発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

ドレスアップ(単線機関庫)2

2022年12月03日 | HOナロー(パーツ等)

片側の壁面ができたので、あと3面。

反対側の壁面は、

塗装する際の基本的作業として、パーツそのものが無着色の場合、パーツの段階で着色し組み立てると言う不文律がある。

今回は見事にそれを無視したわけだが、小屋を移設し、面一な壁とした最初の壁と異なり、こちら側は「つっかえ棒」が刺さっている。本当なら、はめ込むだけで取り外せるようにしておけばよかったのだが、何を思ってかボンド付けで固定してしまった。窓枠パーツもやはりボンド付け。しかも窓は4つ。

この小さな建物に、片側に窓4つもいらんやろ、ということで両脇の窓をふさぎ、壁ー窓ー壁ー窓ー壁のおとなしい(?)側面に変えることに。

つっかえ棒の裏側は、本来なら縦棒の柱を付けるべきところだが、固定されたつっかえ棒が邪魔するため、省略。その代わりつっかえ棒の裏側にもきっちりバルサシートをはわせるという変なこだわりも。

そして入り口は、開閉式の扉の取り付けは断念し、代わりにバルサシートに装飾。

ペイントマーカーで黄色に塗り、黒のマジックで斜線を入れ、ゼブラ模様に。

ただ黒線は、どう見ても「マジックなのね」がまるわかり。

そして妻面に移設する小屋は、いろいろ考えたうえで、側面と同じブラウン系で着色。

出入り口の部分と窓枠は、アルミサッシを表現するためにシルバーに、側面はそのままの幅で、バルサを張った工場側壁とほぼ面一になるため、この部分だけは、じかに着色。

そして基礎の立ち上がりと、工場接合部の立ち上がりのために、3ミリ幅の棒材を切り出し着色。

扉部分だけ基礎立ち上がりは途切れる。

最後に作ったのが、工場妻面の、小屋接合部から上の部分。

本来なら1枚物として塗り分けてもよかったが、バルサゆえのしみ込みを考慮すると、塗り分けるよりは別パーツとしそれぞれを黄色とブラウンに塗った。

屋根については、来週大阪帰りする際に、悪の殿堂で物色してみようと思う、ので、今はそのまま。

これをレイアウトに置いてみた。

機関庫入口上部の「安全第一」の看板は、複線車庫にあったステッカー類の中から選んだもの。ただこのあたりのステッカー類も、悪の殿堂で調達できるか確認しないと。

地形もボチボチ考えないと、、、。

 

 

 


ドレスアップ(単線機関庫)1

2022年12月02日 | HOナロー(パーツ等)

無地のままだった、初のストラクチャーの「単線機関庫」をドレスアップ。

この無地の上から、専用のペイントから着色できるのだが、もとよりそんなものは持っていないし、専用のペイントを使わなくても平面に塗装するだけなので、ちょっと物足りない。

そこで以前ホームセンターで見かけたものを使い、着色していくことに。

ホームセンターの片隅にあった、なんとなく懐かしいバルサ材(シート)。厚さ1ミリが最小限の厚さだったので、それを購入。

厚さ1ミリだから簡単にカッターで切れる。ただちょっと複雑なカットはしずらい。

このため、壁についていた小屋は、端部に移動させる。具合のいいことに、小屋の幅と端部の幅がほぼ同じ。

機関車を入れたら、壁までの間が「作業できるんかい?」的な広さになるので、小屋を端部に移動しても問題はないと結論。

ペイントマーカーで、濃淡ブラウンに塗り分け。屋根直下の日陰部分は濃く、日に当たっている部分は濃淡に着色。これは気分的なもの。

着色したシートを側面に並べ、出来栄え審査。感じはまぁいいのだが、何か物足りない。

ということで、ボールペンで筋入れ。ただ厚さ1ミリなので、強く押し付けるとボールペンカッターになってしまうので、黒線が見える程度にするのがいいかと。

これを付けると、板状になんとなく見えてしまう。無地の本体に直接色を塗るよりは、はるかに感じがいい。

ただ注意しなくてはならないのが、バルサシートの目の方向。側面に張った4枚のシートのうち窓右側中央部のみ、目の方向が上から下、他3枚は右から左方向。

左右方向の目が走っている3枚は、ボールペンの溝が結構出ているのに対し、上下方向の1枚は、ペン後はついているものの、、、の状態。

厚さ1ミリとはいうものの、流れる目の方向は加工していく上で大切。

そして立ち上がり部分にはもともと、小さな立ち上がり基礎が付いていたのだが、バルサを張ったことにより、基礎面と壁面が同一になったため、改めて幅3ミリの立ち上がり基礎面を作り、こちらはガンダムマーカーで着色。灰色(グレー)がなかったので、シオングレーとライトブルーの2色重ね塗としたところ、コンクリートグレートは似ても似つかぬ色になってしまった。

こちらの面の仕上げは、柱の取り付け。

天井部にある梁の位置を参考に柱の位置を決め、接着。

この柱も、バルサシートからの切り出し。目の方向にさえ注意すれば、1ミリ少々の柱だって切り出せる。

長くなったので、2回に分けます。続きは明日にでも。

 

 

 

 


初めての、、、。

2022年11月25日 | HOナロー(パーツ等)

鉄道模型でNゲージとHOゲージを展開するうえで、大きな違いの一つに(大きさ等を除いて)、ストラクチャー類の種類の豊富さの差がある。

今やNゲージのストラクチャーは、完成品だけでも町一つが出来上がるのではと思えるくらい豊富なのに対して、HOゲージではまずストラクチャーを探すことから始めなければならない。

HOと同じストラクチャーを使うHOナローでは、完成品としてのストラクチャーを望むのはまず無理で、小屋一つでさえペーパークラフトかつまようじなどを使った自作が当たり前の世界。

一応クラフトキットは以前買っていたものの、なかなか組み立てるまでにはいかなかった。

今回「新レイアウト」を展開するにあたり、建物の大きさ等を確認する意味(地形づくりの目安として)も込めて、最初の一歩として「小型機関庫」を作ってみた。

この商品自体はエコーモデルのHPにあったものを、和田山の模型屋さんに発注したもの。猫屋線用に開発しストラクチャーらしいが、完成品の見本なぞ日本橋に行っても存在せず、実際の大きさは作るまでわからない。エコーモデルのHPにある、ということを唯一の信用として購入(ま、2年以上放置したけど)。

これ、長い間「ペーパークラフト」だと思っていたが、合板組み合わせの「ウッドクラフト」だった。

作ってみた。

最初にして最大の難関が、建物の外観を構成する側面板4枚の組み立て。

はめ合わせが思っていたほどきつくないので、ボンドで接着しないとグラグラ。工作不慣れな者にとっては、4面をそれぞれ直角にくっつけないと、車庫が平行四辺形になってしまう。

模型メーカーやTOMIXから出ているクラフトマットの上でやるのが、何かにつけて便利。

建物本体ができたので、これをレイアウトにおいて、大きさ確認。

単線機関庫は、片側が行き止まりになっており、通り抜けできると思っていた私には、これは誤算。

せっかく買った「車止め線路」も、早くも不要に。

ただ、「整備工場」というには、ちょっとコンパクトすぎないか?

現実の軽便車庫を知らないので、こんなもんです、と言われれば仕方ないのだが。

機関車1両ならこれくらいでいいかもしれないが、キハとなると

どう見ても車庫より全長が長い。

カプラーの先端が壁に当たる位置で止めると、やっぱり頭が出てしまう。

ここでの整備を、DLと今度出るバッテリー機関車のみに限定すれば、問題ないのだが。

とりあえず大きさが分かったところで、次の難関、屋根の制作。

屋根の方は、それぞれのパーツがきっちりはまり、本体の時ほどぐらつかない。

すべてのパーツは無着色なので、本来なら組み立て前に着色していた方がいいのだが、イメージがわかなかったので、着色は組み立て後に無理やりすることにした。

屋根の構造は、鉄骨建築が普及する前に工場や会館等大きな建物で採用されていた(らしい)合掌造りをイメージしたものらしい。

左右の屋根板をつないでいる三角形の部分も、本来は木造なので、屋根裏と一緒に茶色に塗るのもいいし、黒に近い色にするのもいいかもしれない。この辺は、おいおいと。

屋根を作った後、側面右側には、ちょっとした張り出し部(事務所?というには小さいけど)を、左側には、

見覚えのある「つっかえ棒」を。この「つっかえ棒」があるだけで、がぜん古臭くなった。

2㎜のスタイロ板の上に置いているのだが、もう2㎜ぐらいかさ上げしなくては、車両の高さと車庫入り口の高さが、、、。

なおこの車庫(機関庫)の入り口には、開閉可能な扉が付いているのだが、この大きさなら、そこまで必要ないかもしれない。

屋根の上にある穴は、煙突取り付け穴。

未塗装なので白っぽいが、茶色系統で着色し、屋根に瓦を載せたら(あるいはトタン屋根)ちょっと雰囲気はよくなるかもしれない。

車庫から顔だけ出している車両というのも、雰囲気はいい。やはりストラクチャーは大事だな。

 

 


再・浪花土産

2022年05月14日 | HOナロー(パーツ等)

スマホでは今一つだった、浪花土産をパソコンから再投稿。

これが一覧。

エコーモデルはパーツを替えて、相変わらず購入。ジオコレのテントは、ある目的のため。2種類買ったのは、テントサイズが大きいのがあるのかと思ったので。

HOナローのパーツとしては、今回初めて『何とかモデル』のパーツも買った。

車両用パーツはその都度出していくとして、テントはこのために買いました。

そう、展望トロッコの屋根として使うため。ただテントサイズがわからなかったため、封を開けるまではちょっと不安だった。

が、開けて車両と合わせてみると、これがほぼピッタリ。特に車幅に関しては、ドンピシャ。

が、当然ながら天地寸法は、ナローといえどもHOサイズで使うには低い。

しかしテーブル席を覆うだけのサイズはあるので、あとはどうやって嵩上げするか。

これはまだ低いままだけど、屋根をつけるだけで雰囲気が変わる。

左右のテーブル席には屋根がかかるが、中央の出入口部は青天井のままになるので、これはこれで同テントを延長させるか検討しなくては。

パーツが手に入ったので、ゆっくり改造していこう。

何せ、CS録画が、嫌になるくらいたまってる、、、。


HOパーツ

2022年04月04日 | HOナロー(パーツ等)
週末に、久しぶりに和田山の模型屋さんへ。


阪堺電車が発売されたのを確認したうえで、同時に頼んでいた猫屋線用パーツ共々受け取りに。

阪堺電車は、9㎜レイアウト(ずっと仮眠中だが)に、「阪堺電車ミュージアム」を作る予定で集めているもの。しかし馴染みのない塗装は外しており、「黄色の雲形」塗装もこれが理由で買わなかった。

スメ[ク車輪とコキ106反射板は、必需品ですな。

で、今回はついにHOパーツのパンタグラフにも手を出した。

右側の「HO≠o11」の表記がある分が、猫屋線純正のパンタで、電車についてくるやつ。
左側2つは、カタログを見て「琴電・名鉄用」とあった分。「琴電・名鉄用」なら猫屋線にも使えるのではないかと思っての、試し買い。

チェックしてみると、

なんとパンタの幅が純正に比べると、一回り大きい。当然こうなると取付位置も変わり、屋根加工しなければ、パンタは設置できない。
集電舟は2本タイプになっているが、もう一つの方は1本舟になっており、今回は違いを見るためにも、両方買ってみた。
しかし最大の問題は、車両に載せた時のバランス。

パンタ幅がある分、車幅に対しちょっと大きな感じもするが、全体的に見るとバランスはさほど悪くなく、その気にならなくても使えそう。

ただ取付方法については違いがあり、純正パンタは、パンタ台四隅下部を車体に差し込むのに対し、琴電パンタは、パンタ台中央下部の2点を車体に差し込む。四隅にはダミー碍子をはめ込んで使うのが、大きな違い。


両方のパンタを載せると違和感はあるが、琴電パンタだけならば、「ちょっと大きめのパンタ」ぐらいの感じで、悪くはない。


パンタ付きのこの2両は、当面の間ケースには入れないので、ここが留置の定位置。

パンタ付き車両を入れるケースも考えにゃいかんな。