先週に1か月ぶりの大阪帰りを実施。
出発はいつものこうのとり8号。コロナ減便のおかげで、所定3両で運転される6号の運休状態が続いているので、この8号が3両運転になっている。
ただ利用率を見る限りは少しずつ回復しているみたい。もっとも3両が満席になることはまずないが。
で、新大阪に着いたら、構内の喫茶店でモーニング。モーニングタイムが11時までなので、10時半につく8号に乗るのは、このモーニングタイムの為と言ってもいい。
モーニングの後は、難波の旭屋探訪。
地下鉄なら1本で行けるのだが、南海難波の端っこまで歩くので、少し経路を変え動物園前から堺筋線に乗り換え天下茶屋、そして高野線急行(準急等)に乗り換え難波へ。普通はこれまた端っこに発着するので、できる限り普通以外で行くようにしている。
電車を待つ間、しばしの撮影タイム。
南海もめっきり新しい車両が増えてきた。ベースは東京の電車なのだが、一段下降式の窓や、貫通ホロのついた正面形状に南海らしさが見える。
余命宣告された6000系も、以前ほどではないがその姿を拝める。
タイトルバックの写真に使たこの1枚、太陽を浴びているので、6MB以下は無理か、と思っていたのだが、奇跡的に5,8MBほどで収まっていたので、そのまま使うことができた。ただこの写真でも、上下幅がカットされるので、実際に使う気で撮影すれば、上下幅の4分の1ぐらいに、撮影対象を納めないといけない。もちろん天気がいい屋外での撮影なぞ、ほぼ論外。
旭屋では、特に買うものを特定していなかったが、やっぱり軽便鉄道関連は外せない。
「軽便鉄道時代」は全国にあった軽便鉄道の一覧。
ただ残念なことに、城のお堀の脇を走っていた「篠山軽便鉄道」の記述がない。
「特殊狭軌鉄道 第3巻」は以前から目を付けていたもの。てっきり駿遠線特集だと思っていたら、尾小家鉄道や頸城鉄道、三重交通線なども収録してあり、ちょっと儲けもの。
そして読書の秋にふさわしい1冊が、「佐伯勇の生涯」。
佐伯氏が、大阪電気軌道に入社するまで、入社してからのことが細かく調べられている人物伝。読みごたえはあるが残念なのは、近鉄史上最悪と言われるあの「青山トンネル事故」に関する記述がなかったこと。この事故発生時点では社長在任中だったはずなのに、一言も触れられていない。
雑誌ばかり買わず、こういうハードカバー本もたまに読んでみるとなかなかいい。
はじめは買うつもりがなかったのだが、d払いが出来るので、ついつい買ってしまった。
旭屋からの帰りは、またも南海電車。
この泉北直通の準急が、お気に入り。
阪和線乗り換えの三国ヶ丘に止まるこの種別、運転本数が少ないのが玉に瑕だが(日中30分毎)、結構すいている。
阪和線に乗り換え、長居で降りると、今まで工事中だった公園口側が少し整備されていた。
大きな変化は「今里ライナー」乗り場ができたことで、これを乗り入れさせるためだけに、整備していたようなものか。
フェンスの向こう側の整備中みたいな敷地が阪和(地平)線の跡。この道路自体はもともと駅の裏道として存在していた。
しかし綺麗になったのはこの区間だけで、
信号の向こうはいまだ整備中。要するにこの道は、あびこ筋から入って南港通りへ出るという、あってもなくてもいいような道(今のところは)。
次帰るときは、どんな姿を見せてくれるのだろう、、、。丹波はこの10年、変わっていないし、、、。