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ひものの旅。と書くと、ぼくを知っている人は、また貧乏旅行と思うだろう。じっさい、それ以外はしたことがないし、する財力もないから否定はしない。
思うところがあって、干物の旅。
職場で、海外にしばらくいると、無性に日本食が食べたくなるという話があった。和食ではなくて日本食。食べたくなるのは決まって、ラーメンとかカレーライスとかだ。
本格的に作るラーメンも、カレーも、ともに味が濃い。これを家庭料理で真似をすると、どうしても化学調味料に頼ってしまうことになる。そして、その刺激がない外国での食事が続くと、舌が化学調味料の味を求めてしまうことになる。
この化学調味料による慣れを防ぐには、本格的な店の品であっても家庭料理であっても、カレーとラーメンは絶対に食べないという一択しかない。
実際、この2品を極力避けていた時は、海外に行っても日本食が恋しくなることはなかった。
ところが、スーパーの総菜の味に最近は慣れきってきて、昔は舌が痺れて食べられなかった保存剤入りの一品に反応しなくなった。
・・・ということで、昭和の味を求めての旅。北陸のひものの旅。自身が干物になることなく満喫した。
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