
"ネゲ オルス~オッスル~ コ~ラ~ゴ~ "
韓国語の発音も歌唱力も、ま、まあまあなんだけど、そのヨン様の扮装と自分の胸の少し上あたりのベストポジションに右手を添えた時のあのスマイル…これで、お客さんの心を掴んだ。全部 持っていった。そして、お客さんの拍手が決める…この日のMVPを獲得!
ただ、この子が、本当にスゴかったのは、そのあとだ。2人のMCとのやりとりの時だ。
つまり、そこを全部、韓国語でやったということ。また、お客さんとのキャッチボールも全てね。そして、これ、内容…合ってんだよね。おそらく、この子、この日までに、ものすごく、シミレーションをしてきてると思ったよ。会場のあの笑いに隠れて、見落としそうなことだけどね。
あと、そのやりとりの中で、1つ ウケた 言葉をポイントポイントで、突き通したこと、それで、押しきったこと。センスある。途中から、練習してきたであろう…その日常会話のパターンを全部捨ててね…
"チェゴー(最高だよ)!" の連発に切り替えた。
"この子、頭いいなぁ~"って、思ったよ。
5. 落語(名前を忘れました)
この子の落語の冒頭部分を(4秒)聞いて、"あ、これは…"。そして、"まくら"が終わり、本ネタに入る頃には、もう、それが確信に変わってた。
つまり、それは、この子のレベル…あの時の峯岸みなみのそれとは、もう全然違う…と。はるかにレベルの高いことをやってる。スゴいわ。やっぱり、まずは、発声なんだね~…改めて。
でも、これ、ネタ的に、" ○○○○ にゃん!"的なことを使いまくってたけど、あれ、大丈夫…なのかな? あ、でも、彼女だから…いいのか?
とにかく、1回、素性を隠して、高座…あがってくんないかな?とか思ってしまったよ。 いけるんちゃう?
そして、学園祭も終わり、最後の最後…
"ありがとうごさいましたー!" からの~
"SUPER☆GiRLSです!"
あ! なるほどね。ここ1発は、全員…体が左に倒れるんだ…ナナメになるんだ。勉強になったわ。
そして、ハイタッチ会。
続いて、その後、グッズ売り場には、メンバーが、お手伝いに来るらしい。
多少は、顔と名前とか一致させたいしな…"よし! パンプレットぐらいは、買って帰ろうか!"…で、列に…え? こんなに並ぶの~。
そして、スタッフさんからの連絡で、名古屋公演のチケット販売に 2名、物販の販売に 3名。名前とか言われたけど、その時は、そんなもん、誰が誰だか?わからん。
列の先頭付近では、その情報を元に、ファンの方(常連?)が、列の前の方から、ひとりひとり…確認してる?みたいで…
"誰 行きます?"→"志村"、誰 行きます?→志村、誰?→志村、誰?→志村、いや、溝手にしようかな?やっぱり、志村、志村、志村、志村…。
僕は、単純に、"「志村」って子は、そんな人気あんだぁ~"と思った。…んだけど、同時に、こんなことも思ったな。迷った。
(僕のトコまで)あと、5人。これは、僕、「加藤」って言った方がいいのかな? それとも、「いかりや」? いや、「うしろ~」が正解なのかな?
だって、あまりにも、"志村、志村 なんだもん"。結局、僕は、"まだ、決めてないんです。初めてやから、よくわかんなくて…"
普通のことを言ったのが、いけなかったのかな? その人、段取りとか あるみたいで、ちょっと困ってはった。でも、そんなん、3人のうち、空いたトコに行って…ということなのにね。
でも、何かの縁? 僕の時、ちょうど、その「志村」の前だけが空いた。(あ、こいつか。パントマイムの子やね。)
志村: 今日は、ありがとうございます!
僕 : あの、パンフレットを1つ
志村: はい!
あの、「妄想」と「回想」…どっちが良かったですか?
僕: 「妄想」かな?
志村: あの、私、「回想」の方に出てるんですけど…
瞬間、"しまったー!"って、思ったよ。そして、支払いをしながら、彼女の顔を そろ~っと、見てみると、おもいっきり 口をとがらせて、でも、口元が笑ってるという…。
あ!これか…と。こういう返しが見たくて、みんな…志村、志村って、言ってたんだな。こういうキャッチボールがしたくて、彼女を選ぶんだな…と。
なるほど なるほど。なんか、田舎のコンビニのバイトの子…みたいな風貌なんだけどね、この子。
でも、今回、SUPER☆GiRLSの…行って良かったな。
いろいろわかった。
まず、「SUPER☆GiRLS」と「AKB48」は、当たり前だけど、全然違うんだな…と。その"根本"…が違うというか…。
そして、このSUPER☆GiRLSの(舞台の)1番の特徴。それは、「手作り感」だと思った。
"も1回、この子たちを観たくなる"
その気持ちが、少し、いや、かなり分かった。
最後に、中間のトーク部分の話。その途中…おそらく、アドリブ? メンバーの1人が、
"あー ずっとだから、さすがに、おしりとか、痛いですよね? みんなで、のび…しましょう。あ、立ちます?"
あの心遣いが嬉しかった。
この子らは、ちゃんと、お客さん(の状態)を見てる。見えてる。
あの日、"優しい子らやなぁ~"って、思ったことは、間違いではなかった。
タイミングが合ったので、観てきましたよ~ SUPER☆GiRLS。行ってきましたよ~ ABCホール。
SUPER☆GiRLS…の理由。それは、印象が、1番良かったから。
いつも夕食時に観ている…その日の録画『ヒルナンデス』。(AKB以外だけど) 結構、アイドルも出てくんのよね~この番組。ま、3人…とか、フルメンバーではなかったりするんだけどさ。
2時間の生放送(にお付き合い) + 告知。その生放送中…レギュラー出演者との絡みのことだ。ガツガツでもなし、オドオドでもなし、ちょうどいい塩梅の「参加」の仕方をしてたのが、そう、SUPER☆GiRLSだった。ず~っと、爽やかな歯車でね…。
ああいう団体ゲスト(の立場)って、必要以上に遠慮があったりした時、番組自体の勢いが落ちるんだよね。また、多人数ゲストとしての配慮の無さ…引くんだよね。"わかってないな~"って思うチーム…結構ある。
とにかく、SUPER☆GiRLSの子の参加の仕方が、これ、印象良かったんだ。
例えば、
オープニングで、3人…"SUPER☆GiRLSです!" いや、その日のもう1人のゲスト、お笑い芸人・椿鬼奴と4人で合わせて、あのポーズをやった時、もうこれは、一瞬のことなんだけど、鬼奴の右手の角度がキマるまで、モニターで確認? 0.3秒? もうちょい上!
とにかく、3人…待ってあげたんだよね。1枚の写真になるまでね。そら、本番直前に、セット裏で、4人…やってたことなんだろうね。
あれ、いつもだったら、右手を サッ! わりと早めに下ろすでしょ。でも、あの時は、違った。
"この子ら…優しいなぁ~"って、思ったよ。
そんなこんなで、「超絶☆歌劇団」。
ぶっちゃけ、知識ゼロ。名前なんて、1人も知らない状態で、レッツゴー!
舞台は、休憩なしの3部構成。
1. 妄想GiRLS
2. 回想GiRLS
(トークコーナー)
3. 学園祭
もう少し詳しく、感想も交えて言うと…
1. 妄想GiRLS
転校生の八坂沙織は、クラスみんなの人気者。友達いっぱい! "さおりぃ~ノート見せてぇ~"→"もーしょうがないなー"…。とにかく、沙織の周りは、いつも友達の笑顔だらけだった。
・・・というのは、すべて、この子の「妄想」。現実は、一人ぼっちの沙織。
1つのキッカケ? そして、自分を変えたい沙織の気持ちが動き始めた。
さて、「妄想」に逃げてばかりだった 彼女に幸せは訪れるのか?みたいなストーリー。
なんか、初期の頃の「アメリカングラフティー」テイスト?
準主役の田中美麗の約5分間(?)の1人喋りが素晴らしかった。抑揚も強弱も舞台全体も全部使って、6~7ページ分の長ゼリフでしょ? あれ 。
内容的には、こっぱずかしくなるような女子校世界の話なんだけど、"これ、エンターテイメントとして、成立してる"と思った。別に、"「アイドル」どうこう…"とか、関係ない。いい出来。
2. 回想GiRLS
修学旅行先で、恒例の枕投げ。最後の思い出…全力でふざけたいチームと、"明日、早いのよ!寝るよ!"…なんか、言動が 先生みたいなリーダーの女の子。そして、ひたすら、寝てる子。
"30分だけ…話しよっ!" …それで、手を打った。でも、"いざ…って、話すことないじゃ~ん、いつも話してるし…"。ふと、誰かが言った。
"あれ? 私たち…いつから、こんな仲良くなったんだっけ?"
さあ、そのキッカケ探しの旅が始まった。でも、あーでもない、こーでもない。"あの時は~?"→違う…。なかなか、その答えに辿り着けない同部屋の女の子たち。
あれぇ?もしかしたら、そんなキッカケなんて、なかったんじゃ?
その時、最も意外な人物によって、その答えズバリが、明かされる。
この「回想GiRLS」は、その"私たち探し"のてんやわんや具合が、魅力の舞台となっていた。
テンポのいい会話とキャラクター設定が、実に細かいトコロまで出来ており、同じパターンの繰り返しなのに、それを あまり感じさせなかった。脚本がいい。
演者もそれにこたえてた。
3. 学園祭(MC…2人/コメンテーター?…5,6人)
(1) パントマイム(志村理佳)
カベ, エスカレーター, 動かないトランク 等々…8~10種類のものに挑戦してた。
"アイドルにしては"…なんか、もう、そういうレベルではなく、「ショーとして見せられる入り口」ぐらいには立ってると思った。
2. マライヤ・キャリーの曲 *タイトル忘れた(溝手るか)
英語の発音には、気を配っていたみたい。ただ、マライヤ・キャリー独特のあの節回しの方に意識が いき過ぎていて、全体としては、"まあ、頑張ったんじゃない?"程度。下手ではない。
あと、この子、たっぱもあるので、この時、着てた…赤のドレス、スゴく似合うんだけど、これ、トップバッターの志村理佳も 赤 + 黒のタキシードなんだよね。赤→赤 は、さすがに インパクト 弱~いわ。打ち合わせしときな。甘い。
3. 朗読(宮崎理奈)
この子って、こういう時、基本的には、お笑い担当らしいんだけど、僕が観た…この回は、そこを裏切って、ガラリと変えてきた。つまり、真面目に朗読。テーマは、"私は、母に…周りの人に、「ありがとう」を言えてるだろうか?"
1ケ所だけ、間違えたけど、そんなの全然気にならない。素晴らしかったな…静かな表現力。後半にさしかかった辺りで、会場、かなり多く、鼻をすする人が…。でも、それだけの出来だった。
僕、昔、テレ朝アナウンサーの朗読舞台「voice」っていうのを 3度ほど、観に行ったことあるけど、この日の彼女(の内容)は、遜色ない…というか、とにかく、ケ月? アナウンス, 発声, 声の届き方…ちゃんと、まずは…の基本からやっていると感じた。
ちなみに、僕の中では、この子が、MVP。で、ハイタッチ会の時、…そのことを本人に伝えた…ら、あんなに嬉しそうな顔…褒めがいあるわ。
あ、そうそう、歓喜の拍手の中、2人のMCの間に入ってのちょいトークの時、そのMC…1人の子が、彼女に向かって、
"えー…と、何目的ですか?"
"間"といい、言葉のチョイス & 短さといい、前回までのギャップの紹介具合といい…"上手いな~"って。
笑いが起きた。
4. 『最初から今まで』*「冬のソナタ」テーマ(渡邉ひかる)
"ネゲ オルス~オッスル~ コ~ラ~ゴ~ "
韓国語の発音も歌唱力も、ま、まあまあなんだけど、そのヨン様の扮装と自分の胸の少し上あたりのベストポジションに右手を添えた時のあのスマイル…これで、お客さんの心を掴んだ。全部 持っていった。そして、お客さんの拍手が決める…この日のMVPを獲得!
ただ、この子が、本当にスゴかったのは、そのあとだ。2人のMCとのやりとりの時だ。
つまり、そこを全部、韓国語でやったということ。また、お客さんとのキャッチボールも全てね。そして、これ、内容…合ってんだよね。おそらく、この子、この日までに、ものすごく、シミレーションをしてきてると思ったよ。会場のあの笑いに隠れて、見落としそうなことだけどね。
あと、そのやりとりの中で、1つ ウケた 言葉をポイントポイントで、突き通したこと、それで、押しきったこと。センスある。途中から、練習してきたであろう…その日常会話のパターンを全部捨ててね…
"チェゴー(最高だよ)!" の連発に切り替えた。
"この子、頭いいなぁ~"って、思ったよ。
5. 落語(名前を忘れました)
この子の落語の冒頭部分を(4秒)聞いて、"あ、これは…"。そして、"まくら"が終わり、本ネタに入る頃には、もう、それが確信に変わってた。
つまり、それは、この子のレベル…あの時の峯岸みなみのそれとは、もう全然違う…と。はるかにレベルの高いことをやってる。スゴいわ。やっぱり、まずは、発声なんだね~…改めて。
でも、これ、ネタ的に、" ○○○○ にゃん!"的なことを使いまくってたけど、あれ、大丈夫…なのかな? あ、でも、彼女だから…いいのか?
とにかく、1回、素性を隠して、高座…あがってくんないかな?とか思ってしまったよ。 いけるんちゃう?
そして、学園祭も終わり、最後の最後…
"ありがとうごさいましたー!" からの~
"SUPER☆GiRLSです!"
あ! なるほどね。ここ1発は、全員…体が左に倒れるんだ…ナナメになるんだ。勉強になったわ。
そして、ハイタッチ会。
続いて、その後、グッズ売り場には、メンバーが、お手伝いに来るらしい。
多少は、顔と名前とか一致させたいしな…"よし! パンプレットぐらいは、買って帰ろうか!"…で、列に…え? こんなに並ぶの~。
そして、スタッフさんからの連絡で、名古屋公演のチケット販売に 2名、物販の販売に 3名。名前とか言われたけど、その時は、そんなもん、誰が誰だか?わからん。
列の先頭付近では、その情報を元に、ファンの方(常連?)が、列の前の方から、ひとりひとり…確認してる?みたいで…
"誰 行きます?"→"志村"、誰 行きます?→志村、誰?→志村、誰?→志村、いや、溝手にしようかな?やっぱり、志村、志村、志村、志村…。
僕は、単純に、"「志村」って子は、そんな人気あんだぁ~"と思った。…んだけど、同時に、こんなことも思ったな。迷った。
(僕のトコまで)あと、5人。これは、僕、「加藤」って言った方がいいのかな? それとも、「いかりや」? いや、「うしろ~」が正解なのかな?
だって、あまりにも、"志村、志村 なんだもん"。結局、僕は、"まだ、決めてないんです。初めてやから、よくわかんなくて…"
普通のことを言ったのが、いけなかったのかな? その人、段取りとか あるみたいで、ちょっと困ってはった。でも、そんなん、3人のうち、空いたトコに行って…ということなのにね。
でも、何かの縁? 僕の時、ちょうど、その「志村」の前だけが空いた。(あ、こいつか。パントマイムの子やね。)
志村: 今日は、ありがとうございます!
僕 : あの、パンフレットを1つ
志村: はい!
あの、「妄想」と「回想」…どっちが良かったですか?
僕: 「妄想」かな?
志村: あの、私、「回想」の方に出てるんですけど…
瞬間、"しまったー!"って、思ったよ。そして、支払いをしながら、彼女の顔を そろ~っと、見てみると、おもいっきり 口をとがらせて、でも、口元が笑ってるという…。
あ!これか…と。こういう返しが見たくて、みんな…志村、志村って、言ってたんだな。こういうキャッチボールがしたくて、彼女を選ぶんだな…と。
なるほど なるほど。なんか、田舎のコンビニのバイトの子…みたいな風貌なんだけどね、この子。
でも、今回、SUPER☆GiRLSの…行って良かったな。
いろいろわかった。
まず、「SUPER☆GiRLS」と「AKB48」は、当たり前だけど、全然違うんだな…と。その"根本"…が違うというか…。
そして、このSUPER☆GiRLSの(舞台の)1番の特徴。それは、「手作り感」だと思った。
"も1回、この子たちを観たくなる"
その気持ちが、少し、いや、かなり分かった。
最後に、中間のトーク部分の話。その途中…おそらく、アドリブ? メンバーの1人が、
"あー ずっとだから、さすがに、おしりとか、痛いですよね? みんなで、のび…しましょう。あ、立ちます?"
あの心遣いが嬉しかった。
この子らは、ちゃんと、お客さん(の状態)を見てる。見えてる。
あの日、"優しい子らやなぁ~"って、思ったことは、間違いではなかった。