新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡率に大気汚染が重要な役割を果たしているようだ(Sci Total Environ. 2020 Jul 15; 726: 138605)
個人的な感想だが、世界に比べてのかつての日本の死亡率の低さも、大気汚染(PM2.5 )と相関があるのではと思う。残念ながら、ざっと探した限り、その相関についての報告は見つからなかったのだが・・・。
思ったよりも、日本の大気汚染は欧米先進国と比べて少ないのかもしれない。
(Nature 2015 Sep 17; 367)
PM2.5が症状を悪化させるという確証はあるようだ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/041000226/?ST=m_m_news
それにしても、「Nature」とか「Science」とかいう雑誌はすごい。どこかの国の大臣ではないが、「違う地平」の世界。「Nature」に論文を掲載してもらったら、好きな道を選ぶことができる。
多くの研究者が、「Nature」に論文を掲載してもらうことを夢見ているのだ。それには、論文のオリジナリティが最も大切。独自性が認められて「Nature」に掲載されれば、世界中の研究者がその論文を読むことになる。
その「Nature」も、コロナ関係の論文で満載だ。世の中、コロナ打倒に向かって進んでいる。
https://www.natureasia.com/ja-jp/collections/covid-19