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てらまち・ねっと



 元航空幕僚長の田母神俊雄氏と安倍氏の関係は、簡単に言うと「考えもしくは指向が同じ」タイプらしい。

 その田母神氏、 選挙の時のお金、政治資金の使い方は極めて杜撰だった。
 警察の捜査が入ったことの関連報道を見ていて、それなりに面白かったのは、「保守派の論客」とされているらしい人の ≪ネット右翼の終わりが鮮明に。田母神事務所強制捜査の衝撃/ブロゴス 古谷経衡 2016年03月07日≫

 そこで、ネット右翼と安倍氏について見てから、下記の見出しの報道を幾つかを記録した。

 なお、今日は、市議会の常任委員会の会議。
 ところで、12年目になった私のブログ、gooブログからの今朝の通知は、「開設から4.035日」「3月8日のアクセス数 閲覧数 4.288 訪問者数 1.258」だった。
 今の気温は「11度」前後。昨日のノルディックウォークは、途中からウィンドブレーカーを脱いで、半袖Tシャツで歩いた。今日はそれより温かだから・・・

●「ネット右翼 (安倍晋三との関連)」(ウィキペディア)
    ≪インターネット上で右翼・復古主義的な発言をする人物。略称はネトウヨ≫

●田母神事務所を使途不明金問題で東京地検捜索 「チャンネル桜」社長が告発/j-cast 2016/3/7
   ★「日本文化チャンネル桜」(日本の伝統文化の復興と保持を目指し 日本人本来の「心」を取り戻すべく設立された日本最初の歴史文化衛星放送局。「草莽崛起」(そうもうくっき)とは?)

●田母神氏、政治資金横領か…容疑で事務所捜索/読売 3月07日
●田母神氏の関係先を特捜部が捜索 政治資金横領か/テレ朝 3/07
●田母神氏関係先を家宅捜索=政治資金横領の疑い―東京地検/時事通信社 3.07

●田母神氏、政治資金流用か 横領容疑で事務所捜索/産経 3.7
●田母神氏の資金管理団体事務所 業務上横領容疑で捜索/NHK 3月7日
●田母神氏ら政治資金流用か 特捜部が捜索/読売 3/07

●ネット右翼の終わりが鮮明に。田母神事務所強制捜査の衝撃/ブロゴス 古谷経衡 2016年03月07日

 このブログの最近の安倍関連エントリーは、例えば以下。
 ★2月29日ブログ⇒消費税についても、株下落や一般の消費停滞など経済状況が悪い。◆世界経済の見通しに危機感…G20上海が閉幕/市場安定へ政策総動員 通貨安競争の回避確認
 
 ★3月4日ブログ⇒夏の選挙に不利な裁判を続けたくないから、とも報道されている。◆辺野古裁判 国と県の和解成立/背景や今後/夏の参院選に影響を心配して/米国も許容か

 ★3月7日ブログ ⇒ ◆消費増税、先送りの兆候 首相の発言に変化/はたまた、軌道修正 「予定通り」強調/財務官僚「倒幕」説も

 ★3月8日ブログ ⇒ ◆安倍首相「持病」/≪安倍晋三が「7月政界引退」決意で「橋下総理」誕生?≫(アサ芸プラス)

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●ネット右翼 ウィキペディア
 ネット右翼(ネットうよく)とは、インターネット上で右翼・復古主義的な発言をする人物。略称はネトウヨ。
・・・・・・・・・(略)・・・
安倍晋三との関連
一部の雑誌でネット右翼を素材とした記事が作成されている。安倍自身は衆院予算委員会において侮辱語を用いて他国を罵倒するヘイトスピーチに対して明確に否定的な見解を示している[28]。
『週刊ポスト』2012年10月12日号「自民総裁選 石破茂氏、ネトウヨによる落選運動に悩まされた」
『週刊現代』2012年10月20日号 田原総一朗と山田惠資の対談「安倍晋三とネット右翼 野放しにしたら日本が終わる」
『週刊朝日』2013年2月1日号「安倍首相よ、今こそネット右翼と決別せよ!」
『SAPIO』2013年2月号 安田浩一のリポート「ネトウヨの安倍氏支持はマスコミとの対決姿勢」

また、民主党のブレーンである山口二郎は、安倍に対して「権力を求めて解散を断行した中曽根、小泉といった政治家の指導者らしさとは雲泥の差である。」「ネトウヨ言説に代表される精神と知性の劣化という時代風潮を、安倍首相こそ象徴している」と主張している。また、韓国のハンギョレ新聞の寄稿でも、山口は安倍晋三の慰安婦問題への姿勢に対して「日本の政府全体がネット右翼と歴史修正主義に汚染されているということである。戦後の終わりはそのまま日本が野蛮国に転落する危機である」と主張している。
・・・・・・・(略)・・・


●田母神事務所を使途不明金問題で東京地検捜索 「チャンネル桜」社長が告発
    j-cast 2016/3/7
2014年2月の東京都知事選と同年12月の衆院選に出馬した元航空幕僚長の田母神俊雄(たもがみ・としお)氏(67)陣営の政治資金の一部が使途不明になっている問題で、東京地検特捜部は2016年3月7日、業務上横領の容疑で田母神氏の資金管理団体「田母神としおの会」の事務所や自宅などを家宅捜索した。各メディアが一斉に報じた。

田母神氏は15年2月の会見で、都知事選後には資金管理団体に約6000万円の残金があったが、衆院選前には約1000万円に減少していたことを明らかにし、調査の結果、会計責任者の50代男性が横領を認めたと説明していた。

これに対して、都知事選で選対本部長を務めていた「日本文化チャンネル桜」の水島総(さとる)社長(66)らは15年12月、田母神氏自身と選対の事務局長も横領に関与していたなどとして、業務上横領罪で東京地検特捜部に告発していた。

 
★ 日本文化チャンネル桜     日本文化チャンネル桜は、日本の伝統文化の復興と保持を目指し 日本人本来の「心」を取り戻すべく設立された日本最初の歴史文化衛星放送局です。 「草莽崛起」(そうもうくっき)とは?   ・・・・

●田母神氏、政治資金横領か…容疑で事務所捜索 読売 2016年03月07日
 2014年2月の東京都知事選に出馬し、落選した元航空幕僚長の田母神たもがみ俊雄氏(67)らが、支援者から集めた政治資金の一部を私的流用していた疑いがあるとして、東京地検特捜部は7日午前、業務上横領容疑で、東京都千代田区にある田母神氏の資金管理団体の事務所など関係先の捜索を始めた。

 政治資金の一部が都知事選に関する謝礼に充てられた可能性があるとの証言もあり、特捜部は全容解明を進める。

 着服された疑いがあるのは、田母神氏が都知事選への出馬に合わせ、14年1月に設立した資金管理団体「東京を守り育てる都民の会(現・田母神としおの会)」の政治資金。政治資金収支報告書によると、同会にはこの年、約1億3200万円の収入があり、うち約1億3100万円が個人からの寄付だった。

●田母神氏の関係先を特捜部が捜索 政治資金横領か
      テレ朝 2016/03/07
 政治資金を横領した疑いで、東京地検特捜部が強制捜査に乗り出しました。

 業務上横領の疑いで家宅捜索を受けたのは、おととしの都知事選に出馬し、落選した元航空幕僚長・田母神俊雄氏(67)の資金管理団体の事務所などです。この団体は、2014年分の政治資金収支報告書で元会計責任者の横領による使途不明金として、約5000万円を計上していました。陣営の元幹部はANNの取材に対し、田母神氏らも政治資金を不正に流用していたとしています。特捜部は、押収した資料を分析するなどして実態解明を進める方針です。

●田母神氏関係先を家宅捜索=政治資金横領の疑い―東京地検
   時事通信社 ガジェット通信 2016.03.07
 2014年2月の東京都知事選に出馬し、落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏(67)らが、支援者から集めた政治資金の一部を私的に流用した疑いがあるとして、東京地検特捜部は7日、業務上横領容疑で、東京都千代田区の田母神氏の事務所など関係先を家宅捜索した。 

●田母神氏、政治資金流用か 横領容疑で事務所捜索 
          産経 2016.3.7
 田母神俊雄氏の事務所から、押収物が入った段ボール箱を運び出す東京地検の係官=7日午後、東京都千代田区  田母神俊雄氏の事務所から、押収物が入った段ボール箱を運び出す東京地検の係官=7日午後、東京都千代田区
 2014年2月の東京都知事選に出馬し落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏(67)らが、政治資金の一部を私的に流用した疑いがあるとして、東京地検特捜部は7日、業務上横領容疑で、東京都千代田区にある田母神氏の事務所など関係先を家宅捜索した。

 田母神氏は昨年3月、代表を務める資金管理団体「田母神としおの会」で支援者から集めた政治資金の着服があったとして、会計責任者だった男性を業務上横領容疑で警視庁に告訴した。

 関係者によると、横領に田母神氏自身も関わっていた疑いが浮上。昨年12月、都知事選で田母神氏陣営の選対本部長を務めた番組制作会社社長らが田母神氏ら3人を東京地検に告発していた。

 資金管理団体の政治資金収支報告書によると、14年度に約1億3200万円の収入があり、使途不明金として5054万円が計上されている。

●田母神氏の資金管理団体事務所 業務上横領容疑で捜索
   NHK 3月7日
元航空幕僚長でおととしの東京都知事選挙や衆議院選挙に立候補して落選した田母神俊雄氏らが政治資金の一部を不正に流用していた疑いがあるとして、東京地検特捜部は、業務上横領の疑いで資金管理団体の事務所や田母神氏の自宅などを捜索し、強制捜査に乗り出しました。

捜索を受けたのは、東京・千代田区にある資金管理団体「田母神としおの会」の事務所や田母神氏の自宅などの関係先です。
政治資金収支報告書によりますと、田母神氏の資金管理団体は、おととし2月の東京都知事選挙の前に設立され、全国の支援者などから1年間に集めた1億3265万円のうち、5000万円余りの支出について、使途不明金として記載していました。

この問題で田母神氏は去年2月に記者会見を開き、「元会計責任者が飲食店で私的に使ったもので、弁済を求めている」などと説明していました。

その後、去年12月になって、陣営の元幹部らが「田母神氏本人や事務局長も関わっていた」などとして告発状を提出し、東京地検特捜部が捜査を進めていました。
特捜部は、田母神氏らが政治資金を不正流用していた業務上横領の疑いで強制捜査に乗り出し、不透明な資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。

NHKの取材に対し、田母神氏の代理人を務めてきた弁護士は「田母神氏とはきょうの捜索について連絡を取っていない」としたうえで、「これまでに聞いた話では、一連の問題の責任は元会計責任者にあると考えている」と話しています。

東京都知事選と衆院選に立候補
田母神俊雄氏は防衛大学校を卒業して航空自衛隊に入隊し、航空総隊の司令官などを経て、平成19年、航空自衛隊トップの航空幕僚長に就任しました。

しかし、翌年の平成20年、先の大戦を巡り「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」などと政府の見解と異なる内容の論文を発表し、更迭されました。

防衛省を定年退職したあと、おととし2月の東京都知事選挙に無所属で立候補しました。航空自衛隊トップとして危機管理に関わった実績をアピールして防災対策の強化などを訴え61万票余りを集めましたが落選しました。また、おととし12月の衆議院選挙では東京12区から当時の次世代の党の新人として立候補しましたが落選していました。

●田母神氏ら政治資金流用か 特捜部が捜索
      読売 3/07
 自衛隊で航空幕僚長をつとめ、2014年、東京都知事選に出馬して落選した田母神俊雄氏らが、政治資金を流用した疑いがあるとして、東京地検特捜部が関係先の家宅捜索に乗り出した。

 業務上横領の疑いで家宅捜索を受けているのは、田母神氏の資金管理団体「田母神としおの会」の事務所など。この団体は、田母神氏の都知事選出馬にあわせて政治資金を集めていたが、約5000万円が使途不明になっていた。

 田母神氏は去年、記者会見を開き、元会計責任者が政治資金を私的に流用したと発表していたが、関係者によると、田母神氏自身も資金を流用していた疑いがあるという。

 特捜部は、押収した資料を分析して実態解明を進める方針。

●ネット右翼の終わりが鮮明に。田母神事務所強制捜査の衝撃
       ブロゴス 古谷経衡 2016年03月07日 ※Yahooニュースより転載
・共闘から埋めがたい亀裂へ
「―やっぱり(捜査が)入ると思っていた。特段の驚きはない」

3月7日昼過ぎ、元航空幕僚長の田母神俊雄氏の事務所や自宅を、東京地検特捜部が強制捜査(業務上横領容疑)したという衝撃的なニュースが入った直後、筆者の電話取材に対し、田母神選対に深く関わった元関係者のA氏は冷静にこう答えた。

2014年2月、猪瀬都知事(当時)の辞任に伴う東京都知事選挙で、独自候補として擁立された田母神俊雄氏は、主要四候補のうち最下位の4位に終わったものの、約61万票の得票を受けておおむね健闘した。その際、最大の支持母体は衛星放送番組制作会社・日本文化チャンネル桜(以下チャンネル桜)と、同局と一体となっている傘下の政治団体などであった。

非自民で強固な保守層(自民党より右)に訴えた田母神氏は、当時チャンネル桜やそれを包摂した保守界隈が一丸となった応援によって、インターネット上で保守的、右派的な言説を採る「ネット右翼層(ネット保守とも)」から絶大な人気を集めた。ネット上のアンケートやハッシュタグで、「田母神旋風」が吹き荒れた。

選挙結果は既に述べたとおりだったが、選挙後しばらくして、かつて「同じ釜の飯を食った」同志であるチャンネル桜と田母神氏との間に埋めがたい亀裂が表面化した。田母神氏が選挙時に集めた(寄付)約1億3200万円の内、5000万円にも及ぶ巨額の使途不明金疑惑が浮かび上がったのだった(この上で、昨年、田母神氏は秘書による私的流用を一部認めている)。

田母神氏を「東京だけではなく日本の救世主」として候補に祭り上げたチャンネル桜自体が、一転して田母神氏の資金疑惑を追求する、という展開になった。今回の強制捜査は、こうした一連の使途不明金疑惑を受け、地検が本格的に動いたものだ。無論、田母神氏は起訴されたわけでもなく、よって裁判になっているわけでもない。現時点(本稿執筆の2016年3月7日現在)では無罪だ。が、地検による強制捜査という今回の報道は、疑惑に蓋然性があるのではないかという憶測に火が付き、各方面に衝撃が走っている。

・ネット右翼の象徴としての田母神氏
田母神氏が表舞台に立ったのは2008年。ホテルグループ「APA」が主催する懸賞論文『真の近現代史観 懸賞論文(第一回)』に、田母神氏の論考が採用され、大賞を受賞したのだ。この「論文」の内容は一言で言えば「日中戦争はコミンテルンが仕掛けた謀略であり、日本は中国を侵略していない(むしろ防衛戦争であった)」という歴史根拠の一切無いトンデモ・陰謀論を彷彿とさせるものだった。が、当時定年間近とはいえ現役の航空幕僚長が政府見解と真逆のオピニオンを展開したことで、氏は一躍時の人となった。

思えば、田母神氏はネット右翼にとって象徴的存在であった。前記「田母神論文」が世を賑わせるやいなや、一躍スターとして保守界隈に踊りでた田母神氏は、著作・番組出演・講演会などと八面六臂の活躍を見せた。それまで雑誌『正論』と産経新聞という、貴族的な言論空間に自閉し、突飛な物言いを謹んできた旧来型の保守(凛として美しく路線)と、田母神氏は何から何まで異なっていた。
・・・・・・・(略)・・

・権威としての「田母神」・・・・・・・(略)・・・
・都知事選立候補・・・・・・・(略)・・・
・「田母神を支持せぬ者は保守に非ず」・・・・・・・(略)・・・
・「あの金はどこへ行った」・・・・・・・(略)・・・

・「原罪」を背負った保守・・・・・・・(略)・・・

ネット右翼の象徴としての田母神氏は、ネット右翼を映す鏡でもある。氏の言動はネット右翼の集合知そのものであり、またそれはネット右翼に転写され影響力を持つ「合わせ鏡」だ。氏の権力の衰微は、そのまま保守界隈とネット右翼の減衰に直するのは言うまでもない。保守政権下、ただでさえ安倍政権から疎んじられている保守界隈とネット右翼の、本格的終焉が近づいている。

そうならないためにも、保守界隈は「私は関係ない」では済まされない。
*参考・出典『ネット右翼の終わり』(晶文社、2015年、拙著)


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