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てらまち・ねっと



 選挙ポスター水増し問題で山県市議会議長が10日、辞職願を出した。
 警察は市議・県議や業者の書類送検の方針を固めた、ともされる。それは初めから分かっていたことだけど、いよいよ近いという意味だろう。
 名古屋市議のポスター代の返還は続く。
 豊橋では住民監査請求もするという。

 山県市議会は急遽、今日、議会運営委員会が開かれ、臨時議会の日程を調整。(追記:議運としては、19日、20日、23日あたりで市長に求め、19日(木)か20日(金)となる可能性が高い)。4月に続いて、また、「議長」ポストを巡っての裏工作・協議がされるのだろう。

 私は、今日10時からは、岐阜地裁で岐阜県庁裏金の20年分を返せの住民訴訟の第3回弁論。(追記:次回第4回弁論は9月12(水)10時から、となった)

 実は私は、昨日まで、選挙カーの改造で深夜までの作業つづき。
 3日間、新聞を見ていない。
 専用の車は、アンプのパワーとスピカーの能力を倍以上に増設、照明もしっかりとつけた。今日、愛知県警の検査を受けて、日曜日告示の市長選に使われる。
 万能の電気屋さん、ありがとうございます。
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印刷用7月11日新聞 第18報 3ページ PDF版 0.75MB
● 山県市議ら7人書類送検へ ポスター代水増し   岐阜 7月11日 
 山県市議選で、市議ら数人が「選挙公営」で公費負担される選挙ポスター代を水増し請求したとされる詐欺容疑事件で、県警捜査二課と山県署は10日までに、詐欺の疑いで、市議ら7人と印刷業者数人を、近く岐阜地検に書類送検する方針を固めた。

 送検するのは、元市議で今年4月の統一選でくら替えした横山善道県議(53)と男性市議6人の計7人のほか、市議らから印刷を請け負った業者数人。

 調べでは、市議ら7人は2004(平成16)年4月の市議選で印刷業者と共謀するなどし、それぞれ選挙公営で認められていない名刺やはがきの製作費をポスター代と偽って水増し請求し、市から数万円から10数万円をだまし取った疑いが持たれている。

 7人の中には、名刺やはがきの製作費のほかに10万円前後を上乗せして市に水増し請求し、業者から還流させていた市議もいた。

 同市議選には27人が立候補し、うち25人が選挙公営に基づき、ポスター代を市に請求。県警は数人が水増し請求したとみて、先月から任意で事情聴取していた。7人のうち6人は記者会見し、水増し請求を認めた上で謝罪した。 

◆村橋山県市議会議長が辞職願

 市議選で公費負担されるポスター代を水増し請求したとされる詐欺容疑事件で、山県市議会の村橋安治議長(58)が10日、副議長あてに議長の辞職願を提出した。村橋議長は水増し請求との関連について言及を避けたが「これ以上議会を混乱させることはできない」とした。

 村橋議長は、5月10日に議長に就任したばかり。他の議員らとともに県警の聴取を受けたが、岐阜新聞社のこれまでの取材に対しては「ノーコメント」を繰り返し、水増し請求について言及を避けている。

 同市議会は6月定例会で、水増しを認めた市議らに対する辞職勧告決議案が提出されるなど紛糾した。同市議会は今後、臨時議会を開いて、辞職願について協議する。 

● 山県市議長が辞職願 選挙ポスター費水増し疑惑 中日 7月11日
 岐阜県山県市議選の選挙ポスター費水増し請求疑惑で、市議会の村橋安治議長(58)が十日、議長辞職願を副議長に提出した。
 中日新聞の取材に村橋氏は「議会を混乱させた責任を感じ、これ以上の混乱を招くわけにはいかない」と辞職の理由を述べた。疑惑については十二日に記者会見して説明するとした。

 村橋氏は水増し請求疑惑で県警から事情聴取を受けてきたが、これまで市議五人と、元市議の県議一人が水増し請求の事実を認めて謝罪しても、自らの疑惑については一切語らなかった。
 この時期の辞職願について村橋氏は「(六月定例会の)開会中は議長の責任を果たすのが使命だと考えた。今後の見通しにめどが付いたため」と述べた。
 二〇〇四年四月の市議選で、市費負担が認められるポスター製作費の限度額約三十七万円に対し、村橋氏は二十九万七千六百七十五円を請求し、市に支給させた。選挙公営制度を利用した候補者二十五人のうち、七番目に高額だった。
 市議会は近く臨時会を開き、議長辞任について審議する。

● ポスター費水増し:山県市議会議長が辞職願 岐阜  毎日 7月11日 
 04年の岐阜県山県市議選をめぐる選挙ポスター製作費の水増し請求問題で、村橋安治・同市議会議長(無所属)が11日までに、議長職の辞職願を藤根圓六・副議長に提出した。村橋議長はこの問題で、同県警から事情聴取を受けており、12日に記者会見を開いて説明する意向。同市議会は近く臨時会を開き、辞職に同意するとみられる。

 村橋議長は10日、藤根副議長に直接、辞職願を手渡した。藤根副議長によると、村橋議長は「6月の定例会が終わるまでは、辞めることができなかった。今後の見通しがついたため、辞職したい」と話していたという。

 村橋議長は市議選の際、ポスター製作費として公費負担上限額の約80%に当たる29万7675円を請求した。村橋議長は5月10日に就任したばかりだった。【稲垣衆史】

 ● ポスター代水増し請求:名古屋市議も58万円 その後返還  毎日 7月11日
 4月の名古屋市議選で5選した冨田勝三市議(73)=社民、同市名東区=の陣営が、公費負担される選挙ポスターの製作費を約58万円水増しして市選挙管理委員会に請求していたことが10日、分かった。冨田市議は6月に岐阜県山県市議選のポスター代水増し請求疑惑が発覚後、訂正の手続きを行い、水増し分を返還していた。

 市選管によると、冨田市議は3月、名古屋市守山区の印刷会社と、364枚のポスターを78万9880円で製作する契約を締結。選挙後、この契約書と、同じ金額が記載された印刷会社の請求書を市選管に提出した。しかし、実際に作製したのは300枚で、費用も約4分の1の20万7900円だった。
 冨田市議は「ポスターの刷り直しなど不足の事態を考え、多めに発注・契約したが、事務処理の誤りで、そのままの契約額で届けてしまった」と釈明。6月20日に契約書の訂正届を市選管に提出し、翌21日に収支報告書も訂正した。

 市は条例で、掲示場の設置数に応じて選挙区ごとにポスターの作製枚数と単価の上限をそれぞれ設定。名東区の場合、上限は364枚、78万9880円(単価2170円)で、冨田市議は上限満額を請求していた。
 選挙ポスター代を巡っては、4月の愛知県議選で松川浩明県議(43)=自民、同市北区選挙区=も約10万円を水増し請求していた。【式守克史】
毎日新聞 2007年7月11日 3時00分


 ● 選挙ポスターのテープ代請求「違法」 愛知・豊橋オンブズ、監査請求へ  7月11日 中日
 四月に行われた統一地方選の愛知県豊橋市議選のポスターの公費負担請求に絡み、候補者七人が掲示板に張るための両面テープや粘着テープ代を含めたのは違法として、豊橋市民オンブズマンが十日、計約三十六万円を候補者に請求するよう同市に求める住民監査請求書を市監査委員に提出する。

 豊橋市選挙管理委員会の候補者向けの「選挙公営の手引」では、ポスター撮影費など費用の明細を市選管に提出するよう求めており、問題となった七候補のうち六候補は両面テープについて材料費や、ポスターの裏側に張り付けた加工費として計上していた。一方で、自費購入した候補者もいた。同オンブズマン代表の寺本泰之市議(60)は「両面テープは付属品で印刷物のポスターとは別物。違法な支出だ」と主張。市選管は「掲示板に張られるまでを想定しており、問題ないと考えている」としている。

 また、オンブズマン側は他にも「市場価格より高い価格で紙代を請求した」などとして候補者十九人に計約百万円を返還するよう監査請求する。




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