-あんこ猫が出会う伊豆大島の笑顔-
寒冷前線の通過で天気は急速に下り坂。北からの風が冷たい。
一枚も笑顔の写真が撮れなくて、うろついてた夕方の弘法浜。
インドから来た家族連れに声をかけた。っていうか、声をかけられた。
「大島でベストビーチは何処?」
一応、西側の砂浜はサンセットがきれいで人気だけど、今日は曇り空だから・・・。
そんな説明をへたくそな英語でしてたのだけど、彼らが期待するビーチってひょっとしたら、そんなんじゃないかも。。
白い砂浜にパラソルが林立して、デッキチェアーにはビキニの女性たち。
海の家では一日中、レゲエミュージックがとぎれることなく、ラムのカクテルなんかが売られてる。
イスラム教を恐れずに言えば、おおよそ、外国の人々が期待するビーチってそんなところだろう。
・・・この日の黒砂の浜は、風が強いこともあって、インドの数家族の観光客以外は、あんこ猫の写真を撮ってる怪しげな中年男(つまり、ぼく)の一人だけ。
それも、いい歳こいて、フィギュア(あんこ猫)の写真なんぞを執拗に撮っている。
インドの奥さんの顔には、ありありと失望の色が。。。
自 然公園が97%の大島。だから、レゲエミュージックを響かせる海の家なぞ不似合いというのかもしれない。だけど、大島がかつてのバリ島のように、ベトナム 戦争の閉塞感から逃れるピッピーたちの天国となってたように、スピリチュアルなものと西洋文明と、自然と人工物との共存が、国際リゾートになるために必要 なんじゃまいか。。
・・・とか思ってたけど。。
翌日の帰りのジェット船で、竹芝桟橋に到着した船から降りようとしたときに、偶然、彼らと再会した。
Did you enjoy? - Yes
とにっこり。満面の笑みの彼女。。
やぱ、癒しの大島。すげえや。。
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