ここのところ、畑や家周りの仕事とともに、ミツバチの分蜂のタイミングを見逃さないよう確認することがお仕事。なぜなら、ハチの群にどこかへ逃亡されたらつまらないから。そんなことで空を見ることも少なくない。
だから・・・今日は宇宙の断片を見てみた。先日のニュース、土星の環を無人探査機が通過したという話。
時事通信によれば、経過は次。
≪土星の「輪くぐり」成功=探査機カッシーニ/1997年に打ち上げられたカッシーニは、2004年に土星に到着。05年には子探査機「ホイヘンス」を衛星タイタンに着陸させるなど数々の成果を挙げた。打ち上げから20年がたち、燃料が尽きることから、今年9月に土星に突入させることを決定。最後の任務の一つとして、土星と土星の輪との間を通る≫
共同通信によれば、状況は次。
≪探査機、土星の“輪くぐり”成功 NASAのカッシーニ/土星の輪の内側に向かう無人探査機カッシーニの想像図/米航空宇宙局(NASA)は27日、無人探査機カッシーニが土星と土星の輪の間を通り抜けて飛行するのに初めて成功したと発表≫
エキサイトニュースによれば、今後どうなるかについては次。
≪20年間の最終ミッション/NASA/ESAはカッシーニが搭載するパラボラアンテナをシールド代わりにすることで輪の粒子の衝突からカッシーニを守ることを思いつき、土星の輪の内側を通過した初回の"ダイブ"をみごとに成功。神秘的な写真や、土星の大気に関する貴重なデータが続々と地球へ届けられている。故障などがなければカッシーニの"ダイブ"はあと21回。次回は5月2日。最後は9月15日、土星大気圏に突入して本当のグランドフィナーレ≫
他に次を記録した。
●土星探査機「カッシーニ」初めて輪の内側に/NHK 4月27日 6時52分
●米探査機カッシーニが土星の輪くぐる 最後の任務/マイナビニュース 4/28
●米探査機 土星の輪くぐった 大気に最接近/毎日 4月28日
なお、今朝の気温は7度で、快適にノルディックウォークしてきた。
また、管理者のgooブログから通知された昨日4月28日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数3.215 訪問者数1,261」だった。
●人気ブログランキング = 今、1位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
★パソコンは こちらをクリックしてください →→ ←←このワン・クリックだけで10点
●探査機、土星の“輪くぐり”成功 NASAのカッシーニ
共同 2017/4/27 21:33
土星の輪の内側に向かう無人探査機カッシーニの想像図(NASA提供・共同)
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は27日、無人探査機カッシーニが土星と土星の輪の間を通り抜けて飛行するのに初めて成功したと発表した。
カッシーニは2004年に土星を回る軌道に入って観測を続けてきたが、今回は濃いガス状大気の上層からこれまでで最も近い3千キロの距離を通過した。さらに輪をくぐる軌道を回って観測を続け、今年9月に大気に突入して燃え尽き、任務を終える。
NASAは輪の通過時に撮影した土星の大気の画像を公開。大きな目のような渦状の模様が捉えられている。
●土星探査機「カッシーニ」初めて輪の内側に
NHK 4月27日 6時52分
20年前に打ち上げられ、土星の輪の鮮明な映像を撮影するなど数々の成果を上げてきた探査機、「カッシーニ」がことし9月の引退を前に、26日、初めて輪の内側に入り、土星にこれまでで最も近づいて観測する、最後の任務が始まりました。
「カッシーニ」は、NASA=アメリカ航空宇宙局などによって開発され、1997年に打ち上げられた土星探査機で、土星の輪の鮮明な映像を撮影したほか、衛星の1つで水蒸気が噴き出す様子を初めて観測するなど数々の成果を上げてきました。
カッシーニは、まもなく燃料がなくなることから引退が決まり、最後の任務として、土星にこれまでで最も近づいて観測するために初めて、土星の輪の内側に入ることになりました。
NASAによりますと、カッシーニは、衛星の重力を利用して進む方向を変え、日本時間の26日午後5時以降、土星の表面と、最も内側の輪の間に入ったということです。
輪の内側はちりが高速で飛び交い、機器が破損するおそれがあることからカッシーニはアンテナを進行方向に向けて盾のようにして飛行しています。
このため、一時的に地球との交信ができなくなっていますが、日本時間の27日午後には最新の映像が送られてくる予定です。
カッシーニは、輪の内側に22回入って観測したあと、9月15日には土星の大気圏に突入して燃え尽き、20年に及ぶ任務を終えます。
NASAの担当者は、「これまでにない発見ができることを期待している」と話していました。
カッシーニ最後の任務
NASAは、今回のカッシーニの任務を20年間にわたる最後の任務として「グランド・フィナーレ」=「壮大なフィナーレ」と名付けています。
最後の任務では、土星最大の衛星、タイタンの重力を利用して、土星の周りを6日半かけて大きく回る、だ円形の軌道に修正します。
新しい軌道では、土星の表面と最も内側にある輪の間に入って、表面からおよそ3000キロとこれまでで最も近くから観測する予定です。
輪の内側を飛行する際、カッシーニは、高速で飛び交うチリから装置を守るため、アンテナを進行方向に向けて盾のようにしながら、時速12万キロメートルを超えるスピードで通過します。
そして、巨大な台風やオーロラなどを観測するほか、長年、謎とされてきた輪の質量や土星の一日の周期の長さなどを明らかにしたいとしています。
また、実際に、土星の大気圏に近づいて大気のサンプルも採取し、大気の状態についても調べる予定です。カッシーニは、土星の輪の内側に合わせて22回入る計画で、その後、ことし9月15日に土星の大気圏に突入して燃え尽き20年に及ぶ任務を終えることにしています。
カッシーニの成果
NASAとヨーロッパ宇宙機関が開発したカッシーニは、1997年10月、アメリカ南部フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地から打ち上げられ、2000年に木星の近くを通りすぎた後、2004年に土星を回る軌道に入りました。
そして、土星の輪の精細な映像や、巨大な台風が起きている様子、それに、ジェット気流が土星の北極上空から見て、六角形を描くように循環している様子を初めて撮影しました。
また、土星の衛星についても、存在が知られていなかった小さな衛星を複数、発見したほか2005年には、最大の衛星タイタンの地表に小型の探査機を投入することに成功しました。
そして、タイタンに液体の状態のメタンの海が広がっていることを明らかにし、地球以外の天体で初めて、液体の存在を確認しました。
さらに、氷に覆われた直径およそ500キロメートルの衛星、エンケラドスでは、地下に海が広がっているとみられることを突き止めたうえ、海底にある地表の割れ目から上空に向かって水蒸気が噴き出していることを観測しました。
エンケラドスの海底では、温度の高い水が湧き出していると考えられ、微生物などの生命を育むことができる環境が存在する可能性が指摘されています。
●米探査機カッシーニが土星の輪くぐる 最後の任務
マイナビニュース 2017/04/28
米国の大型土星探査機カッシーニが土星の輪をくぐり抜けて大気の画像を撮影することに成功した、と米航空宇宙局(NASA)が27日発表した。
NASAによると、カッシーニは土星の大気から約3,000キロ離れた場所を通過、氷やちりでできているとされる輪に約300キロまで接近しながらくぐり抜けた。公表された画像は、カッシーニが土星の輪を通過する際に捉えた大気で、渦状になっている。NASAはカッシーニが捉えた土星の輪のかなた遠く14億キロも離れた地球の画像を21日に公表している。
カッシーニは高さ約7メートル、幅約4メートル、重さ約6トンの大型土星探査機で、1997年10月15日に米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。金星や地球、木星上空でスイングバイを繰り返して2004年6月に土星上空に到達。土星の新たな衛星を発見したほか、古くから知られる衛星タイタンに小探査機を着陸させてタイタンには地球のように川や海があることを明らかにした。
●米探査機 土星の輪くぐった 大気に最接近
毎日 2017年4月28日
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は27日、無人探査機カッシーニが土星と土星の輪の間を通り抜けて飛行するのに初めて成功したと発表した。カッシーニは2004年に土星を回る軌道に入って観測を続けてきたが、今回は土星の濃い大気の上層からこれまでで最も近い3000キロの距離を通過した。
●土星の「輪くぐり」成功=探査機カッシーニ-NASA
時事 2017/04/28-16:19
米航空宇宙局(NASA)は28日までに、土星探査機「カッシーニ」が土星の輪の内側を通り抜けることに成功したと発表した。カッシーニは土星の大気上層から約3000キロまで接近し、大気が渦を巻く様子などを撮影した。
1997年に打ち上げられたカッシーニは、2004年に土星に到着。05年には子探査機「ホイヘンス」を衛星タイタンに着陸させるなど数々の成果を挙げた。打ち上げから20年がたち、燃料が尽きることから、NASAは今年9月に土星に突入させることを決定。最後の任務の一つとして、土星と土星の輪との間を通る軌道を22周し、これまでにない近距離から土星の大気や輪の構造などを観測する。
土星の輪は氷の粒でできており、高速で飛行する機体に衝突すれば、探査機が損傷する恐れもある。カッシーニはアンテナを進行方向に向け「盾」のように使い、機体を防護した。
●探査機カッシーニが土星とリングの間を初通過。大気や輪のデータ採取。20年間の最終ミッション
エキサイトニュース 2017年4月28日 05時30分 「Grand Finale」 Engadget 日本版
NASA/ESAの土星探査機カッシーニが、20年におよぶ活動の最終ミッション「Grand Finale」を開始しました。このミッションでは土星本体とその輪の間へと飛び込み、史上もっとも近くから土星や輪の内部を観測します。初回の"ダイブ"は4月26日に行われ、通信が回復した27日には土星の輪の内側からの写真も届きました。
最長で9月15日までを予定しているGrand Finaleミッションでは、22回にわたって土星の輪の内側を通過する予定。「最長で」と書いたのは、土星に接近するあまり、その重力に引き寄せられて大気圏に落下してしまったり、土星の輪の粒子がカッシーニの機器を破壊してしまう可能性があるため。
NASA/ESAはカッシーニが搭載するパラボラアンテナをシールド代わりにすることで輪の粒子の衝突からカッシーニを守ることを思いつき、土星の輪の内側約200マイル(約322km)、土星本体の雲からは1900マイル(約3060km)の位置を時速12万kmで通過した初回の"ダイブ"をみごとに成功させました。
アンテナをシールドとして使ったために、ダイブの間は地球との通信が途絶してしまったわけですが、通信回復後はこれまでになく神秘的な写真や、土星の大気に関する貴重なデータが続々と地球へ届けられています。
カッシーニの"ダイブ"はあと21回。故障などがなければ、その間に可能な限りのデータを収集する予定です。次回は5月2日。そして最後は9月15日、土星大気圏に突入して本当のグランドフィナーレをむかえます。
| Trackback ( )
|
 |
|
|
|
|