AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

恋愛禁止ではないけど、つながり禁止(ナッキー)

2014-08-16 05:59:02 | アイドル論
恋愛禁止ではないけど、つながり禁止(ナッキー)

アリス十番桜雪のインタビュー記事の部分引用を文末に。注目すべきは、
「私のアイドルとしての活動を知らない東大生なら(恋愛)OKなんです。付き合った後にわたしがアイドルであることを知ればセーフです。」

上記の(恋愛)はナッキーの補足です。
桜雪のファンではない、かつライブも物販も行ったことはないが、アイドルであることを知っている東大生の男性は、恋愛対象としてセーフなのか、アウトなのか。文脈からするとセーフ?
東大生でなく、他の大学生、社会人ならセーフなのか。文脈からするとセーフ?

ファンは「つながり禁止」で友達になれない、と発言していますが、
女性ファンと友達になるのは禁止なのか?文脈からすると禁止。

ファンとのつながりは禁止だけど、ファン以外の人(異性であれ、同姓であれ)との恋愛は禁止しないというのは、合理的なルールだと思う。
ファンの定義を綿密に構築しないと、デンジャラスゾーンがありますが。

ナッキー

こちらのインタビューより部分引用

-じゃあ、ファンと友達になればいいじゃないですか。

桜雪
ダメなんですよ、つながり禁止なので。だから、友達になるにはファンじゃない人じゃないとダメなんです。私のアイドルとしての活動を知らない東大生ならOKなんです。付き合った後にわたしがアイドルであることを知ればセーフです。

-なんかややこしいですね(笑)。さて、現在は芸能界では現役東大生のアイドルは桜さんしかいないと思うんですが、東大生で得したことありますか?

桜雪
討論番組とか出た時は発言力が違うねと言われます。ちゃんと根拠を持って、キチンと話せるんです。実は東大では弁論をする機会も多くて、生かされていると思います。

-将来はどうなりたいんですか?

桜雪
就活はしないでアイドルで頑張ります!親は泣きましたけど…アイドルはいつか卒業をするので卒業後は東大卒のタレントとして活躍したいです。アイドルになる前は国連で働きたかったんです。なので、タレントになったら、黒柳徹子さんみたいに世界で活躍できるタレントさんになりたいです。「第二の黒柳徹子」がいないので私が狙いたいです。

-そんな桜さんが分析するアイドルとは?

桜雪
アイドルが良くするキメ顔をしないほうがいいと気づきました。人間らしく、笑う時は顔しわくちゃにして笑って、泣く時は鼻水まで垂らして泣いて、人間らしさを出してドラマを魅せたほうが魅力的に映ると思いました。可愛くなくても魅力的に映る部分があると考えます。

-ミスコンに落ちてしまった桜さんですが作詞をこなしています。作詞をする上で、「東大」は役に立ちましたか?

桜雪
今回の楽曲ではないですけど…以前に一人で作詞をした時は、「アリスの世界観を出して欲しい」とオファーがあって「不思議の国のアリス」を英文の原作で読みました。その時は教養が役立ちました。

以上

アリス十番は、7月20日の京都のイベントで見ました。桜雪は物販で、満面の笑顔で、外見のハンディキャップ(←失礼)をものともしない輝きを見せていました。
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エデンの空に降りゆく星唄 8月13日初日公演

2014-08-15 18:00:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
アリスイン・プロジェクトの芝居の不満は狭い劇場での公演が多い点ですが今回は六行会ホールで快適でした。
ここで開催されたアリスインの舞台と言えば初めてアリスインの芝居を観た「まなつの銀河に雪のふるほし」、その舞台に感動して観たのが「デッドリースクール オルタナティブ」。
私に取っては外れだった「戦国降臨Girl」と今回で4回目。
多分、客が多く入ると期待される作品はここの会場が使われるのかなと解釈してます。
実際、私に取っては「戦国降臨Girl」以外は秀作でしたので。

ホールに入場して思ったのは女性の観客が多い事。
2割か3割は女性。
どちらかと言うとオタ風のファンが多いアリスインの公演でこの日は普通のサラリーマン、OLも観客にいて普通の劇を観に来たかの様な。
アリスインのファン層が広がっているのかも知れません。

今回の「エデンの空に降りゆく星唄」は舞台始まり早々に凝った映像テクニックで出演者の名前紹介とメンバーが乗船する宇宙船ノアのイメージ図が投影されます。
出だしは映画のように感じました。
この演出は東京パフォーマンスードールの公演でも観られますがどちらかと言えばチープな演出の多いアリスインにしては随分とお金を掛けた点が意外でした。
しかし舞台の背景が変わらないのはいつもの通り。
その変わらぬ舞台で宇宙船を想像させる演出にはうならされました。

宇宙船に暮らすと言う設定がSF好きな私には大きな魅力でしたしその上に映像による劇導入部の説明で盛り上がりました。
SFファンで無いとこの面白さは分からないかも知れません。

ストーリーは少々強引な解釈になってます。それはいつも通り。
でもここまで演出に凝るならばもう少しリアルなストーリーでも良いのでは無いでしょうか。

役者としては、多分演技重視の配役になったかなと思います。
なあ坊豆腐@那奈さんは相変わらずの安定した演技でアンドロイド役を上手く出してました。
日野麻衣さんはキャラにピッタリな少しボケた感じの演技が上手い。
深刻なストーリーなんですが要所要所で笑いを取るところが脚本の上手さが出てました。

お約束ではありますが最後が明るい終わり方でホッとしました。
救われない話しと言うのもありかも知れませんが舞台劇では最後は明るく終わって欲しいのでその点はアリスインは安心して見ていられる後味の良い舞台劇です。

テッド
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平嶋夏海主演舞台「問題のない私たち」感想4(ピーナッツ)

2014-08-15 12:30:00 | 平嶋夏海
【”笑う”という芝居が1番難しい】
山下 翠の絶望の末の”笑い”、笹岡 澪の勝ち誇った(優位性)の”笑い”…。
つくづく、”笑う”という芝居(特に、一人芝居での ”笑う”)は、難しいな…と。
そら、あの市原悦子さんだって、
”その役者の実力を知りたければ、「笑う」演技を見たらいい。だって、役者にとって、1番難しいことなんだから”とか言う訳やわ。わかるわかる、なんか わかるわ~。
さて、なっちゃんは、75点かな? まあまあやったな。でも、回を追うごとに確実…間違いなく良くなってる。よしよし…。
だけど、翠役の人のんは、大変申し訳ないけど…大変申し訳ないんだけど…あ、やっぱ やめとこ、ノーコメント。
市原悦子さんの言った意味をずっと考えてた。
たぶん、それは、そこ…”笑う”演技へのアプローチの仕方によっては、余計難しくなる…ってことなんでしょうね。自分の持ってる 素の笑い方から…つまりは、そこ基準で演技…固めていきなさい…ってことなんでしょうね。そこ、絶対に突然的…作り過ぎちゃダメで、他の芝居箇所とちゃんとリンク & バランスとりなさい…ってことなんでしょうね。
人間が、”笑う”ってこと…その感情の位置付け…表現…。
そういうば、昔、中日ドラゴンズの今中慎司投手がこんなこと言ってたな。あれなんか、まさに 人間の感情の本質, ”笑う”という演技に対する道標なのかもなぁ~?とか チラッとね。
”特に、外国人なんか、そうなんだけど、1球目にスローカーブ投げるでしょ。そしたら、「俺にこんな遅いボール投げやがって」って 怒ってるのね。
でも、構わず…2球目もスローカーブいくでしょ。そしたら、今度は 笑いだすの。不思議でしょ?
で、3球目に真っ直ぐドーン! 今度は、無言でバット折りながらベンチに帰るの。
そのあとは、ベンチ帰りながら、こっち睨んでるのかなぁ? 笑ってんのかなぁ~? え?なんでわからないかって?
そんなもん、そっち見たら、今度はこっちが笑っちゃうでしょ。
でもね、僕 思うんです…人の感情、例えば、「怒る」「悲しむ」とか…そういう感情の終着点って、「笑う」なんじゃないか?って。だから、僕は、目の前のバッター、その口元を緩ませるように、そこを変化させるように って、配球…やってました。
だって、感情引っ張り出された方が負けですもん”
僕は、今中投手の言葉を聞きながら、真理だなぁ~て、当時 思ったな。で、今は、なんか…市原悦子さんの言ってることと、これ…実は、おんなじことなんじゃないか?と。
”笑う”って、その感情の終着駅になってる場合がある。
だって、とりあえず、「喜」も「怒」も「哀」も「楽」も その感情の先には、たしかに「笑」がある!って思うもん。
だから、今回の翠の「一筋の希望」→「絶望」→「笑」も、澪の「実は寂しい」→「学校では優位に立ちたい」→「優越」→「笑」の流れも同じことなんだな。
ただ、2人の違いは、その始発駅を本当に大切にしてたか?ということ、その部分だけを作り過ぎてはいなかったか? ということ。つまりは、”笑う”へのアプローチの仕方…ぶっちゃけ、そこだけだと思ったな。皆まで言わない。
だけど、そこが全てだ。
改めて、”笑う”という演技は、限りなくシンプルに落としこむようにもっていかないと、自ら…恐ろしく難しくしてしまうな、ドツボにはまるよな、と。特に、一人芝居での”笑う” はね…コワイ。本当にコワイ。
ちなみに、過去の例…いろいろと思い出してみた。。例えば、
『世にも奇妙な物語』での 同回作品「心霊アプリ」(主演:大島優子)と「相席の恋人」(主演:倉科カナ)だ。
ラストシーンは、同じく、”ひとり笑い”だったんだよね。
もうもう~ 実力分かっちゃったよ~。あからさまに表れちゃったよ~。そして、現時点…こんなにも差があるんだ、と。比べたら…こうなんだ、と。相当ビックリした。
アニメ映画「宇宙戦艦ヤマト」のラストより、
ヤマト1隻で、敵 白色彗星を粉砕し、中から出てきた超巨大都市にも ある程度までは 攻めこむが、そこで 燃料が尽き、武器はゼロ、乗組員は ごくわずか。ヤマト艦内には、館長代理の古代 進と森 雪だけ…そんな状態。
だけど、それでも、”戦うんだ!”というヤマトに対しての敵 ズウォーダ大帝の高笑い(の演技)…素晴らしかったな。また、前半箇所の演技ともリンクしてた。
あの声優さん、スゴかったな、と。
あと、ここんとこ 舞台で観たやつだと、大竹しのぶさん, 藤山直美さん, 美輪明宏さん, 藤原竜也さん, 木村多江さん, 内村光良さん…のココ1番での”笑う”芝居。
共通してたのは、みんな ”笑う”演技に対して、説得力を持ってることだ。物語前半部からの大きな繋がりを感じたことだ。
そして、なにより ”上手いなぁ~”と。
昔、若村真由美さんが、テレビで、”あ、わかりました!”と、数種類の”笑う”を 演じ分けた時、パネラー席にいた多くのグラビアアイドル, アイドルは、その後の収録…全く喋らなくなってしまった。
プロフィール等…”女優もやってます!”…これをうたっていたからだと思う。あまりの違い…恥ずかしくなったのだろう、本物を目の当たりのして。
さて、将来、なっちゃんには、どうか…若村真由美さん側になってほしいんだな…そんな願い。ただし、そこは 、
「薄笑い」「薄ら笑い」「含み笑い」「ほくそ笑み」「ほほ笑み」…この5つの演じ分けぐらい、楽に出来なきゃダメだ。
「大笑い」「豪傑笑い」「空笑い」「高笑い」「ばか笑い」…この5つの演じ分けくらいは、簡単に出来なきゃ本物にはなれない。
あ~あと、「愛想笑い」「思い出し笑い」「作り笑い」「苦笑い」、あ、将来、コメディーも演るんやったら、「誘い笑い」も絶対必要やな。しかし、いっぱいあるな。いや、いっぱいあるんです…”笑う”は。
でも、そこの正体は、人間の感情…全てのゴールらへんに ”ある”ものだ。なっちゃんには、そこをしっかりキチンと演れる役者に向かっていってほしいてす。
改めて、”笑う”という演技は、難しい。でも、なっちゃんは、その始発駅…やり方の第一歩は、間違ってないと思う。だから、着実に実力もついてる。つけてる。
「笑顔」は、もうアイドル時代から大概やってきたので、OK!やね。
さ! 「笑顔」+ 1 …2つ目の”笑う”を 完璧!手に入れよう。
幸い、なっちゃんは、森岡演出によって、一人芝居 ”笑う”…2つ目のスキルを得かけてる。3つ目以降は、早いからね。そういう経験…脚本との出会い, 応用だからね。
アイドル…「笑顔」以外の2つ目を手に入れきれられずに、中途半端のまま終わっていく人…”私、女優もやってます!”のなんと多いことか。
なっちゃんには、とにかく、上手い人を(高い金払ってでも)観てほしいです。
(おしまい)
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8月5日の悩み(ナッキー)

2014-08-15 07:32:38 | 現代のアイドル
8月5日の悩み(ナッキー)

8月1日と8月3日と二回見てブログで絶賛した劇団ハーベストの芝居は、8月7日まで公演していたので、もう一度見るチャンスはありました。
8月4日は、注目の地下アイドルマボロシ可憐GeNEの初ワンマンははずせないので、8月5日が候補。

100%もう一度感動することができると分かっている芝居と、見たことのない地下アイドルの対バンライブで悩みました。
迷った結果、新生TAKENOKOまだ見ていない、北海道の可愛いアイドルが出演する目黒鹿鳴館を選択。

このような決心をした後で、AKB48のシアター公演が、久しぶりに当選しました。チーム8。見たことがありません。当然見たいです。目黒鹿鳴館のTAKENOKOはいつでも見られますから。
でも、思考回路は、AKB48シアターに行くなら、100%もう一度感動することができる劇団ハーベストだよね。

結局、AKB48は、時間が早すぎて断念。
18時30分開演で、当選メールに「チケット販売時間は16:30~18:00となります。
※18:00を過ぎてチケットをご購入された場合は抽選入場会にご参加いただけません。抽選入場会が終了した後にご入場いただきますので立見エリア後方のご案内となります。ご了承ください。」会社から秋葉原まで1時間以上かかるけど、目黒は45分。

昔だったら、フレックスか、午後半休にして秋葉原に行ったのに、AKB48以外に見たいアイドル、楽しいアイドルが増えて、どんなことをしてもAKB48を見に行くという強い意志がなくなってしまった、ことを実感。

8月1日劇団ハーベスト感想、日本のアイドル文化はどこまで「すごい」のだろう。(ナッキー)
8月3日劇団ハーベスト感想、「よかった」点が上手く表現できない(ナッキー)

目黒鹿鳴館で見たアイドルはよかったです。四組とも生歌。
18:30~18:50(20分)TAKENOKO
18:50~19:25(35分)ミラクルマーチ http://miracle-march.com/
19:25~20:05(40分)ミルクス (北海道) http://milcs.jp/
20:05~20:45(40分)nanoCUNE (愛媛) http://nanocune.jp/index.html

↓TAKENOKOの、うたの

↓TAKENOKO(前列)ミラクルマーチ(後列) 後列右端のメンバーが平嶋夏海のように豪快なタイプの女性でした。8月9日の町田のイベントで待ち時間に手をふってくれました。後列左端のメンバーは茶髪で背が高いとタイプではありませんでしたが、曲中一列左端の私にハイタッチしてくれました。

↓ミルクス

↓(ネットで見つけた)ミルクスの、ゆかフィン(ピンクのスカート)



ところで、AKB48、劇団ハーベスト、目黒鹿鳴館と迷ったのは三つですが、同じ日に東京では、私がワンマン見たことがあるか物販参加したことのあるアイドル (○印) が出演しているという縛りで、次のライブをやっていた。アイドル全盛時代ですよね。ナッキー
その4
WALLOP「tokyo torico」は8/5(火)出演は、<テッドさんが観戦>
あいさつ/
Sweet★Pastel/
loop/○
mind circus
その5
「IDOL CONTENT EXPO」:
◆16:00~
新宿BLAZE
■出演
Luce Twinkle Wink☆
リンクス
FES☆TIVE  ○
CoverGirls
JK21 ○
Aither
HR ○
ステーション♪
青春トロピカル丸
G☆Girls
柊木りお

その6
asfi~presents Idol is ALive!!~
【日時】8月5日(火)
 開場/15:00 開演/15:30(予定)
 ※メグリアイの出演は18:40~を予定しております。
【会場】下北沢Garden
【入場料】¥500(1D別)
その7
【出演者】
asfi、
ALLOVER、
平成琴姫、○
メグリアイ、○
CANDY GO!GO!、Dreamoon!!、星奈あまゆ、究極人形-アルテマドール、HOLIC、アイコン®、月と太陽、おやゆびプリンセス、Lily Flower、道玄坂上り隊、おっPサンバ、ステーション♪、楽遊アイドル編集部FINDS、LOVE SNAKE、Ange、PLC、ハニースパイス、ナト☆カン、サンスポアイドルリポーター SIR 他
その7
◆8月5日(火)19:00~※観覧フリー
ららぽーと柏の葉 2Fセンタープラザ
「合同インストアイベント」
■出演
SiAM&POPTUNe
HR○
※詳細:http://t.co/Zb63pdG6hH

その8からは、単独アイドルのイベント
FLAP GiRLS’ SCHOOL ○
2ndシングル「面舵イッパイ!」リリースイベント東京・渋谷
日時:8月5日(火) 17:00~、18:30~
会場:マルイシティ渋谷店 1F店頭プラザ
その9
さんみゅ~ ○
日時 2014/08/05(火) 18:30~
場所 ららぽーと 豊洲
関連URL http://sunmyu.com/event/14080... 登録日:2014/08/04
1st Album「未来地図」発売記念イベント東京・その他23区
2014年8月5日(火)  18時30分~
その10
寺嶋由芙 ○
タワーレコード横浜ビブレ店「カンパニュラの憂鬱』 ミニライブ&握手・チェキ会関東・神奈川
開催日時:2014年8月5日(火)  19:00 スタート

以上
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JK21 の曲が相変わらず素晴らしい(ナッキー)

2014-08-14 09:17:38 | 現代のアイドル
JK21 の曲が相変わらず素晴らしい(ナッキー)

7月20日京都iQuteガールズ音楽祭
8月2日TIF
8月9日ベルーサ秋葉原NHKオンデマンド地元アイドルイベント

JK21を立て続けに見ました。
曲がアイドルらしくて気に入ったので、京都でCDを買いました。
サインしてもらう時に、田中梨奈から、「タイガースの帽子?」ナッキー「ヤンキースだよ」 私の帽子は真っ白にNYのマークのイレギュラー版なので、タイガースの白帽子に似ていないこともない。

CDが発売された時には在籍の宮繁さんは卒業されて、7人の写真に6人のサイン。
3曲とも典型的なアイドルソングで素晴らしいのですが、一番好きなのは二曲目の「レシピ」
ステージでは、この曲だけエプロンをつけて歌います。

彼のために料理を作る女の子の心境を歌っています。
もしも美味しくできなかったら 遠慮しないで 言葉にしてね  という健気な女の子
コーヒーとハーブティ どっちが好きなのかしら こんな風に悩むのも悪くない  と相手のことを考えているだけで楽しい。
(料理のレシピはあるけど)恋のレシピはストックゼロで
ときめき研究家さんのキーワード「トキメキも」鼓動の音も隠しきれなくて 

というアイドルに歌って欲しい(と私が思う)シチュエーション。ファンがアイドルに、鼓動の音を隠しきれないこともあるよ。

JK21の曲のアイドル性を絶賛 過去記事

「レシピ」youtube 映像 エプロンをつけて結ぶところが可愛い

「レシピ」の詞が出ているサイト

ナッキー

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RYUTistの新曲youtube( ナッキー)

2014-08-14 04:54:52 | 現代のアイドル
空撮されたナッキーが映っているのは、見ていた位置より分かりました。拡大しても顔は見えません。ナッキー

新曲youtube 公式フルPV

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アイドルの歌には価値がないかのような前提の新聞コラムに違和感(ナッキー)

2014-08-13 08:19:02 | アイドル論
アイドルの歌には価値がないかのような前提の新聞コラムに違和感(ナッキー)

本日の読売新聞一面コラムより引用。

「世の中には消しゴムのような職業がある。
人は皆、ささくれた感情の"書き損じ"を

歌手の歌声に忘れ、
あるいはアイドルの笑顔に紛らし、

つかのま消し去りながら日々を生きている。」

アイドルの歌声に"書き損じ"を忘れることも多いのだけどなあ。
アイドルの笑顔の価値の方が、アイドルの歌声の価値より、相対的には普遍的であることは認めますけれど。

ナッキー
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平嶋夏海主演舞台「問題のない私たち」感想3(ピーナッツ)

2014-08-13 06:00:00 | 平嶋夏海
【なっちゃん…芝居の変化について】
今回の舞台を観て思ったのは、なっちゃん…強弱の芝居→緩急の芝居に変化してきたなぁ~ってこと。正確には、”芝居…緩急をつける(意識する)こと”で、自然と強弱もついたものになってる。
たぶん、発声…”ちゃんと聞こえてる(届いてる)!”ってなことに対して、自信もチョイついてきた!…そういうことなんだと思う。
分かりやすく 目に見えて変わったのは、舞台中央での「あらすじ読み(?)」の部分だ。例えば、
”私は、○ ○だと思っていた! だけど…”
以前までだったら、ここで ちょっと抑揚をつけるようにしてた。そういう雰囲気にしてた。作っ…いや、作り過ぎてた。
だけど、今回は、そういうの…気持ちの部分だけ しっかりと伝えることは、ま、忘れずに、わりとテンポ良く, サラッとツルッと、だけど、カチッと…。
結果、「…」の部分は 余韻として、上手く後に繋がっていた。今までよりも ずいぶん良くなっていた。
そこは、しつこくしない。しつこさ, 執着は、本文で…って感じのメリハリ。
重要なのは、緩急の芝居…そこで、テンポが崩れていなかったことだ。
なっちゃんは、本文も「あらすじ読み(?)」も両方できていた。また、そこに、不自然な切れ目のようなものもなかった。
発声等…”基本が出来てくる”ってことは、すごいことなんだなぁ~ 飛躍的に伸びる要素No.1なんだなぁ~ って、改めて思ったよ。
強弱意識で表現する!ってことには、限界がある。
よし、1つ クリア。
さて、違う目を持った なっちゃんの次の課題は、”演技で遊ぶ”ってことかな?

【良かった!場面転換】
この舞台は、会場…お客さんの座っている客席部分も結構 頻繁に使ってる。
でも、そんなガチャガチャしていなくて、案外良かったんじゃないかな? たぶん、そこに いろんなシチュエーション・パターンがあったので、飽きなかったのだと思う。たぶん、それが 理由。
意外に様々なバリエーション, またまた違うシチュエーション…。
あと、舞台上の場面転換を ”椅子(10席ぐらい)…堂々の手分けしての片付け”…それに徹底したのも 結果良かった。
教室, コンビニ, 道端, 学校屋上, 講堂, 笹岡 澪の家…等々への転換転換。それを 暗転 & 中幕等で、いちいち隠さなかったこと、あえて そういう作業行程 & 様子を焦ることなく、堂々 大っぴらにしたのも 逆に良かったな。
そのかわり、歌部分での早着替えやバンドメンバーの素早い配置セッティングには、相当 気を遣っていたように見えたな。最速スピード & 隠せ!隠せ! 相当速かったよ。ま、そことのバランスやな。
とにかく、場面転換に対する作戦が、物語の展開のテンポに上手く寄り添えていて、とても良かったと思う。自然だった。ま、スムーズだった…ってことだな。

【万引きシーンについて】
先生が万引きしてるところを 笹岡 澪(なっちゃん)が偶然 たまたま見つけてしまうシーン。
あそこ、コンビニの掛け合いシーンが終わって、舞台上…1人になった澪(舞台下手)に対して、舞台上手から 突然!先生が現れて、万引き…。ここまで3秒。そして、
”あっ!大変なものを見てしまった。見てはいけないものを…”って。
それは それは、そんなん!尺 短すぎるわ。あんまりやわ!と。だって、この万引き発見事件が、この後の話の中軸となっていくんだから。直感!あまりにあっさりと処理し過ぎやわ~とか思った。
絶対にもっともっと尺を取るべきだったと思う。例えば、
コンビニで店員と掛け合いしてる澪(舞台下手)。弁当を暖めるかどうか?で、いつまでもグダグタやってる。いや、もはや 遊んでる。
と、澪の担任が、そのコンビニにやってきた(舞台上手)。何か商品を探してる風…。店員は、澪と遊んじゃっているので、そのお客さん自体に気づいていない。当然、澪も…そうだ。
この時、舞台上には、3人だけ。
(ここまで、15秒)
澪:じゃ、それでいいわ
店員:ありがとうございました~
澪:それじゃあね…
(店員、舞台下手に引っ込む)
”さ、帰ろ” と舞台上手の方に歩き出した澪は、先生が 何かをカバンの中にしまったのを たまたま見てしまう。目が合ってしまう。
澪:はっ!
そのまま、店を飛び出していった先生…。残された 澪…呆然。
澪:私は、大変なものを見てしまった…
(ここまで、35秒)
せめて、これぐらいの尺がないと、(のちのち)おかしいわ。この後、30分の話の濃さとバランスとれへんわ。
だって、これで、この事で、この後、澪は、ものすごく苦しむことになるんだから…。ぶっちゃけ、それぐらいの衝撃は、あそこで表現しておいて欲しかった。
とにかく、あの万引きシーンは、あっさりし過ぎていると思った。合っていないと感じた。

【なっちゃんファンの団結力!でも…】
2日目の開演前、なっちゃんファンらしき人が知り合い(?)のとこを回りながら、
”とりあえず、最後、手拍子な!”
なっちゃんファンのすごいとこは、それが拡散していくことだ。
”最後、手拍子 手拍子”
”すいませ~ん。最後の曲、手拍子とか…あ、すいません、そしたら お願いします”
ものの3分…瞬く間にリレーしていく言葉, 想い…。
そして、本番は、最後の曲の手拍子だけでなく、もう 最初の曲から会場…全体発生的な感じの手拍子が、なっちゃん、いや、舞台上の出演者のみなさんに降り注がれたんだ。
いい空気, いい雰囲気。そら、なっちゃんも嬉しかろ。
改めて、なっちゃんファンの力、垣根とか あまり関係ない感じは 素敵だな~ と思ったのでした。
でもね、ただ1つ…。
それは、これ…森岡演出独特なんだけど、舞台上に2つの感情を投下する時…あんのね、結構な頻度でね。
例えば、舞台中央で シリアス。舞台上手奥では コメディー。そんな感じのね…やつね。
僕は、当然、シリアスに引っ張られるべきだと思う。森岡さんが、そういう時に 投下させているコメディー要素ってのは、どっちかというと 哀しみの笑い…やからね。僕は、そう読み取ってるよ。でも、会場の1人, 2人は、あれ…わざとなのかな? わざと笑ってるのかな?
”ハハッ!ハハッ!ハハハッ!ハハッ!”
時々、聞こえてくるんだ。なんか、まるで、バラエティー番組で カンペ出しつつ ADくんが、笑い屋? とにかく 無理矢理(面白くみせるために)笑ってるみたいでね。
でも、それ、そういうの…ほっとんどが、なっちゃん…絡んでる場面なんだよ~。あれ、なっちゃんのためにならない。
そのセットメニュー, その場面全体として 表現したいのは、哀しみ, 怒り, シリアス…そっちの方って場合が、特に、森岡演出は、これ 結構あるよ~。
なっちゃんには、”涙と笑いの合わせ技”…そこを高いレベルで演じられる女優さんになってもらいたいんでね。
そら、”実力でねじ伏せろ!”とかも思ったりするけど、なかなかね、まだまだやからね。
育てたいわ~。なっちゃん個人…ってわけじゃなく、そのレベル…客が演者を育てたい。
あのレベル…ダメにするのは、そこで止めるのは、簡単やからね。
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RYUTist、UFOではなく、空撮(ナッキー)

2014-08-13 00:04:23 | 現代のアイドル
RYUTist、UFOではなく、空撮(ナッキー)

8月10日新潟古町七番町ライブで、頭上に登場したUFOみたいな機械。ネットで発見したので引用。⬆

登場の前に、運営さんから、映りたくない方は、逃げてください(顔を隠してください、だったかも)というアナウンスがあり、PVとるカメラだと分かっていましたが、物珍しいので、見つめていました。
ウルトラセブンの円盤、イカルス星人の円盤だったでしょうか、を思い出しました。

@RYUTist_info: グランドフィナーレの時に空撮して頂いた映像を使わせて頂きました。RYUTistの生まれた7番町のモールからはじまる『Wind Chime!~街のトンネル~』新潟で活動する素敵なアイドルさんとファンの方と撮れて嬉しかったです。https://t.co/rbgzlTKHHM

⬆ RYUTistツイートにリンクされているyoutube見て、ナッキーが映っているかをチェックしようと試みましたが、旅先でネット環境悪く、まだ見られていません。


補足、古町七番町はアーケードです。
補足、リモコンで飛ばしている機械にカメラがついているだけなのですか、メカニカルに萌えました。特にステージと客をくまなく映そうと、前後・上下に動いたり、左右に首をふるところ。
補足、空撮場面では、ステージのアイドルさんたちが後ろを向き(客席にお尻を見せて、顔は客と同じ方向)になりました。

ナッキー
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『友達のままで』のほろ苦い後悔に共感。(ときめき研究家)

2014-08-12 19:00:00 | ときめき研究家
SKE48『不器用太陽』のカップリング曲では、『友達のままで』が一番気に入った。
セレクション10という厳選メンバー(東、北川、松井珠、大場、高柳、古川、古畑、木本、須田、松井玲)が歌っているだけのことはある。

歌詞の内容は、学生時代から好きだった彼女と「友達のままで」大人になってしまった「僕」の回想と後悔を歌ったもの。どちらかと言えば中高年ファン向けだろう。
『ポニーテールとシュシュ』(高1)、『High school days』(高2)、『Everyday、カチューシャ』(高3)、『ギンガムチェック』(大1)と続く2人の物語の1つのエピローグと言える。
もう1つのエピローグとして『Seventeen』という曲もあるが、その歌では彼女は別の男と結婚して子どもも産んで、スタイリストの夢は諦めて実家のコンビニを手伝っている。それに対して『友達のままで』では、彼女はどこか遠い空の下にいる。きっとスタイリストになるため、外国で修業をしているのだろう。

この歌にも、最初から最後まで、ファンの心をくすぐる仕掛けが満載されている。
冒頭「陽の当たる石段」は、『青空カフェ』の2人が登った「揺れる木漏れ日 夏の石段」を連想する。
そこから見降ろす「僕たちが泳いでいたあの海」は、それこそAKB夏の歌にはほとんど出て来る海だ。
「過ぎ去った青春はいつだってほろ苦い」という定理は何回も聞いたことがある。『カナリアシンドローム』『僕の桜』『ジグゾーパズル48』『ひこうき雲』『抱きしめちゃいけない』などで。
「この胸に寄せて返すさざ波のようだね」は、『Only today』の「寄せては返す波が切ない」からの引用だ。
「蝉」は、3年前の夏に頻出したアイテムだ。『MIN MIN MIN』『花火は終わらない』『待ってました新学期』。去年の『青春の水しぶき』『青空カフェ』にも。
「長い髪を指でかき上げる」のは、彼女が日頃はシュシュかカチューシャを使っていることを暗示している。
「空と海交わる線 思いはひとつだったのに」というフレーズは『真夏のSounds good』の「水平線は交わってるのに」を思い出させる。

「友達のままで僕たちは大人になって 大事なもの守ったね」というサビの歌詞が、この曲の主題だ。
「大事なもの」とは何だろう。それはお互いの夢、未来だと解釈できる。2人が恋人になったら、お互いを縛り合い、それぞれの夢を全力で追うことができなくなってしまうと、未熟な2人は考えたのだろう。
こういう青臭い2人は渡辺麻友『三つ編みの君へ』にも登場した。切り株のベンチに座り「卒業後に何をするかいっぱい夢を語った」2人も、告白はせず友達のままだった。『鈴懸なんちゃら』の彼も、同じような考え方だったと思う。

ところが、『友達のままで』2番の歌詞では「友達のままで恋人にならなかったこと 正しかったのだろうか?」と自問自答している。いや、彼の中では、恋人になればよかったと後悔する気持ちの方が強いようだ。だから「君と僕の若さはリグレット」と歌っている。

しかし、彼らがもし恋人になっていたとしたら、それはそれで後悔することになったかもしれない。
その「もし」を歌っているのが『ビーチサンダル』だ。「友達のままでバスに乗ってたら 今年も一緒にあの海に行けた」と、友達から恋人に一線を超えてしまったから、その後破局を迎え、友達にも戻れなかったという後悔を歌っている。

青春には「あの時こうすればよかった」という後悔がつきものだ。しかし、2つの選択を試してみて、どちらか良い方を採用するといったことは、現実の人生ではできっこない。選んだ人生を精一杯生きて行くしかないのだ。
だからタイムマシンものの小説や映画に需要がある。アイドルの歌もそうだ。現実では決してやり直せないから、「もし」をかなえてくれるフィクションには惹きつけられる。特に年齢を重ねれば重ねるほど、その傾向は強まる。
だから、AKBグループも、今後もこうした歌を何曲も歌って行くのだろうと思う。

『友達のままで』の曲調は華やかで、ブラスを派手に使ったアレンジが印象的だ。それも『Only today』や『Seventeen』との共通点だ。
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平嶋夏海主演舞台「問題のない私たち」感想2(ピーナッツ)

2014-08-12 07:20:00 | 平嶋夏海
【クリア明瞭!なっちゃんのセリフ】
2日間 通して、なっちゃんの発するセリフには、1語も くもりがなかった。全てのセリフが、クリア明瞭だった。大切なことだ。
アイドル等の芝居で 有りがちなのが、
甲高い声 × 早口 × 緊張…そして何より 発声の基本が出来ていないこと。で、こういうのが重なってくると、例えば、
「私、いわし好き!」…このセリフが、お客さんの耳には、
「わたしゎしがすき!」に 聞こえることがある…とかね。
お客さんからしたら、小さな疑問 「???」 突然現わる!の瞬間である。
今回の舞台でも 結構あったよなぁ~。小さな疑問の積み重ねがさ、そういう時間帯がさ。ま、熱演は、分かるんだけどね。でも…。
”え?え? 今 何て言ったの?前後で判断して、たぶんこうだな…うんうん ”ってな諦め & 次!次!の気持ち…切り替え。
ただ、舞台上では、もう5秒も進んでる。
”ま、いっかぁ~”ってな 感情がついていけてないまま…っていうか、追い付けきってない状態で…っていうか、”しまったぁ~”っていうか…ね。要するに、お客さんが同時進行できないで、小さく小さく諦めていく瞬間だ。
でも、なっちゃん個人としては、もうそこ…は、完全にクリアしてるな、しているんだな、と。
さ、次のステップだ。もう、アイドル芝居じゃない。なっちゃんのセリフ…その明瞭さ加減は、完璧だった。
ただ、なっちゃんってのは、そういう発声の積み重ね…こと 歌となると全くの別人になる。
ぶっちゃけ、息が3小節ももたない。人が変わったよう…面白いほど 聞き取りづらくなる。なんか、まるで、”はじめて、バタフライに挑戦してる人”みたいだ。画に書いたようなアップアップ…不思議だよなぁ~。
ま、しゃーないか。だって、May.J が歌う あの曲は、毎回素晴らしいけど、松たか子の歌う それは、”セリフの一部だから”と思い込みまくって、さらに、100回も撮り直しした1発が、あの本編で流れてるやつなんだから。
そして、なっちゃんも女優だ。今は、いっか。
ただ、早くAKBのこと, その時の感覚は忘れて、目の前の曲を ”セリフとして” 歌えるようになってほしいかな。
なっちゃんは、まだ、歌を ”歌(メロディー)として”歌ってる。女優には、女優としてのアプローチの仕方もあると思うのです。
ところで、ダンスは 良かったなぁ~。”我が我が”じゃなく、”センターポジションとしての” ダンスに徹してた。
そうすることで、結果!全体が良く見えたりするんだ。分かってらっしゃる。

【なっちゃんのコントロール】
劇中、ピンクうさぎのぬいぐるみを客席から舞台下手寄りの女の子に放り投げ渡すシーンが (2度だったかな?) ある。
距離にして 7メートルぐらい…。
なっちゃんは、2度 × 2日 = 計 4 回 …全部、相手の左胸ドンピシャ!に投げた。相手の左胸…内野手の基本である。
僕は、”なっちゃん…それにしても コントロールいいなぁ~。鳥谷(阪神)クラスやなぁ~”って思ったよ。たぶん、あれなんだろうね、男兄弟の中で育ったって…環境なんだろうね。あれは、小さい時に本気のキャッチボールをやってた人のコントロールだよ。スゴかった。なんせ、そのぬいぐるみをキャッチする相手は、ホント…”構えたところに…”の世界だったんだから。
と、物語の後半に なっちゃんのスローイングの才能…もう1度見ることが出来た。
それは、先生に向かって物を投げつけるシーン。全力のオーバースローだ。
先生の顔の30センチ左を通過して、黒板にバーン!
なっちゃんは、なんとも 絶妙なところに投げた。
あれは、客席からしたら、本当に先生の顔面を狙ったようにも見えるし、また、先生を威嚇したようにも見える。
あとは、先生の芝居(リアクション)次第で何とでもなる…そういう感じ。ナイスコントロール!
いや、なっちゃんとキャッチボールしてみたくなったな。アウトロー, インハイ…女の子だけど、それほど外さないんじゃないかな? それぐらい すごい コントロールだと思った。

【漫才コントについて】
劇中、なっちゃんが、漫才コントに参加する場面がある。ナカムラアツシさん(コンビニ店員 /ボケ)、なっちゃん(客 / ツッコミ)…2人だけの場面だ。
的確にツッコんでいく なっちゃん。もう アイドルとしては、120点だよ。合格, 突出してるよ。でもね…。
ボケ→ツッコミ→ボケ→ツッコミ…。
そこ…同じリズムでツッコんでいった場合、”ある現象”が起きるってことを なっちゃんは 分かっていない。
それは、”笑いの前倒し”だよ。
ボケ→ツッコミ + お客さんの笑い→ボケ→ツッコミ→お客さんの笑い…。
正直、お客さんの笑いってのは、少しずつ少しずつ前に前にズレてくる。ツッコミからしたら、押し寄せてくる感じ、抜かれそうになるんだ。
なっちゃんは、そういうお客さんの声は、まだ 聞けていないと思った。だから、自分のツッコミのタイミングとお客さんの笑い声が被ったりするんだ。
それは、ツッコミの効果半減 = 全体の笑いの量…半減ってことに直結する。もったいないよ。
逆に、ボケ役ってのは、タイミングだけでいうと、実は簡単だ。お客さんの笑い声の切れかかりを一応の目安, 目標にしたらいいだけだからね。基本、自分発信, さじ加減。
しかし、ツッコミは、違う。技術がいるよ。最低でも 3パターンは 用意しておかなければならないと思う。
1つ目は、お客さんが笑う前の隙間…(そのボケの言葉じりを捕らえて)食い気味のツッコミ。
2つ目は、お客さんが笑った後、そのボケを今一度活かすための ある程度 間を空けたツッコミ。
3つ目は、お客さんが笑っている中で、あえてかち合わす 喧騒の中の大声 & 勢いツッコミ。
最低でも この3つは、用意しておくべきだ。だって、本番は、お客さんの声(反応)があるんだ。そこをカバーしておかないと、ナカムラアツシさんのあのボケを100%満々には 活かせられないよ。
例えば、”野々村議員の真似やめろって!”の天丼, ”大砂嵐じゃないです!”の天丼, ”豪栄道じゃないです!”の天丼…など、同じテンポ, 同じ言葉押しじゃなく、こんな風にやっても良かったんじゃないのかなぁ~? 笑いが もっともっと大きく渦巻いたんじゃないのかなぁ~? 案としてね…。
1発目…ボケ→”野々村議員の真似やめろって!”(大声…スタンダードのツッコミ)。
2発目…ボケ→(食い気味に)”おい!野々村!”
3発目…ボケ→(無言で ゆっくりと近付いていって)目の前のレジ台を左足サイドキックでドン!+ ”チッ!(舌打ち)”
…とかね。
要するに、お客さんの笑い声を十分に聞いた上での笑いの, 場の, お客さんのコントロールだと思う。
なっちゃんには、そんな…ツッコミ自体に 真面目 & 一生懸命, 必死にならずに、まずは、もっと お客さんの声を聞いてほしいかな?と。
ところで、舞台の後半、このコンビで 役割が逆!…入れ替わったカタチでのシーンが(短いんだけど)出てくる。
つまり、なっちゃん(ボケ)、ナカムラアツシさん(フリ&ツッコミ)だ。
実は、僕、なっちゃんってのは、ボケの方に才能があるんじゃないか?とか思ってるんだよね~。
おそらく、なっちゃんは、自分のことを ”仕切り好きの仕切り上手” =ツッコミに才能…だと思っていると思うんだけど、僕は、舞台上の才能としては、全然 逆だと思っている。
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指原莉乃「逆転力」が面白い1・・指原の戦略論(総選挙分析ライター)

2014-08-11 21:51:36 | 分析系 メンバー
指原莉乃「逆転力」が面白い1・・指原の戦略論(総選挙分析ライター)


本日(8月11日)、指原莉乃の「逆転力」~ピンチを待て~(講談社AKB48新書800円)が発売になったので、早速買って通読した。Amazonで予約していたが、新刊本はいつも発売日には届かないことはわかっており、お盆休みで時間もあるので近くの書店に出向いた。2冊購入することになるが、後で届く一冊は記念に保管しておくことになると思う。

さて、指原の「逆転力」だが、先週に指原が出演したオールナイトニッポンで本人が語っていたように指原が語った内容をいったん録音して文章に起こしたようだ。そのわりには指原が日頃自分の行動の指針として考えていることをかなり赤裸々に述べていて内容が濃く、至極面白い。

細かいところを紹介してしまうと本の売行きにマイナスの影響を与えてしまうので、そういう影響を与えない程度に今回は筆者が興味を持った「指原の戦略論」のところを紹介したい。(本には「指原の戦略論」なる箇所は存在しない。勝手に筆者が指原の戦略的な思考箇所の部分を命名したもの)

筆者はかれこれ3年ほど前に指原が自身初の冠番組「さしこのくせに」に出ている指原に興味を持つようになり、それ以来指原の動向を追っている。

特に指原が2011年の第3回選抜総選挙において前年の19位から9位に大躍進したときに指原は他のAKBメンバーとは違うビジネスモデル、すなわちブログをファンとの双方向コミュニケーション手段として積極的に活用、さらに、冠番組「さしこのくせに」の存続に「へたれ」という評判とは裏腹にアイドルのプライドを捨てなりふり構わず強い気持ちでやっているなど。このことが他のAKBメンバーとは異なるファン層を獲得した。

つまり指原はそのファン獲得方法が他のメンバーとは大きく異なり、将来天下取り(トップ)を狙う戦略家である、という分析をした。指原莉乃 大躍進の謎を解く 110720

「逆転力」によれば、すでに指原が小学校5年生のときから2チャンネルを見るばかりか、ハンドルネームを持って書き込みを行い、さらに中一から中三まで自分でブログをやりAKBに入る以前に「文章」に自信を持ちSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に精通していたこと、AKB加入後すぐに正統派アイドルを目指すことをやめMC(トーク)に活路を求めたことなど自分の得意なところを武器としてメンバーと「同じ土俵では戦わなかった」ことが力説されている。

この「同じ土俵では戦わない」という発想はAKB、SKE、NMBと同じことをHKTがやっても勝ち目がないのでAKB、SKE、NMBと比べることができずマスコミに取り上げられやすいハロプロの曲を使ったHKT48の九州ツアーのセットリスト(指原が考案)にも反映している。

さらに、自分は「へたれ」ではなくその「へたれ」キャラは周りがつけたもので、自分はハートが強いし、プライドは地を這うように低いのでなんでもやると言っている。

つまり、この本の随所で指原は自身の「戦略家」としての発想や精神力の強さを述べている。

筆者は以前から指原が他のAKBGメンバーと交わらない活動部分に着目し指原は「戦略家」だと勝手に考えていたが「逆転力」を読んでみると筆者の分析が的外れなものでなかったことが裏付けられたと感じた。

指原は「真っ向勝負をしない、土俵を変える、戦わずに済む方法を探るか自分の土俵で戦える状況を作る」と述べているが、この考え方こそ指原の戦略論の奥義であろう。

なお、指原自身はそういう自分のことを「いつも客観視している冷たい人間」、「信じられないくらい計算高い女」、「自分にとってどうすれば得かを常に考えている」と自虐的に語っている。

以上

「指原莉乃のすべての関連記事」
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RYUTist、8月10日@新潟古町七番町(ナッキー)

2014-08-11 03:49:12 | 現代のアイドル
三周年ライブをライブハウスで見ました。ライブの後で、路上ライブ。



むーたんが目の前に

RYUTistの標準MC立ち位置、左からむーたん、ともちぃ、わっかー、のんの


ケイタイで撮影。
RYUTistはライブハウスも撮影可。ライブ見る時は集中するため撮らないけど、屋外では気が向いたら。ナッキー
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「問題のない私たち」(大阪公演・8/2, 3)を2度観劇。その感想などを…。(ピーナッツ)

2014-08-10 15:38:19 | 平嶋夏海
問題のない私たち」(大阪公演・8/2, 3)を2度観劇。その感想などを…。

【公演前のBGMについて】
10代の悩み歌, 高校時代を振り返る歌, あの頃を悔恨する歌, 青春の歌, ”き~み~が~いた な~つ~は 遠いゆ~め~のなか~あ~ そ~ら~に 消えて~った 打ちあ~げ~は~なあ~び~”…。
ぶっちゃけ、(この中に)『会いたかった』『完璧ぐ~のね』は、いらない, 必要ない, 余計 & 邪魔だな~と思った。その毛色…ザ・違和感でしかないな~、と。
そもそも、公演前のBGMって…やらないんならやらない…で、全然いいと思う。だけど、それ…するんやったら、もっとこだわり…は 持つべきだ。
するんやったら、本編内容に かするような曲で統一する。または、本編内容とは、全く関係のないジャンルの曲に、これ 徹するべきだと思う。
その2曲は、あまりに中途半端だと感じた。
もしも、それ…”なっちゃんが出てるから…”とか、”会場に来てくれている なっちゃんファンへのサービス”とか、そんな事を ちょろっとでも考えているんだったら、次回からは、絶対にやめてほしい。
だって、会場した瞬間、もう (本編は)始まっているんだから。

【オープニングシーンについて】
1人の女子生徒が、10人ぐらいの女子生徒に両手を拘束され、髪の毛を掴まれ、叩かれ、蹴られ、引きずり回されている。おもむろに、リーダーらしき子が 言った…
”これだけ暑いと さすがにサッパリしたいんじゃないのー!”→ ”そうだよねー!”…
と、舞台中央で捕まっている子に向かって、青バケツを持った女子生徒2人が小走りで現れ、”せ~の~!!”という掛け声とともに
150ccぐらいの水をチビチビチビ…。バケツ2つだから、150 + 150 で、チビチョボチビ…。
見たところ、イジメの中のドッキリ的な ”遊び”でもなさそうだ。
だったら、その演出…失敗やわ。
だって、ここは、絶対に表現しなくちゃいけなかったと思うもん…”この学園には、イジメがありますよ。はびこってますよ。それも結構ド級のやつがね…”ってさ。
もちろん、こんな 冒頭で、大量の水をぶっかけたりとかしたら、ステージ上の水びたし…その処理が大変!ってのも分かる。あと、その掃除…最初っから 芝居全体のテンポとか…落ちる可能性もあるかも?…だからね。
でも、あそこは、そうすべきだった。
必要だったのは、(お客さんに) ”それは、やり過ぎだよ~”って思われるぐらいの)衝撃, インパクトだったと思う。
バケツ2杯分の バシャーン! + 泣き叫ぶ声…
え? ダメ?ダメなの?
じゃ、他に いくらでも方法あるじゃ~ん。あったじゃ~ん。
例えば、周りの笑い声 + ”せ~の~!” + ”イヤー!”とか 泣き叫ぶ声 のその瞬間!に、
全暗転 + 全ての音の一瞬ブレイク(1~2秒)…
からの~ 音処理(音だけバシャーン!+ 暗転の中の ”イヤー!”)…。お客さんの聴覚に訴えるパターンだ。
で、明転になった時は、もう朝の学校風景になっているという…例えばね。
あ、赤のピンスポ照明で表現してもいいな。あ、途中から、舞台ウラでの芝居で処理してもいいな。あ!あと…。
もう、いっくらでも浮かんでくるわ、やり方…。
正直、お客さんに見える150ccは…ないわ~。
にしても、なぜ?チョロチョロ?
あそこで必要だったのは、お客さんに、”こんなもん!このストーリーの中では、イジメへのプロローグに過ぎませんよ~”的なお知らせだったと思うのね。
チョロチョロて…そんなんコップで…
あ!最初からコップで掛けりゃ良かったんだ。良かったんだよ。青いバケツでチョロチョロ…チビチビだから ダメだったんだ。なぁ~んだ。
とにかく、あのオープニングシーンの演出は、失敗だなと思った。

【ファサッ?】
イジメの首謀者である 笹岡 澪(なっちゃん)が、いじめられている子の教科書に、これでもか!と悪口を書いた後で、それをその子の目の前, 足元に 両手で上段から叩きつけるシーン。そして、ドスをきかせる。
1日目は、バチーン!
2日目は、ファサッ…。
え? ファ…? でも、あれは、小道具である教科書そのものに原因があるわ。
見開きA3よりも もうチョイ大きめの教科書。ページ数は、30ページぐらいなのかな? 正直!ペラッペラだ。
あんなもん、危険ですって! 本番1発…危ないですって! ていうか、逆に、なっちゃん、1日目…よく、バチーン!って 音させられたな。
ただ、僕は思うよ。そんなもん、最初っから 200ページ, 300ページの教科書 用意しとけ!って話ですよ、と。”ファサッ…”って、あんな 気の抜けたような音が絶対に鳴らないやつ(道具)を最初っから 選んどくべきだと。
だって、それは、威嚇のシーンだから。イジメを表現するには、必要な要素だから。
ただ、なっちゃんの良かったのは、2日目の ”ファサッ”…それに動じなかったこと。正直、一瞬!…(その後の)間がズレたけど、なっちゃんは持ちこたえた。その 0.5秒だけで、後に負のテンポを引きずらなかった。あそこは、エライ。
きっと、稽古の時から ”もしかしたら?”の経験をしていたんだなと思ったよ。それぐらい、なっちゃんの反応は 速かった。たぶん、本人自身は気付いていない…無意識だと思う。
だけど、そのシーン映像を後からフラッシュバックすると、両手に持った教科書を上段…頭の上から叩きつける なっちゃんは、その時、1日目, 2日目とも…ひざを使ってる。
おそらく、不安をかき消すためのヒザ屈伸だ。
あれは、間違いなく、バチーン!って鳴らすための(”鳴ってほしい”という)動作。でも、そんなん、本編の内容からしたら 関係ない、必要ない。
特に舞台…相手を威嚇, ビビらすためだったら、基本、その目線は変えちゃいけないと思う。目線の高さの攻防, 距離感で表現…そういうのは、笹岡 澪(なっちゃん)側がコントロールすべきだ。優位に立てていなければならない。
たとえ、その教科書が、相手に当たったとしてもね (床で、バチーン!って鳴らなくてもね)。
わざわざ、自分からヒザ屈伸…目線を突然 10cmも下げる必要はない。なっちゃんは、それでなくても(背が)小さい方なんだ。
あ、こういう方法も良かったのかなぁ~?
それは、相手が(その教科書を受け取るために)手を出し、そして、その手に渡る瞬間、なっちゃんの手からポロリ & 地面にストン…。
(バカにしたゴメ~ン!)の空気→ (欲しがったら拾えや!)の雰囲気→ その子が地面の教科書を手に取ろうとした瞬間、(なっちゃんが)サイドキックで、その教科書を5m左に蹴り払う…とかね。
また、そういう時とか、相手と同じ目線にしたりしないでしょ? あれと同じ感覚、隙のない優位性…。
ああいう設定の芝居だと、目線のコントロールは、常に必要 & 重要だと思う。だから、そのバチーン!のために、ヒザをわざわざ突然10cmも かがめなければならないんだったら、僕は、はなから全然違う…と思ったんだな。
とにかく、”危険な”小道具は、稽古段階から、積極的に排除しておくべきだと思ったのです。
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『恋よりもDream』は『清純フィロソフィー』を補完する新憲法。(ときめき研究家)

2014-08-10 13:43:03 | ときめき研究家
SKE48『不器用太陽』のカップリング曲『恋よりもDream』は、須田、松村、谷によるユニット曲だ。
須田、松村の『ここで一発』が好評だったので、その第2弾でとして、今回は移籍して来た谷を加えてパワーアップしている。『ここで一発』が今年のリクエストアワーで4位になったのには仰天した。楽曲としてはそこまでいいと思えない。須田、松村のファンの熱心な投票の結果だろう。その熱心なファンは、選抜総選挙では、須田を10位に、松村を17位に押し上げた。(それを予想した読者の投稿はこちら

第2弾は第1弾を超えられないのが世の常だが、今回の『恋よりもDream』、私は気に入った。
歌詞の内容が『ここで一発』のような「楽屋落ち」そのものではなく、普遍性がある「自分への応援歌」となっている。曲調も『ここで一発』のようにコミカルではなく、正統派のアイドルポップである。
間奏やエンディング部分には3人の掛け合いが入っていて、ユニットに入れて欲しいと頼む谷、渋々それを受け入れる須田と松村という構図で、その部分はコミカルだ。でも、それを無視して、曲だけを聴けば、何回も鑑賞に耐えうる出来栄えだ。できればセリフ抜きバージョンが聴きたい。

谷にとっては千載一遇のチャンスで、その張り切りようが印象的だ。
前サビの歌い出しは3人で歌っているが、「恋よりもドリーム」の「ドリームっ」と、「っ」を強引に押し込んでいるので、0.01秒くらい谷の声が支配している。これが0.02秒だと目立ち過ぎるので録り直しになったはずで、ギリギリのところまで攻めているのだ。天晴れだ。
この部分も含め、3人それぞれが、何とかして目立とうと競い合っているような歌唱が面白い。競い合うあまり、少しでも「前に出」ようと、わざと汚い声を出したり、下品ぶりっこが少し鼻に着く。普通に歌っても声に特徴のある3人だから、3人それぞれ充分目立ったと思うのだが。

「谷が入ると企画モノのユニットになっちゃうじゃない」「歌のパートが3分割になっちゃったじゃない」と不満を述べる松村の口調がいい。不満は不満なのだが、谷を心底非難するような口調ではなく、絶妙のイントネーションだ。江戸っ子の「よせやい」という台詞のニュアンスに近い。

ところで、タイトルの『恋よりもDream』は、アイドルとして這い上がっていくために、恋なんかに目もくれずに夢を追って努力するという、上昇志向の強いこの3人らしいテーゼである。
「恋愛禁止」というグループのルールは、『清純フィロソフィー』発表後は「自己責任」原則に置き換えられてしまったようだ。その後発覚した事案ではことごとく「スルー」されるようになった。「自己責任」は自分で責任を取れる一人前の人間のための概念であって、残念ながらそのレベルに達していないメンバーもいるようだ。そこで『恋よりもDream』では、もう一度、「君たちが今やるべきことは何か?」を問い掛けているようにも思われる。その歌を歌うのには、確かにこの3人はふさわしい。
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