最後の１期生が卒業。（ときめき研究家）

NMB48の最後の１期生、白間美瑠が卒業したと聞いた。
そういえば今年、AKB48の最後の１期生、峯岸みなみも卒業した。SKE48の最後の１期生、松井珠理奈もそうだった。HKT48の宮脇咲良は、韓国での活動を終えて、HKT48に１カ月だけ復帰してから卒業したと聞いた。宮脇咲良は「最後の」１期生ではないが、象徴的な出来事だ。
AKB48で言えば、2期生は既に誰もおらず、3期生の柏木由紀が病気療養中で、現在活動中のメンバーで最も古いのは4期生の大家志津香ということになろうか。彼女は2007年に研究生となっている。
私は元々、メンバーの動向にはあまり興味が無く、情報にも疎い方だが、それでもAKBグループにとって、１つの時代が終わったことを実感させられる。
白間、峯岸、松井、宮脇、それぞれどのような卒業イベントがあったのか承知していないが、今はコロナ禍であり、本来なら大々的な有観客の解散コンサートがあったはずと思うと、可哀想に思う。
満員の埼玉スーパーアリーナで卒業コンサートを行い、秋葉原のAKB劇場で卒業公演をし、大晦日の紅白歌合戦で最後のパフォーマンスができた渡辺麻友は幸せだった。

コロナ禍で色んなことが変ってしまった。
気が付けば2020年12月にAKB48は15周年を迎えていたのだが、私自身その年月を振り返ることがなかった。10周年の時には、楽曲ベスト12曲のセットリストを作ったりもしたのに。
少し遅くなったが、15年ベストも作ってみようと思う。でも作ってみたら、5年前とほとんど変わっていなかったりして・・・。

メンバーは入れ替って行くが、AKBグループという器は残っていく。宝塚歌劇団がそうだし、プロ野球の球団だってそうだ。漫画雑誌だってそうだし、会社もまあそうだろう。AKBグループもぜひそうであってほしい。そのためには、せめて1年に最低2曲くらいはシングルを出してほしいものだと思う。