AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

欅坂46『渋谷川』に心奪われる。(ときめき研究家)

2016-04-11 07:00:00 | ときめき研究家
欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』とカップリング曲を配信で購入し、聴いている。
表題曲もなかなか良いと思うが、カップリング曲のうち『渋谷川』に心奪われてしまった。

渋谷の中心部をひっそりと流れていて、目立たない渋谷川。以前テレビ番組で見たことがあるが、ほとんどが地下や高架下を流れている都会の川だ。その川のように、彼女への恋心を隠して、友達のままでいようと歌っている。テーマとしては秋元康作品によくあるものだが、渋谷川というモチーフに目をつけたところが新しい。

そう思っていたが、歌詞を調べようとネット検索したら、同じ『渋谷川』というタイトルの曲が他に2曲もあることを発見した。
1曲目は山本譲二と城之内早苗のデュエット曲。作詞は喜多條忠、作曲は弦哲也。歌詞だけ読んでも、おそらく演歌と思われ、誰も知らない2人だけの密かな恋を渋谷川になぞらえて歌っている。
2曲目はやなわらばー(沖縄出身の女性デュオ)。作詞作曲は伊勢正三。沖縄から上京した少女から、故郷に残った恋人への思いを歌っている。渋谷川は「コンクリートの川」と表現され、「私が流した涙は東京湾に届き、沖縄まで繋がっているのか」とも歌われている。
どちらの歌も、都会の川、建物や道路に隠れてひっそり流れるといった渋谷川の特徴を生かしている。その川のたたずまいには、ソングライターの創作意欲を刺激するものがあるのだろう。

欅坂46の『渋谷川』は、フォークソング調だ。
初めて聴くのに、どこか懐かしく、昭和の匂いがする。そしてこの曲もデュエット曲で、メンバー2人が歌っているようだ。
男言葉の歌詞だが、清純そうな女性ボーカルがよく似合うし、やまびこのように繰り返すフレーズも心地よい。何回も繰り返し聴いていたいような気分になる。

ところで、この歌の2人。彼の方は、恋心を隠して友達のままでいたいと歌っているが、彼女の方はどう思っているのだろう。2人で川辺を談笑しながら散歩しているのだし、またそれも今回たまたまという感じでもなく、いつものことのようだから、単なる友達以上の好意を抱いているのではなかろうか。
年をとったので私もそう思うようになったが、若い男というものは、いつも鈍感で、臆病だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市川乙女、初観戦その3、アイドル鑑賞の真髄の一つの方向(ナッキー)

2016-04-11 00:29:24 | アイドル論
市川乙女、初観戦その3、アイドル鑑賞の真髄の一つの方向(ナッキー)

相撲好きは、小兵力士が上手出し投げから小股すくいを決める瞬間を見たい一方で、大型力士が45日(一突き半)で相手を土俵の外に突き飛ばす豪快な相撲も見たい。
野球好きは、無死一塁から盗塁と送りバントの後スクイズで一点という小技を見たい一方で、一発で逆転する満塁ホームランも見たい。

アイドル好きは、アイドルという伝統芸能を高度に極めたアイドルの技量が発揮されるパフォーマンスを見たい一方で、技は未熟でも見ているだけで楽しい・微笑ましくなる素朴なアイドルも見たい。

「技は未熟でも」 は、「技は未熟が故に」 なのかもしれない。

アイドルとは二律背反する存在なのだが、両方とも好きなアイドルファンなら、どんなアイドルでも楽しめる。
その楽しみは、両極端なアイドルを見た時に極大化するようである。

市川乙女、素朴な方で純度が高かった。

地下アイドルの多くが、芸能人の技を習得してファンを喜ばせる現代では、ローカルアイドルしか、こういう味は出せないという意味での素朴さ。
市川乙女が高度化してしまう前に、観戦を続けるべきと、自分自身で決意。

対極として、一番高度なアイドルは、X21

ナッキー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする