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てらまち・ねっと



 一週間ほど前のニュースで、解説者が「今、世界で極めて特異なトップは、北朝鮮の金正恩とアメリカのトランプ」との旨を述べていて、あまりにシンプルかつ言い当てている、と腑に落ちた。

 先日来、トランプは「最強艦隊・・」とし、アメリカ政府は「空母カール・ビンソンを朝鮮半島へ向かわせる」とし、北朝鮮は米空母派遣を「侵略行為」と反論、一触即発もあり得るか、との雰囲気が広がった。
 しかし・・・その発表の時、空母カール・ビンソン北上せず、逆方向へ向かって、オーストラリア海軍との演習、という。
 真意はどこにあるのか・・・
 
 とりあえず、先週からの幾つかを時系列で並べてみた。
 事実でなかったことについて、「連絡ミス」(CNN)ということすら疑うべきではないか。だって、そんな「連絡ミス」が一週間放置されるアメリカ政府と軍隊のレベルが真実なら、ずっと前にアメリカは崩壊しているはず。

●12日 00:05 ロイター/海上自衛隊、朝鮮半島へ向かう米空母と共同訓練へ=関係者
●17日 13:14 共同/北朝鮮、米空母派遣「侵略行為」 「火花散らせば核」
●17日 TOCANA/【緊急速報】いよいよ米朝開戦か!? 本日、米空母「カールビンソン」が北朝鮮に到着・配備完了! 日本はサリン弾頭ミサイルに警戒せよ!
●オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)/大都市を一夜で壊滅できる「世界最強」米空母カール・ビンソンの実力
●18日 22:25 朝鮮日報/「米空母3隻が韓半島集結」はウソ…ニミッツは中東へ

●19日 10:08 CNN/米空母、朝鮮半島向かわずインド洋に移動 連絡ミスか
●19日 15:45 ハフィントンポスト/空母カール・ビンソン北上していなかった。大幅に遅れて朝鮮半島へ

 ところで、今朝は4.8度。温かさに身体が慣れたので、少し寒さを感じるなか、ノルディックウォークしてきた。一昨日の強雨や昨日の強風で、桜の花びらは完全に散っていた。
 なお、管理者のgooブログから通知された昨日4月19日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数3.126 訪問者数1,288」だった。
 
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●海上自衛隊、朝鮮半島へ向かう米空母と共同訓練へ=関係者
          ロイター 2017年 04月 12日 00:05
[東京 11日 ロイター] - 海上自衛隊が、朝鮮半島の近海に向けて航行中の米空母カールビンソンと共同訓練を検討していることが11日、わかった。制裁だけでなく、軍事面でも日米の緊密な連携を示し、挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙い。

複数の日本政府関係者が明らかにした。「東シナ海、日本海に入ってくるカールビンソンの空母打撃群に、(海自の)護衛艦を数隻派遣する」と、関係者の1人はロイターに語った。

訓練内容は調整中だが、別の関係者によると、ヘリコプターを相互の艦艇に発着させる訓練や、通信訓練などを想定しているという。

ロイターは海上幕僚監部の広報室に確認を求めたが、現時点で回答を得られていない。

米海軍は9日、シンガポールに寄港していたカールビンソンを朝鮮半島の近海に派遣すると発表。米軍関係者はロイターに対し、「存在力を高める必要がある」と狙いを語っていた。

今月は故・金日成主席の誕生日を15日に迎えるなど、北朝鮮で記念日が続く。米国を含めた周辺国は、核実験などさらなる挑発行動を警戒している。

菅義偉官房長官は10日の会見で、カールビンソンが東アジアに向かうことについて、「地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、米国の抑止力を確保することが重要だ」と述べた。

●北朝鮮、米空母派遣「侵略行為」 「火花散らせば核」
        共同 2017/4/17 13:14
 【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日の論評で、トランプ米政権が原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に向かわせたことについて「情勢を激化させる無謀な侵略行為だ」と改めて非難し、「米国がわが国の領域に一点の火花でも散らせば、即時に核の雷が降り注がれる」と威嚇した。

 論評は「米国はわれわれが恒常的な攻撃準備態勢にあることを忘れてはならない」と強調。「戦争熱に浮かれた頭を冷やして自粛しなければ、結果は残酷だろう」と警告した。

●【緊急速報】いよいよ米朝開戦か!? 本日、米空母「カールビンソン」が北朝鮮に到着・配備完了! 日本はサリン弾頭ミサイルに警戒せよ!
        TOCANA 2017.04.17
画像は、「newsline.com」より
 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる緊張が高まるなか、全長333メートル・艦載機約90機を擁する巨大原子力空母「カールビンソン」が、「17日本日配備され、展開した。対に米国はいつでもミサイルが撃てる状況を整えた」(政府関係者)という。カールビンソンは、現在世界でもトップクラスの戦力を誇リ、その威力は大都市を一夜で壊滅できるレベルだといわれている。

「現在、カール・ビンソンは目的地に到達し、軍事オプションに対応できる体制になっている。だがそれだけではない。空母『ロナルド・レーガン』も北に向かっており、近日中に到着する見込みだ。レーガンは、在韓外国人を救出する目的で配備されるとのことなので、このふたつがそろえば、アメリカは攻撃しながら救出するということが可能になる」(政府関係者、以下同)

 それではやはり、米国と北朝鮮の全面戦争が始まってしまうのか? 先日、トカナでは、日本の在日米軍基地がこの戦争に巻き込まれる可能性があると指摘したが、その危険は高まっているといえるのか?

「もちろん、政策意図が読めないトランプと、独裁者・金正恩の対決ですから、突然そうした緊急事態が起きる可能性もなくはないでしょう。しかし現実的に考えれば、アメリカは体勢だけ整えて何もせず、同様に北朝鮮も核実験をしない可能性が高いと思われます。理由は以下3点です。

・アメリカ=アメリカが北に宣戦布告すれば、韓国や日本に被害が及ぶ可能性が高いため、「核を開発している」という弱い大義名分のもと攻撃する可能性は低い。また、在韓外国人救出もできていないため、その状況で攻撃して人命が奪われることは避けるはず。

・北朝鮮=北は、5月の韓国大統領選に、親北派のムン・ジェイン氏が選出されて、北の傀儡政権を打ち立てることを望んでいる。しかし今戦争状態に発展し、やみくもに韓国国民の不安を煽れば、北に厳しいアン・チョルスが当選されやすくなる。よって、大統領選が終わるまでは北朝鮮は核実験を強行することはないと考えたほうが賢明でしょう。

・中国=中国は、仮に戦争が起きた場合に、自国に難民がなだれ込むことを防ぐためにも必死で北朝鮮を説得するでしょう。この効果は大きいはずです」

 現状、北朝鮮との融和路線をとるムン・ジェイン氏が大統領になる確率は、世論調査の結果、低いとみられているが?

「現在北朝鮮は複数の工作員を韓国に送り込み、ムン・ジェイン氏を当選させるべく動いています。まだわかりませんね」

 北朝鮮へといつでも正確なミサイルが撃てる段階になった「カールビンソン」。その脅威を感じながら、軍事演習を続ける北朝鮮はいずれ消耗していくとの見方もある。その時、追い詰められて「窮鼠猫を噛む」のたとえ通り、日本に向けてサリン搭載ミサイルを発射するなんてことがないといいが――。「なくはない」という政府関係者の話が実現しないことを祈るばかりだ。

●大都市を一夜で壊滅できる「世界最強」米空母カール・ビンソンの実力
        オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)」
『鍛冶俊樹』(軍事ジャーナリスト) 
 米国によるシリア攻撃の2日後の4月8日、米太平洋軍司令官のハリス提督は、原子力空母カール・ビンソンを中心とする艦隊、すなわち「第1空母打撃群」を北上して北朝鮮近海に航行するように命じた。中東で戦争が始まったのに米空母が北東アジアに向かう、この一見矛盾した行動に世界は驚いた。

 米軍が中東に集中すれば、その隙を狙って北朝鮮が軍事行動を過激化させる懸念に基づく米国の戦略的行動であるが、この行動は改めて世界の軍事専門家に問いを投げ掛けた。現代においても、航空母艦とはそれほど軍事的脅威となる存在なのか、と。

 この問いは、もっともであろう。シリア攻撃では巡航ミサイル「トマホーク」を米駆逐艦2隻から59発発射した。中東や中央アジアでの戦闘で活躍しているのは無人機である。もはや空母や戦闘機の時代ではないのではないか、との考えもある。

・・・・・(略)・・・
 カール・ビンソンは北朝鮮周辺に向かうと堂々と宣言して航行しているが、もし大戦初期に米空母がこんなことをしていたら、日本の航空戦力と潜水艦によって海の藻屑と化すことは間違いなかった。カール・ビンソンがなぜそうならないかといえば、周りを巡洋艦、駆逐艦、潜水艦で固めているからであり、北朝鮮のミサイル攻撃や魚雷攻撃をも撥(は)ね退ける能力を有しているからである。

 つまり、空母はいかに優秀でも1隻では、身を守ることはできない。したがって、「空母打撃群」という艦隊で行動することになる。空母の戦力投射能力とは、空母そのものの能力に加えて偵察衛星の情報収集力さらにはそれを伝達する通信網、艦載機や、その他の艦艇の性能を掛けあわせて得られるものであり、そのいずれかがゼロである場合、答えは「ゼロ」となるのである。

● 「米空母3隻が韓半島集結」はウソ…ニミッツは中東へ
      朝鮮日報 2017/04/18  22:25
 このところ韓国のインターネット上で流れている「4月戦争説」に関連し、その根拠とされていた「米国の空母3隻が韓半島(朝鮮半島)に向かっている」といううわさは事実ではないことが分かった。

 米国の軍事専門サイト「ディフェンスニュース」は17日(現地時間)、米太平洋司令部の関係者の言葉を引用し、空母3隻が数週間以内に韓半島周辺の海域に集結するという最近のニュースを同関係者が否定したと報じた。同サイトは「(空母)カール・ビンソンがシンガポール南側のインド洋でオーストラリア海軍と合同演習を実施している」とした上で、「カール・ビンソンがすでに韓半島の周辺海域に到着している」という報道が相次いでいることに複数の太平洋司令部関係者が驚いている、と伝えた。

 また、米国の海軍専門週刊誌「ネイビータイムズ」も同日「(韓半島に向かっているとされる空母)ニミッツは現在、今夏の配備に向けて最終段階の準備に入っている」と報じた。ニミッツはイージス巡洋艦1隻とイージス駆逐艦4隻と共に第11空母打撃群(CSG)を構成し、韓半島周辺ではなく中東方面に戦闘機などを載せて向かう予定だという。

 インターネットでは最近、南シナ海から韓国の東海(日本海)方面に北上している空母カール・ビンソンと、現在日本の横須賀で整備中の空母ロナルド・レーガンに加え、米国カリフォルニア周辺海域を拠点とする空母ニミッツも韓半島に向かっているという一部海外メディアの報道を受けて「4月戦争説」が流れていた。とりわけ今月14日には日本の時事通信が「カール・ビンソンのほかにニミッツも(第7艦隊の担当区域である西太平洋に向かって)航行中」と報じたことから不安がますます高まっていた。

●空母カール・ビンソン北上していなかった。大幅に遅れて朝鮮半島へ
        ハフィントンポスト 2017年04月19日 15時45分 Paige Lavender , Eline Gordts
 アメリカ政府当局は4月8日、アメリカの原子力空母「カール・ビンソン」を中心に編成した空母打撃群が北朝鮮付近の海域へ向かっていると説明していたが、実際は反対の方向へ向かっていたことがわかった。ニューヨークタイムズと軍事専門サイト「ディフェンス・ニュース」が報じた。

アメリカと北朝鮮の緊張が高まる中、アメリカ太平洋軍は4月8日「空母カール・ビンソン打撃群は本日シンガポールを出発し、西太平洋北部に向かう」と発表した。その時アメリカ当局はロイター通信に対し、朝鮮半島への空母派遣は金正恩政権に軍事力を誇示するものだと述べた。

その翌日、H・R・マクマスター補佐官(国家安全保障担当)は、「慎重に」軍事力を示すために空母をシンガポールから朝鮮半島に針路変更させたとFOXニュースに語った。

2017年4月15日、スンダ海峡を通過するアメリカの空母カール・ビンソン。US NAVY PHOTO BY MASS COMMUNICATION SPECIALIST 2ND CLASS SEAN M CASTELLANO/RELEASED
新しい針路を発表してからわずか数日後、ドナルド・トランプ大統領は4月12日、FOXニュースに「我々は非常に強力な艦隊を送り込んでいる。空母よりはるかに強力な潜水艦もある」と強調した。

「我々には世界最強の部隊がいる。そしてこう言おう。『彼は間違っている』」と、トランプ氏は金正恩・朝鮮労働党委員長について言及した。

しかしディフェンス・ニュースは18日、アメリカ海軍が公開した写真から空母は15日に朝鮮半島から3500マイル(5632km)離れたインドネシアのスンダ海峡を通過していたと指摘。空母が朝鮮半島に向かっているとアメリカ当局が発表していた頃、実際には北朝鮮から遠ざかっていたと、ニューヨークタイムズが18日に確認した。

その後空母は針路変更したが、当初の予定よりも大幅に遅れて到着する見込みだ。

CNNのジム・アコスタ氏は、ある政府関係者が通信の行き違いによる混乱を批判したとツイートした。ホワイトハウスはコメントの求めに対し、すぐには応じなかった。

政府関係者が日本海に向かっていると発言した原子力空母カール・ビンソンの所在地に関する通信の混乱を、政府高官が批判した

北朝鮮は核開発計画を加速させており、アメリカに核弾頭を発射できるミサイルの開発を目指しているとみられる。トランプ大統領は北朝鮮問題を「解決」すると断言しているが、この脅威に対抗する選択肢は限られている。

北朝鮮政府は、日本の安倍晋三首相がアメリカを訪問していた3月にミサイルを発射し、中国の習近平国家主席のアメリカ訪問に先駆け、4月4日に再びミサイルを発射した。4月のミサイル発射を受け、レックス・ティラーソン国務長官は「アメリカは北朝鮮について十分語ってきた。これ以上発言することはない」とコメントしている。

北朝鮮の建国者、金日成氏の生誕105周年にあたる4月15日、緊張はさらに高まった。専門家は、北朝鮮がミサイル実験を行う可能性があると警告した。その時の人工衛星による画像は、北朝鮮が大規模な軍事パレードと共に6回目の核実験を行う準備を進めていることを示唆していた。

北朝鮮は16日にミサイルを発射したが、ミサイルは発射とほぼ同時に爆発し、失敗に終わった。

この実験を受け、マイク・ペンス副大統領は、トランプ大統領は北朝鮮に対してこれまでの政権以上に積極的な姿勢で臨む構えだと述べた。

「戦略的な忍耐を保っていくという誤った方針は見直すことになる。北朝鮮に対して外交的、経済的により一層圧力をかけていく。我々の願いは、この問題を平和的に解決することだ」と、ペンス氏はCNNに語った。

●米空母、朝鮮半島向かわずインド洋に移動 連絡ミスか
    CNN 2017.04.19 10:08
米空母カール・ビンソンを主軸とする打撃群がインド洋に向かっていたことが明らかに
(CNN) 北朝鮮による挑発行為への対抗措置として、シンガポールから朝鮮半島近海へ派遣されたはずの米原子力空母カール・ビンソンが、実際は逆方向にあるインド洋での演習に向かっていたことが19日までに分かった。

米国のある政権高官は、国防総省とホワイトハウスの間に連絡ミスがあったとの見方を示している。
米太平洋軍司令部は今月8日、カール・ビンソンを中心に編成する打撃群がシンガポールを出港し、西太平洋へ移動すると発表した。米軍当局者はCNNに、北朝鮮の牽制(けんせい)が目的だと語っていた。

これを受け、トランプ米大統領はテレビ局とのインタビューで「艦隊を送り込んでいる。とても強力だ」と語った。数人の側近らも空母派遣に言及した。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は空母配備を「無謀な侵略行為にほかならない」と非難していた。
しかし太平洋軍司令部の発表直後、複数の米当局者がCNNに、打撃群はまずオーストラリア海軍との軍事演習を予定通りに済ませる予定だと語った。一方、マティス国防長官は先週の記者会見で、演習は中止されたと発言。国防当局者らがこれを打ち消し、中止されたのはオーストラリアへの寄港だと修正するなど、情報が交錯していた。

複数の国防当局者がCNNに語ったところによると、打撃群は今月末までに朝鮮半島近海に到着する見通しだという。
今回派遣された打撃群は、戦闘機を60機あまり搭載できるカール・ビンソンをはじめ、ミサイル駆逐艦の「ウェイン・E・マイヤー」と「マイケル・マーフィー」、ミサイル巡洋艦「レイク・シャンプレイン」などで構成されている。

一方、北朝鮮は米海軍が朝鮮半島周辺に空母を派遣したことに反発。シリアの空軍基地に対してミサイル攻撃を行ったことなども踏まえ、米国が「危険な状況」をつくり出しており、「世界の平和と安定に重大な脅威を及ぼしている」「朝鮮半島情勢を戦争の瀬戸際まで追い込んでいる」などと非難している。


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