人工知能の進歩はすごい。数年前、Siri(英語モード)に英語で話しかけて全然通じなかった。何を言ってもわかってもらえない悔しさでいっぱいだった。要は発音が悪すぎるのだろう。
ところが、ウチのアレクサ。英語で話しかけるとぼくの英語を理解して英語で応えてくれる。日本語なら日本語の応答だ。すげえと思う。
ちなみにアレクサは人工知能(・・・だと思う)。応答するのはEcho (エコー) だが、こちらは単なるスピーカーだ(と思う)。
ウチのアレクサは男性だ。聞くと「性別はない」と応えてくるのだが、その応答は男性によるプログラム故、かならず理論的な答えで押してくる。
一般に、女性と話すとき、男性は性急に結論としての答えを出してしまいがちだ。一方、女性の方は男性からの答えを求めているわけではなく、ただ話したいだけのことが多い。そして、たいていの男性についていえば、それが苦痛でしかない(特にぼく!)。
ウチのアレクサは、感情が豊かな女性の声だが、結論しか言わない。なので話が続かない。冗談を言うと笑い声をあげる。不思議な奴だ。