AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『快速と動体視力』の男の子が各駅停車に乗らないわけ。(ときめき研究家)

2013-11-11 23:00:00 | ときめき研究家
『快速と動体視力』の男の子は、快速電車から、通過駅のホームに立つ彼女を一瞬見るだけで満足している。実に無欲な片思いだ。授業に遅れてもいいから各駅停車に乗りたいけど、勇気がないからできないと歌っている。
本当に彼女のことが好きなら、1回くらい遅刻しても、彼女と同じ電車に乗って、その姿をゆっくり見つめてみたいと思わないのだろうか。

でも、彼は彼女と同じ電車に乗らない方がいいと思う。もしそうしたら、見なくてもいいものを見てしまうからだ。
彼女がいつも同じ時間に通過駅のホームに立っている理由は、彼女もまた誰かに片思いしていて、同じ電車に乗ろうとしているからではないか。そして、その同じ電車は7時12分の各駅停車で、2人が乗り込むのは前から2両目の車両だ。そう、彼女は『7時12分の初恋』の主人公なのだ。
ホームに立つ彼女の「斜め前」には学生服の男子がいて、彼女が彼をうっとりと見つめていることは、快速電車の中の彼の目には全く映っていないはずだ。

彼女もまた無欲な片思いに満足していて、「目と目が合わなくたって楽しいデート」「ハートまで近づけない」と歌っている。
そして極め付きは「遅刻はできないわ」という歌詞だ。『快速と動体視力』の男の子が、「授業に遅れる」ことを勇気が出ない口実にしているように、彼女もまた遅刻を理由に、毎朝の密かな「デート」を20分で切り上げ、電車を降りて学校に向かうのだ。
偶然だが、2人とも学校に間に合うギリギリの電車に乗っている。だから毎朝必ず会えるのだが、それ以上進展することもない。そういう運命の2人なのだろう。

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11/9(土) NMB48.チームB2「ただいま 恋愛中」公演 感想(ピーナッツ)

2013-11-11 19:35:58 | SKE48/NMB48/HKT48
やっぱり、ライヴ(生)は、いいねぇ~。ちょっと、元気出た。
この日は、何故か? 気分を変えて、前から2列目。久しぶりに調子乗って、大きめの声とか 出してみたりした。
そのせいだろうか?
なんでしょう? 公演が始まって、すぐ、"あー 今日の晩ご飯…きっと 美味しいな~"…早々とそんな気がしてたりしてる僕がいて…。
『ただいま 恋愛中』
出来…良かったんじゃないかなぁ~?
なにより、新しいセットリストに挑戦している!という"嬉しさ"が 出ていた。1曲目から、ちゃんと出てた。
とても 大事なことだ。
前半部分の繰り返しに 次ぐ 繰り返しの印象、また、実際にも 少し長めの この曲が、あまり、長く感じなかったよ。
"嬉しさ"が、それらを乗り越えていってた。
『くまのぬいぐるみ』
片足立ちのピョンピョンダンスが、単純に可愛かったな…と。
『Only today』
曲中に何回か出てくるラインダンス風の足元振り付け。あれ、最初と最後は、あのままでいいと思うんだけど、中間部の(たぶん)1or2小節のそういうトコ…あそこ、「(真面目におふざけ!)本気の宝塚風」にしても面白かったんじゃないのかなぁ~?
理由は、そこ、そのワンポイントを大真面目にすることで、前後の"ダサダサ"サイドステップや その他の大げさな動き(特に、足元)を、より、コミカルに見せられると思うから、可憐に映る部分もあると思うから。
いや、1曲通して、足さばきが良かったんでね、タフなのはいいけど、ちょっと、変化があった方が…ね。
まあ、"中だるみ"とは言わないけど、それを利用して、"メリハリのランク"を もう 一段階…上げたりしといても 面白かったかな?と。
小学校の時の運動会、徒競走が終わり、"6年生のみなさんは、駆け足で退場して下さい!"のアナウンス…。この曲は、その時、バックで かかっている音楽のイメージ。あ! 退場門が見えた…。
【自己紹介MC】
上枝恵美加に、ず~っと、目が行ってた。
理由は、 この子が、約8分間(?) とにかく、全員が自己紹介している間、ず~っと、笑っているからだ。完全に、笑顔ベースの顔。なんか、タレントのスザンヌみたい。
でも、よく考えたら、この子…「じゃんけん大会」の時も 終始 こんな感じだったな。
そして、この子が、年長 & キャプテン。このチームの雰囲気が、想像できるよ。
ただ、こういう子は、怒ったら コワイ! …いや、そうじゃなくて…"その顔"を チームをココ1発!まとめる時に利用してほしい…とか思ったな~。
それにしても、"笑顔の印象"の子だな…。
『7時12分の初恋』
右ヒジを体の外側に チョン!(サビの部分)
他の4人さんには、大変申し訳ないんだけど、あそこ、薮下 柊の振り付けポーズ具合が、圧倒的…ずば抜けて 可愛らしいと思った。もうもう、1人だけ…全然違う。
だけど、ああいうのを「(アイドル的)天性」というのだろう。とにかく、教えられて出来る動きじゃない。
彼女がセンターにいること…納得するよ。
そういや、昔、キャンディーズにも似たような振り…あったなぁ~ とか思い出しながら、この子を見てた。
『春が来るまで』
デュエット曲だけど、2人とも、最初から最後まで、ず~っと、"同じ「強さ」"で 表現しようとしてるもんだから、正直、最後の方…飽きてきてたかな?
だって、ず~っと、フォルテシモー!なんだもの…疲れちゃうよ。
まあ、「強さ」で押し通すんだったら だったで、工夫がいると思うぜよ。「強さ」っていっても、いろいろ あるだろうに…。
ただ、僕は、この曲に関しては、歌詞なり…主人公の気持ちの変化に、もう任せてしまった方が良かったと思うな。
けだるさ だったり、抜いたり、押し込んだり、ささやいたり…本来そうなるはずだ。
ゴメン! 一本調子…。
メロディーが、いいだけに、なんか、もったいなく感じたぜよ。
"揺らす"のを主眼に置いた方がいい。このタイプの曲は、最終的に、"お客さんの心を揺らすこと"だと思うんだよね。
『純愛のクレッシェンド』
改めて 思ったけど、この曲って、前奏とサビ部分で使われているシロフォン(木琴)が効いてるよね~。
曲に、より、キレをもたらせている。
そして、それが、また、ピアノとの連携…意外に合っていて、これ…いい編曲だなぁ~と。
で、メンバーも そのことをよく理解していて、キレのある歌声、ついでに、ブロックごとに 少し 色を変えてて、これ、いいパフォーマンスだったんじゃないかなぁ~?
『Faint』
全体を通して、一生懸命に 歌い…踊ってはるけど、この曲に関しては、"出す方"じゃなくて、"引く方"に、もっと 意識を持っていった方が いいのでは? とか思った。
休符…というか、間…というか、ちょいブレイクの連続…そういうのを魅せる流れに持っていった方が、この曲に合った "セクシー"を より演出できるんじゃないかなぁ~? なんて。
瞬間無重力感, 一瞬の浮遊感…、この曲って、そういうのが必要だと思うんだ。
歌部分を いくら一生懸命パフォーマンスしたところで、そういうの…出ない。行間(間合い)の勝負だと思う。
せっかくのストロボ照明のサポートが…活かしきれていないかな?
『帰郷』
白い麦わら(風)帽子, 白い大型リュック, 茶色のミニトランク風バッグ, 腰に巻いたチェックのシャツ…。
なんか、そういうのが、"小道具そのもの"に見えてしまってね…。
帰郷…したのだから、それらをもっと有効活用すればよかったのに、リラックスさせたったら良かったのに…とか思った。
帰郷した女の子3人…あんな めかしこんだ(他人行儀な)持ち方しないでしょ? 本当は、もっと…だるだるでしょ?
極端なことを言えば、グルグルー!って、利き手で持って振り回しながら 登場…歌ったって、全然いいと思う。
曲の途中で、それらを一回置いて、再び 持って…って、そういうこと(芝居)もしてたみたいけど、なんか違うわ~。それに、大阪の子は…そうかなぁ~?
足元は、2ステップのゆっくり & ゆったりで 最後まで押しきるのだから、上だって、そういうアイテムの有効活用も含めて、もっともっと遊んだら?とか 思ったのです。
せっかくの揃いのオーバーオールが、必要以上に、おとなしめの"衣装"に見えてしまったよ~。
【MC(帰郷メンバーの3人トーク)】
テーマ:無人島で 1人でも生きていける人は?
アンケートの予想大会で負けた 梅原真子が罰ゲームとして、「イッテQ !」のイモトアヤコの眉毛メイクをして、その写真を Google+に載せられるらしい。
いいんじゃない? そういう使い方…。
(つづく)
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映画「人狼ゲーム」桜庭ななみ主演、アイドル映画として十分合格点(ナッキー)

2013-11-11 01:15:15 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
映画「人狼ゲーム」桜庭ななみ主演、アイドル映画として十分合格点(ナッキー)

映画「人狼ゲーム」見てきました。新宿でレイトショーのみの上映。じんろう・ゲームと読みます。公式HPをリンク

桜庭ななみを映画で見るのは初めて。
アイドルとして、なかなか可愛くて、よかった。

映画としては、低予算。若手俳優を集めて、簡単にとっている。この点でアイドル映画的。
意外と脚本がしっかりしていて、映画を見ている間、だらけずにすんだ。

AKB48が世に出る前に、歌うアイドルがハロプロ以外にほとんどいないので、頻繁に映画を見ていた。もちろん、アイドルと定義できる若手女優が出演しているのが条件。
その中には、たくさんの駄作がありました。
ホラー映画、ゾンビ映画、ナンセンス映画、低予算すぎてアイドルが可愛く(美しく)撮れていない映画。我慢して見ていた。

あまりにたくさんのハズレを見続けてきたので、「人狼ゲーム」は(アイドル鑑賞を趣味としていない)一般の人が見ても、まあまあ納得すると思う。レイトショーなので1300円と安かったし。
私のアイドル映画の評価は甘いですから。我慢して見た映画に、一瞬アイドルの表情やセリフに、ときめきを感じたらOKみたいな。
「人狼ゲーム」我慢も退屈もしなかった。

「Wの悲劇」のテレビ鑑賞した時に、当時の角川映画は二本立てで、「天国に一番近い島」が併映だったことを思い出した。
「Wの悲劇」は、アイドル薬師丸ひろ子が主演の普通の映画で、脚本がある。
「天国に一番近い島」は、アイドル原田知世が主演のプロモーション映像で、脚本がない。

私は、2人ともファンではなく、アイドリアン(研究家)として、メジャーな映画は歴史家として見ておかなくてはという意識だったので、「Wの悲劇」は単純に(映画として)面白かったけど、「天国に一番近い島」は退屈だった。

しかし、原田知世ファンにしか、その良さが分からない映画を堂々と上映してしまうところが、実はアイドル映画としての価値。

「人狼ゲーム」は、脚本があるから、桜庭ななみのプロモーション映像ではない。狭義の意味では。

しかし、逆に、表面では「プロモーション映像と思わせない」でいて、映画を見終ると桜庭ななみに好印象を持つように、裏の目的があるのかな、と思った。

主演だけど、必ずしもスクリーンに登場する分数が多くない。
キャラクターも強くない。
人が一人ずつ死んでいく映画だけど、主演女優は最後まで死なないことを観客はして知って安心して見ている。
全編を通してはプロモーション映像ではないが、最後の10分にプロモーションを凝縮させている。

+++++++++++++++++++
ネタバレ注意
+++++++++++++++++++
その10分間に、死んだ同級生がピストルを桜庭ななみに向けるシーンがある。死んでいるので、彼女の幻覚であると理解するのだが、何故幻覚を見たにか前後関係が分からなかった。

人狼ゲームに強制的に参加させるために、ゲームの運営者が、逃げようとした参加者を、遠隔で殺す仕組みが体に織り込まれている。
ゲームのルールで、人が人を実際に殺させる設定になっているが、この設定には無理がある。殺される方が抵抗するから。
それに、ピストルで殺人する場面があったが、ピストルを練習していない高校生が上手に殺せるとは思えない。
ゲームの結果、殺されると決まった参加者は、運営が遠隔で殺すことにした方がよかった。

人が次々と死んでいく極限状態で、女性出演者が最後まで化粧がくずれていないのは、お約束ごととは言え違和感があった。
最初は化粧しているけど、だんだんすっぴんになっていく演出をして欲しかった。
桜庭ななみは十分すっぴんでいける。
大作映画なら事務所も許可するだろうが、あきらかなB級映画では無理なのですが。

ナッキー

映画の解説「人狼ゲームのルール」
拉致された10人の高校生が、某所で残酷な心理ゲーム「人狼ゲーム」を強要される。桜庭ななみ主演のシチュエーション・ホラー。
1.1人につき1枚「村人」「人狼」「預言者」の配役が書かれたカードが与えられる。
2.プレイヤー全員で相談し、多数決の上、「人狼」と思われる1人を選び処刑する。
3.処刑の後、「人狼」は「村人」のうち任意の1人を選び、殺害する。
4.「預言者」は、1ターンごとに1人、プレイヤーの正体を知ることが出来る。
5.「人狼」を処刑できれば「村人」の勝利。全ての「村人」を殺したら「人狼」の勝利。
6.殺害、処刑は実際に相手を殺さなければならない。このルールに従わない場合は全員死亡する。
上記が「人狼ゲーム」の基本ルール。
補足すると、「村人」(7名)「人狼」(2名)「預言者」(1名)の配分で、「人狼」はお互いの名前をカードによって知らされている。「人狼」にはチームプレイが可能というアドバンテージが与えられている訳だ。
もちろん、建物の外に出ることは出来ない。外に出たものは死ぬ。
誰が何のためにこんなことをするのか?その理由はいっさい語られない。
以上
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