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てらまち・ねっと



 関電の原発疑惑、先日は町や県との不正のかかわりを見た。今朝は、会社のことをみて次を記録。
 明日は、このことの事件性などについて見ようかと思う。
 
●金品受領、14年以降急増=高浜再稼働めぐり混乱-地元対策で接触か・関電/時事 2019/10/8
●原発関連工事で売上6倍超に急増 元助役に3億円提供の建設会社/共同 9/28
●関電「癒着」進んだ原子力事業本部 福井移転後にエスカレート/産経 9.30

●関電 元助役に資金提供の会社に15億円の工事を発注/ABCテレビ 9/30
●元助役、関電子会社の顧問 30年以上にわたり報酬も受領/産経 10/1

●関電→高浜、10年間で35億円 元助役の在任時に集中/朝日 10/20
●多額の原発マネー 元助役の関係企業に集中する形に 関電問題/NHK 10月23日

●「関西電力」解明難しい金品授受の闇―巨額過ぎてだれも全貌わからぬ原発マネー/j-cast 10/24
●関電、役員の中元・歳暮受け取りを禁止/日経 10/29

 なお、今朝の気温は9度。ウォーキングは快適。昨日10月30日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,269む 訪問者数1,409」。

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●金品受領、14年以降急増=高浜再稼働めぐり混乱-地元対策で接触か・関電
        時事 10/8
 関西電力幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から多額の金品を受け取った問題で、八木誠会長、岩根茂樹社長ら6人が受領した現金や商品券、金貨などの総額が、2014年ごろから急増していたことが7日、関電の調査報告書で分かった。
 
 東日本大震災後の12年は計350万円だったが、14年は3400万円、15年は約5100万円に増加。17年には現金を中心に5人が計1億円相当の金品を受領していた。

 この時期は、震災後に運転停止した関電高浜原発(高浜町)の再稼働を差し止める司法判断が出るなど、地元対策の重要性が高まっていた。「立地町の有力者」(報告書)である森山氏と関電側との接触が増えた可能性もある。

 高浜原発は1974年に1号機が運転開始。以降85年までに4基が稼働したが、東日本大震災後に全て停止した。関電は、原発に代わる火力発電の燃料費がかさみ、12年度から4年連続で大幅な経常赤字に陥った。

 原発再稼働が最大の経営課題となる中、15年12月に福井地裁が再稼働を認める決定を出し、関電は翌年1月に3号機を再稼働させた。翌月には4号機も稼働させたが、直後に原子炉が緊急停止。さらに3月、大津地裁が再稼働禁止の仮処分を命じたため、再び全基停止の状態になった。

 17年3月に大阪高裁で決定が覆り、5~6月に3、4号機は再び稼働。関電はこの間、国との調整に加え、不信感を強める地元への対応や自治体への説明などに奔走した。

 関電の八木誠会長は2日の会見で、震災以降金品受領が増えているとの認識を示した上で、「国の規制による安全対策工事が増えたことが背景にある」と述べていた。 

●原発関連工事で売上6倍超に急増 元助役に3億円提供の建設会社
     共同 9/28(土) 6:20
 関西電力の八木誠会長(69)らが関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から金品を受領していた問題で、森山氏に約3億円を提供した地元の建設会社は、原発関連工事の受注により、売上高を急増させ、2013年8月期から5年間に少なくとも約6倍伸ばしたことが28日、取材で分かった。

 経済産業省は27日、電気事業法に基づいて関電に対し類似事案の有無について報告を命じた。公益事業を担う大手電力会社が起こした今回の事案を問題視し、徹底調査などを求めており、関電側の対応が注目される。

●関電「癒着」進んだ原子力事業本部 福井移転後にエスカレート
         産経 2019.9.30
 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受領していた問題で、関電の原子力事業本部が平成17年7月に大阪市の本店から同県に移転して以降、金品授受がエスカレートしたことが30日、関係者の話で分かった。関電は運用する全ての原子力発電所が立地する同県に事業本部を移転することで、地元との信頼関係を深めようとしたが、結果的に癒着が進んでいった。

 福井移転直後の18年6月に原子力事業本部長代理に就任した八木誠会長(69)は「着任して元助役を紹介され、金品を渡されるようになった」と証言。別の幹部は「上の者は接触せざるを得ない。移転は大きな影響があっただろう」とみる。

 移転前の事情を知る関電関係者も、金品受領は移転後の原子力本部に集中しているとの見方を示す。

 関電では16年8月に美浜原発(福井県美浜町)3号機で11人が死傷する蒸気漏れ事故が起こり、高浜原発(同県高浜町)、大飯原発(同県おおい町)を含む同社の全原発が停止。県に再稼働の条件として地域対応の強化を求められ、原子力事業本部を移転した。

 ただ、関電の内部調査で受領が判明した20人のうち、複数人が移転後の原子力事業本部長や本部長代理の経験者であることが判明。移転後に元助役が関電側と接触する機会が増えたとみられる。元助役は地元建設会社の役員などを務めており、関電側が「過度に影響力を恐れた。金品を返そうと思ったが、激高されて返せなかった」(八木会長)ことから、さらに関係が深まった可能性がある。

●関電 元助役に資金提供の会社に15億円の工事を発注
     ABCテレビ 9/30
関西電力の幹部らに3億円以上の金品が渡っていた問題で、金品を渡した地元有力者の資金源だった建設会社が関電から3年間で少なくとも15億円の工事を直接、受注していたことが分かりました。

 関電は27日、役員ら20人が高浜原発の地元の森山栄治元助役から3億2000万円相当の金品を受け取っていたと発表しました。森山元助役は福井県高浜町の建設会社「吉田開発」から多額の裏金を受け取っていたことが分かっています。民間の調査会社によりますと、吉田開発は過去3年間で少なくとも15億円の原発関連の工事を関電から受注していました。

 吉田開発の社員:「(社長から社員らに)特に説明はないです。マスコミの報道を見て、こちらもびっくりしている状態」
 一方、関電の八木誠会長はANNの取材に対し、「東日本大震災以降、原発の安全対策工事が増えた結果で、便宜は図っていない」としています。また、関電は来月2日に再び会見を開くと発表しました。

●元助役、関電子会社の顧問 30年以上にわたり報酬も受領
           産経 10/1
関西電力の役員らが高浜原発のある福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、関電の全額出資子会社「関電プラント」(大阪市)が30年以上にわたって森山氏と非常勤顧問の契約をし、報酬を支払っていたことが1日、分かった。また同社は森山氏と関係の深い高浜町内の建設会社に、少なくとも1億5千万円の工事を発注していた。

 元助役は利益が相反する発注者、受注者の双方と親密な関係にあったうえで、関電役員らに金品を渡していたことになる。

 関電プラントの担当者は取材に対し、昭和62年頃から昨年12月まで森山氏と非常勤顧問の契約を結んでいたとし、「高浜町の状況を知るために、現地有識者としてアドバイスをもらっていた」と説明した。森山氏が関電プラント本社を訪れることはなく、同社幹部が高浜町を訪ねた際などに面会し、意見を聞いていたという。

 顧問の報酬額は明らかにせず、「常識的な範囲」で支払っていたとだけ説明した。

 一方、元助役が地元の建設会社と関係が深かったことは「認識がなかったと思う」(担当者)とし、工事契約などで便宜を図ったことはないとの見方を示した。

 昨年12月に顧問契約が終了したのは、森山氏の体調が悪化したためという。森山氏は今年3月に死去した。

 関電プラントは原子力発電所の発電設備の点検や修繕、火力発電所の設備建設などを担う、関電の主要子会社の一つ。従業員約1400人、平成31年3月期の売上高は530億円。会長は関電役員出身者が就き、関電の八木誠会長が監査役を務めていた。

●関電→高浜、10年間で35億円 元助役の在任時に集中
  朝日 10/20 12:00
 関西電力が高浜原発のある福井県高浜町に寄付していた少なくとも約44億円のうち、関電役員らに金品を提供したとされる森山栄治氏(故人)が助役在任中の10年間に、8割にあたる35億円超が集中していた。当時の町幹部によると森山氏は関電との窓口役だった。「原発マネー」が寄付金として町に投じられ、高浜3、4号機が増設される過程で、森山氏が影響力を高めた実態が浮かび上がる。

 朝日新聞は1970年度以降の町決算書を調べ、町関係者に取材した。寄付は元々電気料金だが、電源三法交付金とは異なり法律に基づかない。こうした過去の不透明な現金の流れも、関電の金品受領問題の第三者による調査委員会で検証される可能性がある。

 電力会社による巨額寄付は各地の原発立地自治体で確認されている。高浜町についても朝日新聞は2013年8月に40億円を超える寄付について報じている。

 森山氏は77~87年に町助役を務めた。この間に町は電源三法に基づく交付金約72億7千万円を得る一方、関電から寄付金約35億8千万円を得ていた。70~09年度に少なくとも計約44億円を寄付しているが、森山氏の助役在任中が8割を占める。

 関電は高浜町に過去計17回寄付し、うち9回が森山氏が助役在任中だった。町の決算書では歳入の名目が「寄付金」のほか「雑入」もあった。6回は関西電力による寄付と記され、3回は寄付者が記されていない「匿名寄付」だった。朝日新聞の取材に、町幹部が関電からの寄付と認めた。

●多額の原発マネー 元助役の関係企業に集中する形に 関電問題
       NHK 2019年10月23日 19時04分
・・・(略)・・・NHKの取材に応じた複数の地元業者は「元助役を通さなければ関西電力の仕事はもらえない仕組みになっていて震災後は安全対策工事が増え元助役の影響力はより強くなっていた」と証言しています。・・・(略)・・・
原発マネー どのように流れたか
新証言1:地元業者は
新証言2:関電の元幹部は
新証言3:地元の県議は
関電 岩根社長「再稼働に重大影響」
第三者委員会 調査のポイント

●「関西電力」解明難しい金品授受の闇―巨額過ぎてだれも全貌わからぬ原発マネー
           j-cast 2019/10/24
・・・(略)・・・事故のたびに増加していく地元対策費・・・(略)・・・
「死人に口なし」元助役にすべておっ被せてウヤムヤ・・・(略)・・・

●関電、役員の中元・歳暮受け取りを禁止
        日経 2019/10/29 16:2
 関西電力は、役員が取引先などから中元や歳暮、昇進祝いを全て受け取らないと決めた。29日までに岩根茂樹社長が役員に通知した。同社役員らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していた問題を受け、第三者委員会の調査が今後本格化する。その報告が出る前からできる対応策として実施する。


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